コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

岡山学芸館清秀中学校・岡山学芸館高等学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
岡山学芸館中学校から転送)
岡山学芸館清秀中学校
岡山学芸館高等学校
地図北緯34度39分35秒 東経134度1分55秒 / 北緯34.65972度 東経134.03194度 / 34.65972; 134.03194座標: 北緯34度39分35秒 東経134度1分55秒 / 北緯34.65972度 東経134.03194度 / 34.65972; 134.03194
過去の名称 岡山県西大寺女子高等学校
金山学園高等学校
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人森教育学園
設立年月日 1960年
創立者 森嘉吉
共学・別学 男女共学
中高一貫教育 併設型(外部混合無)
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
英語科
学科内専門コース 普通科清秀高等部(2013年開設)
普通科スーパーVコース
普通科特別進学コース
普通科進学コース
普通科医進コース(2010年開設)
学期 3学期制
学校コード C133310000052 ウィキデータを編集(中学校)
D133310000130 ウィキデータを編集(高等学校)
高校コード 33514C
中学校コード 330230[1]
所在地 704-8502
岡山県岡山市東区西大寺上一丁目11番19号
外部リンク 清秀中学校・高等部公式サイト
高等学校公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
テンプレートを表示
岡山学芸館清秀中学校・岡山学芸館高等学校の位置(岡山県内)
岡山学芸館清秀中学校・岡山学芸館高等学校

岡山学芸館清秀中学校(おかやまがくげいかんせいしゅうちゅうがっこう)・岡山学芸館高等学校(おかやまがくげいかんこうとうがっこう)は、岡山県岡山市東区西大寺上に所在し、中高一貫教育を提供する私立中学校高等学校である。高等学校においては、清秀中学校から入学した生徒は普通科清秀高等部(清秀中学校に在籍していた生徒のみ清秀高等部へ入ることができる)に所属する併設型中高一貫校でもある[2]。学校法人森教育学園が運営しており、通称は「学芸(がくげい)」、「学芸館(がくげいかん)」。旧・金山学園高等学校(かなやまがくえんこうとうがっこう)とも呼ばれる。

概観

[編集]

1960年昭和35年)に設置・開学。普通科の他、全国の私立学校としては初めて設置された英語科がある。また同科の生徒は全員が最低1年の海外留学を行う。2004年文部科学省スーパーイングリッシュランゲージハイスクール(SELHi)指定校,2015年スーパーグローバルハイスクール(SGH)認定。

近年では部活動にも注力しており、硬式野球部が2001年春(第73回)に出場したことを皮切りに、バスケットボール部、サッカー部、吹奏楽部などが全国大会に出場している。2015年夏(第97回)にも出場し、春夏合わせて3度目の甲子園出場となった2019年夏(第101回)には甲子園初勝利を挙げた[3]2023年にはサッカー部が第101回全国高等学校サッカー選手権大会において、初優勝をした。これは岡山県勢においても初の優勝である。

生徒指導において「ゼロ・トレランス方式」をいち早く導入している。なお、生徒の携帯電話を持ち込み可とし、学校連絡にも電子メールを活用している。

学園の信条

[編集]

学校創立者の森嘉吉が情誼、知性と教養、礼儀の重視、個性の伸長、郷土愛 愛国などの内容からなる建学の精神6カ条を記し、今日まで「学園の信条」として継承されている。

教育目標

[編集]

教育目標として高い倫理観の育成、社会規範の遵守、個人主義意識と社会・国家意識を両立した教育、英語教育・海外交流の重視、思想・歴史・文化を重視した教養教育、国語教育の充実、文武両道の教育などを掲げている。

沿革

[編集]

年表

[編集]
  • 1960年4月 - 岡山県西大寺女子高等学校(学校法人金山学園)として開校。
  • 1966年1月 - 金山学園高等学校に改称。
  • 1966年4月 - 衛生看護科と英語科を新設。
  • 1983年4月 - 食物調理科新設。
  • 1994年4月 - 岡山学芸館高等学校(学校法人森教育学園)に改称。
  • 2004年4月 - 文部科学省からスーパーイングリッシュランゲージハイスクールに指定(2006年度までの3年間)。
  • 2010年4月 - 岡山学芸館清秀中学校が開校。
  • 2011年3月 - 食物調理科閉科
  • 2013年4月 - 岡山学芸館高等学校に普通科清秀高等部(中高一貫部)を開設。

基礎データ

[編集]

所在地

[編集]
  • 岡山県岡山市東区西大寺上一丁目11番19号

交通アクセス

[編集]

設置形態

[編集]
  • 中学校
  • 高等学校
    • 普通科
      • 清秀高等部(中高一貫部、2013年度より新設)
      • スーパーVコース
      • 特別進学コース
      • 進学コース
      • 医進サイエンスコース(2010年度より新設)
    • 英語科

部活動

[編集]

「★」印は強化指定部。

体育会

著名な卒業生

[編集]

サッカー

[編集]

野球

[編集]

格闘技

[編集]

その他スポーツ

[編集]

芸能

[編集]

不祥事

[編集]

岡山学芸館高校の男子バスケットボール部の顧問を務めていた50代の男性教諭が2002年の赴任時より部員に対して、「殺してやろうか」「死んでもらう」「ばか」と言った暴言を浴びせた他、部に所属している息子の髪の毛を掴んで引っ張ったり、部員に平手打ちなどの体罰を繰り返し行っていた。2013年には謹慎処分を受けるが、その後も改善が殆ど見られず2021年8月には保護者からの苦情を端緒として教頭が「懲戒解雇に相当する」と判断し、この当該教諭は同月付で依願退職した。岡山学芸館高校は「生徒や保護者に申し訳ない。体罰は絶対にあってはならないことで、今後、全職員に研修を行うなど再発防止に努める」としている[4]

脚注及び参照

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]