岡田吉弘 (政治家)
岡田 吉弘 おかだ よしひろ | |
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内閣府地方創生推進室より公表された肖像 | |
生年月日 | 1985年6月11日(39歳) |
出生地 | 日本 広島県三原市 |
出身校 | 京都大学工学部 |
前職 |
日東電工従業員 一般社団法人RoFReC代表理事 |
現職 | 三原市長 |
所属政党 | 無所属 |
第5 - 6代三原市長 | |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 2020年8月9日 - 現職 |
岡田 吉弘(おかだ よしひろ、1985年〈昭和60年〉6月11日[1] - )は、日本の政治家。広島県三原市長(2期)。
来歴
[編集]広島県三原市出身。広島大学附属三原小学校・中学校および広島大学附属福山高等学校を経て2008年京都大学工学部工業化学科を卒業し、2011年に京都大学大学院工学研究科修士課程修了。
2011年4月、日東電工入社。2014年4月、松下政経塾入塾。2018年4月、一般社団法人RoFReC設立[2]。
市長選
[編集]2020年3月30日、前年の参院選広島県選挙区をめぐり、三原市長の天満祥典が衆議院議員の河井克行から現金を受け取っていたことが報じられた[3]。天満は金銭の授受を否定し続けていたが、6月25日、計150万円を受け取ったことを認め、辞職する意向を表明した[4]。6月29日、岡田が天満の辞職に伴う三原市長選挙に立候補する意向を固めたことが明らかとなった[5]。天満は6月30日付で辞職[6][7]。
同年8月9日に行われた市長選挙に自民党の推薦を受けて立候補し、元市議の荒井静彦ら3人を破り初当選した[8]。
※当日有権者数:76,879人 最終投票率:48.39%(前回比:-8.83pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
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岡田吉弘 | 35 | 無所属 | 新 | 21,194票 | 57.71% | 自由民主党推薦 |
荒井静彦 | 68 | 無所属 | 新 | 11,339票 | 30.88% | |
角広寛 | 61 | 無所属 | 新 | 3,549票 | 9.67% | |
藤岡輝久 | 50 | 無所属 | 新 | 641票 | 1.74% |
2023年12月7日、2024年8月の任期満了に伴う三原市長選挙に2期目を目指して立候補を表明した[9][10]。
市長選には岡田の他に、2024年1月6日、無所属で新人の、三原市議会議員の田中裕規(2期目)と[11][12]、2024年2月15日、無所属で新人の、前・三原市教育長の計田春樹が[13][14][15][16]立候補を表明。
2024年7月28日、投開票が行われ、無所属で出馬した岡田吉弘が2回目の当選を果たした[17][18][19][20]。
※当日有権者数:72,834人 最終投票率:41.11%(前回比:-pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
岡田吉弘 | 39 | 無所属 | 現 | 19,966票 | 67.28% | |
田中裕規 | 64 | 新 | 6,984票 | % | ||
計田春樹 | 69 | 新 | 2,725票 | 9.18% |
市政
[編集]- 2020年11月、「デジタルファースト宣言」を行った[21]。
- 2021年10月25日、LGBTなど性的少数者のカップルが婚姻に相当する関係にあると認める「パートナーシップ宣誓制度」を、2022年1月1日に導入すると発表した[22]。
- 2023年4月11日、同年に第1子が生まれたことで、「イクボス宣言」を行った[23][24]。
脚注
[編集]- ^ 市長の部屋 - 三原市ホームページ
- ^ おかだ吉弘プロフィール. おかだ吉弘 後援会公式サイト(2020年)
- ^ “三原・大竹市長を聴取 河井陣営の買収疑惑で広島地検”. 中国新聞デジタル. (2020年3月31日) 2020年3月31日閲覧。
- ^ “三原市長、150万円受領 否定から一転、辞意表明”. 日本経済新聞 (2020年6月25日). 2020年6月25日閲覧。
- ^ “岡田氏、立候補の意向 三原市長選”. 中国新聞デジタル. (2020年6月30日) 2021年2月10日閲覧。
- ^ “河井前法相、現職市長に150万円 100万円超配布は2人か 公選法違反事件”. 産経新聞. (2020年6月24日) 2020年6月24日閲覧。
- ^ “150万円受領の天満市長が辞職 広島・三原、河井前法相から”. 東京新聞. (2020年6月30日) 2020年6月30日閲覧。
- ^ "広島2市長に30代新人 買収事件巡り前市長辞職". デイリースポーツ. 神戸新聞社. 9 August 2020. 2020年8月9日閲覧。
- ^ “三原市長選 現職の岡田市長が立候補を表明│広島 NEWS WEB”. NHK (2023年12月7日). 2024年2月20日閲覧。
- ^ “来夏の三原市長選、現職の岡田吉弘氏が立候補表明 市議会一般質問で”. 中国新聞デジタル (2023年12月7日). 2024年2月20日閲覧。
- ^ “今夏の三原市長選、新人の田中裕規氏が立候補へ 意向表明は2人目”. 中国新聞デジタル (2024年1月6日). 2024年2月20日閲覧。
- ^ “三原市長選 市議の田中氏が立候補を表明│広島 NEWS WEB”. NHK (2024年1月6日). 2024年2月20日閲覧。
- ^ “三原市長選に計田氏が立候補表明 前市教育長 立候補表明は3人目”. 中国新聞デジタル (2024年2月15日). 2024年2月20日閲覧。
- ^ “三原市長選挙 計田春樹前教育長が立候補表明│広島 NEWS WEB”. NHK (2024年2月15日). 2024年2月20日閲覧。
- ^ “三原市長選 前教育長の計田氏が出馬表明 府中町長選も町議の寺尾氏が表明│RCCニュース”. 中国放送 (2024年2月15日). 2024年2月20日閲覧。
- ^ “三原市長選挙 前教育長の計田春樹氏(69)が出馬表明 現職、新人あわせて立候補表明は3人に│広島ニュースTSS”. テレビ新広島 (2024年2月15日). 2024年2月20日閲覧。
- ^ “三原市長選 岡田吉弘氏が2回目の当選│広島 NEWS WEB”. NHK (2024年7月28日). 2024年7月28日閲覧。
- ^ “三原市長選 現職の岡田吉弘氏(39)が再選 3人の争い制す│RCC NEWS”. 中国放送 (2024年7月28日). 2024年7月28日閲覧。
- ^ “三原市長選 岡田吉弘氏(無・現)が再選 広島県”. 広島テレビ (2024年7月28日). 2024年7月28日閲覧。
- ^ “三原市長選、現職岡田吉弘氏が再選”. 中国新聞デジタル (2024年7月28日). 2024年7月28日閲覧。
- ^ “自治体トップが語る 少子高齢化進む市の将来に危機感、デジタルファースト宣言でまちづくり 三原市長 岡田吉弘氏に聞く│新・公民連携最前線 PPPまちづくり”. 日経BP総合研究所 (2023年11月16日). 2024年2月20日閲覧。
- ^ “三原市がパートナー制 22年1月導入、手続きに個室も”. 中國新聞. (2021年10月25日) 2021年11月18日閲覧。
- ^ “広島・三原市長「育休」1カ月 第1子誕生、11日から”. 中国新聞デジタル (2023年4月11日). 2024年2月20日閲覧。
- ^ “三原市長が「イクボス宣言」 育児休暇の取得状況改善を│広島 NEWS WEB”. NHK (2023年4月11日). 2024年2月20日閲覧。
外部リンク
[編集]- 市長の部屋 - 三原市ホームページ
- おかだ吉弘 後援会公式サイト|三原市[リンク切れ]
- 岡田吉弘(三原市長) (@44_okada) - X(旧Twitter)
- 岡田 吉弘 (yoshihiro.okada.336) - Facebook
- 一般社団法人RoFReC - ロフレック