市場駅 (JR西日本)
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市場駅 | |
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西口駅舎(2008年8月) | |
いちば Ichiba | |
◄厄神 (4.1 km) (2.2 km) 小野町► | |
所在地 | 兵庫県小野市黍田町字屋田635 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■加古川線 |
キロ程 | 11.5 km(加古川起点) |
電報略号 | イチ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
183人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1913年(大正2年)8月10日[1] |
備考 | 無人駅[2](自動券売機 有) |
市場駅(いちばえき)は、兵庫県小野市黍田町字屋田にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)加古川線の駅である[3]。
歴史
[編集]- 1913年(大正2年)
- 1923年(大正12年)12月21日:路線譲渡により播丹鉄道の駅となる[5]。
- 1943年(昭和18年)6月1日:播丹鉄道の国有化により鉄道省加古川線の駅となる[6]。
- 1962年(昭和37年)9月1日:貨物の取扱を廃止[1]。
- 1973年(昭和48年)10月1日:荷物扱い廃止[7]。無人化[2](ただし、1年間のみ日中に限り駅員を一人配置[8])。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[1]。
- 1990年(平成2年)6月1日:加古川鉄道部発足により、その管轄となる。
- 2004年(平成16年):駅舎改築[3]。2面2線化[3]。
- 2009年(平成21年)7月1日:加古川鉄道部廃止に伴い神戸支社直轄へ変更され[9]、加古川駅による被管理駅となる[10]。
- 2016年(平成28年)3月26日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[11]。ICカード専用簡易改札機で対応。
駅構造
[編集]相対式2面2線のホームを持ち[3]、列車交換可能な地上駅になっている[3]。
2004年(平成16年)12月16日までは単式1面1線だったが[3]、電化開始にあわせて交換設備を新設した[3]。駅舎は建て替えられ[3]、コミュニティホール「ぶらりきびた」を併設している[3]。
駅は東口(上りホーム側)と西口(下りホーム側)の二ヶ所設置されておりどちらもほぼ同じ造り[3]。加古川駅管理の[10]無人駅であり[3]、自動券売機が西口駅舎内と上りホーム上に設置されている。東口と西口とは線路の上を屋根なし跨線橋がつないでいる[3]。木造の駅内には町民のふれあい・憩いの場として冷暖房を備えたホールがあり[3]、町民の手によって季節に応じた装飾が施されている[要出典]。クリスマス時にはツリーをかたどったイルミネーションがされる[12]。小野市のコミュニティーバス「らんらんバス」が東口ロータリーには乗り入れている[3]。
駅名となっている「市場」町は加古川の対岸にあり[3]、駅が所在しているのは黍田町である[3]。加古川上流浄化センター[3]、2004年(平成16年)3月に町内でオープンした[13]「白雲谷温泉ゆぴか」の最寄り駅[14]。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 加古川線 | 下り | 粟生・西脇市方面 |
2 | 上り | 加古川方面 |
- 付記事項
- ホーム上にはのりば番号の表記はないが、駅舎内掲示の時刻表にて上記の番号で案内されている。ちなみに運転指令上の番線もこれに一致する。
- 1番線は両方向の入線・発車に対応しているが、2番線は加古川方面の一方向のみの対応である。配線上では1番線が直線になっているが、運転取り扱い上では上りと下りの本線は分けられている。
利用状況
[編集]「兵庫県統計書[15]」によると、2021年(令和三年)度の1日平均乗車人員は183人である[16]。
近年の1日平均乗車人員は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1997年 | 153 |
1998年 | 147 |
1999年 | 151 |
2000年 | 162 |
2001年 | 130 |
2002年 | 129 |
2003年 | 124 |
2004年 | 145 |
2005年 | 156 |
2006年 | 159 |
2007年 | 156 |
2008年 | 157 |
2009年 | 181 |
2010年 | 181 |
2011年 | 179 |
2012年 | 175 |
2013年 | 184 |
2014年 | 192 |
2015年 | 206 |
2016年 | 214 |
2017年 | 213 |
2018年 | 207 |
2019年 | 196 |
2020年 | 159 |
2021年 | 183 |
駅周辺
[編集]神戸電鉄の市場駅とは加古川を挟んで約2km離れている[3]。
バス路線
[編集]- コミュニティバスらんらんバス[3]
- 北播磨総合医療センター行き 無料シャトルバス[17]
隣の駅
[編集]加古川方の隣駅「厄神駅」とは4.1kmあり、加古川線で最も駅間が長い。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、239頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b 「通報 ●加古川線市場駅ほか8駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1973年10月1日、9面。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 『兵庫の鉄道全駅 JR・三セク』神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、203頁。ISBN 9784343006028。
- ^ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1913年8月22日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『鉄道省鉄道統計資料. 大正12年度』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
- ^ 「鉄道省告示第120号」『官報』1943年5月25日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ “日本国有鉄道公示第180号”. 官報. (1973年10月1日)
- ^ 「加古川線などの営近を実施 大鉄」『交通新聞』交通協力会、1973年10月2日、1面。
- ^ 加古川鉄道部組織改正について(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2009年6月19日
- ^ a b “加古川鉄道部を7月1日付廃止 JR西日本神戸支社”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2009年6月25日)
- ^ 『平成28年春ダイヤ改正について』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2015年12月18日 。2016年3月26日閲覧。
- ^ “JR市場駅のイルミネーション”. 小野市 (2007年12月10日). 2015年5月9日閲覧。
- ^ “まちに待った温泉が3月18日 オープンしました!”. 広報おの (小野市総務部市民サービス課): pp. 10-11. (2004年4月) 2015年5月9日閲覧。
- ^ a b “アクセス”. 白雲谷温泉ゆぴか. 2015年5月9日閲覧。
- ^ 兵庫県統計書
- ^ 兵庫県. “兵庫県統計書令和3年(2021)”. 兵庫県. 2023年6月18日閲覧。
- ^ “交通アクセス”. 北播磨総合医療センター. 2015年5月9日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 市場駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道