コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

広島市立舟入市民病院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
広島市立舟入市民病院
情報
英語名称 HIROSHIMA CITY FUNAIRI CITIZENS HOSPITAL
標榜診療科 内科、呼吸器内科、消化器内科、血液内科、内視鏡内科、精神科(小児心療科)、小児科、外科、呼吸器外科、肛門外科、小児外科、皮膚科(小児皮膚科)、眼科、耳鼻いんこう科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科
許可病床数 156床
一般病床:140床
感染症病床:16床
開設者 地方独立行政法人広島市立病院機構
管理者 柳田実郎(病院長)
開設年月日 1895年
所在地
730-0844
位置 北緯34度23分10秒 東経132度26分23秒 / 北緯34.38611度 東経132.43972度 / 34.38611; 132.43972
二次医療圏 広島
PJ 医療機関
テンプレートを表示

広島市立舟入市民病院(ひろしましりつふないりしみんびょういん)は、広島県広島市中区舟入幸町14-11に所在する、地方独立行政法人広島市立病院機構が運営する市立病院である。小児救急医療拠点病院に指定されており、主に広島市とその周辺の小児救急医療を受け持っている。よって、小児救急診療は夜間や休日も行っており、土・日・祝日及び年末年始においては、広島市医師会広島大学病院などの協力を得ている。また、開院した経緯などより、第二種感染症指定医療機関としても機能している。

沿革

[編集]

1895年(明治28年)に、舟入幸町の現在地に伝染病院として開院。元となった施設は現在地とは別の場所(当時の江波村)にあった。当時は日清戦争があり、市内にある宇品港(現広島港)から兵士が出征していた。元となった施設開設後に伝染病の流行があり、施設の拡充が求められたが、伝染病関連施設であることが理由で用地確保に苦慮していた中、古川久吉による用地提供があり、現在地に移転した。

年表

[編集]
舟入病院時代
  • 1879年 - 江波村に伝染病隔離病舎として開設。
  • 1895年 - 舟入幸町の現在地に広島市西伝染病院として開院。江波村の伝染病隔離病舎廃止。
  • 1898年 - 広島市伝染病院と改称。
  • 1906年 - 広島市舟入病院と改称。
  • 1945年 - 原子爆弾により消失。
  • 1946年 - 病院再建。
  • 1948年 - 広島市立市民病院(翌年8月1日から広島市立中央診療所と改称)を舟入病院内に開設し、一般診療開始。
  • 1964年 - 増改築。
  • 1966年 - 同一敷地内に広島市舟入被爆者健康管理所を開設。
  • 1970年 - 広島市舟入被爆者健康管理所増改築。
  • 1971年 - 広島市舟入病院、広島市立中央診療所、広島市舟入被爆者健康管理所の3施設を統合し、広島市立舟入病院として発足。
  • 1976年 - 核診断施設および救急病棟を新築。
  • 1997年 - 敷地内に本館を新築。
  • 1998年 - 本館運営開始。
  • 1999年 - 救急病棟の福利厚生棟への改修工事完了。
  • 2005年 - 広島市社会局から広島市病院事業局へ移管。
  • 2014年4月 - 地方独立行政法人化に伴い、舟入市民病院に改称[1]

診療科

[編集]
  • 一般診療
    • 小児科
    • 小児外科
    • 小児心療科
    • 小児皮膚科・・・水曜日の午後0時30分~午後4時のみ
    • 内科(消化器内科、呼吸器内科、循環器内科、血液内科、感染症、糖尿病専門外来、リウマチ専門外来、禁煙外来)
    • 外科(消化器外科、呼吸器外科、ヘルニア専門外来など)
    • 麻酔科(ペインクリニック)
  • 夜間救急診療
    • 小児科
    • 耳鼻咽喉科・・・土曜日の午後7時~午後10時30分までのみ。ただし祝日と重なった場合は休診。
  • 土・日・祝日における昼間救急診療
    • 小児科
  • 年末・年始救急診療
    • 小児科
    • 内科
    • 耳鼻咽喉科・・・12月31日~1月3日までの午前9時~午後7時までのみ
    • 眼科・・・12月31日~1月3日までの午前9時~午後7時までのみ

主な指定

[編集]

学会認定施設

[編集]
  • 日本外科学会専門医修練指定施設
  • 日本消化器外科学会専門医修練施設
  • 日本小児外科学会教育関連施設
  • 日本呼吸器外科学会関連施設
  • 日本麻酔科学会認定病院(麻酔科標榜研修施設)

交通アクセス

[編集]

脚注

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]