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新上五島町立今里小学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
新上五島町立今里小学校
地図北緯32度57分34秒 東経129度02分55秒 / 北緯32.959472度 東経129.048611度 / 32.959472; 129.048611座標: 北緯32度57分34秒 東経129度02分55秒 / 北緯32.959472度 東経129.048611度 / 32.959472; 129.048611
過去の名称 第五大学区第五中学区浜ノ浦小学校今里分校
青方学区公立中等浜ノ浦小学校今里分校
簡易今里小学校
今里尋常小学校
浜ノ浦村今里国民学校
浜ノ浦村立今里小学校
上五島町立今里小学校
国公私立の別 公立学校
設置者 新上五島町
設立年月日 1874年明治7年)7月5日
閉校年月日 2023年令和5年)3月31日
共学・別学 男女共学
学期 3学期制
学校コード B142210002268 ウィキデータを編集
所在地 857-4413
長崎県南松浦郡新上五島町今里郷245番9号
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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新上五島町立今里小学校(しんかみごとうちょうりつ いまざとしょうがっこう)は長崎県南松浦郡新上五島町今里郷にあった公立小学校。 略称「今小」(いましょう)。五島列島中通島に位置していた。

2023年(令和5年)3月末をもって閉校し、新上五島町立青方小学校へ統合された[1][2]

概要

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歴史
1874年明治7年)に浜ノ浦小学校の分校として創立。2014年平成26年)に創立140周年を迎えた。2023年(令和5年)3月末をもって閉校し、149年の歴史に幕を下ろした。
校区
長崎県南松浦郡新上五島町のうち上五島地区(跡次、三日ノ浦、桂山、佐ノ原、今里、真手ノ浦)。
中学校区は新上五島町立上五島中学校
学校教育目標
「きらりとかがやく今里っ子」
校章
校名の「今里」の文字を図案化したもの(「今」と「ト」の文字を3個並べて「今3ト」→「今里」)を背景にして、中央に小の文字を置いている。
校歌
作詞・作曲ともに青方鱗太郎による。歌詞は3番まであり、歌詞中に校名は登場しない。

沿革

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  • 1874年(明治7年)7月5日 - 「第五大学区第五中学区[3]浜ノ浦小学校今里分校」として開校。
    • 当初校舎はなく、今里郷字平岩にある地蔵堂を仮校舎として授業を開始。
  • 1881年(明治14年)6月6日 -「青方学区公立中等浜ノ浦小学校今里分校」に改称。
  • 1886年(明治19年)9月1日 - 小学校令の施行により、「簡易今里小学校」に改称。修業年限を3年とする。三日ノ浦分校を統合。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、浜ノ浦村立の小学校となる。
  • 1893年(明治26年)6月1日 - 「今里尋常小学校」に改称。修業年限を4年とする。三日ノ浦分教場を設置。
  • 1905年(明治38年)- 字里元に新校舎が完成。三日ノ浦分教場を廃止。
  • 1910年(明治43年)8月 - 新校舎が完成。
  • 1916年(大正5年)
  • 1931年(昭和6年)4月 - 併設の今里実業補習学校が廃止される。
  • 1941年(昭和16年)4月1日 - 国民学校令の施行により、「浜ノ浦村今里国民学校」に改称。尋常科を初等科に改め、高等科を新設(初等科6年・高等科2年)。
  • 1945年(昭和20年)1月 - 新校舎が完成。
  • 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革(六・三制の実施)が行われる。
    • 国民学校の初等科が改組され「浜ノ浦村立今里小学校」(修業年限6年)となる。
    • 国民学校の高等科は、新制中学校浜ノ浦村立今里中学校」(修業年限3年)に改組され、小学校に併設される。
  • 1948年(昭和23年)
  • 1949年(昭和24年)
  • 1954年(昭和29年)9月20日 - 創立80周年を記念して校旗を新調。
  • 1956年(昭和31年)6月1日 - 青方町と浜ノ浦村が合併して上五島町の発足により、「上五島町立今里小学校」に改称。
  • 1959年(昭和34年)- 児童在籍数が最大285名を記録[1]
  • 1967年(昭和42年)10月 - 報徳池を埋め立て、簡易プールが完成。
  • 1970年(昭和45年)1月17日 - 新校舎が完成。
  • 1971年(昭和46年)3月 - 体育館が完成。
  • 1974年(昭和49年)
    • 9月 - 創立100周年記念式典を挙行。
    • 11月 - 日時計を設置。二宮尊徳像を移設。
  • 1980年(昭和55年)
    • 3月 - クジラの骨観察棟が完成。
    • 9月 - 少年消防隊が発足。
  • 1988年(昭和63年)
    • 3月 - 校庭にアスレチック遊具を設置。
    • 5月 - のびのび体験学習を開始。
  • 1991年(平成3年)7月 - 校舎を改築。
  • 2002年(平成14年)
    • 4月 - 旧体育館を解体。
    • 9月 - 校地に上五島町立青方幼稚園の新園舎が完成。
  • 2003年(平成15年)5月 - 校旗を新調。
  • 2004年(平成16年)8月1日 - 新上五島町の発足により、「新上五島町立今里小学校」(現校名)に改称。
  • 2023年(令和5年)
    • 3月17日 - 閉校記念式典を挙行[1][2]
    • 3月31日 - 新上五島町立青方小学校への統合により、閉校し、149年の歴史に幕を閉じた[1][2]
      • 最終年度の学級数は3、生徒数は12(6年生を含む)、職員数は11。

アクセス

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最寄りのバス停
  • 西肥自動車(西肥バス)五島営業所「今里小学校」バス停
最寄りの港
最寄りの国道・県道

同名の小学校

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長崎県内

参考資料

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  • 「上五島町郷土誌」(1986年(昭和61年)3月発行, 上五島町)
  • 「上五島町郷土誌」(2004年(平成16年)7月発行, 上五島町)- 閉庁記念

関連項目

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脚注

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  1. ^ a b c d 「今里小学校で最後の卒業式」(2023年(令和5年)3月18日, 西日本新聞 第20面 長崎・佐世保版)
  2. ^ a b c 「学びやにさようなら 新上五島・今里小で閉校記念式典 149年の歴史に幕」(2023年(令和5年)3月18日, 長崎新聞
  3. ^ 第一中学区は長崎区、第二中学区は旧島原藩、第三中学区は旧大村藩、第四中学区は旧平戸藩、第五中学区は旧福江藩を表す。壱岐対馬は第四中学区に属した。

外部リンク

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