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小島初佳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
新井初佳から転送)
小島初佳 Portal:陸上競技
選手情報
国籍 日本の旗 日本
種目 短距離走
生年月日 (1974-07-04) 1974年7月4日(50歳)
生誕地 兵庫県神戸市
身長 158cm
体重 51kg
引退 2008年
成績
世界選手権 100m 1次予選7組5着 (1999年
4x100mR 予選3組4着 (2003年
地域大会決勝 アジア大会
100m 5位 (1998年
200m 6位 (1998年, 2002年
4x100mR 4位 (2002年)
国内大会決勝 日本選手権
100m 優勝 (1998年 - 2004年)
200m 優勝 (1998年 - 2003年)
自己ベスト
60m 7秒54(1999年)
100m 11秒39(2004年)
200m 23秒46(1999年)
獲得メダル
陸上競技
日本の旗 日本
アジア陸上競技選手権大会
1998 福岡 4×100mR
2003 マニラ 4×100mR
東アジア競技大会
1997 釜山 4×100mR
1997 釜山 4×400mR
2001 大阪 4×100mR
1997 釜山 200m
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小島 初佳(こじま もとか、1974年7月4日 - )は、日本の元陸上競技選手で、100m(11秒45[1])、200m(23秒46)両種目の元日本記録保持者である。旧姓新井

経歴

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兵庫県神戸市出身。神戸市立塩屋中学校兵庫県立舞子高等学校を経て甲南大学卒業後、ピップフジモト(現 ピップ)に入社。以後、日本の女子短距離界をリードするひとりとして活躍した。

1998年日本選手権で100m、200mの2冠を達成。7月には当時北田敏恵が保持していた200mの日本記録(23秒73)を更新する23秒67を記録した。更に12月には23秒54まで記録を伸ばした。翌1999年4月には、100mで北田の11秒48を破る11秒45をマーク。10月の国体200mでは、日本女子として初めて23秒50を切る23秒46を記録した。

短距離の選手としては大卒後に頭角を現すという異例の遅咲きであり、彼女が活躍した時代には坂上香織二瓶秀子鈴木亜弓といった実力者も多かったが、その中で日本選手権では100mで7連覇(1998〜2004年)[2]、200mで6連覇(1998〜2003年)を果たした。

2004年に5歳年下の小島茂之と結婚した後も選手活動を続けたが、遂にオリンピックの舞台に立つことはかなわなかった。2008年9月28日に行われた全日本実業団対抗陸上競技選手権大会を最後に現役を引退した。

現在はピップ開発営業本部マーケティング部に所属し[3]、開発商品の広告業務を行う傍ら[4]日本陸上競技連盟女子短距離テクニカル委員を務めたり[5]、日本陸上競技連盟主催のトレーナーセミナーの講師を務めるなど[6]、陸上競技との繋がりは続いている。

エピソード

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大学在学中、関西を中心に放送されているバラエティ番組『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送)に応募したことがある。桂小枝探偵の爆笑小ネタ集「人はどうしたら速く走れるか」で犬に追いかけられる短距離ランナーとして出演した。また1994年12月9日放送分の「怖いモノに追われると速く走れる?」に現役大学生全日本選手権第6位の選手として出場した(傑作集DVD Vol.4収録)。その時には「ヘンな人が怖い」と答え桂小枝に追われる役目となるが、結果的に怖いものに追われると速く走れる、という結果を残した。夫の茂之も2012年6月1日放送分の「ハルキはドミニクに勝ちたい!」にハルキのコーチとして出演した。

自己記録

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主要大会成績

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関連項目

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脚注

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  1. ^ 自己記録は2004年にマークした11秒39だが、当時の日本記録は二瓶秀子の11秒36である。
  2. ^ 2004年は11秒39の同タイムで坂上香織と同着1位となった。
  3. ^ ピップ、Twitterから生まれたキーワード「重だる脚」でPR活性化 広報会議 2015年6月号
  4. ^ 朝日放送 『アフォリズムの翼』(2014年12月3日放送)人に教えられるぐらい理解する 朝日放送『アフォリズムの翼』公式サイト
  5. ^ 小島初佳さんが登場します! ピップ簡単テーピングシリーズ スポーツコミュニティ
  6. ^ 第21回日本陸上競技連盟トレーナー研修会開催のお知らせ (PDF) 日本陸上競技連盟

外部リンク

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記録
先代
北田敏恵
(11秒48)
100m日本記録保持者
(11秒45)

1999年4月26日 - 2000年7月9日
次代
坂上香織
(11秒42)
先代
北田敏恵
(23秒73)
200m日本記録保持者
(23秒67 - 23秒46)

1998年7月22日 - 2004年6月6日
次代
信岡沙希重
(23秒33)