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新大塚駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
新大塚駅
1番出入口(2023年8月7日撮影)
しんおおつか
Shin-otsuka
M 23 茗荷谷 (1.2 km)
(1.8 km) 池袋 M 25
地図
所在地 東京都文京区大塚四丁目51-5
北緯35度43分32.8秒 東経139度43分47.7秒 / 北緯35.725778度 東経139.729917度 / 35.725778; 139.729917 (新大塚駅)座標: 北緯35度43分32.8秒 東経139度43分47.7秒 / 北緯35.725778度 東経139.729917度 / 35.725778; 139.729917 (新大塚駅)
駅番号 M24[1]
所属事業者 東京地下鉄(東京メトロ)
所属路線 [1]丸ノ内線
キロ程 1.8 km(池袋起点)
電報略号 ツカ
駅構造 地下駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[メトロ 1]25,095人/日
-2023年-
開業年月日 1954年昭和29年)1月20日
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池袋方面2番出入口(2019年1月)

新大塚駅(しんおおつかえき)は、東京都文京区大塚四丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)丸ノ内線である。

豊島区との境界に位置し、一部は南大塚二丁目および東池袋五丁目にある。駅番号M 24

歴史

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この地には都電大塚辻町停留所(1911年 - 1971年)があり、東上鉄道(現・東武東上線)の敷設免許(1912年)は当地を起点としていた[2](1920年取消[3])。

年表

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駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する地下駅改札は銀座方面ホーム(1番線)に北改札、池袋方面ホーム(2番線)に南改札があり、それぞれ豊島区側の1番出口と文京区側の2番出口に通じている。どちらの出口も地上との間には階段のほかエスカレーター(上り専用)とエレベーターが設置されている。1番線と2番線は改札内連絡通路によって行き来が可能であるが、幅員が狭いため階段のみでバリアフリー設備は存在しない。トイレは1番線ホームにあり、多機能トイレも設置されている。

開業当初のプラットホームは、4両編成に対応した80 mの長さであったが、将来の6両編成化を想定して2両分40 mの延伸スペース(池袋寄りにトンネルの拡張スペース)が確保されていた[10]。1960年(昭和35年)に両方向のホームを40 m延伸し、6両編成に対応した[4]

2000年代以降の改築改装によって、出入口の上屋は瓦葺屋根に改築され、バリアフリー設備としてエスカレーターエレベーターが設置されたほか、改装によってホームの側壁下部に丸ノ内線初代車両に用いられたサインカーブが再現された。駅開業以来2011年までは、地上を経由しなければ1番線と2番線の間を移動できない構造であり、改札口も単に「改札」とのみ案内されていた。

のりば

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番線 路線 行先[11]
1 M 丸ノ内線 荻窪方南町方面
2 池袋ゆき

(出典:東京メトロ:構内図

発車メロディ

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ワンマン運転開始に伴い、スイッチ制作の発車メロディ(発車サイン音)が導入されている。

曲は1番線が「もうすぐ扉が閉まります」(谷本貴義作曲)、2番線が「ドリーム駅」(福嶋尚哉作曲)である[12]

利用状況

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2023年度の1日平均乗降人員25,095人であり[メトロ 1]、東京メトロ全130駅中119位。方南町支線をのぞいた丸ノ内線の駅では最も乗降人員が少ない。

近年の1日平均乗降乗車人員推移は下表の通りである。

年度別1日平均乗降・乗車人員[13][14]
年度 1日平均
乗降人員[15]
1日平均
乗車人員[16]
出典
1956年(昭和31年) 3,185 [* 1]
1957年(昭和32年) 4,383 [* 2]
1958年(昭和33年) 5,920 [* 3]
1959年(昭和34年) 6,516 [* 4]
1960年(昭和35年) 6,976 [* 5]
1961年(昭和36年) 7,527 [* 6]
1962年(昭和37年) 6,922 [* 7]
1963年(昭和38年) 7,568 [* 8]
1964年(昭和39年) 9,783 [* 9]
1965年(昭和40年) 9,977 [* 10]
1966年(昭和41年) 8,957 [* 11]
1967年(昭和42年) 18,207 9,314 [* 12]
1968年(昭和43年) 20,234 10,125 [* 13]
1969年(昭和44年) 22,031 10,892 [* 14]
1970年(昭和45年) 22,469 11,381 [* 15]
1971年(昭和46年) 22,523 11,556 [* 16]
1972年(昭和47年) 22,468 11,359 [* 17]
1973年(昭和48年) 21,341 11,025 [* 18]
1974年(昭和49年) 20,215 10,448 [* 19]
1975年(昭和50年) 19,266 9,852 [* 20]
1976年(昭和51年) 18,699 9,517 [* 21]
1977年(昭和52年) 18,684 9,533 [* 22]
1978年(昭和53年) 18,507 9,279 [* 23]
1979年(昭和54年) 18,950 9,372 [* 24]
1980年(昭和55年) 18,913 9,196 [* 25]
1981年(昭和56年) 18,600 9,194 [* 26]
1982年(昭和57年) 18,476 9,079 [* 27]
1983年(昭和58年) 18,489 9,065 [* 28]
1984年(昭和59年) 18,835 9,412 [* 29]
1985年(昭和60年) 18,398 9,186 [* 30]
1986年(昭和61年) 18,809 9,494 [* 31]
1987年(昭和62年) 18,978 9,591 [* 32]
1988年(昭和63年) 20,042 10,051 [* 33]
1989年(平成元年) 20,760 10,634 [* 34]
1990年(平成02年) 21,537 10,945 [* 35]
1991年(平成03年) 22,108 11,195 [* 36]
1992年(平成04年) 22,529 11,244 [* 37]
1993年(平成05年) 21,785 11,076 [* 38]
1994年(平成06年) 21,662 11,060 [* 39]
1995年(平成07年) 21,825 11,046 [* 40]
1996年(平成08年) 21,746 11,048 [* 41]
1997年(平成09年) 21,809 10,893 [* 42]
1998年(平成10年) 21,553 10,783 [* 43]
1999年(平成11年) 20,752 10,400 [* 44]
2000年(平成12年) 20,793 10,355 [* 45]
2001年(平成13年) 20,855 10,366 [* 46]
2002年(平成14年) 20,600 10,380 [* 47]
2003年(平成15年) 20,709 10,388 [* 48]
2004年(平成16年) 20,396 10,215 [* 49]
2005年(平成17年) 20,453 10,212 [* 50]
2006年(平成18年) 20,876 10,417 [* 51]
2007年(平成19年) 21,014 10,536 [* 52]
2008年(平成20年) 21,553 10,732 [* 53]
2009年(平成21年) 21,470 10,773 [* 54]
2010年(平成22年) 21,776 10,923 [* 55]
2011年(平成23年) 21,375 10,783 [* 56]
2012年(平成24年) 22,303 11,144 [* 57]
2013年(平成25年) 23,129 11,587 [* 58]
2014年(平成26年) 23,420 11,742 [* 59]
2015年(平成27年) 24,392 12,221 [* 60]
2016年(平成28年) 24,849 12,436 [* 61]
2017年(平成29年) 25,491 12,753 [* 62]
2018年(平成30年) 26,103 13,047 [* 63]
2019年(令和元年) 25,868 12,940 [* 64]
2020年(令和02年) [メトロ 2]19,684
2021年(令和03年) [メトロ 3]20,917
2022年(令和04年) [メトロ 4]23,070
2023年(令和05年) [メトロ 1]25,095

駅周辺

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春日通りと新宿方面入口(2005年6月)
公共施設
  • 豊島区南大塚地域文化創造館
  • 区民ひろば南大塚
  • 豊島区東部保健福祉センター
  • 東京労働会館
    • ラパスホール
文教施設
学芸
医療
名勝・公園
金融
オフィス
交通

バス路線

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新大塚

その他

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1995年7月23日に池袋駅構内の分岐器交換工事が行われた際、丸ノ内線は池袋駅 - 当駅が運休となり、当駅 - 茗荷谷駅間は区間列車による往復運行を行った。この際、同区間は単線として運転され、列車は1番線ホームに発着した。

隣の駅

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東京地下鉄(東京メトロ)
M 丸ノ内線
茗荷谷駅 (M 23) - 新大塚駅 (M 24) - 池袋駅 (M 25)

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b 東京地下鉄 公式サイトから抽出(2019年5月26日閲覧)
  2. ^ 「私設鉄道本免許状下付」『官報』1912年11月20日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  3. ^ 「鉄道免許一部取消」『官報』1920年6月3日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  4. ^ a b c d e 帝都高速度交通営団工務部のあゆみ【土木編】、p.239。
  5. ^ 東京地下鉄道丸ノ内線建設史(下巻)、pp.18 - 20。
  6. ^ 東京地下鉄道荻窪線建設史、pp.269・394。
  7. ^ 東京メトロハンドブック
  8. ^ 「営団地下鉄」から「東京メトロ」へ』(プレスリリース)営団地下鉄、2004年1月27日。オリジナルの2006年7月8日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20060708164650/https://www.tokyometro.jp/news/s2004/2004-06.html2020年3月25日閲覧 
  9. ^ PASMOは3月18日(日)サービスを開始します ー鉄道23事業者、バス31事業者が導入し、順次拡大してまいりますー』(PDF)(プレスリリース)PASMO協議会/パスモ、2006年12月21日。オリジナルの2020年5月1日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200501075147/https://www.tokyu.co.jp/file/061221_1.pdf2020年5月5日閲覧 
  10. ^ 帝都高速度交通営団工務部のあゆみ【土木編】、p.240。
  11. ^ 新大塚駅 時刻表”. 東京メトロ. 2024年4月22日閲覧。
  12. ^ 音源リスト|東京メトロ”. スイッチオフィシャルサイト. スイッチ. 2019年8月27日閲覧。
  13. ^ 文京の統計 - 文京区
  14. ^ としまの統計 - 豊島区
  15. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  16. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
東京地下鉄の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 各駅の乗降人員ランキング”. 東京地下鉄. 2024年6月24日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗降人員ランキング(2020年度)”. 東京地下鉄. 2023年6月27日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗降人員ランキング(2021年度)”. 東京地下鉄. 2023年6月27日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗降人員ランキング(2022年度)”. 東京地下鉄. 2024年6月24日閲覧。
東京都統計年鑑

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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