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日鉄ケミカル&マテリアル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日鉄ケミカル&マテリアル株式会社
NIPPON STEEL Chemical & Material Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
東証1部 4363
2003年7月23日上場廃止
略称 NSCM
本社所在地 日本の旗 日本
103-0027
東京都中央区日本橋一丁目13番1号 日鉄日本橋ビル
設立 1956年昭和31年)10月1日
業種 化学
法人番号 9010001098041 ウィキデータを編集
事業内容 化学製品・電子材料の製造販売
代表者 榮敏治(代表取締役社長
資本金 50億円
売上高 連結:1,969億79百万円
単独:1,233億55百万円
営業利益 連結:110億84百万円
単独:28億36百万円
純利益 連結:124億60百万円
単独:88億93百万円
純資産 連結:823億65百万円
単独:536億41百万円
総資産 連結:1,442億48百万円
単独:1,086億89百万円
従業員数 連結:3,206人 (2021年3月末現在)
決算期 3月31日
主要株主 日本製鉄(株) 100%
外部リンク https://www.nscm.nipponsteel.com/
特記事項:各種経営指標は新日鉄住金化学の2012年3月期(2012年3月31日現在)のもの。
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日鉄ケミカル&マテリアル株式会社(にってつケミカルアンドマテリアル、英文社名 NIPPON STEEL Chemical & Material Co., Ltd.)は、東京都中央区に本社を置く、日本製鉄グループ化学メーカー・素材メーカー。日本製鉄完全子会社

2018年に前身の新日鉄住金化学(存続会社)と新日鉄住金マテリアルズが経営統合し、現社名として発足した。主に石炭化学石油化学分野、半導体電子部品の材料・部材の事業を行う。

概要

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製鉄過程でコークスを製造する際に発生するコールタールや、コークス炉ガス (COG) などを原料とする石炭化学事業と、石油精製過程で得られるナフサなどを原料とする石油化学事業を展開する化学メーカーで、芳香族化合物を始めとする化学品を主な製品としていた。2018年10月に、新日鉄住金化学と新日鉄住金マテリアルズが経営統合し、半導体用・電子部品用の材料・部材や、金属加工品などの製造も行うこととなった。

旧・新日鉄住金化学は、新日鐵化学時代に東京証券取引所株式上場していたが、2003年に新日鉄の完全子会社となったため、上場を廃止した。前身企業は1956年に設立された旧・八幡製鐵系列の化学メーカーで、明治時代セメントの製造やコールタール蒸留などの事業も手がけていたが、いずれも分離しており現在は自社では行っていない。当時は国内では初の副産物回収型コークス炉を稼働させ、高炉スラグから生まれる化学品を再利用したロックウール事業を手がけた企業である。

製造拠点は、九州製造所(北九州市戸畑区日本製鉄九州製鉄所八幡地区隣接)・広畑製造所(兵庫県姫路市日本製鉄瀬戸内製鉄所広畑地区構内)・木更津管理室(日本製鉄東日本製鉄所君津地区隣接)の3か所がある。

沿革

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新日本製鉄化学工業

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  • 1956年昭和31年)10月1日 - 八幡製鐵所の化学・セメント部門が独立し、八幡化学工業株式会社設立。
  • 1965年(昭和40年)4月 - 堺工場開設。
  • 1968年(昭和43年)3月 - 君津製造所操業開始、コークス事業開始。
  • 1969年(昭和44年)2月 - 大分製造所操業開始、石油化学部門に進出。
  • 1970年(昭和45年)4月 - 新日本製鉄化学工業株式会社に社名変更。旧・富士製鐵の化学品販売業務を継承。

日鐵化学工業

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  • 1939年(昭和14年) - 日本ピッチコークス株式会社設立。
  • 1949年(昭和24年) - 日鐵化学工業株式会社に社名変更。

新日鐵化学→新日鉄住金化学

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日鉄ケミカル&マテリアル

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  • 2018年(平成30年)10月1日 - 新日鉄住金マテリアルズ株式会社と合併し、日鉄ケミカル&マテリアル株式会社へ商号変更。

主な製品

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主な関係会社

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日本国内

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日本国外

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  • 錦湖P&B化学株式会社 - 大韓民国において、ビスフェノールAを製造。錦湖アシアナグループとの合弁。2000年設立。
  • 國都化学株式会社 - 大韓民国において、エポキシ樹脂などを製造。

関連項目

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脚注

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外部リンク

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