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早坂敦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
早坂 敦
はやさか あつし
生年月日 (1971-03-11) 1971年3月11日(53歳)
出生地 日本の旗 日本 宮城県仙台市
出身校 東北高等学校
前職 印刷会社専務[1]
福祉施設職員
所属政党みんなの党→)
(地域政党輝くまち→)
維新の党→)
日本維新の会
配偶者 早坂千亜紀(仙台市議会議員)

選挙区 比例東北ブロック宮城4区
当選回数 1回
在任期間 2021年11月5日[2] - 現職

選挙区 青葉区選挙区
当選回数 1回
在任期間 2011年 - 2015年
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早坂 敦(はやさか あつし、1971年3月11日 - )は、日本政治家日本維新の会所属の衆議院議員(1期)。宮城維新の会代表。元・仙台市議会議員(1期)。震災復興委員会理事

来歴[編集]

宮城県仙台市出身、東北高等学校卒。営業職の会社員を経て2011年8月28日執行の仙台市議会議員選挙みんなの党公認で青葉区から立候補し、初当選した。みんなの党解党後の2015年には県内の旧みんなの党出身者が結成した「地域政党輝くまち」に参加した[3]が、同年の市議選では落選。同年10月の宮城県議会議員選挙では維新の党公認で青葉区から立候補し、落選。その後は福祉施設に勤務した[4][5]

2021年9月28日、日本維新の会宮城4区支部長に就任[6]。翌10月の第49回衆議院議員総選挙では自由民主党伊藤信太郎に敗れたが、比例復活し初当選した[7]

2022年1月、維新の宮城県総支部にあたる「宮城維新の会」が設立され早坂が代表に就任[8]

2023年12月14日、維新は次期衆院選では早坂を宮城2区に擁立すると発表した[9]

不祥事・騒動[編集]

  • 2024年5月24日、前月に発足式を開いた自身の後援会について、県選挙管理委員会に設立を届けていなかったことが報じられた。政治資金規正法では設立から7日以内の届出が義務付けられているが、早坂の事務所は「すでに届け出をしている資金管理団体『絆の会』を母体として後援会を運営しようとしていた。発足式という言葉は誤解を招く表現だった」とコメントし、後援会を新たに設立したわけではないとの見解を示した。一方で県選管は「後援会として新たに運営する場合は、設立の届け出を。団体の目的や名称が変わる際は、異動の届け出をする必要がある」と説明している[10]
  • 2024年5月22日午前、早坂の街宣車が、仙台市若林区の事務所前の交差点付近で立ち往生し、後続の市営バスに15分ほどの遅れを発生させるトラブルを起こした。事務所側は備品を準備するため停止したところ、エンジントラブルで車が動かなくなったなどと説明したが、交差点の5メートル以内の駐停車を禁止している道路交通法に抵触する可能性が指摘された[11][12]
  • 2024年6月16日午前10時ごろ、仙台市若林区土樋の市道で早坂事務所の軽ワゴン車が横転し、道路沿いの配電設備を損壊し約300戸が一時停電するトラブルを起こした。停電は午後4時20分ごろまでに復旧。また、運転していた早坂事務所の50代のボランティアスタッフは軽傷だった。早坂は取材に対し、「スタッフが脇見をしていたと聞いた。迷惑をかけて申し訳ない」と陳謝した[13]

脚注[編集]

  1. ^ “早坂敦(小選挙区・宮城県)【衆議院選挙2021】”. 読売新聞. (2021年10月19日). https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2021ya_YA04XXXXXX000/004/134549/ 2021年11月2日閲覧。 
  2. ^ 令和3年11月5日中央選挙管理会告示第28号(令和三年十月三十一日執行の衆議院比例代表選出議員の選挙における衆議院名簿届出政党等に係る得票数、当選人の数並びに当選人の住所及び氏名に関する件)
  3. ^ 地域政党!輝くまち☆
  4. ^ “2021衆院選:候補者の横顔 4区 / 宮城”. 毎日新聞. (2021年10月25日). https://mainichi.jp/articles/20211025/ddl/k04/010/019000c 2021年11月2日閲覧。 
  5. ^ “衆院選宮城1区に春藤氏、4区早坂氏 維新が擁立発表”. 河北新報. (2021年10月6日). https://kahoku.news/articles/20211006khn000007.html 2021年11月2日閲覧。 
  6. ^ “維新6人の公認内定 次期衆院選”. 日本経済新聞. (2021年9月28日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA28A4B0Y1A920C2000000/ 2021年11月2日閲覧。 
  7. ^ “維新、比例東北で初議席 宮城4区の早坂さん復活当選”. 河北新報. (2021年11月2日). https://kahoku.news/articles/20211102khn000003.html 2021年11月2日閲覧。 
  8. ^ “宮城維新の会設立 仙台に事務所 代表に早坂衆議院議員 / 宮城”. 毎日新聞. (2022年1月12日). https://mainichi.jp/articles/20220112/ddl/k04/010/035000c 2023年12月14日閲覧。 
  9. ^ “維新、衆院候補150人超 目標の全選挙区擁立は難航”. 産経新聞. (2023年12月14日). https://www.sankei.com/article/20231214-O7OXJ7WRYJNIJNGT64CCDOCHME/ 2023年12月14日閲覧。 
  10. ^ “「発足式は誤解招く表現、新たに後援会設立したわけでない」維新・早坂敦衆院議員"無届けで活動"指摘受け”. TBS NEWS. (2024年5月24日). https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1188628?display=1 2024年6月16日閲覧。 
  11. ^ “「日本維新の会の早坂敦衆院議員」街宣車が交差点付近に停止 市営バスに遅れ 仙台”. TBS NEWS. (2024年5月22日). https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1185552?display=1 2024年6月16日閲覧。 
  12. ^ “維新の会の街宣車がエンスト 仙台市バスの通行妨げ15分の遅れ”. 河北新報. (2024年5月22日). https://kahoku.news/articles/20240522khn000030.html 2024年6月16日閲覧。 
  13. ^ “【動画】仙台で「宮城維新の会」の軽ワゴン車が横転 配電設備壊して一時300戸停電”. 河北新報. (2024年6月16日). https://kahoku.news/articles/20240616khn000002.html 2024年6月16日閲覧。 

外部リンク[編集]