映画ドラえもん のび太の絵世界物語
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映画ドラえもん のび太の絵世界物語 | |
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監督 | 寺本幸代 |
脚本 | 伊藤公志 |
原作 | 藤子・F・不二雄 |
出演者 |
レギュラー 水田わさび 大原めぐみ かかずゆみ 木村昴 関智一 ゲスト 和多田美咲 種﨑敦美 久野美咲 鈴鹿央士 |
音楽 | 服部隆之 |
主題歌 | あいみょん「スケッチ」 |
配給 | 東宝 |
公開 | 2025年3月7日(予定) |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
前作 | 映画ドラえもん のび太の地球交響楽 |
『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』(えいがドラえもん のびたのえせかいものがたり)は、2025年3月7日に公開予定の日本のSFアニメーション映画。藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』を原作とした、「映画ドラえもん」シリーズ通算第44作目(アニメ第2作2期シリーズ第19作目)である。監督は寺本幸代、脚本は伊藤公志が務める[1][2]。「映画ドラえもん」シリーズ45周年記念作品。
キャッチコピーは「みんなの色で、世界はあざやかになる」。
登場人物
[編集]レギュラーキャラクター
[編集]- ドラえもん
- 声 - 水田わさび
- 野比 のび太(のび のびた)
- 声 - 大原めぐみ
- 源 静香(みなもと しずか)
- 声 - かかずゆみ
- 剛田 武(ごうだ たけし)
- 声 - 木村昴
- 骨川 スネ夫(ほねかわ すねお)
- 声 - 関智一
ゲストキャラクター
[編集]- クレア
- 声 - 和多田美咲
- 謎の国アートリアから来た少女[1][2]。
- マイロ
- 声 - 種﨑敦美
- アートリア公国に住む絵の上手な少年[1][2]。
- チャイ
- 声 - 久野美咲
- 羽の生えた小さな悪魔[1][2]。
- パル
- 声 - 鈴鹿央士[3]
- アートリア公国の美術商人[3]。
スタッフ
[編集]原作 | 藤子・F・不二雄 |
---|---|
監督 | 寺本幸代 |
脚本 | 伊藤公志 |
音楽 | 服部隆之 |
キャラクターデザイン | 山下晃 |
美術監督 | 友澤優帆 |
配給 | 東宝 |
音楽
[編集]主題歌
[編集]- 「スケッチ」[4]
- 歌・作詞・作曲 - あいみょん(unBORDE/Warner Music Japan)
- 編曲 - 立崎優介・田中ユウスケ
- 女性ソロアーティストが主題歌を担当するのは『のび太の宇宙英雄記』(2015年)以来10年ぶり。
- 映画クレヨンしんちゃんシリーズと映画ドラえもんシリーズの主題歌を両方担当するのはmihimaruGT、ゆずに続き3例目だが、先にクレヨンしんちゃんの主題歌を担当し、後にドラえもんの主題歌を担当するのは初めて。
製作
[編集]企画・スタッフィング
[編集]監督は2007年に『映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜』で映画シリーズ初となる女性監督に就任した寺本幸代。声優交代後のアニメ第2作2期シリーズでは初となる、4作目を手掛けた監督となる。寺本は、12年ぶりに再び『映画ドラえもん』の監督を務めることにワクワクしていると述べた[1][2]。
脚本はテレビアニメ『ドラえもん』の脚本を数多く手掛ける伊藤公志が、映画シリーズ初参加で担当する[1][2]。
キャラクターデザインはこれまでテレビ・映画シリーズの作画監督・原画等を手掛けてきた山下晃が初登板。『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』(2023年)の小林麻衣子、『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』(2024年)の河毛雅妃に続き、『パロルのみらい島』(2014年、若手アニメーター育成プロジェクト「アニメミライ2014」作品としてシンエイ動画が制作)に当時「若手原画」として参加したアニメーターが、3作品連続でキャラクターデザインを務める。
美術監督は『映画ドラえもん のび太の新恐竜』(2020年)に背景美術として参加していた友澤優帆(コミックス・ウェーブ・フィルム)が初担当する。
発表
[編集]- 2024年9月27日に本作のタイトルを発表し、同時に特報[5]・ホームページが公開された。同日に公開日が2025年3月7日に決定された[1][2]。さらに同日にYouTubeチャンネルで配信された『生配信だよ!ドラえもん:ドラえもん大好き豪華メンバー大集結SP』の番組後半に関智一が、2026年公開予定の『映画ドラえもん』が製作されていることを明らかにした。
- 11月5日にゲスト声優で鈴鹿央士が出演する事が発表された[3]。
- 12月8日に広島で開催されたアリーナツアー「AIMYON TOUR 2024-25“ドルフィン・アパート”」公演で主題歌があいみょんの「スケッチ」であることが発表された[4]。同日、本ポスタービジュアルと90秒の予告[6]と30秒の特報2[7]が公開された。
ノベライズ
[編集]- 小説 映画ドラえもん のび太の絵世界物語(ISBN 9784092315044)[8]
- 小学館ジュニア文庫、2025年2月7日発売(新書判)
- 原作 - 藤子・F・不二雄 / 著・脚本 - 伊藤公志 / 監督 - 寺本幸代
- 『映画ドラえもん のび太の月面探査記』(2019年)の辻村深月、『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』(2024年)の内海照子と同様、映画の脚本家が自ら小説版を執筆した。
プロモーション
[編集]入場者プレゼント
[編集]- 小冊子「映画ドラえもん のび太の絵世界物語『いろいろ!まんがBOOK』」を配布。
前売り特典
[編集]- 2024年12月13日に発売を開始した映画前売券の特典として10万名にラバーキーホルダー「わくわく!お絵かきドラ」を配布。
関連イベント
[編集]- シリーズ45周年記念!映画ドラえもんまつり
- 映画シリーズ45周年を記念して、歴代作品を劇場で楽しめるスペシャル企画。これまでに公開された全43作品のうち、投票で選ばれた6作品[注釈 1]が2025年1月中旬から2月上旬にかけて、全国93館の劇場で期間限定上映される。2024年9月27日から10月31日まで投票を受け付けた[2][10]。
- 投票の結果選ばれた6作品は[11][12][注釈 2]:
- この中で『のび太と雲の王国』、『のび太と銀河超特急』、『のび太のワンニャン時空伝』はデジタルリマスター版として初上映となる[12]。
- あったらいいな!絵にまつわるひみつ道具絵のコンクール
- 映画シリーズ45周年を記念して、絵にまつわるひみつ道具を募集したイラストコンテスト。最優秀賞は応募先共通で映画のエンドロールに名前が登場され、映画パンフレットに応募作品と名前が掲載されるほか、映画パンフレットと『大長編ドラえもん』のセットが、優秀賞は応募先によって別々の商品がプレゼントされる[13]。
- 「ドラえもん、のび太たちが大活躍する物語」を自由に書こう!物語のコンクール
- 映画シリーズ45周年を記念して、物語を募集したコンテスト。最優秀賞と優秀賞は共通で映画公式サイトとパンフレットに応募作品と名前が掲載されるほか、映画パンフレットと『100年大長編ドラえもん』全17巻セットが、最優秀賞は映画のエンドロールに名前が掲載される[14]。
- 物語を募集したコンテストは『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』の映画化記念として『月刊コロコロコミック』で行われたコンテスト企画『チャレンジ・ザ・ドラえもん』以来であり、募集形式も「400字詰め原稿用紙5枚」と同様になっている。
- ドラえもん 4-D アート・アドベンチャー ~のび太の絵世界物語~
- ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで2025年2月14日から8月17日の期間限定で同作品公開記念の4Dアトラクション。4Dアトラクションオリジナルのひみつ道具が登場。3D映像×振動など特殊効果の融合により、超リアルに再現された[15]。
- 映画ドラえもんシリーズとユニバーサル・スタジオ・ジャパンがコラボするのは、『のび太の新恐竜』、『STAND BY ME ドラえもん 2』、『のび太と空の理想郷』に続く4回目となる。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g “「映画ドラえもん」シリーズの最新作は「絵世界物語」、新キャラ登場する映像も公開”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年9月27日). 2024年9月27日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “ドラえもん:劇場版アニメ最新作「のび太の絵世界物語」2025年3月7日公開 舞台は“絵の中の世界” 寺本幸代監督 脚本は伊藤公志”. MANTANWEB. 株式会社MANTAN (2024年9月27日). 2024年9月27日閲覧。
- ^ a b c “鈴鹿央士、謎多き美術商人・パル役で『映画ドラえもん』出演「楽しい気持ちが強かった」”. ORICON NEWS. oricon ME (2024–11-05). 2024年11月5日閲覧。
- ^ a b “映画ドラえもん のび太の絵世界物語:大ファンあいみょんが主題歌担当 「ついに来た!夢がかなう!」 予告&ポスター公開”. MANTANWEB (2024年12月8日). 2024年12月8日閲覧。
- ^ 『【最新作】『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』特報【2025年3月7日(金)公開】』(YouTube)【公式】ドラえもん / 藤子・F・不二雄チャンネル、2024年9月27日 。2024年10月1日閲覧。
- ^ 『【最新作】『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』予告映像【2025年3月7日(金)公開】』(YouTube)【公式】ドラえもん / 藤子・F・不二雄チャンネル、2024年12月8日 。2024年12月8日閲覧。
- ^ 『『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』特報2【2025年3月7日(金)公開】』(YouTube)【公式】ドラえもん / 藤子・F・不二雄チャンネル、2024年12月8日 。2024年12月8日閲覧。
- ^ “小説 映画ドラえもん のび太の絵世界物語”. 小学館. 2024年12月12日閲覧。
- ^ 映画ドラえもん【公式】 [@doraeiga] (2024年10月18日). "投票数10万票突破!上映作品数の追加が決定!". X(旧Twitter)より2024年11月23日閲覧。
- ^ “「シリーズ45周年記念!映画ドラえもんまつり」公式サイト”. 公式サイト (2024年9月27日). 2024年9月27日閲覧。
- ^ “「映画ドラえもんまつり」上映6作品が決定 来場者にステッカーをプレゼント”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年11月22日). 2024年11月22日閲覧。
- ^ a b “映画ドラえもん】『雲の王国』『ワンニャン時空伝』『銀河超特急』など6作が2025年1月より全国上映。一部作品はデジタルリマスターとして初上映”. ファミ通.com (2024年11月25日). 2024年11月26日閲覧。
- ^ “映画ドラえもん45周年記念!あったらいいな!絵にまつわるひみつ道具絵のコンクール”. 『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』公式サイト. 2024年11月23日閲覧。
- ^ “映画ドラえもん45周年記念!「ドラえもん、のび太たちが大活躍する物語」を自由に書こう!物語のコンクール”. 『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』公式サイト. 2024年11月23日閲覧。
- ^ “USJ『ドラえもん』新アトラクション発表 初の4‐Dで映画新作「のび太の絵世界物語」を体感【概要】”. ORICON NEWS (2024年11月26日). 2024年11月26日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]
- 漫 - 原作漫画、大長編漫画等の執筆者の頭の1文字または略記号。藤=藤子不二雄。F=藤子・F・不二雄。1987年の独立前のみ「藤」と記載した(ただし『ドラえもん』は連載開始時から藤本単独作)。FP=藤子プロ。それ以外は作画者を記載。括弧付きは藤本以外が執筆した外伝、短編など。詳細は大長編ドラえもん#作品一覧(併映作品は各作品のページ)を参照。