本沢ダム (山形県)
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本沢ダム | |
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所在地 | 山形県上山市狸森 |
位置 | |
河川 | 最上川水系本沢川 |
ダム諸元 | |
ダム型式 | アースダム |
堤高 | 17.5 m |
堤頂長 | 81.2 m |
堤体積 | 30,000 m3 |
流域面積 | 19.6 km2 |
湛水面積 | 2 ha |
総貯水容量 | 157,000 m3 |
有効貯水容量 | 157,000 m3 |
利用目的 | かんがい |
事業主体 | 最上川中流土地改良区 |
着手年 / 竣工年 | ? / 1952年 |
出典 | [1] |
備考 | 2003年再開発[2] |
本沢ダム(もとさわダム)は、山形県上山市狸森[2](むじなもり[3])、最上川水系本沢川に建設されたダム[4]。高さ17.5メートルのアースダムで、灌漑を目的とする[4]、最上川中流土地改良区管理[2]のため池である。1952年(昭和27年)に建設され[2]、その後1991年(平成3年)よりダム再開発事業を実施[4]、2003年(平成15年)に完成した[2]。
地理
[編集]本沢ダムが建設された本沢川(もとさわがわ[6]、もとざわがわ[7])は、白鷹山地・高森山に端を発する川で[6]、最上川水系の一級河川である[7]。本沢ダムを経つつ東へと流れ、山形市前明石で須川へと合流する[6]。長さは12.5キロメートルである[7]。
歴史
[編集]- 1952年(昭和27年) - 建設[2]。
- 1991年(平成3年) - ダム再開発事業着手[4]。
- 1999年(平成11年)8月〜2000年(平成12年)3月 - 仮排水路建設工事[4]。
- 2002年(平成14年)8月〜11月 - ダム本体掘削工事[4]。
- 2002年8月〜12月 - ダム本体コンクリート打設および盛土工事[4]。
- 2003年(平成15年) - 完成[2]。
-
再開発前[8]
交通アクセス
[編集]- 公共交通機関
- 「岩の下」バス停が最寄り[5]。JR山形駅あるいは山形鉄道フラワー長井線・荒砥駅から路線バス(山交バス・山形〜長谷堂〜荒砥駅〜長井市役所)が運行されている[9]。
- 自家用自動車
- 山形市あるいは西置賜郡白鷹町中心市街地から国道348号[5]。
脚注
[編集]- ^ 所在地・事業主体・完成年は『山形県統計年鑑(平成27年)』、その他は「ダム便覧」による(2017年5月7日閲覧)。画像は国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成(2013年撮影)。
- ^ a b c d e f g h “山形県統計年鑑(平成27年)”. 山形県. 2017年5月7日閲覧。
- ^ “山形県上山市の郵便番号一覧”. 日本郵便. 2017年5月7日閲覧。
- ^ a b c d e f g “ダム便覧 本沢ダム[山形県]”. 日本ダム協会. 2017年5月7日閲覧。
- ^ a b c “山形県上山市狸森の地図”. Mapion. 2017年5月14日閲覧。
- ^ a b c 『日本歴史地名大系 6 山形県の地名』265ページ。
- ^ a b c 『河川大事典』987ページ。
- ^ 国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成(1965年撮影)。
- ^ “路線バス時刻表 山形〜長谷堂〜荒砥駅〜長井市役所”. 山交バス (2017年4月1日). 2017年5月14日閲覧。
参考文献
[編集]- 日外アソシエーツ編集『河川大事典』日外アソシエーツ、1991年。ISBN 4816910174
- 平凡社地方資料センター編集『日本歴史地名大系 6 山形県の地名』平凡社、1990年。ISBN 4582490069
- 『山形県統計年鑑(平成27年)』山形県、2017年。