村川凪
2024年6月5日 横須賀スタジアム | |
基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
出身地 | 広島県福山市 |
生年月日 | 1998年6月26日(26歳) |
身長 体重 |
174 cm 63 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 外野手 |
プロ入り | NPB / 2021年 育成選手ドラフト1位 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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村川 凪(むらかわ なぎ、1998年6月26日 - )は、広島県福山市出身の元プロ野球選手(外野手・育成選手)。右投左打。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]福山市立東中学校時代は軟式野球部に所属。如水館高校では1年春からベンチ入り[1]も、3年夏の県大会決勝で堀瑞輝率いる広島新庄に敗れ[2]、甲子園出場はなかった。
四日市大学では、三重学生野球リーグで1度のベストナイン、3度の盗塁王に輝いた[3]。
四国IL・徳島時代
[編集]卒業後はトライアウトを経て四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスに入団[1]。2021年は63試合に出場、成功率.800という正確性を兼ね備えて40盗塁を記録し、盗塁王となった[3]。
DeNA時代
[編集]2021年10月11日に行われたNPBドラフト会議にて、横浜DeNAベイスターズから育成選手ドラフト1位指名を受け、11月21日に支度金300万円、年俸340万円で仮契約を結んだ[4]。背番号は103。
2022年はイースタン・リーグ公式戦72試合に出場し、打率.208の成績で、チーム2位の13盗塁を記録したものの10盗塁死を喫した[5]。
2023年はイースタン・リーグ公式戦108試合に出場し、打率.280、24打点の成績で、12盗塁死を喫しながらも2位に10個以上の差をつける29盗塁を記録し、イ・リーグ最多盗塁者賞を獲得した[6][7][8]。
2024年は監督の三浦大輔の「実戦や早い段階から(武器である足を)見てみたい」との理由から、育成選手では唯一、春季キャンプのA班に振り分けられた[9]。しかし、キャンプ序盤の2月3日の走塁練習で左太腿の肉離れを発症し、翌日A班からの離脱が発表された[10]。4月20日のイースタン・リーグ巨人戦で戦線に復帰した[11]。戦線復帰からは打撃の調子がよく[12]、最終的に74試合の出場で盗塁数は12にとどまりながらも、打率.308、OPS.785の成績を残した[13][14]。一軍での起用を想定して8、9回に代走出場といった起用もされていたが、支配下登録されることはなく[13]、10月1日に球団より戦力外通告を受けた[15]。現役続行を希望し、トレーニングを継続する[14]。11月には12球団合同トライアウトを受験する意向を固めたと報じられている[16]。合同トライアウトに参加するもNPB球団からのオファーは無く、12月に現役引退を表明[17]。
選手としての特徴・人物
[編集]小学校時代に「自転車に乗る友達と競争して勝った」という快足が自慢で、付けられた愛称は「ハマのチーター」[1]。50メートルは手動計測で5秒5、一塁到達タイムは3秒6[2]。遠投も108メートルと強肩さを兼ね備える[18]。
中学時代より音楽ユニット「FUNKY MONKEY BABYS」の大ファンで、入寮時にはタオルやCD15枚などを持参[1]。このネットニュースの記事を見たメンバーのファンキー加藤からもTwitter上で「頑張れよ」と激励を受けた。
詳細情報
[編集]年度別打撃成績
[編集]- 一軍公式戦出場なし
独立リーグでの年度別打撃成績
[編集]年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2021 | 徳島 | 63 | 198 | 151 | 35 | 40 | 2 | 1 | 0 | 44 | 15 | 40 | 10 | 18 | 1 | 25 | - | 3 | 25 | 0 | .265 | .378 | .291 | .669 |
四国:1年 | 63 | 198 | 151 | 35 | 40 | 2 | 1 | 0 | 44 | 15 | 40 | 10 | 18 | 1 | 25 | - | 3 | 25 | 0 | .265 | .378 | .291 | .669 |
- 各年度の太字はリーグ最高
背番号
[編集]- 7(2021年)
- 103(2022年 - 2024年)
脚注
[編集]- ^ a b c d “DeNA育成D1位・村川凪、一発快走!「ハマのチーター」はスタート遅れても二盗成功”. サンスポ (2022年3月3日). 2022年3月11日閲覧。
- ^ a b “【DeNA育成1位】村川凪ってどんな選手?【徹底解説】|【公式】徳島インディゴソックス”. note (2021年10月11日). 2022年3月11日閲覧。
- ^ a b “《ドラフト隠し玉候補》“盗塁成功率8割の走り屋”と“鉄砲肩の19歳捕手”が独立L徳島に…「甲斐選手のように育成でも」”. Number Web (2021年10月9日). 2022年3月11日閲覧。
- ^ “【DeNA】育成ドラ1村川凪が年俸340万円で仮契約 俊足武器「日本代表に選出されるような選手に」”. スポーツ報知 (2021年11月21日). 2022年3月11日閲覧。
- ^ “2022年度 横浜DeNAベイスターズ 個人打撃成績(イースタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2022年10月12日閲覧。
- ^ “2022年度 横浜DeNAベイスターズ 個人打撃成績(イースタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2023年11月3日閲覧。
- ^ “2023年度 イースタン・リーグ リーダーズ(打撃部門)”. NPB.jp 日本野球機構. 2023年11月3日閲覧。
- ^ “イースタン・リーグ表彰 | 2023年 表彰選手”. NPB.jp 日本野球機構. 2024年2月6日閲覧。
- ^ 「DeNA・三浦大輔監督、育成・村川凪のキャンプA班抜てきと森敬斗の3年ぶりB班スタートの理由明かす」『サンスポ』2024年1月25日。2024年1月26日閲覧。
- ^ 「【DeNA】日本人育成で唯一宜野湾キャンプ参加の村川凪、肉離れで離脱「非常に残念」三浦監督」『日刊スポーツ』2024年2月4日。2024年2月6日閲覧。
- ^ 「2024年4月20日 横浜DeNAベイスターズvs.読売ジャイアンツ 試合出場成績 - プロ野球」『スポーツナビ』。2024年4月20日閲覧。
- ^ 「復帰後好調DeNA村川、バットでも猛アピール 成長の陰に「筒香の打撃」」『カナロコ by 神奈川新聞』2024年5月17日。2024年10月2日閲覧。
- ^ a b 「【DeNA】戦力外通告受けた韋駄天・村川凪が現役続行の道を模索「走攻守で活躍できる選手に」」『日刊スポーツ』2024年10月2日、1面。2024年10月2日閲覧。
- ^ a b 「【DeNA】戦力外通告受けた韋駄天・村川凪が現役続行の道を模索「走攻守で活躍できる選手に」」『日刊スポーツ』2024年10月2日、2面。2024年10月2日閲覧。
- ^ 日本テレビ. “【DeNA】大和、西浦直亨、大田泰示ら10選手と来季の契約を結ばず 投手は三浦銀二ら若手4選手も|日テレNEWS NNN”. 日テレNEWS NNN. 2024年10月1日閲覧。
- ^ “【DeNA】戦力外の育成・村川凪がトライアウト参加を決断「まだグラウンドで活躍できると思う」”. 日刊スポーツ. (2024年11月7日)
- ^ “【DeNA】昨季イースタン盗塁王の村川凪が現役引退を決断 牧、山本らと同じ98年組”. 日刊スポーツ. (2024年12月4日) 2024年12月4日閲覧。
- ^ “50m5秒5,遠投108mの俊足・強肩…DeNA育成1位・村川が母校を表敬訪問「ハマスタで盗塁決めたい」”. 東海テレビNEWS (2021年11月5日). 2024年2月6日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 村川凪 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 選手名鑑 - 横浜DeNAベイスターズ公式サイト
- 村川凪 (@m.nagi626) - Instagram