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東ヌプカウシヌプリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東ヌプカウシヌプリ
東南東麓から 士幌高原ヌプカの里
標高 1,252[1] m
所在地 北海道河東郡鹿追町上士幌町士幌町[1]
位置 北緯43度14分45秒 東経143度6分8秒 / 北緯43.24583度 東経143.10222度 / 43.24583; 143.10222座標: 北緯43度14分45秒 東経143度6分8秒 / 北緯43.24583度 東経143.10222度 / 43.24583; 143.10222[1]
山系 石狩山地
種類 溶岩ドーム[2]
東ヌプカウシヌプリの位置(北海道内)
東ヌプカウシヌプリ
東ヌプカウシヌプリ (北海道)
プロジェクト 山
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東ヌプカウシヌプリ(ひがしヌプカウシヌプリ)は、北海道河東郡鹿追町上士幌町士幌町にまたがる標高1,252 mである。

然別火山群を構成する火山の一つで、溶岩ドームに分類される[2]。山体は大雪山国立公園に指定されている[3]山と溪谷社による北海道百名山に選定されたことがあるが、新版では除外されている。

山名の語源はアイヌ語で「野原の上にいらっしゃる山」の意[4]。山体の西隣には同じく溶岩ドームの西ヌプカウシヌプリがある。北方にある然別湖は、東ヌプカウシヌプリと西ヌプカウシヌプリが、ヤンベツ川の正面に成長したために形成された堰止湖である[5]

登山口は、山体西麓の白樺峠にあり[6]、登り1時間程度で登頂できる[6]。山頂からは十勝平野が眺められる[6]。また、登山道にはガレ場(岩塊斜面)が多くナキウサギの姿が見られる。このガレ場が多くの風穴をつくり出し、そこから出入りする空気が影響して、普通は2000m級の高山に分布する高山植物が低標高な場所に育つという特異な環境ができている[7]

脚注

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  1. ^ a b c 国土地理院地図、2020年7月閲覧
  2. ^ a b 日本の火山: 然別火山群 - 産業技術総合研究所 地質調査総合センター、2020年7月閲覧
  3. ^ 大雪山国立公園: 区域図 - 環境省、2020年7月閲覧
  4. ^ 東ヌプカウシヌプリ - Yamakei Online、2020年7月閲覧
  5. ^ ジオツアーに求められる工夫(2011 ) - 澤田結基ら(原典: 守屋, 1983)
  6. ^ a b c 東ヌプカウシヌプリ - ひがし大雪自然館、2020年7月閲覧
  7. ^ しばれと永久凍土の物語 - とかち鹿追ジオパーク、2020年7月閲覧

関連項目

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外部リンク

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