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東京六大学合唱連盟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

東京六大学合唱連盟(とうきょうろくだいがくがっしょうれんめい)とは、東京を所在地とした6つの大学男声合唱団で構成される連盟。連盟内での通称は「六連(ろくれん)」だが、混声合唱の「東京六大学混声合唱連盟」と区別するために「男声六連」「男六(だんろく)」と呼ばれることもある。また、関西六大学合唱連盟(男声合唱)と区別するために「東京六連」と呼ばれることも多い。

加盟団体

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※五十音順

略歴

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1951年(昭和26年)5月に、NHKラジオにて東京六大学野球連盟の校歌・応援歌を放送するために、各校の合唱団が競演したことがきっかけとなり結成。同年11月12日に、明治大学講堂にて結成式が行われた。結成式では各大学の合唱団が歌を披露し、最後には六大学合同による合唱を秋山日出夫の指揮にて行った。なお、1930年(昭和5年)頃に同じ六大学の合唱団によって合唱連盟が結成されたが、演奏会は行われなかったという。

翌年の6月9日に第1回合同演奏会(当時は「定期演奏会」という名前ではない)を日比谷公会堂にて開催。以後、毎年1回のペースで演奏会がゴールデンウィーク期間中または近傍の日程で行われている。2024年(令和6年)5月には第73回定期演奏会がパルテノン多摩[1]で開催された[2]。ただし2020年(令和2年)はCOVID-19のため中止となった。

ここで初演された男声合唱作品は数多い。(別記)

指揮者では、秋山日出夫、木下保福永陽一郎畑中良輔中村健荒谷俊治北村協一前田幸市郎田中信昭伊藤栄一外山浩爾石丸寛濱田徳昭荒木宏明伊藤京子森本恭正宮下正関屋晋栗山文昭三林輝夫皆川達夫黒岩英臣樋本英一池辺晋一郎前田憲男佐藤公孝辻正行、Volker Renicke、若杉弘秋山和慶小林研一郎有村祐輔西義一阿部昌司佐藤正浩佐藤宏金川明裕髙坂徹大島義彰大井剛史三澤洋史鈴木成夫清水雅彦藤井宏樹田中宏佐藤拓大谷研二綱川立彦栗田信生仲光甫山脇卓也橋本祥路松下耕清水敬一辻博之当間修一田中豊輝広瀬康夫佐藤賢太郎吉川誠二雨森文也大久保光哉蓮沼喜文上西一郎宮本益光高嶋昌二など、著名な音楽家たちが軒並みステージに上っている[3]

各団体のOB合唱団による「東京六大学OB合唱連盟」も設立されており、1999年(平成11年)から演奏会が行われている。2002年(平成14年)から隔年開催となり、2024年(令和6年)6月には第13回演奏会が行われた。ただし、2020年(令和2年)はCOVID-19のため中止となった。加盟団体は以下の通り。

※五十音順

  • 慶應義塾ワグネル・ソサィエティーOB合唱団
  • 東京大学音楽部OB合唱団アカデミカコール
  • 法政大学アリオンコールOB会・男声合唱団オールアリオン
  • 明治大学グリークラブOB会合唱団駿河台倶楽部
  • 立教大学グリークラブOB男声合唱団
  • 早稲田大学グリークラブOB会・稲門グリークラブ

初演作品

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合同演奏で初演されたもののみを記す。

参考文献

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  • 法政大学アリオンコール70年史編纂委員会編『法政大学アリオンコール70年史』法政大学アリオンコールOB会、1998年

脚注

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  1. ^ 第73回東京六大学合唱連盟定期演奏会 | ワグネル・ソサィエティー男声合唱団(慶應義塾大学公認学生団体)”. ワグネル・ソサィエティー男声合唱団(慶應義塾大学公認学生団体) | 1901年に設立された慶應義塾大学で活動するワグネル・ソサィエティー男声合唱団(慶應義塾大学公認学生団体)のサイトです (2024年3月19日). 2024年6月25日閲覧。
  2. ^ 第68回東京六大学合唱連盟定期演奏会”. 慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団. 2020年2月2日閲覧。
  3. ^ 演奏ライブラリー 六連”. 慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団. 2020年2月2日閲覧。

外部リンク

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