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東新潟機関区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東新潟機関区
基本情報
鉄道事業者 日本貨物鉄道
帰属組織 関東支社
所属略号 東新
配置両数
内燃機関車 0両
合計 0両
備考 2023年3月までに機関車の配置を廃止
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東新潟機関区(ひがしにいがたきかんく)は、新潟県新潟市東区にある日本貨物鉄道(JR貨物)の車両基地・乗務員基地である。

概要

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白新線上沼垂信号場 - 東新潟駅 - 大形駅間に隣接しており、付近には新潟貨物ターミナル駅が広がる。

日本海縦貫線を中心に運転業務を行う他、日本海縦貫線の富山県以東の主要駅と関連線区及び磐越西線方面で運用されるディーゼル機関車が集中配置されていたが[1][2][3]、列車自体の廃止や他区所属機運用への置き換えにより、2021年(令和3年)3月までに当区所属機の定期運用は終了し、2023年(令和5年)までに機関車の配置も廃止された。以後は、機関車に関しては通常、他区所属機の仕業検査・給油等を行っている[4]

貨車の交番検査も所管しており[1][2]、新潟貨物ターミナル駅に貨車の検修施設(旧東新潟貨車区)を設けている[5]

また、新潟県長岡市南長岡派出(みなみながおかはしゅつ)が設置され、運転士が所属している[2]

歴史

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運転士乗務範囲

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2007年(平成19年)11月時点[2]

配置車両に表示される略号

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  • 東新」 - 東新潟を意味する「東新」から構成される。

所属車両

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2023年(令和5年)3月ダイヤ改正時点では配置車両なし[25]

最終期の配置車両

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配置車両は2021年3月現在、運用範囲は2016年3月26日改正時[26]

ディーゼル機関車

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DE10形
1500番台3両(1539・1676・1729号機)、3500番台3両(3505・3506・3507号機)の計6両が所属。
2021年3月12日以前の定期運用範囲は以下のとおり。
2021年3月13日のダイヤ改正前は当機関区所属の本形式が以上の運用を担当していたが、同日のダイヤ改正後、愛知機関区所属のDD200形に運用が置き換えられた。

過去の運用範囲

2014年3月15日改正当時[27]
2013年3月16日改正当時[28]

南長岡派出

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概要

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それまでJR東日本に委託していた貨物業務を解消するために、JR東日本に出向していた乗務員を中心として2005年4月1日に開設された。

運転士乗務範囲

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2007年(平成19年)11月時点[2]

脚注

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注釈

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  1. ^ 磐越西線内の区間は電化区間ではあるが、塩川駅発着列車は同駅での入換作業を行うため、当区のDD51形ディーゼル機関車が牽引[18]。広田駅発着列車は会津若松駅発着のコンテナ車との併結(1996年(平成8年)まで)で長町機関区・盛岡機関区のED75形電気機関車が牽引[18]

出典

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  1. ^ a b 鉄道ピクトリアル』2000年1月号(No.680)、電気車研究会、pp.35-36
  2. ^ a b c d e f g h i j 『鉄道ピクトリアル』2008年1月号(No.798)、電気車研究会、pp.28-30
  3. ^ 『鉄道ピクトリアル』2010年3月号(No.831)、電気車研究会、pp.21-24
  4. ^ 貨物時刻表』2023年3月ダイヤ改正版、鉄道貨物協会、2023年、p.228・233・238
  5. ^ 停車場配線研究会 『新 停車場線路配線ハンドブック』 吉井書店、1995年、p.342
  6. ^ a b c 三浦衛/沖勝則「日本海縦貫線牽引機の変遷と富山機関区」『鉄道ジャーナル』1996年11月号(No.361)、鉄道ジャーナル社、pp.56-63
  7. ^ 『鉄道ピクトリアル』2006年12月号(No.783)、電気車研究会、p.5・pp.24-31
  8. ^ a b c 『機関車EF81』 SHIN企画、1995年、pp.24-33・pp.48-49
  9. ^ a b 『鉄道ジャーナル』2005年7月号(No.465)、鉄道ジャーナル社、pp.111-112
  10. ^ 『鉄道ジャーナル』1987年5月号(No.246)、鉄道ジャーナル社、pp.34-35
  11. ^ 『鉄道ジャーナル』1988年2月号(No.256)、鉄道ジャーナル社、p.33
  12. ^ 『鉄道ピクトリアル』2000年12月号(No.694)、電気車研究会、p.52
  13. ^ 『鉄道ピクトリアル』1996年5月号(No.621)、電気車研究会、p.43
  14. ^ 『鉄道ピクトリアル』2007年2月号(No.785)、電気車研究会、p.2
  15. ^ 寺田裕一『ローカル私鉄 列車ダイヤ25年 西日本編』JTBパブリッシング、2004年、ISBN 4-533-05585-0、p.26
  16. ^ 渡辺一策「貨物運用の興味・石油の貨車輸送」『鉄道ピクトリアル』1995年6月号(No.606)、電気車研究会、pp.14-19
  17. ^ レイルマガジン』1999年3月号(No.186)、ネコ・パブリッシング、p.16
  18. ^ a b c d 鉄道ダイヤ情報』1995年11月号(No.139)、弘済出版社、pp.16-17
  19. ^ a b c 『レイルマガジン』1999年3月号(No.186)、ネコ・パブリッシング、p.14・24
  20. ^ 『鉄道ダイヤ情報』2001年3月号(No.203)、弘済出版社、pp.43-45
  21. ^ 『鉄道車両年鑑2005年版』(『鉄道ピクトリアル』2005年10月臨時増刊号(No.767))、電気車研究会、p.53・205
  22. ^ 『鉄道車両年鑑2007年版』(『鉄道ピクトリアル』2007年10月臨時増刊号(No.795))、電気車研究会、p.58
  23. ^ 『鉄道車両年鑑2010年版』(『鉄道ピクトリアル』2010年10月臨時増刊号(No.840))、電気車研究会、p.65
  24. ^ 2015年10月6日付レスポンス記事「中越パルプ工業の貨物列車、『休止』で姿消す…トラック輸送に」(2023年12月25日閲覧)
  25. ^ a b 『貨物時刻表』2023年3月ダイヤ改正版、鉄道貨物協会、2023年、pp.220-222
  26. ^ 『貨物時刻表』2021年3月ダイヤ改正版、鉄道貨物協会、2021年、p.221
  27. ^ 『貨物時刻表』2014年3月ダイヤ改正版、鉄道貨物協会、2014年
  28. ^ 『貨物時刻表』2013年3月ダイヤ改正版、鉄道貨物協会、2013年

関連項目

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