松本礼二
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人物情報 | |
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生誕 |
1946年??月??日 日本 |
出身校 | 東京大学 |
学問 | |
研究分野 | 政治学 |
研究機関 | 早稲田大学 |
松本 礼二(まつもと れいじ、1946年 - )は、日本の政治学者。早稲田大学教育・総合科学学術院名誉教授。とくにトクヴィルの政治思想の研究で知られる。
略歴
[編集]松本慎一の子として生まれ、幼いうちに父を亡くしたため母の元で育てられた[1]。
学歴
[編集]職歴
[編集]- 1972年 - 東京大学社会科学研究所助手
- 1978年 - 立教大学法学部助手
- 1979年 - 筑波大学専任講師
- 1982年 - 早稲田大学専任講師
- 1983年 - 早稲田大学助教授
- 1988年 - 早稲田大学教授
- 2017年 - 早稲田大学教授を退任
著書
[編集]単著
[編集]- 『トクヴィル研究――家族・宗教・国家とデモクラシー』(東京大学出版会、1991年)
- 『トクヴィルで考える』(みすず書房、2011年)
- 『知識人の時代と丸山眞男――比較20世紀思想史の試み』(岩波書店、2019年)
共著
[編集]- (古矢旬・五十嵐武士)『アメリカの社会と政治』(有斐閣、1995年)
- (飯島昇蔵・荻原隆・添谷育志・山田正行・松園伸・藤原保信)『西洋政治思想史〈2〉』(新評論、1996年)
- (川出良枝)『近代国家と近代革命の政治思想』(放送大学教育振興会、1997年)
共編著
[編集]翻訳
[編集]- アレクシス・ド・トクヴィル『アメリカにおけるデモクラシー』(岩永健吉郎共訳、研究社出版、1972年、研究社叢書、1983年)、各・抄訳版
- 『ヨーロッパ人のアメリカ論 トクヴィルほか』(岩永健吉郎共訳、解説本間長世、研究社出版〈アメリカ古典文庫21〉、1976年)にも収録
- アイザイア・バーリン『理想の追求』(福田歓一・田中治男・河合秀和共訳、岩波書店、1992年)
- アレクシス・ド・トクヴィル『アメリカのデモクラシー 第1巻』(岩波文庫(上・下)、2005年)- 各・ワイド版岩波文庫、2015年
- アレクシス・ド・トクヴィル『アメリカのデモクラシー 第2巻』(岩波文庫(上・下)、2008年)
家族
[編集]- 父の慎一は著述家・政治運動家で、とくに尾崎秀実との親交によって彼の獄中書簡集『愛情はふる星のごとく』を編集したことで知られる。戦後早いうちに若くして死去した。