板野駅
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(板西駅から転送)
板野駅 | |
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駅舎(2016年5月) | |
いたの Itano | |
◄T08 阿波大宮 (4.8 km) (1.8 km) 阿波川端 T06► | |
所在地 | 徳島県板野郡板野町大寺平田64 |
駅番号 | ○T07 |
所属事業者 | 四国旅客鉄道(JR四国) |
所属路線 | ■高徳線 |
キロ程 | 58.0 km(高松起点) |
電報略号 |
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駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
460人/日(降車客含まず) -2018年- |
乗降人員 -統計年度- |
936人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1923年(大正12年)2月15日[1] |
備考 | 無人駅[2][3] |
板野駅[* 1] | |
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いたの Itano | |
(1.3 km) 犬伏► | |
所属事業者 | 日本国有鉄道 |
所属路線 | 鍛冶屋原線 |
キロ程 | 0.0 km(板野起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1923年(大正12年)2月15日[4] |
廃止年月日 | 1972年(昭和47年)1月16日[4] |
板野駅(いたのえき)は、徳島県板野郡板野町大寺平田にある、四国旅客鉄道(JR四国)高徳線の駅である。駅番号はT07。
概要
[編集]全特急列車が停車する。徳島方面から来る大半の普通列車はこの駅で折り返す。県境を跨ぐ引田 - 当駅間の途中駅である阿波大宮駅・讃岐相生駅の停車本数は1ケタ台である。
歴史
[編集]- 1923年(大正12年)2月15日:阿波電気軌道(後の阿波鉄道)の池谷 - 鍛冶屋原間開通時に阿波大寺駅(あわおおてらえき)として開業[1][4]。
- 1933年(昭和8年)7月1日:阿波鉄道が国有化され[1][4]、鉄道省阿波線の駅となる。同時に板西駅(ばんざいえき)に改称。
- 1935年(昭和10年)3月20日:高徳本線(現・高徳線)全通。旧阿波線のうち当駅以東が高徳本線、当駅 - 鍛冶屋原間が鍛冶屋原線となり、高徳本線と鍛冶屋原線の乗換駅となる。
- 1943年(昭和18年)11月1日:鍛冶屋原線が不要不急線に指定され営業休止[4]。
- 1947年(昭和22年)7月15日:鍛冶屋原線が営業再開[4]。
- 1956年(昭和31年)4月10日:板野駅に改称[1][5]。
- 1972年(昭和47年)1月16日:鍛冶屋原線廃止[4][5]。
- 1982年(昭和57年)11月15日:貨物取り扱い廃止[1]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR四国の駅となる[1]。
- 1991年(平成3年)11月21日:土日祝日の駅員配置を取り止め[6]。
- 1998年(平成10年):構内跨線橋の供用を開始し、構内踏切撤去[7]。
- 2008年(平成20年)9月30日:構内に設置されていた有線放送電話(板野町内のみ通信可能)が廃止、撤去される。
- 2009年(平成21年)12月1日:みどりの窓口廃止。
- 2019年(令和元年)10月:平日の営業時間が短縮され、土休日が休みとなる[8]。
- 2024年(令和6年)3月16日:終日無人化[2][3]。
駅構造
[編集]ホームは島式2面3線(2面4線の1線を外した3線)である。かつては構内踏切があった[7]。
駅舎は地上駅で、駅舎内部にはタッチパネル式の自動券売機(オレンジカード利用可)が1台設置されている。トイレ(汲取り式)あり。
無人駅である[2][3]。無人化される前はJR四国の契約社員による直営駅[9][10]で、きっぷ販売窓口が設置されていた。また、かつてはみどりの窓口が設置されていたが廃止された(廃止後も指定席券は購入可能であった)。キオスクは撤退した。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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1・2・3 | ■高徳線 | 下り | 徳島・阿南方面 |
2・3 | 上り | 三本松・高松・岡山方面 |
- 3番のりばは上下線の副本線(待避線)となっている。
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駅舎内(2016年5月)
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ホーム(2016年5月)
利用状況
[編集]1日平均乗車人員は下記の通り。
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駅周辺
[編集]- 板野町役場
- 板野町商工会館
- 徳島板野警察署板野町大寺駐在所
- 中国四国農政局四国東部農地防災事業所
- 板野町立板野中学校
- 徳島県立板野高等学校
- 板野町町民センター
- 板野郵便局
- 阿波銀行板野支店
- 徳島大正銀行板野支店
- JA板野郡板野支店
- 亀山神社
- 白鳥神社
- 金泉寺(四国八十八箇所・第3番札所)
- 徳島県道12号鳴門池田線
- 徳島県道165号板野停車場線
- 旧吉野川
- 板野タクシー
- 徳島バス「板野駅南」停留所
隣の駅
[編集]廃止区間
[編集]- 日本国有鉄道
- 鍛冶屋原線
- 板野駅 - 犬伏駅
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g 石野 1998, p. 650.
- ^ a b c 『2024年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)四国旅客鉄道、2023年12月15日。オリジナルの2023年12月15日時点におけるアーカイブ 。2023年12月15日閲覧。
- ^ a b c 『駅業務体制の見直しについて』(PDF)(プレスリリース)四国旅客鉄道、2023年10月23日。オリジナルの2023年10月23日時点におけるアーカイブ 。2023年10月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g 石野 1998, p. 651.
- ^ a b “別紙2 高徳線の歴史”. JR四国. 2024年8月3日閲覧。
- ^ 「休日に駅員無配置21日から4駅で JR四国」『交通新聞』交通新聞社、1991年11月6日、1面。
- ^ a b 『鉄道ピクトリアル』第48巻第4号、電気車研究会、1998年4月、81頁。
- ^ “JR四国の旅行代理店「ワーププラザ」 徳島3カ所廃止検討阿波池田・阿南・鴨島”. 徳島新聞. (2022年2月26日) 2022年9月22日閲覧。
- ^ 『JR全線全駅 2001年版』弘済出版社、2000年12月7日、498頁。
- ^ “JR四国の旅行代理店「ワーププラザ」 徳島3カ所廃止検討 阿波池田・阿南・鴨島|徳島の話題|徳島ニュース|徳島新聞”. 徳島新聞Web. 2019年3月15日閲覧。
参考文献
[編集]- 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年。ISBN 978-4-533-02980-6。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 四国の駅情報 | 板野駅 - 四国旅客鉄道