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池谷駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
池谷駅
駅舎(2022年8月)
いけのたに
Ikenotani
地図
徳島県鳴門市大麻町池谷字柳の本100番地
北緯34度9分10.55秒 東経134度31分44.06秒 / 北緯34.1529306度 東経134.5289056度 / 34.1529306; 134.5289056座標: 北緯34度9分10.55秒 東経134度31分44.06秒 / 北緯34.1529306度 東経134.5289056度 / 34.1529306; 134.5289056
所属事業者 四国旅客鉄道(JR四国)
電報略号 イタ
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年度-
162[1]人/日
-2019年-
開業年月日 1916年大正5年)7月1日[2][3]
乗入路線 2 路線
所属路線 高徳線
駅番号 T04
キロ程 64.2 km(高松起点)
T05 板東 (2.1 km)
(2.7 km) 勝瑞 T03
所属路線 鳴門線
駅番号 N04
キロ程 0.0 km(池谷起点)
(勝瑞)* (2.7 km)
(1.3 km) 阿波大谷 N05
備考 無人駅
*大半の列車が徳島駅まで乗り入れ
テンプレートを表示

池谷駅(いけのたにえき)は、徳島県鳴門市大麻町池谷字柳の本にある、四国旅客鉄道(JR四国)のである。

高徳線所属線としており[2]鳴門線を加えた2路線が乗入れている。鳴門線は当駅を線路名称上の起点としているが、殆どの列車は高徳線経由で徳島駅に発着する。駅番号は高徳線がT04、鳴門線がN04

歴史

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駅構造

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V字形に分岐する高徳線・鳴門線それぞれに島式ホーム1面2線、計2面4線のホームがある地上駅。かつては鳴門線側3番線と駅舎の間に保線車両用の待避線があった。当駅を通過する特急「うずしお」は1番のりばを通過するが1線スルーではないため、勝瑞側を制限60 km/h、板野側を制限40 km/hで通過する。両線の間にある駅舎と双方のホームは跨線橋横断歩道橋型)で結ばれている。

当駅は簡易委託駅であったが、2012年7月11日から無人駅となった。無人化後も自動券売機は設置されていない。わたしの旅スタンプが置いてあったが、無人化の影響か勝瑞駅で管理するようになった。改札内にトイレ(汲み取り式)と手洗い場がある。また、改札内の跨線橋横に狸の祠(段四郎狸)がある。

以前は特急「うずしお」の殆どが停車して鳴門線の利用者の便を図っていたが、1998年10月のダイヤ改正時に半数程度が乗降客の多い勝瑞駅停車に変更された。その後、鳴門線の利便性低下を憂う鳴門市からの要望[8]によりダイヤが見直され、一部が池谷駅と勝瑞駅の両方に停車するようになった。当駅を通過する特急列車の利用客に限り池谷・勝瑞間は「区間外乗車」扱いとなる[9]。また平日の鳴門線からの下り列車1本(当駅止まり)は鳴門駅からノンストップで運転される。

のりば

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のりば 路線 方向 行先 備考
1・2 高徳線 上り 板野高松方面  
下り 徳島方面 板野・高松方面からの列車
3 鳴門線 上り 鳴門方面 当駅始発は4番のりば
4 下り 徳島方面 鳴門方面からの列車

利用状況

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1日平均乗車人員は下記の通り。

  • 163人(1995年度)
  • 176人(1996年度)
  • 172人(1997年度)
  • 160人(1998年度)
  • 137人(1999年度)
  • 133人(2000年度)
  • 124人(2001年度)
  • 123人(2002年度)
  • 126人(2003年度)
  • 125人(2004年度)
  • 137人(2005年度)
  • 133人(2006年度)
  • 129人(2007年度)
  • 112人(2008年度)
  • 106人(2009年度)
  • 106人(2010年度)
  • 110人(2011年度)
  • 103人(2012年度)
  • 99人(2013年度)
  • 92人(2014年度)


駅周辺

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元の大麻町の中心は板東駅の周辺であり、本駅の周辺の集落は小さい。駅の周辺は田圃が多い。

バス路線

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徳島県道167号線(旧撫養街道との重複区間)沿いに「池谷駅前」停留所があり、徳島バス鳴門大麻線が経由する。

隣の駅

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四国旅客鉄道(JR四国)
高徳線
普通
板東駅 (T05) - 池谷駅 (T04) - 勝瑞駅 (T03)
鳴門線
普通(平日下り1本のみ)
池谷駅 (N04) 鳴門駅 (N10)
普通
(勝瑞駅 - )池谷駅 (N04) - 阿波大谷駅 (N05)

脚注

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  1. ^ 徳島県 駅乗降客数”. 2021年3月11日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 石野 1998, p. 650.
  3. ^ a b c 石野 1998, p. 652.
  4. ^ 『鳴門市史』下巻、1988年、667-668頁
  5. ^ 「鉄道省告示第57号」『官報』1935年2月22日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  6. ^ “10駅を停留所化 国鉄四国総局・1日実施”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1984年1月31日) 
  7. ^ 「通報 ●山口線大歳駅ほか76駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1984年1月30日、32面。
  8. ^ 「鳴門の「西玄関」JR池谷駅 特急停車半減 鳴門市が「復活」要望」『徳島新聞』1999年5月7日。
  9. ^ きっぷのご利用案内:JR四国”. www.jr-shikoku.co.jp. 2024年10月10日閲覧。

参考文献

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  • 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年。ISBN 978-4-533-02980-6 

関連項目

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外部リンク

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