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林大地 (サッカー選手)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
林 大地
名前
愛称 ビースト
カタカナ ハヤシ ダイチ
ラテン文字 HAYASHI Daichi
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1997-05-23) 1997年5月23日(27歳)
出身地 大阪府箕面市[1]
身長 178cm
体重 74kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 ガンバ大阪
ポジション FW
背番号 91
利き足 右足[2]
ユース
2010-2012 日本の旗 ガンバ大阪JY
2013-2015 日本の旗 履正社高等学校
2016-2019 日本の旗 大阪体育大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2019-2021 日本の旗 サガン鳥栖 52 (14)
2021-2024 ベルギーの旗 シント=トロイデンVV 56 (14)
2023-2024 ドイツの旗 1.FCニュルンベルク (loan) 14 (2)
2024- 日本の旗 ガンバ大阪 1 (0)
代表歴2
2021  日本 U-23/24 11 (1)
獲得メダル
サッカー
ユニバーシアード
2019 ナポリ 男子
1. 国内リーグ戦に限る。2024年12月8日現在。
2. 2022年3月19日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

林 大地(はやし だいち、1997年5月23日 - )は、大阪府箕面市出身[1]プロサッカー選手Jリーグガンバ大阪所属。ポジションはフォワード。元日本代表

来歴

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プロ入り前

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中学時代はガンバ大阪のジュニアユースに所属していた(同期には市丸瑞希髙木彰人初瀬亮田中駿汰ら)が、目立った特徴も無く、ユースへの昇格を果たせず、履正社高校に進学[3]。高校では攻撃的MFでも起用され、第92回選手権第93回選手権で合計3得点を挙げる。その後進学した大阪体育大学では3年次に関西学生リーグ1部で22試合・24得点という成績を上げる。

サガン鳥栖

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2019年8月3日、翌2020年シーズンからサガン鳥栖に来季加入することが発表された[4]。同時に、鳥栖の特別指定選手登録が行われ、8月11日に行われた第22節のセレッソ大阪戦で途中出場からデビュー戦でゴールを決めた[5]

2020年よりサガン鳥栖に正式に入団。9月16日、第16節の柏レイソル戦では3試合連続ゴールを決めて勝利に貢献した[6]。プロ一年目で9得点を挙げ、チーム内得点王になった。2021年3月17日、第5節の柏レイソル戦では2得点をきめて勝利に貢献した[7]

シント=トロイデンVV

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2021年8月8日、ベルギーシント=トロイデンVVに完全移籍することでクラブ間で基本合意したことが発表された[8][9]。8月9日のFC東京戦でのセレモニーを経て渡欧し、メディカルチェック等を経て2021年8月20日付で正式契約を締結した[10]。8月28日、第6節のサークル・ブルッヘ戦で初先発から初ゴールを決めた[11]

2022-23年シーズンのリーグ開幕戦においても、香川真司橋岡大樹からのパスを受け、ゴールを決めた[12]

1.FCニュルンベルク

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2023年6月20日、ドイツ1.FCニュルンベルクに期限付き移籍が発表された。

期限付き移籍期間は2023年7月1日~2024年6月30日[13]

ガンバ大阪

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2024年6月30日、下部組織時代を過ごしたガンバ大阪へ完全移籍で加入することが発表された[14]

代表

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それまで世代別の日本代表に呼ばれたことはなかった[15] が、2021年3月21日、U-24アルゼンチン代表との強化試合2連戦「SAISON CARD CUP 2021」に臨むU-24日本代表に、怪我のため不参加となった堂安律に替わって追加招集[16]。3月26日の初戦(東京スタジアム)こそ三好康児との交代出場での3分+ATの出場にとどまったが、3月29日の2戦目(北九州スタジアム)では先発に抜擢され前半終了間際に初ゴールを決める[17]

6月の東京オリンピック代表選考では大会登録メンバー18名には選ばれずバックアップ4名の一人として選ばれた[18] ものの、大会の規定変更でバックアップメンバーが登録メンバーに加わることになり、さらにFW登録メンバーの上田綺世前田大然の体調不良等もあって第1戦の南アフリカ共和国戦・第2戦のメキシコ戦に先発出場、攻守に貢献した[19]。決勝トーナメントでも全試合に先発出場したが、最終的に本大会5試合で得点を挙げることは出来なかった[20]

2022年3月19日、大迫勇也の負傷で追加招集され、カタールW杯アジア最終予選に臨む日本代表に初招集された[21]。日本代表のカタールW杯出場が決定した24日のアウェイ・オーストラリア戦はベンチ外となり、29日のホーム・ベトナム戦はベンチ入りするも出場機会はなかった。

エピソード

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所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2019 鳥栖 31 J1 1 1 0 0 - 1 1
2020 16 31 9 1 0 - 32 9
2021 8 20 4 1 1 0 0 21 57
ベルギー リーグ戦 リーグ杯ベルギー杯 期間通算
2021-22 シント・トロイデン 15 ジュピラー 25 7 - 1 0 26 7
2022-23 8 31 7 - 3 1 34 8
ドイツ リーグ戦 リーグ杯DFBポカール 期間通算
2023-24 ニュルンベルク 9 2. ブンデス 14 2 - 3 1 17 3
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2024 G大阪 91 J1 1 0 - 0 0 1 0
通算 日本 J1 53 14 2 1 0 0 55 15
ベルギー ジュピラー 56 14 - 4 1 60 15
ドイツ 2. ブンデス 14 2 - 3 1 17 3
総通算 123 30 2 1 7 2 132 33

タイトル

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クラブ

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大阪体育大学

代表

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ユニバーシアード日本代表

個人

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代表歴

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試合数

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  • 国際Aマッチ 0試合0得点(2022年)


日本代表国際Aマッチ
出場得点
2022 0 0
通算 0 0

脚注

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  1. ^ a b “林大地選手に届け 地元のサッカーファンたちが寄せ書きエール”. 産経新聞. (2021年7月29日). https://www.sankei.com/article/20210729-YKZOWGSKX5LB7INDF7YD5AAP2Y/ 2021年7月31日閲覧。 
  2. ^ エルゴラッソ特別編集 編『Jリーグ選手名鑑2021 J1・J2・J3』三栄書房、2021年。ASIN B08W7SQ4TH 
  3. ^ 中学時代、レギュラーではなかった林大地が世界大会決勝でスタメンに抜擢されると…。【東京五輪メンバーのルーツ探訪】”. Soccer Digest Web (2021年7月28日). 2021年7月31日閲覧。
  4. ^ 鳥栖がユニバ優勝メンバーの明治大DF森下&大阪体育大FW林の来季加入を発表!”. ゲキサカ (2019年8月3日). 2021年7月13日閲覧。
  5. ^ 鳥栖林がデビュー戦弾、生まれ育った大阪で劇勝貢献”. 日刊スポーツ (2019年8月11日). 2019年8月11日閲覧。
  6. ^ ルーキーFW林大地が3戦連発!! オルンガ弾で先制許すも…鳥栖、原川の美弾で柏に逆転勝利”. ゲキサカ (2020年9月16日). 2020年9月16日閲覧。
  7. ^ 好調の鳥栖が林大地2発で完封勝ち! 柏は反撃実らず3連敗”. ゲキサカ (2021年3月17日). 2021年3月17日閲覧。
  8. ^ 【新加入】林大地選手 完全移籍でサガン鳥栖と基本合意のお知らせ』(プレスリリース)シント=トロイデンVV、2021年8月8日https://stvv.jp/news/20210808_12021年8月8日閲覧 
  9. ^ J1鳥栖の東京五輪代表FW林がベルギー1部に完全移籍「五輪の悔しさバネに」”. デイリースポーツ (2021年8月8日). 2021年8月9日閲覧。
  10. ^ 【新加入】FW林大地選手 サガン鳥栖より完全移籍のお知らせ』(プレスリリース)シント=トロイデンVV、2021年8月20日https://stvv.jp/news/20210820_12021年8月20日閲覧 
  11. ^ ベルギー移籍の林大地、デビュー弾が決勝点に! チームの連敗を止める サッカーキング(2021年8月29日)2021年8月29日閲覧。
  12. ^ 開幕戦で林大地が今季初ゴール! 香川と橋岡がお膳立て! STVVは町田欠場のユニオンSGとドロー決着”. SOCCER DIGEST WEB (2022年7月24日). 2022年7月24日閲覧。
  13. ^ 【お知らせ】FW林大地選手 1.FCニュルンベルクへの期限付き移籍について”. STVV. (2023年6月20日)、2023年6月27日閲覧。
  14. ^ 林 大地選手 シント=トロイデンVV(ベルギー)より完全移籍加入のお知らせ”. ガンバ大阪オフィシャルサイト. 2024年6月30日閲覧。
  15. ^ “遅れてきた男、ビースト林大地が代表初ゴール”. 日刊スポーツ. (2021年3月29日). https://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/202103290001100.html 2021年7月30日閲覧。 
  16. ^ U-24日本代表 選手変更のお知らせ SAISON CARD CUP 2021【3.26@東京/東京スタジアム、3.29@福岡/北九州スタジアム】』(プレスリリース)日本サッカー協会、2021年3月21日http://www.jfa.jp/news/00026522/2021年7月30日閲覧 
  17. ^ “ビースト”林大地が吼える! U-24日本代表初招集で初ゴール「FWなので決め切るのが責任」”. ゲキサカ (2021年3月29日). 2021年4月10日閲覧。
  18. ^ U-24日本代表メンバー 第32回オリンピック競技大会(2020/東京) サッカー競技(男子) キリンチャレンジカップ2021【7.12@大阪、7.17@兵庫】』(プレスリリース)日本サッカー協会、2021年6月22日http://www.jfa.jp/news/00027265/2021年7月30日閲覧 
  19. ^ “男子は林大地、女子は木下桃香…サッカー日本代表に勢いもたらす選手たち”. 東京新聞. (2021年7月29日). https://www.tokyo-np.co.jp/article/120219 2021年7月30日閲覧。 
  20. ^ “滑り込んだ「ビースト」林大地、五輪で示した自分のスタイル 悔しさを糧に次のステージへ”. 西日本スポーツ. (2021年8月7日). https://web.archive.org/web/20210806211419/https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/781810/ 2021年8月9日閲覧。 
  21. ^ サッカー日本代表の救世主になれるか!? 初招集FW林大地、ベルギーでのゴールが凄い! フットボールチャンネル(2022年3月19日)2022年3月20日閲覧。
  22. ^ “小瀧望 WESTの風吹いた!関西出身の南野、堂安が活躍 W杯ドーハの歓喜 20回叫んだ「耐えろ!」”. Sponichi Annex. (2022年11月25日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/11/25/kiji/20221125s00041000210000c.html 2022年11月27日閲覧。 
  23. ^ 東京2020オリンピック箕面市関連選手の紹介・競技日程について”. 箕面市. 2021年7月31日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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