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桃園捷運緑線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
桃園捷運緑線
基本情報
通称 グリーンライン
現況 建設中
中華民国の旗 台湾
所在地 桃園市
種類 中運量
路線網 桃園捷運
起点 建徳興豊駅
終点 横山駅坑口駅
駅数 21駅(本線)
所有者 桃園市政府捷運工程局
運営者 桃園大衆捷運股份有限公司
路線構造 高架地下
車両基地 北機廠・南機廠
路線諸元
路線距離 27.8km
軌間 1,435mm
複線区間 全線
電化区間 全線
電化方式 第三軌条方式直流750V
保安装置 CBTC(Communication Based Train Control System)
テンプレートを表示
停車場・施設・接続路線
hSTRq hSTR+r
←桃園機場捷運↓
G19 横山
uexhSTR hSTRl hSTR+r
MHUB tLSTR
G18 航空城三 桃園航空城
MHUB tLSTR FLUG
G17 航空城二 桃園国際空港
MHUB tLSTR
G16 航空城一 航空城支線↑
uexhSTR hSTRl
桃園機場捷運(機場線)
uexhSTR
G15b 坑口
uexhABZg+l uexhBHFq uexhSTRq uexhSTRr
G15a 菓林
uexhABZg+l uexKDSTeq
北機廠
uexhBHF
G15 水尾
uxmhKRZho
台湾高速鉄道
uexhBHF
G14 蘆竹中正北
uexhBHF
G13 南竹中正北
uexhtSTRa
中山高速道路
uextBHF
G12 蘆興埤
uextBHF
G11 芸文特区
G10 中正大興
uextKRZh
uexhSTRq
桃園捷運橘線
uextBHF
G9 中正力行
uextBHF
G8 景福宮
uexhSTRq uexhSTRq
G7 桃園車站 桃園捷運棕線
STRq umtKRZ
STRq STR+r
台鉄縦貫線
uextBHF
G6 陽明運動公園
国道2号
uextBHF
G5 小大湳
G4 大湳
uextSTR uextSTRl uexhtSTReq
新北捷運三鶯線
uextBHF
G3 チョコレート
uexhtSTRe
uexhBHF
G2 仁徳公園
uexhBHF
0.0 G1 建徳興豊
uexhABZgl uexhLSTRq uexhBHFq uexhSTR+r
GA01 大渓延伸線
uexhBHF uexhLSTR
GE01 中壢延伸線
uexhSTRe uexhBHF
GA02
uexABZgl uexKDSTeq uexhLSTR
南機廠
uexhtSTRa uexhKBHFe
GA03
uextBHF
GE02
uextBHF
GE03
uextBHF
GE04
GE05/A24 中壢体育園区
extSTR
↓機場線

緑線(りょくせん、Green Line)は台湾桃園市で計画中の桃園捷運捷運路線名の1つで、航空城線空港都市線とも言われており[1]、下記の路線により構成されている。

概要

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桃園市八徳区から市の中心地桃園区を経て市内を南北に縦断し、大園区に至る全長約27.8 km・21駅の路線で、地下区間が約12.5 km・10駅、高架区間が約15.3 km・11駅で構成される。第1期区間としてG01(建徳興豊駅) - G15(水尾駅)、G15a(菓林駅)、G15b(坑口駅)間の本線を建設し、坑口駅で桃園機場捷運(機場線)と連絡する。第2期区間として開発計画が進んでいる桃園航空城の鉄道アクセスを担うG15(水尾駅) - G19(横山駅)間の航空城支線を建設し、横山駅で桃園機場捷運(旧桃園捷運藍線)と連絡する。また八徳区から先は中壢区大渓区への延伸が計画されている。 総事業費は本線と航空城支線が約982億元で、負担割合は市が約585億元、中央政府が約397億元。中壢延伸線が約362億元で、負担割合は市が約152億元、中央政府が約210億元。大渓延伸線が約119億元。

路線データ

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本線と航空城支線

沿革

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桃園客運運行の捷運先導バスGR2路
  • 2011年
8月8日 - 路線計画および周辺開発計画のフィジビリティスタディ(以下F/S)が行政院経済建設委員会(国家発展委員会の前身)で承認される[4]

将来

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  • 2026年 - 本線第1期(坑口~芸文特区、GC01工区の一部・GC03工区の一部)が完工・開業し、桃園大衆捷運股份有限公司 に引き渡されて運営される。
  • 2028年 - 本線第2期(芸文特区~景福宮、GC03工区の一部)が完工・開業し、桃園大衆捷運股份有限公司に引き渡されて運営される。
  • 2030年 - 本線第3期(景福宮~建徳興豊、GC01/GC02/GC03工区)が完成・開業し、桃園大衆捷運股份有限公司に引き渡されて運営される。
  • 2031年 - 航空城支線が完工・開業。

延伸計画

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中壢延伸線

F/S審査は交通部が2019年8月30日に(終点が中壢体育園区に変更された)[16]、国家発展委員会が同年12月24日に[17]、行政院が2020年2月15日に承認した[18]

環境保護署は2022年10月26日に環境アセスメント初回審査を[19]、 同年12月14日に本審査を通過させた[20]。総合計画は交通部が2023年10月12日に[21]、国家発展委員会が同年11月23日に[22]、行政院が同年12月29日に承認した[23]

入札は2024年下半期に処理され、2024年末までの起工を目標としている[24]

大渓延伸線

2019年12月29日に4.33km、3駅を設置する計画が始動[3]。F/S審査は交通部がこの計画はやや不十分で、大渓区の発展を促進することはできないと判断し、大漢渓東岸の大渓老街への延長を計画に含めることを提案した[25]。その場合距離は2.2キロ、総費用は100億~200億元増加し、約250億元と推定される[26]

車両

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  • シーメンスとのコンソーシアムを組んだ現代ロテムが1編成2両の無人運転対応車両40編成80両を受注[27]

駅一覧

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本線

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2024年8月20日に、駅名が発表された。[28]

駅番号 駅名 駅間
キロ
[29][30]
累計
キロ


接続路線・備考 所在地
日本語 繁体字
中国語
英語
↑ 大渓延伸線・中壢延伸線へ接続予定
G1 建徳興豊駅
(八徳国小)
建德興豐站
(八德國小)
Jiande Xingfeng
(Bade Elementary School)
0.0 0.0
 大渓延伸線
 中壢延伸線
桃園市 八徳区
G2 仁徳公園駅 仁德公園站 Rende Park 1.463 1.463  
G3 チョコレート駅 巧克力站 Chocolate 1.328 2.791
 
G4 大湳駅 大湳站 Danan 1.554 4.345  新北捷運三鶯線
G5 小大湳駅 小大湳站 Xiaodanan 1.320 5.665  
G6 陽明運動公園駅
(陽明高中)
陽明運動公園站
(陽明高中)
Yangming Sports Park
(Yangming Senior High School)
1.518 7.183   桃園区
G7 桃園車站駅 桃園車站 Taoyuan Main Staion 1.360 8.543  台湾鉄路管理局縦貫線
 棕線
G8 景福宮駅 景福宮站 Jingfu Temple 0.985 9.528  
G9 中正力行駅
(桃園夜市)
中正力行站
(桃園夜市)
Zhongzheng Lixing
(Taoyuan Night Market)
0.863 10.391  
G10 中正大興駅 中正大興站 Zhongzheng Daxing 1.112 11.503  橘線
G11 芸文特区駅
(展演中心)
藝文特區站
(展演中心)
Taoyuan Arts and Cultural Business District
(Taoyuan Arts Center)
0.745 12.248  
G12 蘆興埤駅 蘆興埤站 Luxingpi 1.319 13.567  
G13 南竹中正北駅
(河底)
南竹中正北站
(河底)
Nanzhu Zhongzheng North
(Hedi)
1.642 15.209 高架   蘆竹区
G14 蘆竹中正北駅 蘆竹中正北站 Luzhu Zhongzheng North 1.349 16.558  
G15 水尾駅 水尾站 Shuiwei 2.139 18.697  航空城支線
G15a 菓林駅 菓林站 Guolin 大園区
G15b 坑口駅 坑口站 Kengkou 21.545 機場線 蘆竹区

航空城支線

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接続駅を除き、駅名は仮称。

駅番号 駅名 駅間
キロ
累計
キロ
駅構造 接続路線・備考 所在地
日本語 繁体字
中国語
英語
↑ 本線直通予定
G15 水尾駅 水尾站 Shuiwei 0.0 0.0 高架  本線 桃園市 蘆竹区
G16 航空城一駅 航空城一站 Aerotropolis 1 大園区
G17 航空城二駅 航空城二站 Aerotropolis 2
G18 航空城三駅 航空城三站 Aerotropolis 3
G19 横山駅 橫山站 Hengshan 6.255 機場線

大渓延伸線

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接続駅を除き、駅名は仮称。

駅番号 駅名 駅間
キロ
累計
キロ
駅構造 接続路線・備考 所在地
日本語 繁体字
中国語
英語
↑ 本線接続予定
G1 建徳興豊駅
(八徳国小)
建德興豐站
(八德國小)
Jiande Xingfeng
(Bade Elementary School)
0.0 0.0 高架  本線
 中壢延伸線
桃園市 八徳区
GA01   大渓区
GA02  
GA03 埔頂転運駅 埔頂轉運站 Puding Transfer Station 4.33  

中壢延伸線

[編集]

接続駅を除き、駅名は仮称。

駅番号 駅名 駅間
キロ
累計
キロ
駅構造 接続路線・備考 所在地
日本語 繁体字
中国語
英語
↑ 本線接続予定
G1 建徳興豊駅
(八徳国小)
建德興豐站
(八德國小)
Jiande Xingfeng
(Bade Elementary School)
0.0 0.0 高架  本線
 大渓延伸線
桃園市 八徳区
GE01
GE02 地下 中壢区
GE03
GE04
GE05 中壢体育園区駅 中壢體育園區站 Zhongli Sports Park  機場線
A23 中壢車站駅 中壢車站 Zhongli Railway Station 7.2 機場線
 台湾鉄路管理局縦貫線

脚注

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  1. ^ (繁体字中国語)"捷運綠線-路網介紹". 桃園市政府交通局. 2016年4月24日閲覧
  2. ^ (繁体字中国語)“捷運綠線G01站延伸至中壢火車站”. 自立晩報. (2017年2月22日). http://www.idn.com.tw/news/news_content.php?catid=5&catsid=3&catdid=0&artid=20170222sean008 
  3. ^ a b 張弘昌 (2019年12月19日). "捷運綠線延伸大溪 全線高架". 聯合報. 2019年12月20日閲覧
  4. ^ “经建会通过桃园航空城捷运线案”. 中央通訊社 (新浪新聞). (2011年8月8日). http://dailynews.sina.com/gb/news/heh/cna/20110808/07102667851.html 
  5. ^ “培養捷運綠線運量 桃園航空城捷運線先導公車通車營運”. NOW新聞. (2013年10月22日). オリジナルの2013年10月28日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/Xj978 
  6. ^ “桃園メトロ・空港都市線 早ければ2019年にも完成か/台湾”. フォーカス台湾. (2014年7月17日). オリジナルの2014年7月18日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140718133815/http://japan.cna.com.tw/news/atra/201407170005.aspx 
  7. ^ “〈北部〉綠線捷運審議通過 地方一片叫好”. 自由時報. (2016年3月22日). http://news.ltn.com.tw/news/local/paper/971053 
  8. ^ “台湾・桃園で新たな鉄道整備計画進む 工期8年以内で部分開通目指す”. フォーカス台湾. (2016年3月22日). オリジナルの2016年3月25日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160325084726/http://japan.cna.com.tw/news/atra/201603220006.aspx 
  9. ^ 陳宥廷 (2016年4月24日). “桃園都會區大眾捷運系統航空城捷運線(綠線)計畫獲行政院核定”. 自由時報. http://news.ltn.com.tw/news/local/paper/982232 2016年4月23日閲覧。 
  10. ^ “桃園市政府與德商西門子團隊合作,打造綠線捷運”. 桃園市政府捷運工程局. (2018年6月25日). http://dorts.tycg.gov.tw/home.jsp?id=11&parentpath=2&mcustomize=multimessage_view.jsp&dataserno=201806250076 
  11. ^ “桃捷綠線GC01標工程 大陸得標”. 中国時報. (2018年8月16日). http://www.chinatimes.com/newspapers/20180816000488-260204 
  12. ^ “桃園市内4区結ぶメトロが起工 25年開業目指す/台湾”. フォーカス台湾. (2018年10月17日). http://japan.cna.com.tw/news/atra/201810170001.aspx 
  13. ^ “桃捷綠線GC02標地下段土建統包工程 中華工程聯合團隊獲選”. 桃園電子報. (2019年6月5日). https://tyenews.com/2019/06/18577/ 
  14. ^ “〈北部〉《桃園》綠捷主線土建全發包 地下段2026年完工”. 自由時報. (2019年6月14日). https://news.ltn.com.tw/news/local/paper/1295767 
  15. ^ "捷運綠線暨鐵路地下化開工 桃園三心六線願景". 大紀元. 2019年9月20日. 2019年9月21日閲覧
  16. ^ "《桃園》捷運綠線延伸中壢 可行性研究交部通過". 自由時報. 2019年8月31日. 2019年8月31日閲覧
  17. ^ "桃園捷運綠線延伸中壢可研 國發會通過". 中国時報. 2019年12月24日. 2019年12月25日閲覧
  18. ^ “桃園捷運綠線延伸中壢段 可行性研究通過”. 自由時報. (2020年2月16日). https://news.ltn.com.tw/news/life/paper/1352295 
  19. ^ “連結八德及中壢 桃捷綠線延伸案過環評初審”. 中国時報. (2022年10月26日). https://www.chinatimes.com/realtimenews/20221026002540-260405?chdtv 
  20. ^ “桃捷綠線延伸中壢 環評大會今順利通過”. 自由時報. (2022年12月14日). https://news.ltn.com.tw/news/life/breakingnews/4154622 
  21. ^ “綠捷中壢延伸線交通部點頭 拚今年獲政院核定”. 中国時報. (2023年10月12日). https://www.chinatimes.com/realtimenews/20231012002117-260405 
  22. ^ “桃捷綠線延伸中壢國發會審議通過!行政院核定後就可動工”. 中国時報. (2023年11月25日). https://news.ltn.com.tw/amp/news/life/breakingnews/4501535 
  23. ^ “桃捷綠線延伸中壢 啟動招標”. 中国時報. (2024年1月3日). https://www.chinatimes.com/newspapers/20240103000522-260107 
  24. ^ “桃捷路網成環最後一哩路 綠線延伸進中壢車站年底動工”. 聯合報. (2024年5月12日). https://udn.com/news/amp/story/7324/7959009 
  25. ^ “桃捷大溪老街設站 經費增至250億”. 中国時報. (2024年3月18日). https://www.chinatimes.com/newspapers/20240318000427-260107 
  26. ^ “桃捷綠線延伸大溪老街有譜 經費增1倍不會變錢坑?”. 聯合報. (2024年5月12日). https://udn.com/news/amp/story/7324/7958794 
  27. ^ (英語)“Hyundai Rotem wins Taoyuan metro order”. メトロ・レポート・インターナショナル英語版. (2018年6月26日). http://www.metro-report.com/news/single-view/view/hyundai-rotem-wins-taoyuan-metro-order.html 
  28. ^ 桃園市政府捷運工程局 > 首頁 > 訊息公告 > 佈告欄”. dorts.tycg.gov.tw. 2024年8月20日閲覧。
  29. ^ (繁体字中国語)臺北市政府捷運工程局; 桃園縣政府 (2011年8月). 桃園都會區大眾捷運系統綠線(航空城捷運線)暨土地整合發展可行性研究(上冊) (PDF) (Report). 民用航空局桃園航空城核心計畫. pp. 5-36~5-39.
  30. ^ (繁体字中国語)桃園市政府 (2018年10月). 南崁地區都市計畫(配合桃園都會區大眾捷運系統航空城捷運線【綠線】G12、G13、G13a 車站及相關設施設置)案計畫書 (PDF) (Report). 桃園市都市計畫地理資訊服務網. pp. 20–22.

外部リンク

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