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桜駅 (三重県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
桜駅*
駅舎(北東側)
さくら
Sakura
K25 高角 (2.0 km)
(2.6 km) 菰野 K27
地図
所在地 三重県四日市市智積町字武佐412-1
北緯34度59分47.78秒 東経136度32分30.44秒 / 北緯34.9966056度 東経136.5417889度 / 34.9966056; 136.5417889座標: 北緯34度59分47.78秒 東経136度32分30.44秒 / 北緯34.9966056度 東経136.5417889度 / 34.9966056; 136.5417889
駅番号  K26 
所属事業者 近畿日本鉄道(近鉄)
所属路線 K 湯の山線
キロ程 8.7 km(近鉄四日市起点)
電報略号 サクラ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
1,911人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1913年大正2年)6月1日
備考 * 1954年に桜村駅から改称。
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桜駅(さくらえき)は、三重県四日市市智積(ちしゃく)町字武佐にある、近畿日本鉄道(近鉄)湯の山線である。駅番号はK26

歴史

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駅構造

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相対式ホーム2面2線を持つ行違可能な地上駅。改札・コンコース駅舎は地下に、ホームは地上にある。改札口は1ヶ所のみ。地上に駅舎があった当時は、2番線ホームと駅前道路の間に四日市西高校への通学生徒対応の臨時改札口が設けられていたが、地下駅舎化と駅前整備の際に廃止および撤去された。駅入口は南北双方に1ヶ所ずつある。エレベーターが2機設置されている。湯の山線の駅では、近鉄四日市駅を除き、唯一エレベーターがある。

近鉄四日市駅管理の有人駅で、PiTaPaICOCA対応の自動改札機および自動精算機回数券カードおよびICカードのチャージに対応)が設置されている。

のりば

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のりば 路線 方向 行先
1 K 湯の山線 上り 近鉄四日市方面[6]
2 下り 湯の山温泉方面[6]
  • 1番線(上りホーム側)を上下本線とした一線スルー配線であるが、全列車が方向別にホームを使い分けている。
  • 特急が運転されていた当時は、普通列車は当駅で特急列車との待ち合わせを行った。この場合普通電車は四日市行き・湯の山温泉行きを問わず2番線に入線し、特急列車は直線状の1番線を速度を落とさずに通過していた。
  • 地上に駅舎があった当時は乗客と通過列車との接触事故防止策として、特急が通過する際は駅舎と構内踏切で連絡していた1番線を、構内踏切の手前にローブを渡すことで閉鎖し、2番線に停車する普通電車への乗車を促す対応がとられていたが、地下駅舎となってからはこれらの対応は廃止された。
  • 現在も1番線・2番線ともに、四日市方・湯の山温泉方の両方に3灯式の出発信号が、桜駅と高角駅との間には特急の後追い運転ができるよう閉塞区間が設けられており、優等列車の運行にも対応している。

利用状況

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「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである[7]

年度 一日平均
乗車人員
1997年 2,116
1998年 2,183
1999年 2,152
2000年 2,221
2001年 2,274
2002年 2,239
2003年 2,255
2004年 2,283
2005年 2,319
2006年 2,279
2007年 2,248
2008年 2,271
2009年 2,193
2010年 2,189
2011年 2,091
2012年 2,092
2013年 2,154
2014年 2,052
2015年 2,101
2016年 2,129
2017年 2,070
2018年 1,951
2019年 1,911

桜駅の利用状況の変遷を下表に示す。

  • 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
  • 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する[8]
  • 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年度別利用状況(桜駅)
年 度 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 乗降人員調査結果
人/日
特 記 事 項
通勤定期 通学定期 定期外 合 計 調査日 調査結果
1958年(昭和33年) 193,635 ←←←← 112,775 306,410      
1959年(昭和34年)   ←←←←          
1960年(昭和35年)   ←←←←          
1961年(昭和36年)   ←←←←          
1962年(昭和37年)   ←←←←          
1963年(昭和38年)   ←←←←          
1964年(昭和39年)   ←←←←          
1965年(昭和40年) 368,040 ←←←← 92,290 460,330      
1966年(昭和41年) 334,200 ←←←← 108,590 442,790      
1967年(昭和42年) 353,610 ←←←← 101,319 454,929      
1968年(昭和43年) 348,750 ←←←← 111,751 460,501      
1969年(昭和44年) 343,770 ←←←← 125,063 468,833      
1970年(昭和45年) 382,560 ←←←← 128,303 510,863      
1971年(昭和46年) 384,240 ←←←← 127,363 511,603      
1972年(昭和47年) 385,770 ←←←← 132,249 518,019      
1973年(昭和48年) 421,470 ←←←← 147,155 568,625      
1974年(昭和49年) 455,070 ←←←← 165,829 620,899      
1975年(昭和50年) 541,440 ←←←← 180,540 721,980      
1976年(昭和51年) 579,870 ←←←← 160,057 739,927      
1977年(昭和52年) 661,950 ←←←← 171,305 833,255      
1978年(昭和53年) 682,890 ←←←← 174,353 857,243      
1979年(昭和54年) 707,970 ←←←← 169,229 877,199      
1980年(昭和55年) 753,660 ←←←← 168,723 922,383      
1981年(昭和56年) 729,030 ←←←← 162,316 891,346      
1982年(昭和57年) 696,990 ←←←← 170,611 867,601 11月16日 4,319  
1983年(昭和58年) 697,530 ←←←← 165,677 863,207 11月8日 4,439  
1984年(昭和59年) 693,570 ←←←← 157,129 850,699 11月6日 4,242  
1985年(昭和60年) 709,170 ←←←← 159,477 868,647 11月12日 4,183  
1986年(昭和61年) 727,530 ←←←← 162,080 889,610 11月11日 4,262  
1987年(昭和62年) 713,640 ←←←← 154,614 868,254 11月10日 4,240  
1988年(昭和63年) 717,540 ←←←← 159,381 876,921 11月8日 4,250  
1989年(平成元年) 707,580 ←←←← 152,023 859,603 11月14日 4,153  
1990年(平成2年) 714,450 ←←←← 156,807 871,257 11月6日 4,223  
1991年(平成3年) 732,840 ←←←← 157,201 890,041      
1992年(平成4年) 707,850 ←←←← 157,846 865,696 11月10日 3,928  
1993年(平成5年) 725,580 ←←←← 157,230 882,810      
1994年(平成6年) 698,850 ←←←← 151,004 849,854      
1995年(平成7年) 678,420 ←←←← 170,295 848,715 12月5日 3,784  
1996年(平成8年) 664,050 ←←←← 158,991 823,041      
1997年(平成9年) 622,170 ←←←← 150,323 772,493      
1998年(平成10年) 643,110 ←←←← 153,628 796,738      
1999年(平成11年) 634,410 ←←←← 153,126 787,536      
2000年(平成12年) 647,880 ←←←← 162,830 810,710      
2001年(平成13年) 666,390 ←←←← 163,716 830,106      
2002年(平成14年) 654,780 ←←←← 162,571 817,351      
2003年(平成15年) 660,930 ←←←← 164,466 825,396      
2004年(平成16年) 671,670 ←←←← 161,780 833,450      
2005年(平成17年) 684,600 ←←←← 161,879 846,479 11月8日 3,700  
2006年(平成18年) 670,230 ←←←← 161,609 831,839      
2007年(平成19年) 663,150 ←←←← 159,734 822,884      
2008年(平成20年)   ←←←←     11月18日 3,620  
2009年(平成21年)   ←←←←          
2010年(平成22年)   ←←←←     11月9日 3,700  
2011年(平成23年)   ←←←←          
2012年(平成24年)   ←←←←     11月13日 3,452  
2013年(平成25年)   ←←←←          
2014年(平成26年)   ←←←←          
2015年(平成27年)   ←←←←     11月10日 3,501  
2016年(平成28年)   ←←←←          
2017年(平成29年)   ←←←←          
2018年(平成30年)   ←←←←     11月13日 3,268  
2019年(令和元年)   ←←←←          
2020年(令和2年)   ←←←←          
2021年(令和3年)   ←←←←     11月9日 2,756  
2022年(令和4年)   ←←←←     11月8日 2,776  
2023年(令和5年)   ←←←←     11月7日 2,739  

駅周辺

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駅の四日市方にある高角7号踏切の南側には、旧線路敷を指し示す境界杭が残る。また駅の湯の山温泉方にある金渓川橋梁の西側には、旧線路の一部を利用した保線車両にバラストを積みこむための積載場がある。

その他

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2019年には隣県にある桜駅 (愛知県)を持つ名古屋鉄道とのコラボレーションで、受験生をターゲットにした企画乗車券「サクラサクきっぷ」(両社の桜駅から縁起のよい言葉を持つ駅までの乗車券をセット)が販売された[9]。2020年には、こちらも両社に存在する「桜井駅」(桜井駅 (愛知県)桜井駅 (奈良県))を加えた4枚の入場券を組み合わせた「サクラサクきっぷ」が販売された[10]

隣の駅

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近畿日本鉄道
K 湯の山線
高角駅 (K25) - 桜駅 (K26) - 菰野駅 (K27)

脚注

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  1. ^ a b c d 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 2号 近畿日本鉄道 1、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月22日、18-23頁。ISBN 978-4-02-340132-7 
  2. ^ 近畿日本鉄道株式会社『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』近畿日本鉄道、2010年12月、357-358頁。全国書誌番号:21906373 
  3. ^ 『歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』では同年3月18日。
  4. ^ 「湯ノ山線改軌」『鉄道ピクトリアル』第157号、電気車研究会、1964年5月、86頁。 
  5. ^ 平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります』(pdf)(プレスリリース)近畿日本鉄道、2007年1月30日http://www.kintetsu.jp/news/files/iccard20070130.pdf2016年3月17日閲覧 
  6. ^ a b 駅の情報|桜”. 近畿日本鉄道. 2022年7月29日閲覧。
  7. ^ 三重県統計書 - 三重県
  8. ^ 駅別乗降人員 名古屋線 鈴鹿線 - 近畿日本鉄道
  9. ^ ~全国に2駅の「桜駅」がコラボレーション!~近鉄と名鉄で「サクラサクきっぷ」を発売します! (PDF) - 近畿日本鉄道プレスリリース(2019年11月28日)
  10. ^ 近鉄と名鉄、受験生向け「サクラサク入場券」。絵馬型台紙と「桜駅」「桜井駅」の入場券4枚セット - トラベルWatch(2020年12月10日)2024年2月23日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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