森本泉
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森本 泉(もりもと いずみ、1873年(明治6年)4月13日 - 1956年(昭和31年)2月18日[1])は、日本の大蔵・内務官僚。官選山形県知事。
経歴
[編集]高知県土佐郡上街本町筋(現:高知市上町)で、旧高知藩士・森本安秀の長男として生まれる。1891年7月、高知県尋常中学校を卒業。1897年、慶應義塾大学部理財科を卒業[1]。1901年11月、文官高等試験行政科試験に合格。大蔵省に入省し理財局に配属された[2]。
以後、税関監視官、函館税関監視部長、税関事務官兼税務官、函館税務署長、大阪税関監視部長などを歴任[3]。1910年5月20日、内務省に転じ長野県事務官に就任[4]。以後、長野県警察部長、栃木県内務部長、富山県内務部長などを歴任[1][3]。
1921年7月19日、山形県知事に就任[3]。1922年10月16日、知事を休職[5]。1923年2月28日、依願免本官となり退官した[6]。
その後、横浜市助役[7]、神宮家庭寮長、財団法人土佐協会評議員を務めた[1]。