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篠山千之

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

篠山 千之(ささやま せんし[1] / しのやま かずゆき[2]1900年明治33年)2月28日[1] - 1976年昭和51年)7月18日[3])は、日本の内務警察官僚。官選県知事

経歴

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岡山県出身。篠山常太郎の六男として生まれる[2]第六高等学校を卒業。1923年東京帝国大学法学部法律学科(英法)を卒業。同年12月、文官高等試験行政科試験に合格。1924年内務省に入省し警視庁警部となる[2][4]

以後、内務属・地方局勤務、地方警視新潟県警察部勤務、同県建築監督官、鳥取県書記官・経済部長、福岡県書記官・学務部長、新潟県書記官・警察部長、兵庫県書記官・警察部長、東京府内務部長などを歴任[2]

1943年3月、群馬県知事に就任。1944年2月、農商省繊維局長に転じた[5]。同要員局長を経て、1945年4月、山形県知事に就任し終戦を迎えた[2]。同年10月27日、知事を依願免本官となり退官[6]。その後、公職追放となった[4]

脚注

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  1. ^ a b 『「現代物故者事典」総索引 : 昭和元年~平成23年 1 (政治・経済・社会篇)』日外アソシエーツ株式会社、2012年、569頁。
  2. ^ a b c d e 『新編日本の歴代知事』202頁。
  3. ^ 『朝日新聞』(東京本社発行)1976年7月19日朝刊、23面の訃報より。
  4. ^ a b 『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』241頁。
  5. ^ 『新編日本の歴代知事』299頁。
  6. ^ 『官報』第5644号、昭和20年11月2日。

参考文献

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  • 歴代知事編纂会編『新編日本の歴代知事』歴代知事編纂会、1991年。
  • 秦郁彦編『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』東京大学出版会、2001年。