櫛田育良
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生誕 |
2007年10月29日(17歳) 日本・愛知県一宮市 | |||||||||||||
出身地 | 愛知県名古屋市 | |||||||||||||
居住地 | 京都府宇治市 | |||||||||||||
身長 | 164センチメートル | |||||||||||||
出身校 | 宇治市立宇治中学校、中京大学附属中京高等学校 | |||||||||||||
選手情報 | ||||||||||||||
代表国 | 日本 | |||||||||||||
コーチ | 濱田美栄、村元小月、佐藤洸彬 | |||||||||||||
所属クラブ | 木下アカデミー | |||||||||||||
練習拠点 | 木下アカデミー京都アイスアリーナ | |||||||||||||
開始 | 2013年 | |||||||||||||
ISUサイト | バイオグラフィ | |||||||||||||
ISUパーソナルベストスコア | ||||||||||||||
+5/-5 GOEシステム | ||||||||||||||
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櫛田 育良(くしだ いくら、櫛の漢字は正しくは木偏に節[要出典]、英語: Ikura KUSHIDA、2007年10月29日 - )は、日本のフィギュアスケート選手(女子シングル、ペア)。愛知県出身。木下アカデミー所属。中京大学附属中京高等学校在学中。
主な戦績は、2024年世界ジュニア選手権5位、2022年ジュニアグランプリシリーズチェコスケート3位、2023年チャレンジカップジュニア部門2位、2023年全日本ジュニア選手権2位など。
人物
[編集]2007年10月29日、愛知県に生まれる。身長は164センチメートル。趣味は創作ダンス[1]。
2023年まで京都府の宇治市立宇治中学校に在籍していた[2]。2023年4月、中京大学附属中京高等学校通信制課程に入学した[3]。
経歴
[編集]2012年、4歳でスケートを始める[4][5]。名古屋の邦和スポーツランドに所属していたが、2020年1月からは大阪府へ引っ越し、木下アカデミーに移籍した[6]。2020年6月に森口澄士とカップルを結成し、ペアスケートの練習を開始したが、同シーズン終了後にカップルを解消した[7]。2020–21シーズンの全日本ノービス選手権ではAクラスで4位に入り[8]、同シーズンの全日本ジュニア選手権では12位に入った[9]。2021–22シーズンの全日本ジュニア選手権では8位に入った[10]。
2022–23シーズン、櫛田はジュニアグランプリシリーズのチェコスケートでジュニア国際デビューを飾り、同大会では3位で表彰台に上がった[11]。全日本ジュニア選手権では4位となり[12]、ジュニアの推薦出場枠でシニアの全日本選手権の出場が決定した[13]。全日本選手権では8位となった[14]。2月のチャレンジカップではジュニア女子で柴山歩に次ぐ2位の成績を収めた[15]。
2023–24シーズン、ジュニアグランプリシリーズの大阪大会とアルメニア杯に出場し、どちらも4位となる[16][17]。全日本ジュニア選手権では、ショートプログラムで同大会2連覇中の島田麻央を上回り首位に立った[18]。フリースケーティングでは3位となり、島田に次ぐ総合2位となった[19]。シニアの全日本選手権ではショートプログラムで25位となり、フリースケーティング進出を逃した[20]。初出場となった3月の世界ジュニア選手権では、ショートプログラムで自己ベストの66.61点を記録し、シン・ジア、島田麻央に次ぐ3位発進となる[21]。フリースケーティングでは114.36点を記録し、総合180.97点で5位となった[20]。
競技成績
[編集]ISUパーソナルベストスコア
[編集]- SP - ショートプログラム、FS - フリースケーティング
- TSS - 部門内合計得点(英: Total segment score)は太字
- TES - 技術要素点(英: Technical element score)、PCS - 演技構成点(英: Program component score)
部門 | 種類 | 得点 | 大会 |
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総合 | TSS | 180.97 | 2024年世界ジュニア選手権 |
SP | TSS | 66.61 | 2024年世界ジュニア選手権 |
TES | 37.79 | 2024年世界ジュニア選手権 | |
PCS | 29.19 | 2023年ジュニアグランプリ 大阪 | |
FS | TSS | 121.35 | 2022年ジュニアグランプリ チェコスケート |
TES | 64.14 | 2022年ジュニアグランプリ チェコスケート | |
PCS | 59.41 | 2023年ジュニアグランプリ 大阪 |
戦績表
[編集]- JGP - ISUジュニアグランプリシリーズ
- J - ジュニアクラス
- N - アドバンスドノービスクラス、A - ノービスAクラス、B - ノービスBクラス
大会名 | 2017–18 | 2018–19 | 2020–21 | 2021–22 | 2022–23 | 2023–24 | 2024–25 |
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世界ジュニア選手権 | 5位 | ||||||
JGP リガ杯 | 5位 | ||||||
JGP 大阪 | 4位 | ||||||
JGP アルメニア杯 | 4位 | ||||||
JGP チェコスケート | 3位 | ||||||
チャレンジカップ | 2位 J | ||||||
全日本選手権 | 8位 | 25位 | |||||
全日本ジュニア選手権 | 12位 | 8位 | 4位 | 2位 | |||
全日本ノービス選手権 | 13位 B | 10位 B | 4位 A |
詳細
[編集]- マークが付いている大会は国際スケート連盟公認の国際大会
- パーソナルベストは太字で表示
2024-2025 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2024年8月28日 - 31日 | ISUジュニアグランプリ リガ杯(リガ) | 2 66.36 |
8 99.65 |
5 166.01 |
2023-2024 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2024年2月26日 - 3月3日 | 2024年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(台北) | 3 66.61 |
11 114.36 |
5 180.97 |
2023年12月20日 - 24日 | 第92回全日本フィギュアスケート選手権(長野) | 25 50.20 |
- | 25 50.20 |
2023年11月17日 - 19日 | 第92回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(大津) | 1 65.30 |
3 124.82 |
2 190.12 |
2023年10月4日 - 7日 | ISUジュニアグランプリ アルメニア杯(エレバン) | 4 59.99 |
3 113.72 |
4 173.71 |
2023年9月13日 - 16日 | ISUジュニアグランプリ 大阪(大阪) | 3 62.79 |
5 113.30 |
4 176.09 |
2022-2023 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2023年2月23日 - 26日 | 2023年チャレンジカップ(ティルブルフ) | 2 61.45 |
2 119.38 |
2 180.83 |
2022年12月21日 - 25日 | 第91回全日本フィギュアスケート選手権(門真) | 9 63.29 |
10 127.29 |
8 190.58 |
2022年11月25日 - 27日 | 第91回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(ひたちなか) | 5 62.32 |
4 121.97 |
4 184.29 |
2022年8月31日 - 9月3日 | ISUジュニアグランプリ チェコスケート(オストラヴァ) | 8 55.67 |
3 121.35 |
3 177.02 |
2021-2022 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2021年11月19日 - 21日 | 第90回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(名古屋) | 9 57.35 |
7 107.74 |
8 165.09 |
2020-2021 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2020年11月21日 - 23日 | 第89回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(八戸) | 12 53.21 |
13 89.66 |
12 142.87 |
2020年10月24日 - 25日 | 第24回全日本フィギュアスケートノービス選手権Aクラス(前橋) | 4 101.56 |
4 101.56 |
2018-2019 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2018年10月19日 - 21日 | 第22回全日本フィギュアスケートノービス選手権Bクラス(高石) | 10 62.54 |
10 62.54 |
2017-2018 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2017年10月20日 - 22日 | 第21回全日本フィギュアスケートノービス選手権Bクラス(大津) | 13 60.05 |
13 60.05 |
プログラム使用曲
[編集]シーズン | ショートプログラム | フリースケーティング |
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2023–24 | 映画『レッド・バイオリン』より 作曲:ジョン・コリリアーノ 演奏:川井郁子 振付:キャシー・リード |
映画『The Little Prince』より Preparation Escape 作曲:ハンス・ジマー、リチャード・ハーヴェイ 振付:ケイトリン・ウィーバー |
2022–23 | オペラ『サムソンとデリラ』より 作曲:カミーユ・サン=サーンス 振付:キャシー・リード | |
2021–22 | 映画『ピアノ・レッスン』より 作曲:マイケル・ナイマン 振付:キャシー・リード |
脚注
[編集]- ^ "櫛󠄁田 育良 - 木下スケートアカデミー". 木下スケートアカデミー. 木下グループ. 2024年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月4日閲覧。
- ^ "【フィギュア】中3櫛田育良、暫定2位発進で「観客の方を魅了できたら」非公認も自己ベスト". 日刊スポーツ. 日刊スポーツ新聞社. 2024年3月1日. 2023年3月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月5日閲覧。
- ^ "フィギュアの櫛田選手、中京大中京高通信制課程に入学". 中日スポーツ. 中日新聞社. 2023年4月7日. 2024年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月4日閲覧。
- ^ "Ikura KUSHIDA: 2023/2024"" [櫛田育良:2023/2024]. 国際スケート連盟. 2023年12月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月3日閲覧。
- ^ "一大旋風を巻き起こすクラブに移り、仲間から刺激 特技「金魚すくい」の14歳、夢は大きく「五輪金メダル」【フィギュア】". 中日スポーツ. 中日新聞社. 2021年11月24日. 2021年11月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月3日閲覧。
- ^ @fskating_Life (2020年10月25日). "全日本ノービスA女子4位…". 2020年10月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月3日閲覧。
- ^ "フィギュア森口澄士、櫛田育良とのペア解消「今季はシングルだけに」". 日刊スポーツ. 日刊スポーツ新聞社. 2021年10月9日. 2021年10月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月9日閲覧。
- ^ "第24回全日本ノービス選手権大会 ノービスA女子 - 最終結果". 日本スケート連盟. 2022年9月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月3日閲覧。
- ^ "JOCジュニアオリンピックカップ大会 第89回全日本ジュニア選手権大会 ジュニア女子 - 最終結果". 日本スケート連盟. 2020年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月3日閲覧。
- ^ "JOCジュニアオリンピックカップ大会 第90回全日本ジュニア選手権大会 ジュニア女子 - 最終結果". 日本スケート連盟. 2021年11月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月3日閲覧。
- ^ "島田麻央が優勝、櫛田育良3位 ジュニアGP第2戦/フィギュア". サンスポ. 産経新聞社. 2022年9月3日. 2022年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月4日閲覧。
- ^ "JOCジュニアオリンピックカップ大会 第91回全日本ジュニア選手権大会 ジュニア女子 - 最終結果". 日本スケート連盟. 2022年11月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月3日閲覧。
- ^ @online_on_ice (2022年11月27日). "激闘を勝ち抜き🙌男女8名…". 2020年10月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月3日閲覧。
- ^ "第91回全日本フィギュアスケート選手権大会 女子 - 最終結果". 日本スケート連盟. 2022年12月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月3日閲覧。
- ^ "2023 Challenge Cup Women Junior - Result" [2023年チャレンジカップ ジュニア女子 - 結果]. knsbfigureskatingresults.nl. 国際スケート連盟. 2023年2月26日. 2023年6月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月3日閲覧。
- ^ "SP3位の櫛田育良は4位でフィニッシュ「ミスをたくさんしてしまったのが悔しい」【フィギュア】". 中日スポーツ. 中日新聞社. 2023年9月16日. 2024年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月3日閲覧。
- ^ "島田麻央が優勝 ジュニアGP/フィギュア". サンスポ. 産経新聞社. 2023年10月7日. 2023年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月3日閲覧。
- ^ "中村、櫛田がSP首位 フィギュア全日本ジュニア". 時事ドットコム. 時事通信社. 2023年11月18日. 2023年11月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月3日閲覧。
- ^ "【フィギュア】櫛田育良が準V「実感がない。不思議な感じ」軸を修正し7本のジャンプ着氷". 日刊スポーツ. 日刊スポーツ新聞社. 2023年11月19日. 2023年11月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月3日閲覧。
- ^ a b "【フィギュア】初出場の櫛田育良は5位「元気いっぱいに楽しく」を体現 合計180・97点". 日刊スポーツ. 日刊スポーツ新聞社. 2024年3月1日. 2024年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月3日閲覧。
- ^ "SP3位の櫛田育良は4位でフィニッシュ「ミスをたくさんしてしまったのが悔しい」【フィギュア】". スポーツ報知. 報知新聞社. 2024年2月28日. 2024年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月3日閲覧。