決戦!シリーズ
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決戦!シリーズ(けっせん!シリーズ)は、講談社から発売されたアンソロジー歴史小説。複数の作家がタイトルの合戦に関わった異なる人物を描く作品。
シリーズ作品
[編集]戦国時代
[編集]- 決戦!関ヶ原(2014年11月18日発売、文庫版2017年7月14日発売)
- 決戦!大阪城(2015年5月26日発売、文庫版2017年11月15日発売)
なお、実業之日本社文庫から「決戦!大坂の陣」という類似した名称のアンソロジーが刊行されているが、無関係である。
- 決戦!本能寺(2015年11月17日発売、文庫版2018年03月15日発売)
- 決戦!川中島(2016年5月17日発売)
- 決戦!桶狭間(2016年11月15日発売)
- 決戦!関ヶ原2(2017年7月26日発売)
- 決戦!賤ヶ岳(2017年11月21日発売)
- 決戦!設楽原 武田軍vs織田・徳川軍(2018年10月18日発売)
江戸時代・幕末
[編集]- 決戦!忠臣蔵(2017年3月29日発売)
- 決戦!新選組(2017年5月24日発売)
中国史
[編集]- 決戦!三国志(2015年12月16日発売)
再録
[編集]- 葉室麟「津軽双花」(講談社、2016年)-『孤狼なり』『鳳凰記』『鷹、翔ける』
- 天野純希「有楽斎の戦」(講談社、2017年)-『有楽斎の城』『宗室の器』『秀秋の戯』『忠直の檻』
- 冲方丁「戦の国」(講談社、2017年)-『覇舞謡』『五宝の矛』『純白き鬼札』『燃ゆる病葉』『真紅の米』『黄金児』
- 木下昌輝「兵」(講談社、2018年)-『甘粕の退き口』『幽斎の悪采』『槍よ、愚直なれ』『怪僧恵瓊』『日ノ本一ノ兵』
- 吉川永青「老侍」(講談社、2018年)-『捨て身の思慕』『過ぎたるもの』
- 砂原浩太朗「いのちがけ 加賀百万石の礎」(講談社、2018年)-『いのちがけ』
決戦!小説大賞
[編集]講談社が主催する短編公募賞。選考結果はIN☆POCKET誌上で発表。大賞受賞作品は「決戦!シリーズ」の単行本に収録されるか、小説現代誌上に掲載され、奨励賞作品はIN☆POCKET掲載後、電子書籍として講談社から出版される。また、主題となる戦と人物は、あらかじめ指定される。
- 第一回(テーマ:山本勘助/川中島の戦い)2016年3月号発表
- 第二回(テーマ:前田利家/桶狭間の戦い)2016年9月号発表
- 大賞:砂原浩太朗『いのちがけ』(「決戦!桶狭間」所収。砂原は2018年、同作を含む連作『いのちがけ 加賀百万石の礎』で講談社よりデビュー)
- 第三回(テーマ:石田三成/賤ヶ岳の戦い)2017年9月号発表
- 入賞作品なし
- 第四回(テーマ:本能寺の変で人生が変わった武将)2018年3月号発表
- 大賞:山口昌志『光秀の友――吉田兼和』(小説現代2018年4月号掲載)
- 第五回(舞台:設楽原の戦い テーマ:鉄砲で、織田・徳川連合軍の武将を主人公にした短編小説)2018年8月号発表
- 入賞作品なし