伊東潤
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誕生 |
1960年6月24日(64歳) 神奈川県横浜市 |
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職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(社会科学) |
最終学歴 | 早稲田大学社会科学部 |
活動期間 | 2002年 - |
ジャンル | 歴史小説・時代小説 |
主な受賞歴 |
本屋が選ぶ時代小説大賞(2011年) 吉川英治文学新人賞(2013年) 歴史時代作家クラブ賞(2013年) 山田風太郎賞(2013年) 高校生直木賞(2014年) 中山義秀文学賞(2014年) |
デビュー作 | 『武田家滅亡』 |
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伊東 潤(いとう じゅん、1960年6月24日[1] - )は、日本の歴史小説作家、ノンフィクション作家。日本推理作家協会会員[1]。
略歴
[編集]神奈川県横浜市中区生まれ[2]。浅野中学校・高等学校、早稲田大学社会科学部卒業[2]。
東芝テック、日本アイ・ビー・エムを経て[2]、2003年にコンサルタントに転身[3]。
2002年より執筆活動を始め[1]、2007年に初の単行本『武田家滅亡』が発売される[3]。2010年より専業作家となる[3]。
受賞歴
[編集]太字は受賞
- 2011年『戦国鬼譚 惨』で第32回吉川英治文学新人賞候補。
- 2011年『黒南風の海』で第1回本屋が選ぶ時代小説大賞受賞[4]。
- 2012年『城を噛ませた男』で第146回直木三十五賞候補[5]。
- 2012年『黒南風の海』で第18回中山義秀文学賞候補。
- 2013年『国を蹴った男』で第148回直木三十五賞候補[6]。
- 2013年『国を蹴った男』で第34回吉川英治文学新人賞受賞[7]。
- 2013年『義烈千秋 天狗党西へ』で第2回歴史時代作家クラブ賞(作品賞)受賞[8]。
- 2013年『巨鯨の海』で第149回直木三十五賞候補[9]。
- 2013年『巨鯨の海』で第4回山田風太郎賞受賞[10]。
- 2014年『王になろうとした男』で第150回直木三十五賞候補[11]。
- 2014年『巨鯨の海』で第1回高校生直木賞受賞[12]。
- 2014年『峠越え』で第20回中山義秀文学賞受賞[8]。
- 2016年『天下人の茶』で第155回直木三十五賞候補[13]。
作品
[編集]小説
[編集]- 虚けの舞 織田信雄と北条氏規 - 2006年、彩流社
- 虚けの舞 - 2013年 講談社 文庫版改題、2022年 幻冬舎
- 武田家滅亡 - 2007年、KADOKAWA
- 山河果てるとも - 2008年、KADOKAWA
- 山河果てるとも 天正伊賀悲雲録 - 文庫版改題
- 疾き雲のごとく 早雲と戦国黎明の男たち - 2008年、宮帯出版社
- 文庫化に際し『疾き雲のごとく』に改題し、講談社から出版
- 戦国奇譚 首 - 2009年、講談社
- 戦国無常 首獲り - 文庫版改題
- 北条氏照 秀吉に挑んだ義将 - 2009年、PHP研究所
- 天下人の失敗学 -2009年、講談社
- 戦国鬼譚 惨 - 2010年、講談社
- 幻海 The legend of Ocean - 2010年 、光文社
- 戦国鎌倉悲譚 剋 - 2011年、講談社
- 北天蒼星 上杉三郎景虎血戦録 - 2011年、角川書店
- 黒南風の海 加藤清正「文禄・慶長の役」異聞 - 2011年、PHP研究所
- 黒南風の海「文禄・慶長の役」異聞 - 文庫版改題
- 城を嚙ませた男 - 2011年、光文社
- 義烈千秋 天狗党西へ - 2012年、新潮社
- 叛鬼 - 2012年、講談社
- 国を蹴った男 - 2012年、講談社
- 巨鯨の海 - 2013年、光文社
- 王になろうとした男 - 2013年、文藝春秋
- 黎明に起つ - 2013年、NHK出版
- 峠越え - 2014年、講談社
- 実録戦国北条記 戦史ドキュメント 2014年、H&I
- 天地雷動 - 2014年、KADOKAWA
- 野望の憑依者 - 2014年、徳間書店
- 池田屋乱刃 - 2014年、講談社
- 死んでたまるか - 2015年、新潮社
- 維新と戦った男 大鳥圭介 - 文庫版改題
- 武士の碑 - 2015年、PHP研究所
- 鯨分限 - 2015年、光文社
- 天下人の茶 - 2015年、文藝春秋
- 吹けよ風 呼べよ嵐 - 2016年、祥伝社
- 敗者烈伝 2016年、実業之日本社
- 横浜1963 - 2016年、文藝春秋
- 江戸を造った男 - 2016年、朝日新聞
- 走狗 - 2016年、中央公論
- 城をひとつ - 2017年、新潮社
- 悪左府の女 - 2017年、文藝春秋
- 西郷の首 - 2017年、角川書店
- 修羅の都 - 2018年、文藝春秋
- ライトマイファイア - 2018年、毎日新聞
- 男たちの船出 - 2018年、光文社
- 真実の航跡 - 2019年、集英社
- 家康謀殺 - 2019年、KADOKAWA
- 潮待ちの宿 - 2019年、文藝春秋
- 茶聖 - 2020年、幻冬舎
- 囚われの山 - 2020年、中央公論新社
- もっこすの城 熊本築城始末 - 2020年、KADOKAWA
- 北条五代 - 2020年、朝日新聞出版 - 火坂雅志との共著。火坂の急逝で未完になった作品を伊東が完成させた[14][15]。
- 覇王の神殿 日本を造った男・蘇我馬子 - 2021年、潮出版
- 琉球警察 - 2021年、角川春樹事務所
- 夜叉の都 - 2021年、文藝春秋
- 威風堂々 - 2022年、中央公論新社
- 天下を買った女 - 2022年、KADOKAWA
- 修羅奔る夜 - 2022年、徳間書店
- 天下大乱 - 2022年、朝日新聞出版
- 一睡の夢 家康と淀殿 - 2022年、幻冬舎
連載小説
[編集]- 鋼鉄の城塞 ヤマトブジシンスイス - 2023年、日本海新聞
実用書
[編集]- 天下人の失敗学 - 2009年、講談社
- 敗者烈伝 - 2016年、実業之日本社
歴史ノンフィクション
[編集]- 関東戦国史と御館の乱 - 2011年、洋泉社、乃至政彦:共著
- 武士の王・平清盛 - 2011年、洋泉社
- 城を攻める 城を守る - 2014年、講談社
- 実録戦国北条記 戦史ドキュメント - 2014年、H&I
- 戦国北条記 - 文庫版改題
- 北条氏康 関東に王道楽土を築いた男 - 2017年 PHP研究書、板嶋恒明:共著
- 幕末雄藩列伝 - 2017年、KADOKAWA
- 歴史作家の城めぐり - 2018年、プレジデント社
- 鎌倉殿を歩く 一九九年の記憶 - 2021年、歴史探訪社
脚注
[編集]- ^ a b c “会員名簿 伊東潤”. 日本推理作家協会. 2020年5月13日閲覧。
- ^ a b c “連載第5回”. 2022年6月26日閲覧。
- ^ a b c “著者紹介”. 伊東潤. 2020年5月13日閲覧。
- ^ “本屋が選ぶ 時代小説大賞 2011 受賞作”. PHP研究所 (2011年11月25日). 2020年5月13日閲覧。
- ^ “第146回直木賞は葉室麟氏『蜩ノ記』が受賞”. オリコン (2012年1月17日). 2020年5月13日閲覧。
- ^ “第148回芥川賞は史上最高齢で黒田夏子氏 直木賞は朝井リョウ氏と安部龍太郎氏の2作”. オリコン (2013年1月16日). 2020年5月13日閲覧。
- ^ “吉川英治文学新人賞過去受賞作”. 講談社. 2020年5月13日閲覧。
- ^ a b 第20回中山義秀文学賞受賞作決定!. . 文蔵 (PHP研究所) 112. (2015-01-15).
- ^ “第149回芥川賞・直木賞の候補作が発表されました。”. 紀伊國屋書店 (2013年7月11日). 2020年5月13日閲覧。
- ^ “第四回 山田風太郎賞が決定”. KADOKAWA (2013年10月28日). 2020年5月13日閲覧。
- ^ “第150回「芥川賞・直木賞」候補11作決まる いとうせいこう氏が2回目の選出”. オリコン (2013年12月20日). 2020年5月13日閲覧。
- ^ “過去の受賞作&候補作一覧”. 高校生直木賞 (2013年10月28日). 2020年5月13日閲覧。
- ^ “第155回「芥川賞」に村田沙耶香氏『コンビニ人間』 直木賞に荻原浩氏『海の見える理髪店』”. オリコン (2016年7月19日). 2020年5月13日閲覧。
- ^ “異例のリレー小説! 亡き火坂雅志氏の思い引き継いだ伊東潤氏の覚悟”. AERA dot. (朝日新聞出版). (2017年3月24日) 2020年12月9日閲覧。
- ^ 『火坂雅志急逝による未完の大作を伊東潤が引き継いだ奇跡の歴史巨篇が12月7日発売!』(プレスリリース)株式会社朝日新聞出版、2020年12月7日 。2020年12月9日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 伊東潤 公式サイト - 公式サイト
- 伊東潤 (@jun_ito_info) - X(旧Twitter)