コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

諸田玲子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
諸田 玲子もろた れいこ
誕生 1954年
日本の旗 静岡県静岡市
職業 小説家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
教育 学士(文学)
最終学歴 上智大学文学部英文科
活動期間 1996年 -
ジャンル 歴史小説時代小説
主な受賞歴 吉川英治文学新人賞(2003年)
新田次郎文学賞(2007年)
歴史時代作家クラブ賞(2012年)
親鸞賞(2018年)
デビュー作 『眩惑』
ウィキポータル 文学
テンプレートを表示

諸田 玲子(もろた れいこ、1954年[1]3月7日 - )は、日本小説家静岡県静岡市生まれ。父は詩人の諸田政一。

略歴

[編集]

上智大学文学部英文科卒業。フリーアナウンサー化粧品会社勤務を経て、テレビドラマノベライズ翻訳を手がけた後、作家活動に入る。

1996年に『眩惑』で小説家デビュー[1]

受賞歴

[編集]

太字は受賞

作品リスト

[編集]

小説

[編集]

お鳥見女房シリーズ

[編集]
  • お鳥見女房(2001年6月 新潮社 / 2005年7月 新潮文庫
  • 蛍の行方(2003年1月 新潮社 / 2006年11月 新潮文庫)
  • 鷹姫さま(2004年9月 新潮社 / 2007年9月 新潮文庫)
  • 狐狸の恋(2006年8月 新潮社 / 2008年9月 新潮文庫)
  • 巣立ち(2008年11月 新潮社 / 2011年9月 新潮文庫)
  • 幽霊の涙(2011年9月 新潮社)
  • 来春まで(2013年5月 新潮社)

あくじゃれ瓢六捕物帖

[編集]
  • あくじゃれ瓢六(2001年11月 文藝春秋
    • 【改題】あくじゃれ―瓢六捕物帖(2004年11月 文春文庫)
  • こんちき(2005年7月 文藝春秋 / 2007年7月 文春文庫)
  • べっぴん(2009年4月 文藝春秋 / 2011年11月 文春文庫)
  • 再会(2013年7月 文藝春秋)

天女湯おれんシリーズ

[編集]
  • 天女湯おれん(2005年12月 講談社 / 2007年12月 講談社文庫) - 『週刊現代』連載の「おれん湯女草紙」を改題
  • 天女湯おれん これがはじまり(2010年10月 講談社 / 2012年5月 講談社文庫)
  • 春色恋ぐるい(2011年2月 講談社)

狸穴あいあい坂シリーズ

[編集]
  • 狸穴あいあい坂(2007年8月 集英社 / 2010年9月 集英社文庫)
  • 恋かたみ(2011年7月 集英社)
  • 心がわり(2012年12月 集英社)

その他

[編集]
  • 『眩惑』(1996年11月 ラインブックス / 2000年5月 徳間文庫)(短編集)
  • 『からくり乱れ蝶』(1997年10月 徳間書店 / 2005年7月 講談社文庫)
  • 『まやかし草紙』(1998年5月 新潮社)
    • 【改題】『王朝まやかし草紙』(2010年1月 新潮文庫)
  • 『空っ風』(1998年8月 講談社 / 2001年9月 講談社文庫)(小政
  • 『誰そ彼れ心中』(1999年2月 新潮社 / 2003年9月 新潮文庫)
  • 『灼恋』(1999年6月 徳間書店)(飯塚染子)
  • 『幽恋舟』(2000年1月 新潮社 / 2004年10月 新潮文庫)
  • 『鬼あざみ』(2000年4月 講談社 / 2003年6月 講談社文庫)
  • 『氷葬』(2000年10月 文藝春秋 / 2004年1月 文春文庫)
  • 『蓬莱橋にて』(2000年12月 祥伝社 / 2004年4月 祥伝社文庫)
  • 『月を吐く』(2001年4月 集英社 / 2003年11月 集英社文庫)(築山殿)
  • 『笠雲』(2001年9月 講談社 / 2004年9月 講談社文庫)(大政
  • 源内狂恋』(2002年1月 新潮社)
    • 【改題】『恋ぐるい』(2006年4月 新潮文庫)
  • 『髭麻呂』(2002年6月 集英社)
    • 【改題】髭麻呂 王朝捕物控え(2005年5月 集英社文庫)
  • 『其の一日』(2002年11月 講談社 / 2005年12月 講談社文庫)(短編集)
  • 『坐漁の人』(2003年2月 ラインブックス)(清水市を舞台にした短編集)
  • 『犬吉』(2003年3月 文藝春秋 / 2006年3月 文春文庫)
  • 『恋ほおずき』(2003年7月 中央公論新社 / 2006年7月 中公文庫) - 『婦人公論』連載
  • 『仇花』(2003年10月 光文社 / 2007年3月 光文社文庫)養儼院(お六)
  • 『紅の袖』(2004年4月 新潮社)
    • 【改題】『黒船秘恋』(2009年3月 新潮文庫)
  • 『山流し、さればこそ』(2004年12月 角川書店 / 2008年1月 角川文庫)
  • 『末世炎上』(2005年1月 講談社 / 2008年6月 講談社文庫)
  • 『昔日より』(2005年4月 講談社 / 2008年12月 講談社文庫)(短編集)
  • 『木もれ陽の街で』(2006年4月 文藝春秋 / 2009年2月 文春文庫)
  • 『希以子』(2006年7月 小学館 / 2009年7月 小学館文庫)
  • 『奸婦にあらず』(2006年11月 日本経済新聞社 / 2009年11月 文春文庫)角川文庫、2005 - 2006 日本経済新聞連載(村山たか
  • 『青嵐』(2007年3月 祥伝社 / 2010年3月 角川文庫)(森の石松
  • 『恋縫』(2007年3月 集英社文庫)
  • 『かってまま』(2007年6月 文藝春秋 / 2010年7月 文春文庫)
  • 『おんな泉岳寺』(2007年11月 集英社文庫)(短編集)
  • 『日月めぐる』(2008年2月 講談社 / 2011年3月 講談社文庫)(連作)
  • 『遊女(ゆめ)のあと』(2008年4月 新潮社 / 2010年9月 新潮文庫)
  • 『美女いくさ』(2008年9月 中央公論新社 / 2010年9月 中公文庫)崇源院(小督)
  • 『めおと』(2008年12月 角川文庫)(短編集)
  • 『楠(くす)の実が熟すまで』(2009年7月 角川書店 / 2012年7月 角川文庫)
  • 『きりきり舞い』(2009年9月 光文社 / 2012年1月 光文社文庫)(十返舎一九の娘)
    • 『相も変わらずきりきり舞い』光文社 2014 のち文庫
    • 『旅は道づれきりきり舞い』光文社, 2019.5 のち文庫
    • 『きりきり舞いのさようなら』光文社, 2021.12
  • 『軽井沢令嬢物語』(2010年3月 潮出版社)
  • 『思い出コロッケ』(2010年6月 新潮社 / 2012年12月 新潮文庫)
  • 『炎天の雪』(2010年8月 集英社 / 2013年7月 集英社文庫)
  • 『お順 勝海舟の妹と五人の男』(2010年12月 毎日新聞社)のち文春文庫 
  • 四十八人目の忠臣』(2011年10月 毎日新聞社)のち集英社文庫 (忠臣蔵
  • 『花見ぬひまの』(2012年9月 中央公論新社)のち文庫(短編集) 
  • 『ともえ』(2013年9月 平凡社)(松尾芭蕉巴御前)文春文庫、2017
  • 『王朝小遊記』文藝春秋 2014 のち文庫 
  • 『波止場浪漫』日本経済新聞出版社 2014 (清水次郎長の娘)のち文春文庫 
  • 帰蝶』PHP研究所 2015 のち文庫 
  • 『梅もどき』KADOKAWA, 2016.10 のち文庫 (蓮華院 (徳川家康側室))
  • 『風聞き草墓標』新潮社, 2016.3 改題「闇の峠」新潮文庫
  • 『森家の討ち入り』講談社, 2017.12 のち文庫 (忠臣蔵
  • 『今ひとたびの、和泉式部』集英社, 2017.3 のち文庫 
  • 『元禄お犬姫』中央公論新社, 2018.5 のち文庫 
  • 『尼子姫十勇士』毎日新聞出版, 2019.3 のち集英社文庫 
  • 『しのぶ恋 浮世七景』文藝春秋, 2020.12 (短編集)
  • 『女だてら』KADOKAWA, 2020.7 (原采蘋を描く)
  • 『ちよぼ 加賀百万石を照らす月』新潮社, 2020.9 (寿福院を描く)
  • 『登山大名』2024.3 - 日本経済新聞 連載中(中川久清を描く)

脚注

[編集]
  1. ^ a b 青春と読書』2017年3月号. 集英社. pp. 25. 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]