諸田玲子
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誕生 |
1954年 静岡県静岡市 |
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職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 上智大学文学部英文科 |
活動期間 | 1996年 - |
ジャンル | 歴史小説・時代小説 |
主な受賞歴 |
吉川英治文学新人賞(2003年) 新田次郎文学賞(2007年) 歴史時代作家クラブ賞(2012年) 親鸞賞(2018年) |
デビュー作 | 『眩惑』 |
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諸田 玲子(もろた れいこ、1954年[1]3月7日 - )は、日本の小説家。静岡県静岡市生まれ。父は詩人の諸田政一。
略歴
[編集]上智大学文学部英文科卒業。フリーアナウンサー、化粧品会社勤務を経て、テレビドラマのノベライズや翻訳を手がけた後、作家活動に入る。
受賞歴
[編集]太字は受賞
- 2000年、『誰そ彼れ心中』で第21回吉川英治文学新人賞候補、『幽恋舟』で第13回山本周五郎賞候補。
- 2002年、『あくじゃれ瓢六』で第126回直木三十五賞候補、『笠雲』で第23回吉川英治文学新人賞候補、『源内狂恋』で第15回山本周五郎賞候補。
- 2003年、『其の一日』で第24回吉川英治文学新人賞受賞、『犬吉』で第9回中山義秀文学賞候補。
- 2005年、『山流し、さればこそ』で第11回中山義秀文学賞候補。
- 2007年、『奸婦にあらず』で第26回新田次郎文学賞受賞。
- 2009年、『美女いくさ』で第15回中山義秀文学賞候補。
- 2011年、『お順 勝海舟の妹と五人の男』で第17回中山義秀文学賞候補。
- 2012年、『四十八人目の忠臣』で第1回歴史時代作家クラブ賞(作品賞)受賞。
- 2013年、『ともえ』で第3回本屋が選ぶ時代小説大賞候補。
- 2018年、『今ひとたびの、和泉式部』で第10回親鸞賞受賞。
作品リスト
[編集]小説
[編集]お鳥見女房シリーズ
[編集]- お鳥見女房(2001年6月 新潮社 / 2005年7月 新潮文庫)
- 蛍の行方(2003年1月 新潮社 / 2006年11月 新潮文庫)
- 鷹姫さま(2004年9月 新潮社 / 2007年9月 新潮文庫)
- 狐狸の恋(2006年8月 新潮社 / 2008年9月 新潮文庫)
- 巣立ち(2008年11月 新潮社 / 2011年9月 新潮文庫)
- 幽霊の涙(2011年9月 新潮社)
- 来春まで(2013年5月 新潮社)
あくじゃれ瓢六捕物帖
[編集]- あくじゃれ瓢六(2001年11月 文藝春秋)
- 【改題】あくじゃれ―瓢六捕物帖(2004年11月 文春文庫)
- こんちき(2005年7月 文藝春秋 / 2007年7月 文春文庫)
- べっぴん(2009年4月 文藝春秋 / 2011年11月 文春文庫)
- 再会(2013年7月 文藝春秋)
天女湯おれんシリーズ
[編集]- 天女湯おれん(2005年12月 講談社 / 2007年12月 講談社文庫) - 『週刊現代』連載の「おれん湯女草紙」を改題
- 天女湯おれん これがはじまり(2010年10月 講談社 / 2012年5月 講談社文庫)
- 春色恋ぐるい(2011年2月 講談社)
狸穴あいあい坂シリーズ
[編集]- 狸穴あいあい坂(2007年8月 集英社 / 2010年9月 集英社文庫)
- 恋かたみ(2011年7月 集英社)
- 心がわり(2012年12月 集英社)
その他
[編集]- 『眩惑』(1996年11月 ラインブックス / 2000年5月 徳間文庫)(短編集)
- 『からくり乱れ蝶』(1997年10月 徳間書店 / 2005年7月 講談社文庫)
- 『まやかし草紙』(1998年5月 新潮社)
- 【改題】『王朝まやかし草紙』(2010年1月 新潮文庫)
- 『空っ風』(1998年8月 講談社 / 2001年9月 講談社文庫)(小政)
- 『誰そ彼れ心中』(1999年2月 新潮社 / 2003年9月 新潮文庫)
- 『灼恋』(1999年6月 徳間書店)(飯塚染子)
- 『幽恋舟』(2000年1月 新潮社 / 2004年10月 新潮文庫)
- 『鬼あざみ』(2000年4月 講談社 / 2003年6月 講談社文庫)
- 『氷葬』(2000年10月 文藝春秋 / 2004年1月 文春文庫)
- 『蓬莱橋にて』(2000年12月 祥伝社 / 2004年4月 祥伝社文庫)
- 『月を吐く』(2001年4月 集英社 / 2003年11月 集英社文庫)(築山殿)
- 『笠雲』(2001年9月 講談社 / 2004年9月 講談社文庫)(大政)
- 『源内狂恋』(2002年1月 新潮社)
- 【改題】『恋ぐるい』(2006年4月 新潮文庫)
- 『髭麻呂』(2002年6月 集英社)
- 【改題】髭麻呂 王朝捕物控え(2005年5月 集英社文庫)
- 『其の一日』(2002年11月 講談社 / 2005年12月 講談社文庫)(短編集)
- 『坐漁の人』(2003年2月 ラインブックス)(清水市を舞台にした短編集)
- 『犬吉』(2003年3月 文藝春秋 / 2006年3月 文春文庫)
- 『恋ほおずき』(2003年7月 中央公論新社 / 2006年7月 中公文庫) - 『婦人公論』連載
- 『仇花』(2003年10月 光文社 / 2007年3月 光文社文庫)養儼院(お六)
- 『紅の袖』(2004年4月 新潮社)
- 【改題】『黒船秘恋』(2009年3月 新潮文庫)
- 『山流し、さればこそ』(2004年12月 角川書店 / 2008年1月 角川文庫)
- 『末世炎上』(2005年1月 講談社 / 2008年6月 講談社文庫)
- 『昔日より』(2005年4月 講談社 / 2008年12月 講談社文庫)(短編集)
- 『木もれ陽の街で』(2006年4月 文藝春秋 / 2009年2月 文春文庫)
- 『希以子』(2006年7月 小学館 / 2009年7月 小学館文庫)
- 『奸婦にあらず』(2006年11月 日本経済新聞社 / 2009年11月 文春文庫)角川文庫、2005 - 2006 日本経済新聞連載(村山たか)
- 『青嵐』(2007年3月 祥伝社 / 2010年3月 角川文庫)(森の石松)
- 『恋縫』(2007年3月 集英社文庫)
- 『かってまま』(2007年6月 文藝春秋 / 2010年7月 文春文庫)
- 『おんな泉岳寺』(2007年11月 集英社文庫)(短編集)
- 『日月めぐる』(2008年2月 講談社 / 2011年3月 講談社文庫)(連作)
- 『遊女(ゆめ)のあと』(2008年4月 新潮社 / 2010年9月 新潮文庫)
- 『美女いくさ』(2008年9月 中央公論新社 / 2010年9月 中公文庫)崇源院(小督)
- 『めおと』(2008年12月 角川文庫)(短編集)
- 『楠(くす)の実が熟すまで』(2009年7月 角川書店 / 2012年7月 角川文庫)
- 『きりきり舞い』(2009年9月 光文社 / 2012年1月 光文社文庫)(十返舎一九の娘)
- 『相も変わらずきりきり舞い』光文社 2014 のち文庫
- 『旅は道づれきりきり舞い』光文社, 2019.5 のち文庫
- 『きりきり舞いのさようなら』光文社, 2021.12
- 『軽井沢令嬢物語』(2010年3月 潮出版社)
- 『思い出コロッケ』(2010年6月 新潮社 / 2012年12月 新潮文庫)
- 『炎天の雪』(2010年8月 集英社 / 2013年7月 集英社文庫)
- 『お順 勝海舟の妹と五人の男』(2010年12月 毎日新聞社)のち文春文庫
- 『四十八人目の忠臣』(2011年10月 毎日新聞社)のち集英社文庫 (忠臣蔵)
- 『花見ぬひまの』(2012年9月 中央公論新社)のち文庫(短編集)
- 『ともえ』(2013年9月 平凡社)(松尾芭蕉、巴御前)文春文庫、2017
- 『王朝小遊記』文藝春秋 2014 のち文庫
- 『波止場浪漫』日本経済新聞出版社 2014 (清水次郎長の娘)のち文春文庫
- 『帰蝶』PHP研究所 2015 のち文庫
- 『梅もどき』KADOKAWA, 2016.10 のち文庫 (蓮華院 (徳川家康側室))
- 『風聞き草墓標』新潮社, 2016.3 改題「闇の峠」新潮文庫
- 『森家の討ち入り』講談社, 2017.12 のち文庫 (忠臣蔵)
- 『今ひとたびの、和泉式部』集英社, 2017.3 のち文庫
- 『元禄お犬姫』中央公論新社, 2018.5 のち文庫
- 『尼子姫十勇士』毎日新聞出版, 2019.3 のち集英社文庫
- 『しのぶ恋 浮世七景』文藝春秋, 2020.12 (短編集)
- 『女だてら』KADOKAWA, 2020.7 (原采蘋を描く)
- 『ちよぼ 加賀百万石を照らす月』新潮社, 2020.9 (寿福院を描く)
- 『登山大名』2024.3 - 日本経済新聞 連載中(中川久清を描く)