河堀口駅
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河堀口駅 | |
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駅舎 | |
こぼれぐち Koboreguchi | |
◄F01 大阪阿部野橋 (1.0 km) (1.1 km) 北田辺 F03► | |
所在地 | 大阪市阿倍野区天王寺町南二丁目24-1 |
駅番号 | F02 |
所属事業者 | 近畿日本鉄道(近鉄) |
所属路線 | F 南大阪線 |
キロ程 | 1.0 km(大阪阿部野橋起点) |
電報略号 | コホレ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
3,158人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1923年(大正12年)10月16日 |
河堀口駅(こぼれぐちえき)は、大阪府大阪市阿倍野区天王寺町南二丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)南大阪線の駅。駅番号はF02。
歴史
[編集]年表
[編集]- 1923年(大正12年)10月16日:大阪鉄道の大阪天王寺(現在の大阪阿部野橋) - 針中野間に新設開業[1]。
- 1943年(昭和18年)2月1日:関西急行鉄道が大阪鉄道を合併[1]。関西急行鉄道天王寺線の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日:戦時統合により関西急行鉄道が南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身。後に再独立)と合併、近畿日本鉄道南大阪線の駅となる[1]。
- 1945年(昭和20年)6月1日:営業休止[2]。
- 1946年(昭和21年)6月1日:営業再開[2]。
- 1987年(昭和62年)12月6日:路線高架化により高架駅となる。
- 2007年(平成19年)4月1日:PiTaPa使用開始[3]。
駅名の由来
[編集]和気清麻呂が、788年(延暦7年)に上町台地開削工事を行った際、掘りかけた堀川にちなむ[4]。
駅構造
[編集]相対式2面2線ホームを持つ高架駅。ホーム有効長は6両。ホーム中央付近から東側にかけて半径約500mのカーブがある。改札口はコンコース階と大阪阿部野橋方面ホームのエレベーター(出入口兼用のため)手前と古市方面のエレベーターにつながるコンコース階の3ヶ所。
高架の阪和線の上を通っているためホームの位置が高い(改札・コンコースが3階、ホームが4階に位置する)。高架化前は阪和線の下を通っていた。
大阪阿部野橋駅が管理する有人駅で、PiTaPa・ICOCA対応の自動改札機および自動精算機(回数券カードおよびICカードのチャージに対応)が設置されている。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | F 南大阪線 | 下り | 古市方面[5] |
2 | 上り | 大阪阿部野橋方面[5] |
利用状況
[編集]2022年11月8日における1日乗降人員は3,157人である[6]。付近に学校が多く、学生の利用者も多い。
近年における1日乗降・乗車人員は下表の通りである。
年度 | 特定日 | 1日平均 乗車人員[7] |
出典 | ||
---|---|---|---|---|---|
調査日 | 乗降人員 | 乗車人員 | |||
1990年(平成 | 2年)11月 | 6日5,717 | 2,800 | 2,151 | [8] |
1991年(平成 | 3年)- | 2,330 | |||
1992年(平成 | 4年)11月10日 | 5,258 | 2,611 | 2,042 | [9] |
1993年(平成 | 5年)- | 2,049 | |||
1994年(平成 | 6年)- | 1,978 | |||
1995年(平成 | 7年)12月 | 5日4,977 | 2,436 | 1,982 | [10] |
1996年(平成 | 8年)- | 1,870 | |||
1997年(平成 | 9年)- | 1,794 | |||
1998年(平成10年) | 11月10日 | 4,184 | 2,052 | 1,656 | [11] |
1999年(平成11年) | - | 1,488 | |||
2000年(平成12年) | 11月 | 7日3,537 | 1,740 | 1,445 | [12] |
2001年(平成13年) | - | 1,383 | |||
2002年(平成14年) | - | 1,221 | |||
2003年(平成15年) | 11月11日 | 3,249 | 1,610 | 1,121 | [13] |
2004年(平成16年) | - | 1,054 | |||
2005年(平成17年) | 11月 | 8日2,874 | 1,395 | 1,016 | [14] |
2006年(平成18年) | - | 1,008 | |||
2007年(平成19年) | - | 983 | |||
2008年(平成20年) | 11月18日 | 2,779 | 1,325 | 977 | [15] |
2009年(平成21年) | - | 915 | |||
2010年(平成22年) | 11月 | 9日2,953 | 1,455 | 884 | [16] |
2011年(平成23年) | - | 922 | |||
2012年(平成24年) | 11月13日 | 2,897 | 1,396 | 981 | [17] |
2013年(平成25年) | - | 1,034 | |||
2014年(平成26年) | - | 1,134 | |||
2015年(平成27年) | 11月10日 | 3,192 | 1,554 | 1,177 | [18] |
2016年(平成28年) | - | 1,200 | |||
2017年(平成29年) | - | 1,190 | |||
2018年(平成30年) | 11月13日 | 3,116 | 1,549 | 1,311 | [19] |
2019年(令和元年) | - | 1,427 | |||
2020年(令和2年) | - | 1,188 | |||
2021年(令和3年) | 11月 | 9日3,189 | 1,600 | 1,252 | [20] |
2022年(令和4年) | 11月 | 8日3,157 | 1,573 | 1,401 | [21] |
2023年(令和5年) | 11月 | 7日3,158 | [22] |
駅周辺
[編集]学校
[編集]- 大阪芸術大学附属大阪美術専門学校
- 大阪府立天王寺高等学校
- 大阪市立工芸高等学校
- 大阪市立第二工芸高等学校
- 大阪市立デザイン教育研究所
- 明浄学院高等学校
- あべの翔学高等学校
- 大阪市立文の里中学校
- 大阪市立高松小学校
その他
[編集]- 美章園駅(JR阪和線)
- デイリーカナートイズミヤ 桑津店
- ホームセンターコーナン天王寺店
- スポーツDEPO天王寺店
- 桑津天神社
- 源ヶ橋温泉
バス路線
[編集]最寄停留所は天王寺町南二丁目となる。以下の路線が乗り入れ、大阪シティバスにより運行されている。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 3号 近畿日本鉄道 2、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月29日、26-27頁。ISBN 978-4-02-340133-4。
- ^ a b 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 8 関西1、新潮社、2008年、26頁。ISBN 978-4-10-790026-5。
- ^ 『平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります』(pdf)(プレスリリース)近畿日本鉄道、2007年1月30日 。2016年3月3日閲覧。
- ^ “阿倍野の地名・町名の由来”. 大阪市. 2024年5月4日閲覧。
- ^ a b “駅の情報|河堀口”. 近畿日本鉄道. 2021年4月11日閲覧。
- ^ 駅別乗降人員 南大阪線 - 近畿日本鉄道
- ^ 大阪市統計書
- ^ 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成5年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
- ^ 近鉄線駅別乗降人員データ【調査日:令和3年11月9日(火)】 (PDF)
- ^ 近畿日本鉄道 駅別一日乗降人員(調査日:令和4年11月8日(火))
- ^ 近畿日本鉄道 駅別一日乗降人員(調査日:令和5年11月7日(火))
関連項目
[編集]- 日本の鉄道駅一覧
- 岐阜駅 - 河堀口駅同様、高架化の際は既存の高架線を越えるために相当高い位置に駅が造られた。
- 新越谷駅 - 同上の理由で高架化された。
- 東松戸駅(京成電鉄/北総鉄道) - 同上の理由で相当高い位置に駅が造られた。
- 和気清麻呂
- 河堀稲生神社
外部リンク
[編集]- 駅の情報|河堀口 - 近畿日本鉄道