清水龍瑩
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清水 龍瑩(しみず りゅうえい、1928年5月20日 - 2001年9月15日)は、日本の経営学者。
略歴
[編集]東京・文京区白山出身。1958年慶應義塾大学経済学部卒業。1963年同大学院経済学専攻博士課程満期退学。1972年「製品計画の理論と手法 企業成長の動態的分析」で商学博士の学位を取得。 慶大商学部助教授を経て、1973年教授。1994年定年となり、名誉教授。退職後は東京国際大学教授を務めた。1967年カリフォルニア大学バークレー校に留学(Research Fellow。1978年8月まで)。慶應義塾大学商学部長,慶應義塾理事(1987年9月まで)。慶應義塾図書館長(1991年9月まで)。慶應義塾評議員(1990年10月まで)。パリ政治研究所大学院(Science Po.)客員教授(1993年7月まで)。通産省産業政策局・経営力委員会主査などを歴任。
1979年「企業行動と成長要因の分析」で日経・経済図書文化賞、1982年「現代企業評価論」で日本公認会計士協会学術賞、1983年「経営者能力論」で経営科学文献賞、1990年「大企業の活性化と経営者の役割」で福沢賞受賞[1]。
著書
[編集]- 『経営計画設定理論 意思決定過程の経営経済学的研究』(中央経済社, 1966年)
- 『製品計画の理論と手法 企業成長の動態的分析』(日本経済新聞社, 1971年)
- 『実証研究・日本の経営 経営力評価モデルによる企業行動と企業成長要因分析』(中央経済社, 1975年)
- 『数学・統計を活かす経営計画入門』(中央経済社, 1978年)
- 『企業行動と成長要因の分析 戦後日本企業の実証的研究』(有斐閣, 1979年)
- 『現代企業評価論』(中央経済社, 1981年)
- 『経営者能力論』(千倉書房, 1983年)
- 『企業成長論 新しい経営学』(中央経済社, 1984年)
- 『中堅・中小企業成長論 情報化時代の企業成長の条件を求めて』(千倉書房, 1986年)
- 『大企業の活性化と経営者の役割 大企業経営者のインタビュー・サーベイを中心にして』(千倉書房, 1990年)
- 『大変革期における経営者の洞察力と意思決定』全5巻 (千倉書房, 1992-98年)
- 『エキスパート・システムによる最新企業評価論』(編著, 千倉書房, 1993年)
- 『日本企業の活性化・個性化 新しい経営学』(中央経済社, 1993年)
- 『ソファで読む経営哲学』(慶応通信, 1994年)
- 『社長業の鉄則』(日本経営合理化協会出版局, 1995年)
- 『能力開発のための人事評価』(千倉書房, 1995年)
- 『中小企業のための社長業の条件』(総合経理研究所編, 税務経理協会, 1997年)
- 『日本型経営者と日本型経営 実証研究30年』(千倉書房, 1998年)
- 『社長のための経営学 優れた経営者、優れた企業の条件を求めて』(千倉書房, 1999年)
- 『社長のリーダーシップ』(千倉書房, 2000年)
論文
[編集]脚注
[編集]- ^ 20世紀日本人名事典
- ^ “慶応義塾大名誉教授の清水龍瑩氏死去”. asahi.com. (2001年9月15日). オリジナルの2001年9月17日時点におけるアーカイブ。 2022年10月1日閲覧。