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瀬戸石駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
瀬戸石駅
駅前広場(2007年3月)
せといし
Setoishi
鎌瀬 (2.8 km)
(3.9 km) 海路
地図
所在地 熊本県八代市坂本町川嶽瀬戸石3145
北緯32度22分17.55秒 東経130度38分46.01秒 / 北緯32.3715417度 東経130.6461139度 / 32.3715417; 130.6461139座標: 北緯32度22分17.55秒 東経130度38分46.01秒 / 北緯32.3715417度 東経130.6461139度 / 32.3715417; 130.6461139
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 肥薩線
キロ程 19.6 km(八代起点)
電報略号 セト
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
0.2人/日(降車客含まず)
-2015年-
開業年月日 1910年明治43年)6月25日[2]
備考 無人駅[1]
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瀬戸石駅(せといしえき)は、熊本県八代市坂本町川嶽瀬戸石にある、九州旅客鉄道(JR九州)肥薩線である。

歴史

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駅構造

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島式ホーム1面2線を有する地上駅[1]。ホームとは構内踏切で連絡している。かつては有人駅で駅舎があり、急行「えびの」「くまがわ」の一部列車が停車していた。現在は無人駅で普通列車のみ停車する。駅舎も解体された。ホーム上にある待合室は開業当時から使用されているもの。待合室に設置された方面案内板の「八代・熊本方面」と「人吉・湯前方面」は国鉄時代に急行列車の停車駅だった頃の名残である。

開業当初は木造駅舎が建っていたが1965年の水害で流失、後に鉄筋の駅舎が再建されたがこちらも1982年の水害で流失し、跡地は駐車場となった。その後、ホーム上にプレハブの仮駅舎を設置し、それを使用しての営業となったが、無人化以降は駅舎が作られていない。

2020年令和2年7月豪雨では駅構内の路盤が流出し、ホームと待合室が全壊するなど甚大な被害を受けた[10]

のりば

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のりば 路線 方向 行先
1 肥薩線 下り 人吉吉松方面
2 上り 八代新八代方面

利用状況

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1日平均乗車人員及び乗降人員は以下の通り。

年度 1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
2000年 12 27
2001年 8 20
2002年 10 22
2003年 9 22
2004年 9 22
2005年 6 16
2006年 6 15
2007年 5 13
2008年 6 13
2009年 6 13
2010年 6 13
2011年 3 9
2012年 4 9
2013年 2 5
2014年 0.4 2
2015年 0.2 -

駅周辺

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周辺にはほとんど民家がないが、対岸の楮木(かしき)にはまとまった集落があり、以前は球磨川最後の渡し船で結ばれていた。駅付近から階段で通じる河原が乗船場だったが、船が対岸にいるときは叫んで呼ぶ必要があった。渡し船の料金は1回150円だったが、集落住民は無料であった。船頭の高齢化と利用客減少により、2012年10月31日限りで廃止となった。

隣の駅

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九州旅客鉄道(JR九州)
肥薩線
鎌瀬駅 - 瀬戸石駅 - 海路駅

脚注

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  1. ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 33号 熊本駅・嘉例川駅・大畑駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月31日、26頁。 
  2. ^ a b 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 2号、16頁
  3. ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 2号、17頁
  4. ^ a b c d e f g 坂本村史 、1990年、787頁
  5. ^ a b 週刊歴史でめぐる鉄道全路線国鉄・JR02「肥薩線/吉都線/三角線」 p.18 朝日新聞出版 2009年
  6. ^ 「熊鉄、第四次“営近”を実施」『交通新聞』交通協力会、1973年9月22日、1面。
  7. ^ a b 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 2号、19頁
  8. ^ 「通報 ●飯田線三河川合駅ほか186駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1986年10月30日、12面。
  9. ^ “熊本豪雨で球磨川「瀬戸石ダム」が決壊危機 現場証拠写真(2/3)”. デイリー新潮 (新潮社). (2020年7月17日). https://www.dailyshincho.jp/article/2020/07171831/?all=1&page=2 2020年7月18日閲覧。 
  10. ^ 「令和 2 年 7 月豪雨」による当社の被災状況について - 九州旅客鉄道、2020年7月21日

参考文献

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  • 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「肥薩線・吉都線・三角線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第2号、朝日新聞出版、2009年7月19日。 

関連項目

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外部リンク

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