熊谷達人
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熊谷達人 九段 | |
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名前 | 熊谷達人 |
生年月日 | 1930年12月7日 |
没年月日 | 1977年4月12日(46歳没) |
プロ入り年月日 | 1949年 |
棋士番号 | 54 |
出身地 | 大阪府大阪市 |
所属 | 日本将棋連盟(関西) |
師匠 | 野村慶虎七段 |
段位 | 九段 |
棋士DB | 熊谷達人 |
順位戦最高クラス | A級(5期) |
2017年8月23日現在 |
熊谷 達人(くまがい みちひと、1930年12月7日 - 1977年4月12日)は、将棋棋士。贈九段。野村慶虎門下。棋士番号54。大阪府大阪市出身。
経歴
[編集]1947年10月、府立天王寺中学5年在学中に野村慶虎門下に入門。1949年に四段に昇段。1950年のC級2組順位戦では同率決戦に敗れて昇級はならなかったが、成績優秀により昇段。1962年、王座戦に挑戦したが加藤一二三に0-2で敗れる。
1974年にA級に復帰するも、翌年に降級。その後現役のまま1977年に死去。
昇段履歴
[編集]- 1947年10月 :4級で奨励会入会
- 1948年10月 :初段
- 1948年10月 :二段(同月特別に)
- 1949年 6月 :三段
- 1949年第4期順位戦(C級乙組)に参加 7月 :
- 1949年 :四段
- 1951年 4月 1日:五段(順位戦C級2組成績優秀)
- 1953年 4月 1日:六段(順位戦B級2組昇級)
- 1955年 4月 1日:七段(順位戦B級1組昇級)
- 1959年 4月 1日:八段(順位戦A級昇級)
- 1977年 4月12日:死去
- 1998年11月17日:追贈九段[1]
主な成績
[編集]棋戦優勝
[編集]- 1回
在籍クラス
[編集]→竜王戦と順位戦のクラスについては「将棋棋士の在籍クラス」を参照
開始 年度 |
順位戦 出典[2]
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竜王戦 出典[3]
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期 | 名人 | A級 | B級 | C級 | 期 | 竜王 | 1組 | 2組 | 3組 | 4組 | 5組 | 6組 | 決勝 T |
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1組 | 2組 | 1組 | 2組 | |||||||||||||||
1949 | 4 | C2 | ||||||||||||||||
1950 | 5 | C2 | ||||||||||||||||
1951 | 6 | C201 | ||||||||||||||||
1952 | 7 | C112 | ||||||||||||||||
1953 | 8 | B211 | ||||||||||||||||
1954 | 9 | B206 | ||||||||||||||||
1955 | 10 | B111 | ||||||||||||||||
1956 | 11 | B112 | ||||||||||||||||
1957 | 12 | B107 | ||||||||||||||||
1958 | 13 | B104 | ||||||||||||||||
1959 | 14 | A 09 | ||||||||||||||||
1960 | 15 | B101 | ||||||||||||||||
1961 | 16 | B103 | ||||||||||||||||
1962 | 17 | A 10 | ||||||||||||||||
1963 | 18 | A 06 | ||||||||||||||||
1964 | 19 | B101 | ||||||||||||||||
1965 | 20 | A 09 | ||||||||||||||||
1966 | 21 | B102 | ||||||||||||||||
1967 | 22 | B105 | ||||||||||||||||
1968 | 23 | B110 | ||||||||||||||||
1969 | 24 | B109 | ||||||||||||||||
1970 | 25 | B110 | ||||||||||||||||
1971 | 26 | B107 | ||||||||||||||||
1972 | 27 | B108 | ||||||||||||||||
1973 | 28 | B105 | ||||||||||||||||
1974 | 29 | B108 | ||||||||||||||||
1975 | 30 | A 10 | ||||||||||||||||
順位戦、竜王戦の 枠表記 は挑戦者。右欄の数字は勝-敗(番勝負/PO含まず)。 順位戦の右数字はクラス内順位 ( x当期降級点 / *累積降級点 / +降級点消去 ) 順位戦の「F編」はフリークラス編入 /「F宣」は宣言によるフリークラス転出。 竜王戦の 太字 はランキング戦優勝、竜王戦の 組(添字) は棋士以外の枠での出場。 |
表彰
[編集]- 将棋大賞 第2回(1974年度)敢闘賞
著書
[編集]- 将棋 次の一手(1974年、弘文社)
- 初級用詰将棋250題(1977年、弘文社)
- 終盤の鬼手(1983年4月、日本将棋連盟)