ヘタリア
Axis powers ヘタリア | |
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ジャンル | 青年漫画 世界史 擬人化 コメディ |
漫画:Axis Powers ヘタリア(本家Web版マンガ) ヘタリア Axis Powers(書籍版単行本/商業版マンガ) | |
作者 | 日丸屋秀和 |
出版社 | 幻冬舎コミックス(幻冬舎) |
掲載誌 | 作者ウェブサイト『キタユメ。』(個別ページ) 月刊コミックバーズ(5巻、6巻収録分) |
レーベル | バーズコミックス |
発表号 | 月刊コミックバーズ 2010年8月号、 2011年11月号 - 2013年8月号[注 1] |
発表期間 | 2006年 - (本家Web版マンガ) 2008年3月17日 - (書籍版単行本/商業版マンガ) |
巻数 | 既刊6巻(2013年10月31日現在) |
漫画:ヘタリア World☆Stars | |
作者 | 日丸屋秀和 |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | 少年ジャンプ+ ジャンプSQ.(出張版) |
レーベル | JUMP COMICS+ |
発表期間 | 少年ジャンプ+創刊(2014年9月22日) - 連載中 ジャンプSQ.2015年3月号、8月号(出張版) |
巻数 | 既刊3巻(2016年2月4日現在) |
ドラマCD:ヘタリア ドラマCD(商業版) | |
原作 | 日丸屋秀和 |
発売元 | フロンティアワークス |
発表期間 | 2008年8月16日(コミックマーケット74先行発売) 2008年8月29日(アニメイト等限定店舗発売) - |
枚数 | 8枚(非売品除く、2015年8月26日現在) |
イタリア ドイツ 日本 アメリカ イギリス フランス ロシア 中国 |
浪川大輔 安元洋貴 高橋広樹 小西克幸 杉山紀彰 小野坂昌也 高戸靖広 甲斐田ゆき |
アニメ:ヘタリア Axis Powers(第1期・第2期) ヘタリア World Series(第3期・第4期) | |
原作 | 日丸屋秀和 |
監督 | ボブ白旗 |
シリーズ構成 | 平光琢也 |
キャラクターデザイン | 河南正昭 |
音楽 | コーニッシュ |
アニメーション制作 | スタジオディーン |
製作 | ヘタリア製作委員会 |
配信サイト | 放送局参照 |
配信期間 | 第1期:2009年1月 - 7月 第2期:2009年7月 - 2010年3月 第3期:2010年3月 - 8月 第4期:2010年9月 - 2011年3月 第4期EX:2011年3月、7月、9月 |
話数 | 第1期:全26話 / 第2期:全26話 第3期:全24話 / 第4期:全24話 第4期EX:全3話 |
イタリア ドイツ 日本 アメリカ イギリス フランス ロシア 中国 |
浪川大輔 安元洋貴 高橋広樹 小西克幸 杉山紀彰 小野坂昌也 高戸靖広 甲斐田ゆき |
アニメ:ヘタリア The Beautiful World(第5期) ヘタリア The World Twinkle(第6期) | |
原作 | 日丸屋秀和 |
監督 | わたなべひろし |
シリーズ構成 | ふでやすかずゆき |
キャラクターデザイン | 岡真里子 |
音楽 | コーニッシュ |
アニメーション制作 | スタジオディーン |
製作 | 第5期:野村美加、田中信作、金庭こず恵、知久正弘 第6期:ヘタリア製作委員会 |
配信サイト | 放送局参照 |
配信期間 | 第5期:2013年1月 - 6月 第6期:2015年7月 -10月 |
話数 | 第5期:20話 第6期:15話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画、アニメ |
ポータル | 漫画、アニメ |
Template:漫画 は 廃止されました |
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『ヘタリア』(ローマ字表記:Hetalia、もしくはHETALIA)は、日丸屋秀和(以下、作者と称する)による日本の漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品群の総称。作者により自身のWebサイト『キタユメ。』で公開されているWebマンガ『Axis Powers ヘタリア』(アクシスパワーズ、英字表記:Axis Powers HETALIA)が始まり。
『ヘタリア』という語について
『Axis powers ヘタリア』というタイトルは、英語の「Axis Powers(枢軸国)」と、ネット上の造語「ヘタリア」を組み合わせたものである。「ヘタリア」という語自体は、2ちゃんねるの軍事板で第二次世界大戦におけるイタリア軍の惰弱さを評して「へたれなイタリア」の意で用いられたのを発祥とする。
「ヘタリア」という語は本作『Axis Powers ヘタリア』の略称として用いられることもある。しかし、本来の意味ではないため注意が必要である。
概要
本作品は、世界史をモチーフの主軸とし、世界の様々な国固有の風俗、風潮、気風、風土などを人型に模したキャラクター達が織り成す、国擬人化歴史コメディである[注 2]。
WW1 - WW2を時代背景に始まり、主人公イタリアと枢軸国を中心に、彼らを取り巻く世界中とのドタバタを史実とエスニックジョークを交えたほのぼのとしたタッチで描く。モチーフは必ずしも世界史ではなく、時事ネタやキャラクターのオリジナルエピソードも多く含まれる。元来のWeb漫画という性質上作品データの更新が激しく、現在では確認出来ないデータも数多くある。エピソードには、2ちゃんねるの軍事板などを参考にしたものも含まれている。
作者公式サイト以外ではコミックバーズの2010年8月号と2011年11月~2013年8月号[注 1]に連載され(単行本5・6巻に収録)、2014年9月からは集英社のウェブサイト『少年ジャンプ+』で現代を主な時代背景にした『ヘタリア World☆stars』が連載されている。毎週月曜日と金曜日に更新。
女性向けパロディ同人誌のジャンルとして、2009年から2010年に爆発的な人気となり、男性向けジャンルとしてブレイクした東方Projectと共に、同人誌ファンの平均年齢を大きく引き下げた。[1]
2015年には、日本財団が主催する「これも学習マンガだ!~世界発見プロジェクト~」の100冊のマンガに選ばれた[2]。
主な登場人物
本編中に登場しない、登場人物の人名は記載しないでください。 |
「国」として登場する登場人物は作中世界では「不老」の人間[3]、「不思議な人達」[4]として認識されており、飼っているペットも彼らの「時間軸」に同調して長生きになっている[5]。 声優は、商業版ドラマCD・アニメ共通のもの。
主要国
枢軸国
枢軸国の主要国家。
- イタリア(イタリア=ヴェネチアーノ)
- 声 - 浪川大輔、演 - 長江崚行[6]
- 本作の主人公。本名はイタリア=ヴェネチアーノで、「北イタリア」の擬人化。本作品では特に指定が無い限り「イタリア」という名称は彼を意味する。
- 陽気で女好きのラテン気質。一人称は「俺」。身長:172cm。呼称は呼び捨て(オーストリアとハンガリーはさん付け、フランスとスペインは兄ちゃん付け呼んでいる)。軍事面で士気が極端に低い一方、交易・芸術の能力に優れる。一時成長不良を起こしていたため、歴史に比して外見は若い。
- 本人から見て左にあるぜんまい形のアホ毛(通称くるん)は「イタリア人の性的な何か」を表しており、くるんを抜くと、真面目になる。
- ドイツ
- 声 - 安元洋貴、演 - 近江陽一郎[6]
- ドイツ地方の各国がプロイセンを中心に合同して生まれた国。性格は短気で我儘で謹厳実直で規律とマニュアルにとことん従う気質。一人称は「俺」。身長:180cm。周囲、特にイタリアにいつも振り回され苦労が絶えない。一時的にオーストリアと同居しストレスを抱え込む羽目になる。またイタリアが昔トルコに勝利したことを知った際にはショックを受けていた。
- ビールと「ヴルスト」というソーセージをこよなく愛す。愛犬家で「アスター」「ブラッキー」「ベルリッツ」という三匹の犬を飼育。プロイセン達旧ドイツ諸邦の弟分にあたる。
- なお主要国の中では6巻時点までで唯一はっきりとした過去[注 4]が描かれていないキャラクターであった[注 5]が、6巻の『俺様偉人伝』冒頭・『World☆stars』1巻7話でその誕生の経緯が語られた(ここで初めて幼少期イラストが描かれた)。
- 学園ヘタリアではメガネをかけている。
- 日本
- 声 - 高橋広樹(ちびニホン:岩村愛子)、演 - 植田圭輔[6]
- 外見は小柄で童顔で細身の青年。欧米の国から未成年と間違えられることも多いが成人済み。自称「年寄り」なので、腰痛、息切れ、高血圧等々に悩まされている。可愛い物、食べ物には目がなく、たまというねこに餌をやるシーンもあるが、飼っているかは不明。好きな食べ物は、塩ジャケ。少食だが食い意地が張っていて、ドイツに塩ジャケ禁止令を出されたときは取り乱した。「あるこーる」の分解速度が遅いため、お酒は弱め。下着は褌を穿いている。
- 真面目であまり意見を強く主張しない。一人称は「私」、身長:165cm、二人称はさん付け(イタリアに対しては君付け)。島国なためか考え方が少し独特。季節の花と機械いじりが得意な凝り性。
- お人好しな性格で周囲に振り回されがちであり、作中ではツッコミを担当する事が多いが本人もややズレている。
- 「ぽちくん」という犬を飼っており、いつから一緒にいるのかは不明だが、少なくとも江戸時代からは一緒にいる模様。
連合国
連合国の主要国家。
- アメリカ
- 声 - 小西克幸、演 - 磯貝龍虎[6]
- 明朗快活で豊富な資源に恵まれた土地であったこともあり、極短期間で急成長したとても若い国。自称「世界のヒーロー」。強引かつマイペース。一人称は「俺」。身長:177cm。
- ハンバーガーやアイスクリームなどジャンクフードや菓子類が大好物で、元義兄であるイギリス譲りの味音痴だが、イギリスの料理のことはまずいと思っている。ジャンクフードの食べすぎなせいか見かけに反して体重は多めで、ダイエットするための努力には余念が無いが食生活を変えるつもりは無い。ただし日本食はおいしくて太りにくいので気に入っている。非常に力が強く、片手で車を引きずっていた。
- 分け目から飛び出している三日月形のアホ毛はナンタケット、眼鏡はテキサスを表す。
- イギリス
- 声 - 杉山紀彰(ちびりす:須藤翔〈ドラマCD〉)、演 - 廣瀬大介[6]
- 英国紳士を自負するが、元ヤンで口と酒癖がすこぶる悪い。一人称は「俺」。身長:175cm。皮肉屋で、心を開くと友好的になって世話を焼くツンデレ。特徴的な太い眉毛は「紳士的な何か」を表している。紅茶が好き。妖精や幽霊などが見え仲良しで、そのようなファンタジーの類を信じており伝説が大好き。魔術・呪術なども得意。非常に味オンチで、マクドナルドのハンバーガーを大絶賛している。
- 料理が好きだが下手の横好き。自分の料理が下手だという自覚はあるらしく、最近は指に大量の切り傷を作りながら練習している描写も見られる。他にも手芸やパンクロックが趣味。絵は下手ではなく、連合国会議に真っ先に来て枢軸国の似顔絵を描いていたのはイギリスである。同じ連合のフランスとは仲が悪い為、いつも喧嘩している。
- アメリカが独立してからは当たりが悪くなり(「独立した時からムカついてる」)互いに憎まれ口を叩き合っていて、過去の素直で可愛かったアメリカを懐古している。毎年独立記念日前後になると体調を崩し、ハロウィンになると気分や体調が良くなりアメリカと脅かし勝負をしている。
- 「紳士的な何か」がログアウトし全裸になったり暴れたりブリタニア・エンジェルなどボケキャラになる場合もある。
- 四兄弟の末弟で兄であるスコットランド、ウェールズ、北アイルランド(いずれも姿は漫画には登場していないが、原作者のブログに描かれている。)とは不仲で、たまに呪いの人形などが送られてくる。普段は連合王国の擬人化だが兄がいるときはイングランドになる。
- フランス
- 声 - 小野坂昌也、演 - 寿里[6]
- 気取り屋で華やかな愛の国。顎髭とウェーブのように流した長髪が特徴で、髭は「自分はお兄さん的存在」と意識し出して近代に入ってから生やし始めた。欧州では年長で、時折「世界のお兄さん」と自称している。イギリスとは1000年以上に渡って犬猿の仲で喧嘩ばかりして、互いに蔑んでいる。ドイツとは現在ビジネスパートナー。一人称は「俺」。身長:175cm。
- 欧州を片手に握っていた大国だったが、近代では軍事面は弱体化。情報戦・外交には強く、漁夫の利で勝ち星を重ねる傾向、イギリスにはイタリア二号機と不名誉な烙印を押されている。現在は高雅芸術や精緻農業に勤しんでいる。一度スエズ運河の資金めぐりで財政難となりイギリスに結婚を迫ったことがある。
- WEBマンガ版での基本的なキャラクターは変態キャラで露出癖やバイセクシャルな一面も持っていると設定されている。最近では変態キャラをイギリスに押し付けようと考えている。
- ロシア
- 声 - 高戸靖広、演 - 山沖勇輝[6]
- 一見素朴で温和そうな青年。一人称は「僕」。身長:182cm。みんなに対して君付けで呼ぶ。生まれたての頃はタタールの支配下に置かれていた。領土拡張には積極的。背後霊のように付きまとう冬将軍に苦しめられつつも切り札として活用している。
- 呪いさえ破壊する恐怖の象徴だが、姉のウクライナと妹のベラルーシへの対応には苦労している。特にベラルーシには執拗に結婚[注 6]を迫られ、本気で恐れている節が見受けられる。コルコルコルと呪いの言葉を発する。
- 中国
- 声 - 甲斐田ゆき、演 - 杉江大志[6]
- 作中最年長組。多くの省を纏める。見た目は年齢不詳、中性的で若々しく、作者に仙人とコメントされている。なお仙人は女性もおり、若々しく描かれることもある。背中に背負う籠にはよくパンダが入っている。一人称は「我」。身長:169cm。語尾に「〜ある。」「〜よろし。」などをつけている。
- 世界中に別荘(中華街)を持っており、どんな所でもすぐ適応できる生活力の持ち主だが韓国には別荘はおけないと発言している。可愛いものに目がないが、キャラクターを作ってもミッキーマウスやキティちゃんにそっくりなものを作って怒られている。その後オリジナルキャラクターを作ったが不気味すぎて却下された[注 7]。料理は得意だがマナーにうるさい。
- 日本との関係は主要国の中では一番長いが初対面で「日の落ちる国」(遣隋使)と呼ばれたり、急に斬りかかられたり(日清戦争)といろいろ微妙な関係にある。日本に負けた後はアメリカ・イギリス・フランス・ロシアに良いように扱われたあげく、ある日突然キレて自暴自棄(義和団事件)になったことがある。ちなみに上司は普通の人間だったり竜だったりパンダだったりする。[注 8]劉備、曹操、孫権などの飼い猫がおり、呂布と言う名前の野良猫に留守中お菓子を食われていたりする。
- イギリスについてアヘン戦争という過去の因縁から嫌っており「あへん」と呼ぶことがある。多くの国と同じくロシアは恐怖の対象であり、家に帰ると時々ロシアが居座っていたりするので危機感はより差し迫ったものである。
- ロシア同様、本編の時代では本来「中華民国」と呼ばれるべきだが、中華人民共和国を擬人化しており、「中華民国」は台湾として別に存在している。
欧州
欧州は作中でもっとも登場人物が多く出ている。
南欧
南欧の国家。
- イタリア=ロマーノ(南イタリア)
- 声 - 浪川大輔
- イタリア=ヴェネチアーノの兄。アホ毛(通称くるん)の向きが弟と逆。性格は弟と違いひねくれていて暴言ばかり吐くが、軟派なところは共通している。一人称は「俺」。手は不器用だが、スリは得意。弟よりも地中海周辺の血が濃い。マフィアのせいで金欠に喘ぐ。
- 弟との仲は微妙。経済的・歴史的に弟と比べられてしまうのをコンプレックスに思っている。男性には無愛想で特にドイツを毛嫌いしているが、可愛い女性には優しい。
- ちびロマーノ
- 声 - 金田アキ
- 幼少期のロマーノ。態度は大きいが、人見知りで泣き虫。しかし、スペインがドイツ兵に襲われていると勘違いしたときには、勇気を出してスペインを助けようとした。
- オーストリアから譲渡され、スペインの使用人(子分)となったが、不器用なため、掃除等の仕事はしない方がマシで、本人もそれを自覚し、仕事をしないようにしている。トマトの収穫等の仕事であれば、たまに働く。
- また、性格も不器用で、「ありがとう」が素直に言えなかったり、何かにつけて弟と比べられるため劣等感を抱いている。
- スペイン
- 声 - 井上剛
- 明るくマイペースな性格。鈍感で周りにノセられやすいが、根は親分肌で勉強熱心。広域的な関西弁を話す。一人称は「俺」。
- トルコからの南イタリア防衛による出費を上司に叱責されても、自分に懐かないロマーノを可愛がった。ロマーノの「親分」を名乗る。アメリカとイギリスが大嫌い。フランスとは悪友。
- 時代的にはイベリア半島の擬人化の場合もある。
- ポルトガル
- 容姿がスペインに似ている青年。スペインとの主な違いは右目の下に泣きボクロがあり、髪を後ろで縛っている。アンニュイでマイペースな性格らしい。
- スペインとは旧知の中で、彼の「あほなエピソード」をたくさん知っている。そのためスペインはポルトガルに頭が上がらないとのこと。
- ギリシャ
- 声 - 髙坂篤志
- ビザンツ帝国の息子で、欧州内でも年長。のんびり屋でゆっくり喋るが、車に乗ると少しだけ早くなる。一方で、頭の中では猫のことや夕飯のことや哲学的な事を絶え間なく考えている。一人称は「俺」。
- 趣味は遺跡発掘と昼寝で、愛猫家。庭には母親の形見が眠っている。トルコとは犬猿の仲。経済支援の関係で日本とはそれなりに仲が良い。
- トルコとは犬猿の仲だが一時期同居していた。
- キプロス
- 声 - 黒沢寿樹
- ギリシャとトルコの仲を取り持とうとする青年。本家版ドラマCDに登場した際と設定が異なっている。
中欧
中欧の国家。
- オーストリア
- 声 - 笹沼尭羅、演 - 菊池卓也[6]
- かつての欧州をフランスと二分した元大国。幼いころのイタリアの支配国でもある。几帳面だがやや楽観的でおっとりした面があるが、ぼろぼろの漁船を相手の軍艦にガツガツぶつけて勝ってしまうといったような派手な戦い方をする一面もある。一人称は「私」。古典音楽の演奏と製菓が趣味。
- 本来騎士として戦うために生まれたが戦いは苦手で、政略結婚を繰り返すことで大国となる。イタリアのことは当初女の子だと勘違いしていて、声変わりするまで気づかなかった。ハンガリーとは現在ビジネスパートナーで良好な関係。スイスとは長く協力関係にあったが現在は個人的にはあまり仲は良くない。前髪のアホ毛はマリアツェルを表し、感情によって変化する。眼鏡は「オーストリアにおける音楽的な何か」を、口元の黒子は「性的な何か」を表す。メガネを取ると地味。人からオーストラリアと間違えられたり区別が付けられていなかったりすることに悩んでいる。
- ハンガリー
- 声 - 根谷美智子
- 男の子として育てられた元騎馬民族の女性。幼少時は少年騎士として戦いに赴いていた。一人称は「私」。女として生きる決意をするが、心根は勇敢なまま。
- オーストリアの使用人をしていた時期、幼いイタリアを弟のように可愛がっており(幼いイタリアのときはイタちゃんと呼んでいた。学園ヘタリアportable(DS)ではイタリアくんと呼んでいる)、現在も懐かれている。プロイセンとは不仲。犬にルーマニア人の名前をつけるほど、ルーマニアのことが嫌い。トルコは長年のトラウマの象徴でありオスマンの悪夢と呼んでいる。
- 作中の女性キャラの中では一・ニを争うプロポーションの良さを誇る。
- スイス
- 声 - 朴璐美
- 長く苦難の歴史を経験した後、銀行業に活路を見出した永世中立国。WW1後の恐慌中、裕福でない生活の中、窮地のリヒテンシュタインを義妹として引き取り、とても可愛がっている。一人称は「我輩」。「なのである」「である」と語尾をしめる固い口調である。描く絵は可愛らしい。
- オーストリアとは協力関係にあり昔はボロボロになったオーストリアに幾度となく憎まれ口を叩きながら助けていたが、オーストリアを50回助けた事がある。
- 領土侵犯されれば相手が丸腰でも軍用ライフルを発砲するほど国土防衛に対して厳しい。
- 一度、自分の意見をなかなか言わずアメリカに合わせてばかりの日本を見かねて民間防衛を教育し、日本の性格を180度変えてしまったことがある。
- 寝るときは、リヒテンにもらったパジャマを着ている。
- リヒテンシュタイン
- 声 - 釘宮理恵
- スイスの義妹。上品な口調でしゃべり、素直でおとなしい性格だが、意見ははっきり言うタイプ。窮地を助けられて以来、義兄スイスを慕っており「兄様」と呼んでいる。一人称は「私」。人間観察には長けておりスイスとオーストリアの根本は似た者同士と考えている。ハイテク分野も得意。美麗な切手の国として有名。貧乳であることがコンプレックスであり髪をスイスに合わせて短くして弟と間違われた時真っ先に胸を気にしている。
- 寝巻はスイスにプレゼントするつもりだったシンプルなパジャマを着ている。
- チェコ
- お嬢様口調で喋る女性。真面目で我慢強い頑張り屋さん。計算して動いているつもりだが、スロバキアが計算外の行動ばかりする。繊細で独特な芸術センスを持っている。
- スロバキアとは帝国から独立するときに「チェコスロバキア」にするか「チェコ=スロバキア」にするかでもめた。
- スロバキアとは腐れ縁の様な関係で、彼と離れ単独国家になった時その様子を『離婚』と例えられ激怒した。
- スロバキア
- チェコと共にオーストリア=ハンガリー帝国から独立した青年。チェコと同じく我慢強いが、チェコより何かとフワッとしている。普段はあまり自己主張しないが、妙なところに色々こだわりを持っている。
- チェコとは帝国から独立するときに「チェコ=スロバキア」にするか「チェコスロバキア」にするかでもめた。
- ポーランド
- 声 - たなかこころ
- ヨーロッパの中世と冷戦の時代には東欧に分類していたが、何度も領土の変更により今はもう中欧の国となる。周辺国により戦禍に巻き込まれ何度分割されても甦る不死鳥のような国。人見知りだが、慣れると自己中心的で突飛な言動を見せる。一人称は「俺」。髪が長い。
- リトアニアとは大親友で、中世においては農業で大強国(ポーランド・リトアニア共和国)を築いた。ロシアによって離れ離れにされてしまう。イタリアとも仲が良い。作者曰く名古屋の男子高校生口調なのは趣味らしい。
東欧
東欧の国家。
- ブルガリア
- 声 - 井上剛
- 北にルーマニア、南にギリシャ・トルコと国境を接する東欧の国。一人称は「俺」。やや気弱だが計算高い一面もある。
- WW1では同盟国側、WW2では枢軸国側。WW2では味方陣営のイタリアを叩いた。ルーマニアとは仲が良い様子がみられる。
- 口調は「~わ」、「~だわ」
- ルーマニア
- 声 - 児玉卓也
- 苦労人の割には性格は人懐こくおちゃめ。でもどこかちゃらんぽらんな変わり者。信仰心が強く魔術や民間伝承が大好き。ロマンチックな面もある。
- ハンガリーとは仲が悪い。ブルガリアとは仲が良い。ドイツとイタリアは頼りたいビジネス仲間。最近トルコとはもっと仲良くなりたいと思っている。弟にモルドバがいる。一人称は「おいら」。
- モルドバ
- ルーマニアの弟で頑張りやな少年。やや舌足らずな口調で喋る。ルーマニアにも甘えたいがロシアにも気を使わないと行けず、我慢することが多い。
バルト三国
バルト三国の国家。何かとひとくくりにされがちだが、実は文化も言語も民族も全然違う。
- リトアニア
- 声 - 武内健
- 始め異教の国として迫害を受けるが、中世にはポーランドと共に東欧の強大国を築いた国。人当たりが良く苦労性、特にロシアからは歪んだ愛情を受けている。温厚な性格に似あわず指揮官としての能力は非常に高い。一人称は「俺」。髪が長く、たまに結んでいる。
- ポーランドとは親友だが、出会ってから今まで振り回されっぱなしでたまにそのことを思いだし発狂することがある。しばらくポーランドとは会えない時期が続いていたがその間に人見知りなポーランドがイタリアと親しげに話している様子にショックを受けていた。幼馴染のベラルーシに長く報われない片思いをしている。そのベラルーシに指をバッキバキにされても「もしかして俺 実は色んな方向に 指が曲がるのかも…!」などと超ポジティブに捉えている。
- プロイセンの事を嫌っており、敬語を使わない。また、彼だけは珍しく「お前」呼びをしている。
- ちなみに国として認めてほしかったシーランドが最初に選んだ相手もリトアニアであり国として生きるためのアドバイスを与えている。
- イギリスの紹介でアメリカの家に出稼ぎに行っていた時期がありそこではエイリアンやクジラにもなつかれエイリアンからは「リト」と呼ばれていた。
- ラトビア
- 声 - たなかこころ(アニメ) / 釘宮理恵(ドラマCD)
- 何かと粗忽な小柄な少年。成長不良の原因ロシアに抵抗しようと試みるもことごとく失敗している。現在ロシアの支配をのがれるため他国と友好関係を結ぶ努力をしている。適度なアメと鞭があると頑張れる性格らしい。かなりのうわばみ。一人称は「僕」。
- リトアニアと友好関係を結ぶにあたり、スタンスの違うエストニアと不仲になるが関係改善の兆しが見えてきた模様。若干情緒不安定な部分がありリトアニアと親しげだったシーランドにスズランを刺したことがあるが、その後は関係を改善した模様で漫画ではシーランドと一緒にいる場面が多い。
- エストニア
- 声 - 高坂篤志
- バルトの優等生の異名を持つ、長い支配の歴史を知略で切り抜けてきた国。作品内で唯一のイケメンという設定。ITに強い。一人称は「僕」。
- ロシアに対して「言ってはいけないこと」を平然といってしまうラトビアにははらはらし通しで、ラトビアが何か失敗するとすぐ「ラトビアァァァ!」と叫ぶ。親友のフィンランドの家で開かれる奇祭では大体上位を掻っ攫っていく。幻冬舎版6巻のカラーページ等では北欧に入りたいとアピール中。
- 本家web版ではひょんなことからアメリカに顔の似たもち状の生き物を飼い始め[注 9]、現在では他の国に似たもち状生物も飼っている[注 10]。
ロシア姉妹
ロシアの姉妹の国家。作中で恐怖の象徴とされ、マイペースなロシアが唯一ペースを乱される二人である。
- ウクライナ
- 声 - 増田ゆき
- ロシアとベラルーシの姉。肩こりになるほどの巨乳で登場する度に「ばいーん」「どいーん」等の音が鳴り、アニメでこの音はティンパニーで表現されている。
- 少々天然ボケではあるものの泣き虫で心優しい性格。何かとロシアのとばっちりを食らうが、弟妹を愛している。
- ベラルーシ
- 声 - 高乃麗
- 厳しい風土のため貧しい小国で、ソ連崩壊後も長く独裁政権が続く国。ロシアとウクライナの妹。とげとげしい雰囲気を持つ美少女。言動が無愛想できつい。ウクライナを見続けているせいか本当はそれなりにある胸を気にしている。
- 兄であるロシアに重すぎる愛を送り続け、事あるごとに結婚を迫るなどアプローチを続けている。リトアニアからの想いは無視している。
北欧
北欧の国家。
- デンマーク
- 声 - 下崎紘史
- 北の勇と謳われた元ヴァイキング。血気盛ん且つひょうきんな性格で、客商売に強い国民性。北欧の兄貴分を自称。訛りは茨城弁で表現されている。
- ノルウェーを気に入っており親友扱いするが、ノルウェーからの評価は辛辣と温度差が激しい。
- ノルウェー
- 声 - 岩崎征実
- デンマークと同君連合を結んでいたスカンジナビアの国。口数少ない、どこか浮世離れした不思議な雰囲気の青年。アホ毛が浮いている。
- イギリスと同じく妖精が見えるため、そこそこ仲がいいようだ。本家のハロウィンパーティーなどでも妖精を引き連れている。頭についている十字型のアクセサリーは電話の役割も果たす
- アイスランドの実兄。デンマークに辛辣な態度を取るが嫌ってはいない様子。
- アイスランド
- 声 - 浅倉歩
- 一見はクールだが、性格は熱い少年。腹部が黒くて、ヤーさんみたいな性格と口調のしゃべるパフィンと行動を共にしている。ノルウェーとは実の兄弟であったことが最近判明した。
- 訛りは津軽弁で表現されており、声優の浅倉も青森県出身である。
- 話し言葉は標準語で表現されているがこれは努力の賜物。実は北欧でも一番訛りが強いので、気を抜いて訛り始めると誰にも内容が理解してもらえない。
- フィンランド
- 声 - 水島大宙
- 他の北欧諸国とは別系統の民族である北欧の国。そのためか、北欧で唯一訛っておらず、丁寧語で会話する。温和で素朴な性格。
- 力持ちで特に追いつめられると火事場の馬鹿力を発揮する。奇抜なセンスの持ち主でもある。
- スウェーデンがデンマークから独立した際はスウェーデンの一地方として一緒に出奔し、共に暮らしていた。エストニアと仲がよく、変な祭典を開いて盛り上がっている。
- スウェーデン
- 声 - 酒井敬幸
- かつては欧州を荒らしまわった強国だったが、現代は工業を得意とし福祉を充実させることに力を注いでいる。表情に出ないが、お茶目で感情豊か。冗談が好き。
- デンマークと大喧嘩して独立した。共に出奔したフィンランドをとても信頼し感謝しているが、口下手なので上手く伝わらない。
- 訛りは福島弁で表現されている。
西欧
西欧の国家。
- オランダ
- 声 - 峯暢也
- 謹厳な性格で、必要とあらば転売目的の穀物の買い叩きや敵軍への武器輸出も辞さない策士。彼の守銭奴ぶりに頭を悩まされた国はフランス・スペインと数知れずである。鎖国時代の日本とかかわりのあった数少ない国の一つ。キッチンが汚れるのをとても嫌う。訛りは福井弁で表現されている。一人称は「俺」。
- 実妹ベルギーとは独立戦争で敵になり、後にベルギー独立によって念願の統一を果たしたが意見の不一致から関係は回復せず別々の国となった。ポーランド・リトアニアとは過去に交易をしており今でも家に招くなどある程度の関係を続けている。
- ベルギー
- 声 - 中村繪里子
- オランダの妹。世話焼きで親切な性格。訛りは滋賀弁で表現。共にスペイン支配下にいたオランダとは彼の独立を期に一時決別していたが、現在の関係は良好である。
- 兄の金銭への執着は自分に原因があるのではないかと、頭を痛めている。
- ルクセンブルク
- 物腰やわらかで上品な雰囲気の青年。オランダ、ベルギーとは全員義兄弟の関係とのこと。かつてはベルギーとともに周りの国に振り回されていたが、あるとき金融に目覚め、欧州トップクラスの豊かな国になった。
- モナコ
- 声 - 日笠陽子[9]
- イタリアとフランスに挟まれた公国。眼鏡をかけた、おじさんくさい口調の小柄な女。グレース・ケリーに憧れている。フランスの妹分。ポーカーをたしなみ、それなりに強い。セボルガにナンパされてディナーに誘われたときは、自身に勝つことを条件に承諾し、見事に勝ったがディナーは共にした。
北アメリカ州
北アメリカ州の国家。
- カナダ
- 声 - 小西克幸
- のんびりした性格。本来主要国のはずなのだが、アメリカとそっくりなので、よく間違えられたり存在を忘れられたりするのが悩み。とにかく影が薄くシーランドに成り代わられかけたことがある。
- シロクマのクマ二郎さんと一緒にいるが、互いに名前をきちんと覚えていない。口喧嘩に強く、迷惑の種アメリカに日頃の鬱憤を並べ立てたところ、見るも哀れなほどに落ち込ませた。
- イギリス系カナダ人とフランス系カナダ人の対立に頭を悩ませておりケベック州が独立する悪夢も見ている。また最近では中国系カナダ人と韓国系カナダ人の増加にも頭を悩ませている。
- キューバ
- 声 - 高橋広樹
- 中米の小さな島国だが、目と鼻の先の大国アメリカに対して反米政策を推し進める社会主義国家。
- 性格は陽気で情に厚く、男気溢れる。アメリカが嫌いだがカナダとは仲良くしている。しかし見分けがつけられない。アイスが好きで、最近少々メタボ気味。
亜細亜
亜細亜の国家。
中東
中東の国家。
- トルコ
- 声 - 藤本たかひろ
- かつて強大な大帝国を築き、現代は中東と欧州の架け橋を務める国。仮面で目元を隠しており、軽快な江戸弁で喋る。性格はむやみに熱く、人懐こくて義理堅い。
- ギリシャとは犬猿の仲だが一時期同居していた。北キプロスを何かと気にかけている。EUに入りたかったが入れてもらえない。ハンガリーにとっては長年のトラウマの象徴である。
- 北キプロス
- 世界で唯一トルコのみに国として認められている独立国。トルコと仲が良く、容姿など真似している。ギリシャから帰って来いと何度も言われる。
東亜
東アジアの国家。
- 韓国
- スキンシップと感情表現が過剰なテンションの高い青年。「だぜ!」口調で喋るが、目上の人には一応敬語を使う。中国のことは「兄貴」と呼んでフランクながら敬語を使っているが敬意や信頼は薄い。アホ毛に顔がある。
- 思いつきで「◯◯の起源は俺」と言い相手に否定されたらすっとぼける。趣味は留学、韓国ドラマ鑑賞。日本や中国から最近は鬱陶しがられている。
- 韓国の擬人化ではあるが意味合い的には朝鮮半島としての擬人化でもある[注 11]。
中華系の国
- 台湾
- 声 - 甲斐田ゆき
- 気が強いお洒落な女の子。最近、気苦労が絶えない。中国を老師(センセ)と呼ぶ。
- 口調は「ヨ!」「ネ」など、語尾が片仮名になっていることが多い。おみくじの悪い結果は信じないなど、ポジティブで明るい性格。
- モンゴル
- かつて高麗と共に2度日本に攻めてきた男性。
中華圏の地方
- チベット
- 中国の近所に住んでいる僧侶風の男性。日本が幼い時、中国が彼に、日本を弟だと紹介したが、日本は否定した。
- 香港
- 声 - 高城元気
- 最近中国に返還された旧英領都市。口調は広東語と英語が混じってギャルチック。中国を先生(センセー/ミスター程度の意味)と呼ぶ。「的な」が口癖。
- 中国の変な写真を集めるのが趣味。素直な子であったが、何を考えているかわからない性格に育ち、中国はイギリスの教育のせいだと泣いて抗議した。
- マカオ
- 穏やかで達観した風な男性。たいていビジネス口調であるがポルトガル、中国や香港に対しては冗談も言ったりもする。中国をミスターと呼ぶ。香港とは良きパートナー。
- 手先も器用で料理やおもちゃ、織物を作るのも得意。一番得意としているのは陶磁器で、これで一財をなした。カジノやビジネスでスーツを着用することも。
東南亜
東南アジアの国家。
南亜
オセアニア
オセアニアの国家。
- オーストラリア
- 声 ‐ 浅井慶一郎
- 南半球に位置する、世界最小の大陸一つを占める国。気合で何とかしようとするガッツでワイルド系な青年。後ろ姿が若干オーストリアに似ている。
- たまにカンガルーやコアラを連れていることもある。
- ニュージーランド
- 声 - 前田聡馬
- オーストラリアの東に浮かぶ小さな島国。羊の角のようにカールした明るい茶髪の青年。
- 温厚そうな顔をしている反面カナダやオーストラリアにしれっと毒を吐くこともある。
- イギリスのことを「イギリス兄さん」と慕っている。兄弟的な意味ではなく業界用語の「先輩」の様な意味。
アフリカ
アフリカの国家。
- エジプト
- 性格は色々いい加減で結構したたかだが、根は人懐っこくて家族思い。おしゃべりな性格だが、なかなか喋っている所を発見できないため、無口と思われがち。
- ギリシャと同じく母親から家を譲り受けており、家の庭を掘れば遺跡が出てくる。
- カメルーン
- 声 - 浅倉歩
- 眼鏡を掛けたアフリカ系黒人の青年。頭部の左右に十字の剃り込みを入れている。「Kokolo」という名前の子ライオンを飼っている。
- セーシェル
- 声 - 高本めぐみ
- 東アフリカの国家。髪型は、おさげでリボンを二つつけている。下記の学園ヘタリア参照。時々大きい魚を脇に抱えている。
その他
本編の時代(WW1 - WW2)および現代において存在しない国、または正式に国と認められない国・所在不明の国、国ではない地域の擬人化など、その他の登場キャラクターを記す。
ローマ系
- ローマ帝国
- 声 - 郷田ほづみ
- イタリア兄弟の祖父。広くヨーロッパを支配した地中海の覇者。豪快な性格で、酒と若い女とケンカが大好き。天国から孫の顔を見に地上に帰ってくるほどの孫想いである。
- ファイル:Flag of Palaeologus Emperor.svgビザンツ
- 古代ギリシアに相当するが、作者の意図によってビザンツとなっている。ギリシャの実母。おっとりした感じの美人だが戦いになると怖い人。ローマ帝国に惚れられていた。
- 古代エジプト
- エジプトの実母。謎の多い神秘的な雰囲気の女性。ローマ帝国に惚れられていた。
ゲルマン系
- ゲルマン
- 声 - 谷山紀章
- 弓矢と斧片手に各地を駆け回り、当時の多くの国と子供を作った。ローマ帝国とは昔馴染みの腐れ縁。表情に乏しく言葉数少ない。上記の理由により現在のゲルマン系国家は彼の息子・孫で構成されている。[注 12]
- 神聖ローマ
- 声 - 金野潤
- 中世期でも初期にのみに登場。ゲルマンの置き土産。イタリアを女の子と勘違いし思慕を寄せていた(イタリア政策)。
- オーストリアの家でイタリア、ハンガリーと一緒に暮らすも、情勢変化により家を出る。その際イタリアに想いを告げ再会の約束をした。
- その後青年の姿に成長し、まとまらない神聖ローマ内の国の会議中、自分の存在が忘れかけられていることを危惧して発言しようとするが、口から血を吐きハンガリーに心配される描写がある。
- プロイセン
- 声 - 高坂篤志
- かつての聖マリア修道会、ドイツ騎士団で、18世紀以降は神聖ローマ帝国内の一国。ドイツの兄貴分。戦うために生まれ育ったためずる賢く乱暴な面もあるが、根は弟と同じく真面目。銀髪で目が赤い。一人称は「俺」。よく「ケセセセ…」と言っている。たまに、頭や肩に黄色い小鳥が乗っている。
- ドイツの盟主の座をオーストリアと争い、勝ち取った。ドイツを「ヴェスト」と呼んで可愛がっている。戦術の天才。フリードリッヒ大王に心酔している。
- イタリアのことをとても気に入っている。現代ではドイツの家で自宅警備をしたりロシアの飛び地をやっていたりする。ロシアは苦手。ハンガリーとは不仲。
- ザクセン
- オーストリア継承戦争の際、モラヴィアを手に入れようとする。
- バイエルン
- オーストリア継承戦争の際、王位継承権を主張した。
ミクロネーション
ミクロネーションの国家。
- シーランド公国
- 声 - 折笠愛
- イギリスが戦後、海上に置き土産した要塞。楽天家で前向きな性格だが暴走気味で、イギリス譲りの眉毛と青いセーラー服が特徴的な少年。「ですよ」「なのですよ」という口調で話し、イギリスの事を「イギリスの野郎」と呼び敵視している。正式な国家を目指し爵位を売り歩いていて、いつかイギリスを超えるような大帝国を作ろうと目論んでいる。また、一時ネットオークションに出されてしまった時にスウェーデン企業に買われそうになったいきさつから、スウェーデンのことを「パパ」と呼んでいる。
- 建造物が国土であるため、体は鉄で出来ているらしい。趣味はシーランドでたった1人の衛兵にちょっかいを出すこと、快適インターネット、他のミクロネーションを探すこと。
- シーランド君は実際のシーランド公国の公式キャラクターとして採用されている。
- セボルガ
- 声 - 岡本寛志
- イタリア北西部のセボルガにある自称独立国。元々はれっきとした一国家でイタリア兄弟の親戚。口調は、「だネ。」「ですネ。」。とはいえ、国民はイタリア国民としてごく普通に暮らしている。イタリア兄弟と同じようにナンパを良くするが、彼らに比べて成功率はかなり高いようで、うらやましがられている。
- 冗談のような経緯で国として復帰したものの、合併前はれっきとした国であったはずだが、初登場で幼いシーランドに殴られて泣かされるという情けない姿をさらした。
- モロッシア
- 声 - 石川界人[9]
- 一人でいるときは穏やかだが、他からはかっこよく思われたい青年。格好つけるとサングラスをかけ、髪の毛をソフトモヒカンとポンパドゥール(en:Pompadour (hairstyle)#Men's styles)の中間のような髪型にし、不良のような言葉遣いになる。アメリカから独立宣言した。アメリカには敬語を使う。人によって変わるそれぞれの態度を知られたくないらしく、アメリカとシーランドが一緒に来たときなどは混乱している。観光で迎え入れることのできる人数は一年間に10人までという制限がある。
- ラドニア
- 声 - 山下大輝[9]
- スウェーデンと戦争をしていると思っている少年。芸術家肌。ミクロネーションを束ねるのは、俺がふさわしいとシーランド公国に迫った事がある。実は、パソコンの中に住んでいるので電源を落とされると姿が消えるが、声は出せるので、会話は出来る。顔に傷があるが、実は絵の具で描いてある。胸に金色のリンゴのブローチのようなものを着けている。
- ワイ
- 声 - 小松未可子
- 地元自治体に正式に認められている独立国。人口は5人。オーストラリアの妹のような存在。ハット・リバーは苦手。
- ハット・リバー
- 声 - 中澤まさとも[9]
- オーストラリアから独立宣言している男性。ワイ公国の先輩にあたる。何かと煌びやかな自由人。オーストラリアでは有名で家もミクロネーションの中では充実している。
- クーゲルムーゲル
- 声 - 市来光弘[9]
- 「~は芸術か?(芸術だ!)」という台詞が口癖の少年。可愛らしい顔立ちで長い三つ編みの髪型。リヒテンシュタインに女児だと思われているが男児である。オーストリアから独立宣言した、かなりの変わり者。
- ニコニコ共和国
- 声 - 須田祐介[9]
- 町おこしのために独立を宣言していた男性。今は、普通の日本人(福島県民)として暮らしている元ミクロネーション。ラジウム温泉ゆで卵が好き。
単行本
1巻〜6巻までは幻冬舎コミックス、『World☆Stars』編はジャンプ・コミックスより発売。幻冬舎の発表によると、シリーズ累計で170万部を発行している[10]。また、コミックス1巻発売時には日丸屋公式サイトにて、フランス・シーランド・ハンガリー・イギリスの各原作版声優がショートドラマを出して祝った。
幻冬舎版
- ヘタリア Axis Powers (2008年3月17日 ISBN 978-4-344-81275-8)
- ヘタリア 2 Axis Powers (2008年12月10日 ISBN 978-4-3448-1514-8 ※別に特装版が存在する。)
- ヘタリア 3 Axis Powers (2010年5月21日 ISBN 978-4-344-81938-2 ※別に特装版が存在する。)
- ヘタリア 4 Axis Powers (2011年6月30日 ISBN 978-4-344-82233-7 ※別に特装版が存在する。)
- ヘタリア 5 Axis Powers (2012年7月31日 ISBN 978-4-344-82563-5 ※別に特装版が存在する。)
- ヘタリア 6 Axis Powers (2013年10月31日 ISBN 978-4-344-82867-4 ※別に特装版が存在する。)
『World☆Stars』
- 2015年2月4日 ISBN 978-4-08-880375-3
- 2015年7月3日 ISBN 978-4-08-880440-8
- 2016年2月4日 ISBN 978-4-08-880615-0
論争
実在の国家の擬人化であり、キャラクター名が実在する国の名前と同じであるため、二次創作活動においては、検索除けをはじめとするローカルルールが作られた。それと外れた行動を取ったファンが非難されることも多く、その度に、非難する人、擁護する人、ローカルルールの問題点を指摘する人、非難を批判する人が発生し、こういった議論は「学級会」と揶揄された。[11]
韓国での論争
オタク文化のグローバル化に伴い、その下位カルチャーである同人誌文化もグローバルに展開しつつある。韓国では1980年代から始まり、90年代初頭には日本のパロディやおいの影響を受け、やおい系二次創作がメジャーになった。90年代末には日本の大衆文化が韓国で解禁され、ネットの普及に伴いさらに普及した。韓国人にとって日本の同人誌文化は身近なものになり、憧れも強くなっており、参加は本格化している。日本の同人誌文化のグローバリゼーションによって、国境と言語を超えた「解釈共同体」が現実のものになっているが、これはあくまで「想像の共同体」であり、様々な問題がある。金孝眞は、日本語能力と文化の違い、物理的な距離もあるが、より根本的な問題として「歴史へのセンシビリティー」をあげている。日本から輸入されたオタク文化が韓国の一般社会からネガティブに捉えられていること、韓国マスコミが日本マンガの影響を大きく受けた韓国マンガに対して否定的な態度を取りがちであることもあり、韓国の同人たちは日本の同人文化への参加を希望する一方で、日本との歴史問題に対し非常に敏感で、ナショナリスティックにふるまうことも少なくない。この韓国同人の「歴史へのセンシビリティー」が表れた典型的な例に、韓国における『ヘタリア』論争がある。これは同作が、いまだに論争の続いている近代史、特に第二次世界大戦を扱っていることに起因している。近代化と植民地主義は非常にセンシティブな問題であり、日本と韓国の関係も全て解決済みとは言えない状況である。高麗大学日本研究センター準教授の文化人類学者・金孝眞は、このような状況において「国家間の歴史問題を、ヤオイ的な感覚を含む人間関係として描写することで、国際関係をユーモラスに風刺する」という作者の意図は、韓国人にとって受け入れがたいと述べている。韓国では日本の人気作品として注目を集めると同時に、韓国国内、特にネットで批判が高まり、一般の韓国人より同人からの批判が激しかった。韓国では、韓国の擬人化キャラの造形に問題があるということだけではなく、日本社会の右傾化の事例であり「戦争と植民地主義を美化するマンガ」と理解された。[12]
ヘタリアに関する論争は2009年のアニメ化決定に始まる。それまで韓国語版は出版されておらず(2011年時点でも翻訳されていない)、日本での人気で注目されてはいたが、一部の人々が「国家を擬人化して戦争を描写することの危険性」を指摘していた程度だった。アニメ化情報拡散の際に、日本の地上波で放送予定であるという誤情報が流れた(CS放送局キッズステーションとアニメイト上でのウェブ配信が予定されていた)。また韓国の擬人化キャラが韓国イメージの歪曲だとして猛烈な批判が起こった。[12]
韓国のキャラクター造形に関しては、「アメリカと日本に依存し、中国を兄貴と呼び、すべての文物の起源は韓国だと信じている」、「何かあれば『ウリナラマンセー(我が国万歳・우리나라 만세)』を叫び」という描写が「韓国人のイメージを侮辱している」と韓国で批判された。また、原作の登場人物の日本の台詞「私のことが嫌いなのに、何であなたは私のふりしたり、私の料理を他の国で作ったりするんですか?」に対する韓国の台詞「ツンデレの起源は韓国にあるんだぜ」といったシーンや、日の丸をストックして身にまとったりする点、原作の韓国キャラクターが日本のマネをしたり、何でも韓国起源にしたりするよう描かれ、ツンデレ・剣道・温泉・日本刀を韓国起源と主張する[13]などが問題視された。
放送中止を求める署名運動が起こり、一万人以上の署名を集め[14][15]さらには韓国国会で取り上げられるまでに発展した。アニメ制作サイドは、韓国のキャラクターはアニメに登場しないこと、配信はネットだけでテレビでは放送を行わないという方針を発表し、2009年の論争は沈静化した[12]。キッズステーションでのテレビ放送の中止は諸般の事情によるとされてるが、放送中止を求める署名運動から竹島問題に結び付ける騒動にまで発展した韓国の反応は無関係ではないという意見もある[16]。放送中止は米国のアニメニュースサイト「ANIMENEWSNETWORK」などでも伝えられ海外のファンの間でも話題になり[17]、アメリカのコミュニティサイト「LiveJOURNAL」では放送中止を惜しむ書き込みがあり[17]、韓国メディア「KUKI」は「LiveJOURNAL」で韓国を糾弾する署名活動が開始されたと伝えている[18]。また、アンチがネット掲示板で作者の殺害を呼び掛けるなど、一時緊迫した状態が続いていた[18]。なおアニメは、2010年7月にBS11でテレビ放送された(地上波ではない)[19]。
2010年と2011年には、主に韓国の同人コミュニティにおいて二次・三次の論争が起こった。社会的な影響は一時より小さかったが、ファンダムと「萌え」、そして歴史の関係をめぐる激しい論争に発展し、韓国の同人コミュニティーに深刻な影響を与えた。一次ではヘタリアが「日本のアジア侵略を美化している」と批判されたが、その後「韓国人なら『ヘタリア』を好きになってはならない」という強力なモラルになっていった。韓国に『ヘタリア』ファンダムが存在することが知られると、韓国のマスコミから韓国のマンガファン全体が批判されるかもしれないという恐れもあり、『ヘタリア』の韓国ファンダムは排除の対象になっていった。具体的には、韓国人ファンによるアンソロジーの計画を批判して中止に追い込む事件が起こり、これをきっかけに韓国同人では、ヘタリアに対して好意的な態度や発言を自重するよう要求されるようになった。ヘタリアに対して好意的な作家は、ネット上でハンドルネームやサイトのアドレスを晒すなどの厳しい「罰」が与えられた。[12]
三次の論争では、匿名掲示板を中心に、韓国で『ヘタリア』の同人誌を作ったり、ファンアートを公開した事例探しが行われた。そして、その情報を匿名ブログ(「反ヘタリア資料室」など)で晒し、作者に謝罪文が要求された。このような状況下で、韓国のファンは韓国人からの批判を恐れ、ネットでは韓国人であることを徹底的に隠し、韓国以外で仲間を探している。日本語能力の高い人は、日本の同好の士との交流を行っており、韓国人であることを隠してpixivなどで日本のファンと交流し、二次創作活動を行っている。2013年時点では、韓国では『ヘタリア』への反感はまだあるとはいえ、論争当時のエネルギーは失われており、韓国人ファンを晒す匿名ブログの更新も2011年で止まっている。[12]
二次創作に関する出版社の謹告
幻冬舎は、個人が私的に楽しむ範囲の二次創作は認めるが、それに留まらない商業二次創作については認めないという謹告を出している[20][21]。出版社ふゅーじょんぷろだくとが、2009年に同人情報雑誌、その増刊出版物でヘタリアのキャラクターを使用したことを受け、幻冬舎はふゅーじょんぷろだくとに該当出版物の制作・出版・発売等の停止を求める旨を発表した[20]。2010年7月に幻冬舎から二度目の「ヘタリア」無承諾二次創作に関する謹告が出され、同月に作者サイト「キタユメ。」内アバウトの『■二次創作について』に「一般書店におく本のような商業に使用する場合の許諾申請は幻冬舎コミックスへ。」が追加された。ふゅーじょんぷろだくとはこれに対し、「幻冬舎の謹告に関して」で、パロディ作品を掲載するにあたり問題がないと考えていること、今回の名指しでの謹告は大変不本意と感じていることを発表した[22]。
ゲーム
原作者が作成したフリーゲーム。
『学園ヘタリア』『のと様ゲー』『ずろうの棲処』『ススメ!きたこー放送部Pure』『バルヨナボンバーズ』があり、それぞれ原作版声優が喋っていた。
学園ヘタリア
通称「学ヘタ」。ヘタリア本編の時間軸を基本に、世界諸国の通学する学校「国立世界W学園」を舞台にしたパラレルワールド。LiveMakerを用いて作られたシミュレーションゲームであり、以前は体験版のみダウンロードすることができたが、本家サイトで終了されている模様。また、2011年3月24日にPlayStation Portable版『学園ヘタリア Portable』が発売された。ジャンルは交流アドベンチャー。2012年3月8日にはニンテンドーDS移植版『学園ヘタリアDS』が発売。携帯アプリ用のブラウザゲームに『学園ヘタリアMobile』として移植されており、2011年12月6日よりGREE、2012年1月19日よりMobage、2012年2月6日よりmixiゲームでソーシャルゲームとしてサービス提供されていたが、現在は終了している。
学園の主軸は当時の国際連盟に基づいており、生徒会長にイギリス(声:杜若由布也)、副会長にフランス(声:チャオ・ササキ)を置いて展開する。プレイヤーの操作する主人公は南洋の島国「セーシェル」であり、選択肢によってヘタリアキャラクターとセーシェルの交流を深めていくことができる。他にも、漫画研究会のイタリア、ドイツ、日本の三人や、アメリカ、中国、ロシア、ハンガリーなどが登場する。
声優は作者の依頼によるキャスティングで、他にも日本の発表があった。
- セーシェル
- 声 - 高本めぐみ
- アフリカの南洋に浮かぶ島国。若干常識離れした性格。明るくへこたれない。
- 様々な国の言葉が混ざった言葉を話す。島でおじいちゃんと暮らしていたが、フランスの誘いでW学園に入学する。
- その他のクラスメイトたち
- アフリカクラス、セーシェルのクラスメイト。
- イギリス領のケニア、ウガンダ、ジンバブエ、ボツワナ、ガーナ。
- ポルトガル領のカビンダ、ギニアビサウ、ベルギー領のコンゴ、スペイン領のサハラ、イタリア領のエチオピア。
のと様ゲー
作者の自主制作によるシミュレーションゲームである。シリーズ作品。金沢のとが奈良大和と共に、ターゲットに破廉恥な行為の限りを尽くす。双方とも県の擬人化をモチーフにした作品出身で、作中にはご当地ネタが盛り込まれている。ヘタリアキャラクターは5作目よりハンガリー、プロイセン、スペインが、6作目よりアメリカ、シーランド、スペインが登場。上記の学園ヘタリアの「WW学園」に通う生徒という設定になっている。ここではヘタリアキャラクターが登場しているその2作のみを扱う。
- 金沢 のと(かなざわ のと)
- 作者の別作品『すすめ!きたこー放送部』(無印・pure)の主人公。石川県羽咋市出身。
- 聖モダン北工業高校の放送部エース、化学工学科。「きたこー」時では1年生であったが、本作品の時間軸では2年に進級済。
- 奈良 大和(なら やまと)
- 同じく別作品『バルヨナボンバーズ』の主人公。奈良県十津川村出身。
CD
ドラマCD
ドラマCDには原作者が協力した同人版(本家版)と商業版の2種類があり、ヘタリアの公式設定は、原作のウェブコミックとCD、後述のトレーディングカードによって構成されている。
本家版CD
- 『Axis powers HETALIA 〜The CD〜』
- 作者が諸事情でカットされている本家的要素を100%出したCD。当初は2007年中の頒布で企画されていたが、2008年9月14日に大阪で開催された同人誌即売会・ヘタリアフォーラム[23]と通販でのみ500円で頒布された。制作は「アイリスの花言葉[24]」が担当、脚本は作者自身が手がけている。
- 元々は、枚数制限なしの頒布、もしくは無料ダウンロード形式を想定し、日丸屋もジャケット絵[注 13]を描き下ろすなど用意していたが、同CDの発表と前後して商業版CDの発表があった。そのこととの関係は不明だが、描き下ろしたジャケットは使用中止になり枚数限定で有料の形での頒布となった。関係者は「諸般の事情」あるいは「都合により」としている。ヘタリアフォーラムの主催者も大量頒布を希望していたことをヘタリアフォーラムのサイトで告知した。
- 当時は「アイリスの花言葉」ウェブサイトでも大々的に原作者描き下ろしジャケット・シナリオを前面に出して宣伝していた。
- 声優陣は前述の学園ヘタリアにも声優として登場している他、コミックス1巻発売のカウントダウン企画などで声を出している。2009年の段階では追加販売する予定はなし[25]。
商業版CD
作者自身のブログによれば2007年夏から企画されていた[26]。公式告知はコミックス1巻投げ込みチラシから。ジャケットは日丸屋秀和描き下ろし。脚本は本人単独脚本と脚本家との共著の2種類の脚本がある。内容は主に単行本化では削られた部分によって構成され、サイト掲載のものと描き下ろしの2種、さらに本編物とキャラクター物の2種類に大別される。
本編物
発売日 | タイトル | 規格品番 | 備考 | 順位 |
---|---|---|---|---|
2008年 | ヘタリア ドラマCD 〜プロローグ〜 | HETARE-0001 | 8月15日、フロンティアワークスよりコミックマーケットにて先行発売 8月29日、アニメイトなどの特定店舗より一般発売。 |
11位 |
2008年10月24日 | ヘタリア ドラマCD 第一巻 〜心の底からヘタリアをマンセーする〜 | FCCC-0126 | フロンティアワークスより発売。完全書き下ろしシナリオ「のんのか枢軸」を収録 | 7位 |
2008年/2009年 | ヘタリア ドラマCD 〜プロローグ2〜 | HETARE-0002 | 2008年12月29日、フロンティアワークスよりコミックマーケットにて先行発売。 2009年1月28日、アニメイトなどの特定店舗より一般発売。 |
11位 |
2009年6月3日 | ヘタリア ドラマCD vol. 2 | MFCZ-3010 | ジャケットは日丸屋秀和描き下ろし。フロンティアワークスより発売。 | 9位 |
2009年8月26日 | ヘタリア ドラマCD インターバルVol.1「俺様CD」 | HETARE-0003 | ジャケットは日丸屋秀和書き下ろし。プロイセンのキャラソン「俺様による俺様の為の俺様の歌」を収録。フロンティアワークスより発売。 | 6位 |
ヘタリア ドラマCD ヘタリア=ファンタジア | ジャケット、シナリオは日丸屋秀和描き下ろし。RPG風「ヘタリアファンタジア」を収録。 『月刊コミックバーズ』とコミックス第2巻の連動応募者全員サービスのスペシャルCD(非売品)。 |
|||
2010年12月8日 | ヘタリア ドラマCD インターバルVol.2「親分CD」 | HETARE-0004 | ジャケット、シナリオは日丸屋秀和書き下ろし。スペインのキャラソン「La pasion no se detiene〜トマらない情熱〜」を収録。フロンティアワークスより発売。 | |
ヘタリア ドラマCD ヘタリア=ファンタジア2 | ジャケット、シナリオは日丸屋秀和描き下ろし。RPG風「ヘタリアファンタジア」を収録。 『月刊コミックバーズ』とコミックス第3巻の連動応募者全員サービスのスペシャルCD(非売品)。 |
位 | ||
ヘタリア ドラマCD ヘタリア=ファンタジア3 | ジャケット、シナリオは日丸屋秀和描き下ろし。RPG風「ヘタリアファンタジア」を収録。 『月刊コミックバーズ』とコミックス第4巻の連動応募者全員サービスのスペシャルCD(非売品)。 |
|||
2012年7月25日 | ヘタリア ドラマCD インターバルVol.3「北欧ファイブ!」 | HETARE-0005 | ジャケットは日丸屋秀和書き下ろし。北欧5人のキャラソン「いつもそばに…北欧ファイブ!」を収録。フロンティアワークスより発売。 | |
ドラマCD ヘタリア Axis Powers W学園物語 〜あんまり進まない!W学園新聞部〜 | ジャケット、シナリオは日丸屋秀和描き下ろし。 『月刊コミックバーズ』とコミックス第5巻の連動応募者全員サービスのスペシャルCD(非売品)。 |
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2013年10月31日 | ドラマCD ヘタリア Axis Powers W学園新聞部 〜体育祭編!〜 | GCBZ-0002 | ジャケットは日丸屋秀和描き下ろし、シナリオは原案・監修日丸屋秀和。 コミックス第6巻限定版に付属のスペシャルCD。 |
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2015年8月26日 | アニメ『ヘタリア The Beautiful World』ドラマCD -inizio- | MFCZ-1062 | ジャケットイラストはアニメ描き下ろし。 アニメ『ヘタリア The Beautiful World』から「それぞれの戦場」「ヘタリア戦争」「HETALIA OF THE DEAD・前編」「HETALIA OF THE DEAD・前編」のエピソードを収録。メディアファクトリーより発売。 |
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2015年12月25日 | アニメ『ヘタリア The World Twinkle』 ドラマCD -dann- | MFCZ-1065A | ジャケットイラストはアニメ描き下ろし。 アニメ『ヘタリア The World Twinkle』から「俺様偉人伝」「アフリカ戦線その1」「アフリカ戦線その2」のエピソードを収録。フロンティアワークスより発売。 |
キャラクター物
- 第一弾
- →詳細は「ヘタリア キャラクターCD」を参照
- キャラクター別に月に一度発行、ミニドラマとキャラソン(カラオケバージョン付)の二部構成となっており、ジャケットは全て日丸屋秀和描き下ろし。枢軸以降は当初の発売日より変更されるものの、それぞれオリコンチャートトップ10位以内に入り、最大でフランスの「トレビアンな俺に抱かれ」が3位にノミネートされている。
- 第二弾
- アニメ第5期『ヘタリア The Beautiful World』配信と同時期に発表され順次発売。第一弾と同じくジャケットは全て日丸屋秀和描き下ろし。
- 第三弾
- アニメ第6期『ヘタリア The World Twinkle』配信と同時期に順次発売中。これまでとは異なり1枚のCDに2名の各キャラクターソングを収録。また、主要国の他に北欧、プロイセン、エストニア、香港が参加している。
発売日 | タイトル | 規格品番 | 備考 | 順位 |
---|---|---|---|---|
2009年3月25日 | ヘタリア キャラクターCD Vol.1 イタリア(南北イタリア兄弟合同名義)(声 - 浪川大輔) | MFCZ-3001 | 「お湯をひとわかししよう♪」「おいしい☆トマトのうた」他、ミニドラマ「俺たち兄弟だよ!」を収録。 | 20位 |
2009年4月22日 | ヘタリア キャラクターCD Vol.2 ドイツ(声 - 安元洋貴) | MFCZ-3002 | 「ゲルマン讃歌 〜俺はドイツ製〜」「Einsamkeit」他、ミニドラマ「ポスター作ったよ」を収録。 | 10位 |
2009年5月27日 | ヘタリア キャラクターCD Vol.3 日本(声 - 高橋広樹) | MFCZ-3003 | 「恐れ入ります、すみません。」「日のいずる国 ジパング」他、ミニドラマ「イギリスと日本の妖怪文化」を収録。 | 6位 |
2009年7月29日 | ヘタリア キャラクターCD Vol.4 イギリス(声 - 杉山紀彰) | MFCZ-3004 | 「絶対不敗英国紳士(ジェントルマン)」「パブってGO!」他、ミニドラマ「イギリスさんが風邪をひきました」を収録。 | 6位 |
2009年9月30日 | ヘタリア キャラクターCD Vol.5 フランス(声 - 小野坂昌也) | MFCZ-3005 | 「トレビアンな俺に抱かれ」「立派 やっぱ パリ♪」他、ミニドラマ「イギリスと中世の髪と服」を収録。 | 3位 |
2009年11月25日 | ヘタリア キャラクターCD Vol.6 アメリカ(声 - 小西克幸) | MFCZ-3006 | 「W・D・C 〜World Dancing〜」「HAMBURGER STREET」他、ミニドラマ「イギリスとアメリカンちの幽霊」を収録。 | 6位 |
2010年1月20日 | ヘタリア キャラクターCD Vol.7 ロシア(声 - 高戸靖広) | MFCZ-3007 | 「Зима」「ペチカ 〜ココロ灯して〜」他、ミニドラマ「G8メンバーについて考えようぜ!」を収録。 | 4位 |
2010年3月24日 | ヘタリア キャラクターCD Vol.8 中国(声 - 甲斐田ゆき) | MFCZ-3008 | 「你好★中国」「あいやぁ四千年。」他、ミニドラマ「アジアと西洋の祭り」を収録。 | 4位 |
2013年05月08日 | ヘタリア キャラクターCD II Vol.1 イタリア(声 - 浪川大輔) | MFCZ-3018 | 「虹の向こうを見に行こう」「まぁなんとかなるぞ」を収録。 | 19位 |
2013年05月08日 | ヘタリア キャラクターCD II Vol.2 日本(声 - 高橋広樹) | MFCZ-3019 | 「あなたに今日も微笑みを」「夢旅路」を収録。 | 16位 |
2013年05月29日 | ヘタリア キャラクターCD II Vol.3 ドイツ(声 - 安元洋貴) | MFCZ-3020 | 「Vorwarts Marsch!」「Ich lieve…」を収録。 | 24位 |
2013年05月29日 | ヘタリア キャラクターCD II Vol.4 イギリス(声 - 杉山紀彰) | MFCZ-3021 | 「My Friend」「今日を楽しもうぜ」を収録。 | 17位 |
2013年07月24日 | ヘタリア キャラクターCD II Vol.5 フランス(声 - 小野坂昌也) | MFCZ-3022 | 「恋せよマドモアゼル」「あぁ 世界的 a la mode-アラモード-」を収録。 | 18位 |
2013年07月24日 | ヘタリア キャラクターCD II Vol.6 アメリカ(声 - 小西克幸) | MFCZ-3023 | 「I'm your HERO☆」「C.B.C.(Cowboys Boot Camp) Vol.1」を収録。 | 16位 |
2013年09月25日 | ヘタリア キャラクターCD II Vol.7 ロシア(声 - 高戸靖広) | MFCZ-3024 | 「白い炎」「ともだちっていいな...?」を収録。 | 15位 |
2013年09月25日 | ヘタリア キャラクターCD II Vol.8 中国(声 - 甲斐田ゆき) | MFCZ-3025 | 「美食の心 初級編」「峨嵋山に浮かぶ月」を収録。 | 16位 |
2015年06月24日 | アニメ『ヘタリア The World Twinkle』 キャラクターCD Vol.1 イタリア(浪川大輔)、日本(高橋広樹) | MFCZ-3042 | 「Che bello!〜俺ん家は最高だよ☆〜」「初夏の香り」を収録。 | 21位 |
2015年07月08日 | アニメ『ヘタリア The World Twinkle』 キャラクターCD Vol.2 プロイセン(髙坂篤志)、ドイツ(安元洋貴) | MFCZ-3043 | 「アア伝説級☆俺様街道」「揺るぎないRhythmus」を収録。 | 15位 |
2015年07月24日 | アニメ『ヘタリア The World Twinkle』 キャラクターCD Vol.3 フランス(小野坂昌也)、イギリス(杉山紀彰) | MFCZ-3044 | 「ボンボンボン♡セボンセボン」「ブルーベルの森で」を収録。 | 30位 |
2015年08月05日 | アニメ『ヘタリア The World Twinkle』 キャラクターCD Vol.4 デンマーク(下崎紘史)、スウェーデン(酒井敬幸) | MFCZ-3045 | 「楽しむっぺ!盛り上がっぺ!乾杯だっぺ!」「ん。」を収録。 | 46位 |
2015年09月25日 | アニメ『ヘタリア The World Twinkle』 キャラクターCD Vol.5 ノルウェー(岩崎征実)、アイスランド(浅倉 歩) | MFCZ-3046 | 「うちは…しずか。〜トロールといっしょ〜」「来てみれば? 〜オーロラを越えて〜」を収録。 | |
2015年10月07日 | アニメ『ヘタリア The World Twinkle』 キャラクターCD Vol.6 フィンランド(水島大宙)、エストニア(髙坂篤志) | MFCZ-3047 | 「モイモイサウナ♪」「僕いかがですか?」を収録。 | |
2015年10月28日 | アニメ『ヘタリア The World Twinkle』 キャラクターCD Vol.7 アメリカ(小西克幸)、ロシア(高戸靖広) | MFCZ-3048 | 「It's Easy!!!!」「雪と夢のものがたり」を収録。 | |
2015年11月06日 | アニメ『ヘタリア The World Twinkle』 キャラクターCD Vol.8 中国(甲斐田ゆき)、香港(高城元気) | MFCZ-3049 | 「こまけーことは 不在意☆」「開心☆ナイス街」を収録。 |
その他
発売日 | タイトル | 規格品番 | 備考 | 順位 |
---|---|---|---|---|
2009年3月25日 | まるかいて地球 | MFCM-0001 | 13位 | |
2009年11月25日 | アニメ「ヘタリア Axis Powers」サウンドワールド | MFCM-0002 | フロンティアワークスより発売。 | 28位 |
2010年06月09日 | 銀幕ヘタリア Axis Powers Paint it, White(白くぬれ!)SOUND WORLD | MFCM-0004 | 45位 | |
2010年06月09日 | WA! 輪!! ワールド音頭 | MFCM-0003 | Mein Gott!(俺様最高!バンドVer.)収録。 | 27位 |
2010年06月23日 | はたふってパレード | MFCM-0005 | 17位 | |
2010年08月27日 | ヘタリア×羊でおやすみシリーズVol.1 シエスタでおやすみ | HO-0125:初回限定盤 HO-137:通常盤 |
HONEY BEEとのコラボ。ヘタリアキャラが耳元で羊を数える。 | 148位 |
2010年08月27日 | ヘタリア×羊でおやすみシリーズVol.2 健康第一! 規則正しくおやすみ | HO-0126:初回限定盤 HO-138:通常盤 |
99位 | |
2010年08月27日 | ヘタリア×羊でおやすみシリーズVol.3 みんなでいっしょに 子守歌でおやすみ | HO-0127:初回限定盤 HO-139:通常盤 |
225位 | |
2010年09月24日 | ヘタリア×羊でおやすみシリーズVol.4 兎の仕事は違っても同じ月の下でおやすみ | HO-0128:初回限定盤 HO-140:通常盤 |
125位 | |
2010年09月24日 | ヘタリア×羊でおやすみシリーズVol.5 ひまわり畑でおやすみ | HO-0129:初回限定盤 HO-141:通常盤 |
212位 | |
2010年09月24日 | ヘタリア×羊でおやすみシリーズVol.6 悪友とおやすみ | HO-0130:初回限定盤 HO-142:通常盤 |
111位 | |
2010年10月29日 | ヘタリア×羊でおやすみシリーズVol.7 お揃いのパジャマでおやすみ | HO-0131:初回限定盤 HO-143:通常盤 |
235位 | |
2010年11月17日 | ヘタリア×羊でおやすみシリーズVol.8 ハロウィンでおやすみ | HO-0132:初回限定盤 HO-144:通常盤 |
140位 | |
2010年11月24日 | 「ヘタリア World Series」サウンドワールド | MFCZ-1004 | 80位 | |
2011年03月30日 | 学園☆フェスタ / ゆないてっどねーしょんずすたー☆ | MFCZ-3012 | 15位 | |
2012年09月26日 | アニメ「ヘタリア Axis Powers」 まるかいてベスト | MFCZ-3016 | 22位 | |
2012年09月26日 | ヘタリア DIGITAL SINGLE THE BEST ぷらす α | MFCZ-3015 | 配信限定で発表された香港、台湾、セーシェル、カナダwithクマ二郎、ローマ爺ちゃん(ローマ帝国)のキャラクターソング5曲と、ラトビア・リトアニア・エストニアwithロシア、フランス・スペイン・プロイセンの新曲2曲を収録。 | 30位 |
2013年01月30日 | アニメ「ヘタリア World Series」 はたふってベスト | MFCZ-3017 | 32位 | |
2013年02月27日 | まわる地球ロンド | MFCZ-1023 | 42位 | |
2013年09月25日 | アニメ『ヘタリア The Beautiful World』 サウンドワールド | MFCZ-1024 | 143位 | |
2014年09月24日 | アニメ「ヘタリア The Beautiful World」まわる地球ベスト | MFCZ-1058 | TBA | |
2015年07月24日 | ヘタリアン☆ジェット | MFCZ-1062 | 「ミクロネーションズ☆ジェット」を収録。 | 69位 |
Webアニメ
- 第1期
- 『ヘタリア Axis Powers』のタイトルで、2009年1月24日よりモバイルアニメイトにて、1月26日からアニメイトTVにて配信。キッズステーションでも1月24日より放送が予定されていたが、2009年1月16日に放送中止が発表された。放送中止理由は、製作局側によると「諸般の都合」や「放送局の都合」としている[27]。
- 2010年7月9日からはBS11にてテレビ初放送された[28]。銀幕ヘタリアの宣伝コーナーが最後に放送された。2011年7月16日からはU-NEXTにて配信開始。
- 第2期
- 2009年4月16日、第2期(26話)の製作および、2009年夏以降の継続配信がアニメ公式サイトで発表され、第1期から間隔を空けることなく、毎週1話ずつ配信された。
- アニメDVDは5巻が発売された直後の時点で、累計15万本以上を売り上げている[29]。
- 第3期
- 『ヘタリア World Series』のタイトルで、2010年3月よりアニメイトTVにて配信された[30]。
- 第4期
- 第3期に続いて、2010年9月より配信された。
- 第5期
- 『ヘタリア The Beautiful World』のタイトルで、2012年10月より配信中。
- 2012年7月に制作が発表され[31]、配信開始日が2013年1月25日に決定した。監督、シリーズ構成、キャラクターデザインが変更となった[32]。
- 第6期
- 『ヘタリア The World Twinkle』のタイトルで、2015年7月よりdアニメストア、ニコニコチャンネルなどで配信中。
内容
イタリア・ドイツ・日本の枢軸国トリオを中心にWEBサイトに掲載してある作品を含めて5分間の間に放送する。主題歌は30秒のショートバージョン。放送化に伴い、単行本と同じ理由で一部の表現が原作と異なる。八月にクリスマスネタを行うなど、連動した季節ネタは皆無。
- 第一期・第二期
- WW1 - WW2間を扱った初期作品(第一巻収録部分)を中心に展開。ちびたりあとアメリカの倉庫掃除が長編として扱われている。
- 第三期・第四期
- 前期放映期間中に新たに加わったストーリーを含む未発表分を展開。以下に挙げているものが長編として扱われている。
- スペイン親分とちびロマーノ
- イタリア戦争後、宗主国オーストリアから「あなたにこの子の兄の支配権をあげます」と幼少ロマーノの親分になったスペインと、スペインの家で子分(召使)として暮らす事になったロマーノの話。ロマーノに振り回されるスペインの話。
- ねこたりあ
- 副題の『もしも世界が猫だったら』の言葉通り、猫化した国々の話(人間の国は猫の飼い主として登場)。
- イタリアから出られない
- ひょんなことから落とし穴にはまってイタリアに捕まってしまったイギリスが脱走に悪戦苦闘する話。
- UNITED STATES of HETALIA
- 枢軸国の遭難ネタ。それと枢軸国を追って遭難してしまった連合国の様子を描いた「UNITED STATES of HETALIA2 」の2部構成。専用のタイトルコールがあるのが特徴。
- スペイン親分とちびロマーノ
- 第五期
- 第4巻以降を中心に展開。
- 第六期
- 第5巻以降6巻を中心に展開。
スタッフ
- 原作 - 日丸屋秀和
- 企画 - 及川武、岩崎篤史、高橋君枝、安田正樹(第1期 - 第4期) → 及川武、伊藤誠、安田正樹、伊藤嘉彦(第5期)
- 監督 - ボブ白旗(第1期 - 第4期) → わたなべひろし(第5期・第6期)
- シリーズ構成 - 平光琢也(第1期 - 第4期) → ふでやすかずゆき(第5期・第6期)
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 河南正昭(第1期 - 第4期) → 岡真里子(第5期・第6期)
- 美術監督 - 高橋麻穂(スタジオちゅーりっぷ)(第1期 - 第4期) → 座間智子、長澤里美(第5期)→佐藤友理(第6期)
- 色彩設計 - もちだたけし(第1期 - 第4期) → 北爪英子(第5期)→ 桂木今里(第6期)
- 撮影監督 - 下崎昭
- 編集 - 松村正宏
- 音響監督 - 平光琢也
- 音楽プロデューサー - 吉川明(第1期 - 第4期) → 岩田充裕(第5期)→ 吉川明・岩田充裕・柴田滋(第6期)
- 音楽制作 - フロンティアワークス
- 音楽 - コーニッシュ
- 効果 - 出雲範子
- 音響制作 - ダックスプロダクション(平田哲・西島浩志)(第1期 - 第4期) → ダックスプロダクション(平田哲・中村光)(第5期)→ ダックスプロダクション(中村光)(第6期)
- プロデューサー - 野村美加(第1期 - 第4期) → 岡田登志男、河本紗知、吉田敦則、田島弘美(第5期)→ 南原光宏、中山卓也、森菜摘、飯島はるか、細田成樹(第6期)
- アニメーションプロデューサー - 松田桂一(第1期 - 第4期) → 浦崎宣光、和田薫(第5期)→ 浦崎宣光(第6期)
- アニメーション制作 - Studio DEEN
- 製作 - ヘタリア製作委員会(第1期 - 第4期) → 野村美加、田中信作、金庭こず恵、知久正弘(第5期)→ ヘタリア製作委員会(第6期、参加会社 - フロンティアワークス、KADOKAWA、ムービック、幻冬舎コミックス、ドコモアニメストア)
主題歌
- 第一・第二期
- 第三・第四期
-
- 「はたふってパレード」
- 作詞・作曲・編曲 - 紗希 / 歌 - イタリア(浪川大輔)
- 第五期
-
- 「まわる地球ロンド」
- 作詞・作曲 - moss moss / 編曲 - 須藤祐 / 歌 - イタリア(浪川大輔)
- 第六期
-
- 「ヘタリアン☆ジェット」
- 作詞 - YUMIKO / 作曲 - moss moss / 編曲 - 須藤祐 / 歌 - イタリア(浪川大輔)
劇中歌・特別挿入曲
この節の加筆が望まれています。 |
- 「ドイツに捧げるイタリアのうた」
- 歌:イタリア(浪川大輔)
- 音楽CD『アニメ「ヘタリア Axis Powers」主題歌マキシCD「まるかいて地球」』に収録。第一・第二期DVDの最終テロップとして使用。原典は作中台詞より。
- 「この世の地獄と天国」
- 歌:ローマ帝国(郷田ほづみ)
- 音楽CD『アニメ「ヘタリア Axis Powers」サウンドワールド』に収録。原典は第2巻冒頭のカラー。
- 「ルン・ルン・ルネッサンス♪」
- 歌:ローマ爺ちゃん(郷田ほづみ)・ちびたりあ(金田アキ)
- 書籍「歌って奏でるヘタリア」特典CD収録曲。
- 「悪魔をよびそうなイギリスのうた」
- 歌:イギリス(杉山紀彰)
- 音楽CD『アニメ「ヘタリア World Series」主題歌 マキシシングル「はたふってパレード」』に収録。
- 「アイスランドより愛をこめて」
- 歌:アイスランド(浅倉歩)・パフィン(小野坂昌也)
- DVDアニメ「銀幕ヘタリア」【ぷれみあむ版・祭】封入特典非売品ボーカルCD収録曲。
- 「アメとムチ」
- 歌:ウクライナ(増田ゆき)・ベラルーシ(高乃麗)
- DVDアニメ「銀幕ヘタリア」【アニメイト限定版】封入特典非売品ボーカルCD収録曲。
- 「サンタさんにお願い♪」
- 歌:シーランド(折笠愛)
- 音楽CD『アニメ「ヘタリア The Beautiful World 」主題歌「 まわる地球ロンド 」』に収録。
以下正式名称は無い。
- 「オーストリアのピアノ演奏」
各話リスト
この節の加筆が望まれています。 |
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|
第5期 | ||||||
1 | それぞれの戦場 | ふでやすかずゆき | 今千秋 | 中山由美 | 2013年1月25日 | |
2 | 学園ヘタリア 進め! 新聞部! 前半戦 | 2013年2月1日 | ||||
3 | 学園ヘタリア 進め! 新聞部! 後半戦 | 江森真理子 | 2013年2月8日 | |||
4 | ロシアとおともだち | 亀谷響子 前澤弘美 |
2013年2月15日 | |||
5 | 私が去ろうとも貴方は残る | わたなべひろし | 大和田綾乃 | 2013年2月22日 | ||
6 | ロマーノにっき | 江夏由結 | 小坂知 | 中島美子 | 2013年3月1日 | |
7 | アメリカ人と暮らしてるとよくあること | 2013年3月8日 | ||||
8 | ロシアさんと僕のゆるやかな喧嘩 | 小滝礼 | 久保太郎 | 手島典子 | 2013年3月15日 | |
9 | オランダさんち | 手島典子 古住千秋 |
2013年3月22日 | |||
10 | とること! | 石川智美 | 2013年3月29日 | |||
11 | 僕たちの失敗 | ふでやすかずゆき | 今千秋 | 赤城博昭 | 前澤弘美 | 2013年4月5日 |
12 | めりーはろうぃーん! | 吉田俊司 | 2013年4月12日 | |||
13 | ふぁいんでぃんぐ・サンタ | 桜井正明 | 2013年4月19日 | |||
14 | 兄弟よ! 俺達は...!! | 江夏由結 | サトウ光敏 | 江森真理子 | 2013年5月10日 | |
15 | A bientot! また会いましょう | サトウ光敏 | わたなべひろし | 川崎愛香 | 2013年5月17日 | |
16 | イタリアの忘れ物 | サトウ光敏 | 青野厚司 | 2013年5月24日 | ||
17 | HETALIA OF THE DEAD 前編 | 小俣真一 | サトウ光敏 | 武本大介 | 2013年5月31日 | |
18 | HETALIA OF THE DEAD 後編 | 古住千秋 | 2013年6月7日 | |||
19 | もっともっと!! 進めシーランド! | ふでやすかずゆき | 小滝礼 | 持田尚樹 | 中山由美 | 2013年6月14日 |
20 | 一周年だよ! 三国同盟 | 江夏由結 | 吉田俊司 | 中本尚 | 2013年6月21日 | |
第6期 | ||||||
1 | ねこたりあまたたび | ふでやすかずゆき | 名村英敏 | 牧野友映 | 江森真理子 | 2015年7月3日 |
2 | ミリメシを食べよう! | 牧野友映 | 簾畑由実 | 2015年7月10日 | ||
3 | Meeting of the Nordic | 江夏由結 | 名村英敏 | 牧野友映 | 2015年7月17日 | |
4 | 北欧ファイブ+α | 度会リュウジ | 2015年7月24日 | |||
5 | 俺様偉人伝 | ふでやすかずゆき | 簾畑由実 | 2015年7月31日 | ||
6 | アフリカ戦線!その1 | 江夏由結 | あべたつや | 前屋俊宏 | 鈴木伸一 | 2015年8月7日 |
7 | アフリカ戦線!その2 | 2015年8月14日 | ||||
8 | 北欧アラカルト | 2015年8月21日 | ||||
9 | 国の玉手箱やぁ!前編 | ふでやすかずゆき | 2015年8月28日 | |||
10 | 国の玉手箱やぁ!後編 | 中山敦史 | 度会リュウジ | 2015年9月4日 | ||
11 | Davie | 江夏由結 | わたなべひろし | 江森真理子 | 2015年9月11日 | |
12 | 自由・平等・博愛 そして… | ふでやすかずゆき | 牧野友映 | 度会リュウジ | 2015年9月18日 | |
13 | ロシアと一緒 | 中山敦史 | 2015年9月25日 | |||
14 | カナダさんとお隣さん | 江夏由結 | 牧野友映 | 2015年10月2日 | ||
15 | その昔、 ちびちゃんは | 佐藤このみ | 2015年10月9日 |
放送局
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
第1期 | |||||
日本全域 | モバイルアニメイト | 2009年1月23日 - 7月17日 | 金曜 16:00 更新 | ネット配信 | [注 14] |
アニメイトTV | 2009年1月26日 - 7月20日 | 月曜 16:00 更新 | |||
BS11 | 2010年7月9日 - 8月6日 | 金曜 23:30 - 24:00 | BS放送 | ANIME+枠 5話連続放送[注 15] | |
AT-X | 2013年4月1日 - 4月29日 2013年5月6日 |
月曜 20:00 - 20:30 月曜 20:00 - 20:05 |
アニメ専門CS放送 | 6話連続放送 リピート放送あり | |
第2期 | |||||
日本全域 | モバイルアニメイト | 2009年7月24日 - 2010年3月5日 | 金曜 16:00 更新 | ネット配信 | |
アニメイトTV | 2009年7月27日 - 2010年3月8日 | 月曜 16:00 更新 | |||
BS11 | 2011年3月4日 - 4月1日 2011年4月3日 |
金曜 24:00 - 24:30 日曜 20:00 - 20:30 |
BS放送 | ANIME+枠 5話連続放送[注 15] | |
AT-X | 2013年5月6日 2013年5月13日 - 6月10日 |
月曜 20:05 - 20:30 月曜 20:00 - 20:30 |
アニメ専門CS放送 | リピート放送あり | |
第3期 | |||||
日本全域 | モバイルアニメイト | 2010年3月26日 - 8月27日 | 金曜 16:00 更新 | ネット配信 | |
アニメイトTV | 2010年3月29日 - 8月30日 | 月曜 16:00 更新 | |||
AT-X | 2013年6月17日 - 7月8日 2013年7月15日 |
月曜 20:00 - 20:30 月曜 20:00 - 20:20 |
アニメ専門CS放送 | リピート放送あり | |
第4期 | |||||
日本全域 | モバイルアニメイト | 2010年9月10日 - 2011年3月11日 2011年3月25日・7月22日・9月16日 |
金曜 16:00 更新 | ネット配信 | エクストラエピソード |
アニメイトTV | 2010年9月13日 - 2011年3月14日 2011年3月28日 2011年7月22日・9月16日 |
月曜 16:00 更新 月曜 16:00 更新 金曜 16:00 更新 |
エクストラエピソードI エクストラエピソードII・III | ||
AT-X | 2013年7月15日 2013年7月22日 - 8月26日 |
月曜 20:20 - 20:30 月曜 20:00 - 20:30 |
アニメ専門CS放送 | リピート放送あり | |
第5期 | |||||
日本全域 | アニメイトTV | 2013年1月25日 - 6月21日 | 金曜 16:00 更新 | ネット配信 | |
モバイルアニメイト | |||||
ニコニコチャンネル | 2013年1月28日 - 6月24日 | 月曜 21:00 更新 | |||
AT-X | 2013年9月2日 - 9月23日 | 月曜 20:00 - 20:30 | アニメ専門CS放送 | リピート放送あり | |
第6期 | |||||
日本全域 | dアニメストア | 2015年7月3日 - | 金曜 12:00 更新 | ネット配信 | |
ニコニコチャンネル | 2015年7月9日 - | 木曜 21:00 更新 | |||
auアニメパス | 2015年7月24日 - | 金曜 12:00 更新 | |||
Gyao! |
映画
『銀幕ヘタリア Axis Powers Paint it, White(白くぬれ!)』は、2010年6月5日公開のアニメ映画[33]。全国10スクリーンでロードショー。上映時間1時間20分。小規模公開ながらぴあ初日満足度ランキング(ぴあ映画生活調べ)では満足度87.8と好評で第5位を記録している。
- スタッフ
-
- 監督・絵コンテ - ボブ白旗
- 脚本・音響監督 - 平光琢也
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 河南正昭
- 演出 - ボブ白旗、鈴木芳成
- 作画監督 - 江森真理子、秋山由樹子、河南正昭
- 美術監督 - 高橋麻穂
- 色彩設計 - もちだたけし
- 撮影監督 - 下崎昭
- 編集 - 松村正宏
- 音楽 - コーニッシュ
- プロデューサー - 野村美加、高橋和也、岡田昭彦
- アニメーションプロデューサー - 松田桂一
- アニメーション制作 - スタジオディーン
- 配給 - フロンティアワークス/ムービック
- 製作 - 銀幕ヘタリア製作委員会(フロンティアワークス、メディアファクトリー、幻冬舎コミックス、ムービック)
- 主題歌
Webラジオ
- 第1期
- アニメイトTVにて、『ヘタリアWEBラジオ 〜ヘタリラ〜』のタイトルで2009年4月20日から不定期配信。パーソナリティは毎回変わる。
- 第2期
- アニメイトTVにて、『ヘタリアWEBラジオ 〜ヘタリラThe Beautiful World〜』のタイトルで2013年2月15日から6月21日まで隔週配信された。
- 第3期
- アニメイトTV、音泉、HiBiKi Radio Stationにて、『ヘタリアWEBラジオ 〜ヘタリラ The World Twinkle〜』のタイトルで2015年7月3日から10月9日まで隔週金曜日に配信された。
パーソナリティ
- 第1期
-
- 第0回(2009年4月20日) - 金田アキ(ちびたりあ役)、金野潤(神聖ローマ帝国役)
- 第1回 イタリア編(1)(2009年4月27日) - 浪川大輔(イタリア役)、杉山紀彰(イギリス役)※2009年3月の公開録音
- 第2回 イギリス編(1)(2009年5月1日) - 杉山紀彰、浪川大輔 ※2009年3月の公開録音
- 第3回 日本編(1)(2009年5月11日) - 高橋広樹(日本役)、武内健(リトアニア役)
- 第4回 リトアニア編(1)(2009年5月21日) - 武内健、高橋広樹
- 第5回 フランス編(1)(2009年5月28日) - 小野坂昌也(フランス役)、甲斐田ゆき(中国役)
- 第6回 中国編(1)(2009年6月16日) - 甲斐田ゆき、小野坂昌也
- 第7回 ドイツ編(1)(2009年6月30日) - 安元洋貴(ドイツ役)、笹沼尭羅(オーストリア役)
- 第8回 オーストリア編(1)(2009年7月30日) - 笹沼尭羅、安元洋貴
- 第9回 ロシア編(1)(2009年8月27日) - 高戸靖広(ロシア役)、折笠愛(シーランド役)
- 第10回 シーランド編(1)(2009年9月18日) - 折笠愛、高戸靖広
- 第11回 イギリス編(2)(2009年10月14日) - 杉山紀彰、安元洋貴
- 第12回 ドイツ編 (2)(2009年11月6日) - 安元洋貴、杉山紀彰
- 第13回 フィンランド編(1)(2009年12月28日) - 水島大宙(フィンランド役)、小野坂昌也
- 第14回 フランス編(2)(2010年1月29日) - 小野坂昌也、水島大宙
- 第15回 プロイセン編(1)(2010年5月28日) - 高坂篤志(プロイセン役)、笹沼尭羅
- 第16回 オーストリア編(2)(2010年7月29日) - 笹沼尭羅、高坂篤志
- 第17回 スペイン編(1)(2010年9月10日) - 井上剛(スペイン役)、高橋広樹
- 第18回 日本編(2)(2010年11月2日) - 高橋広樹、井上剛
- 第2期
-
- 第1回 日本編(1)(2013年2月15日) - 高橋広樹、甲斐田ゆき
- 第2回 中国編(1)(2013年3月1日) - 甲斐田ゆき、高橋広樹
- 第3回 イギリス編(1)(2013年3月15日) - 杉山紀彰、高戸靖広
- 第4回 ロシア編(1)(2013年3月29日) - 高戸靖広、杉山紀彰
- 第5回 スペイン編(1)(2013年4月12日) - 井上剛、髙坂篤志
- 第6回 プロイセン編(1)(2013年4月26日) - 髙坂篤志、井上剛
- 第7回 フランス編(1)(2013年5月10日) - 小野坂昌也、小西克幸(アメリカ役)
- 第8回 アメリカ編(1)(2013年5月24日) - 小西克幸、小野坂昌也
- 第9回 ドイツ編(1)(2013年6月7日) - 安元洋貴、浪川大輔
- 第10回 イタリア編(1)(2013年6月21日) - 浪川大輔、安元洋貴
- 第3期
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- 第1回 イタリア編(1)(2015年7月3日) - 浪川大輔、高橋広樹
- 第2回 日本編(1)(2015年7月17日) - 高橋広樹、浪川大輔
- 第3回 ロシア編(1)(2015年7月31日) - 高戸靖広、甲斐田ゆき
- 第4回 中国編(1)(2015年8月14日) - 甲斐田ゆき、高戸靖広
- 第5回 スペイン編(1)(2015年8月28日) - 井上剛、笹沼尭羅
- 第6回 オーストリア編(1)(2015年9月11日) - 笹沼尭羅、井上剛
- 第7回 フランス編(1)(2015年9月25日) - 小野坂昌也、安元洋貴
- 第8回 ドイツ編(1)(2015年10月9日) - 安元洋貴、小野坂昌也
コーナー
- 今週の格言
- リスナーから送られた世界各国の格言、名言、ことわざ、ジョークなどを紹介する。
- 世界のパソコンから
- いわゆるふつおた。原作・アニメの感想、各国(パーソナリティ)へのメッセージなどを紹介する。
- 世界の歩き方
- リスナーの海外旅行、海外生活の思い出や、世界の豆知識などを紹介する。
- ヘタリア万博(第2期より放送時間延長のため増設)
- 各国独特の食べ物やおもちゃ等を紹介。
ミュージカル
- ミュージカル『ヘタリア〜Singin' in the World〜』
- 2015年12月にZeppブルーシアター六本木で上演。脚本はなるせゆうせい、演出は吉谷光太郎が担当[34]。
脚注
注訳
- ^ a b 2012年3月・8月・2013年7月号は休載。
- ^ キャラクターは「国」の擬人化という体裁を取るが、性格面では戯画におけるジョン・ブル、アンクル・サム、マリアンヌといった国家そのものの戯画化というよりは、国民性のステレオタイプを人物キャラクターに仮託したものであり、どちらかと言えばエスニックジョークにおけるステレオタイプ化した「イタリア人」「ドイツ人」という形に近い。
- ^ 「ちびたりあ」という名称は幼児期エピソードのサブタイトルであり、南イタリアのロマーノも含まれる。ただしロマーノは、ロマーノ単体で「ちびロマーノ」と表記されることもある。
- ^ 1巻冒頭で描かれた「第一次世界大戦の対イタリア戦」に至るまでの歴史。
- ^ 例としては6巻の幕間イラストで枢軸国・連合国らの幼少期の姿が描かれた中で唯一その姿がない。
- ^ 本作中で国同士の「結婚」は、合併や連合化などを指す。ただし、合併・連合化したからといって、必ず「結婚」するわけではない。
- ^ その際大量に作られたグッズを韓国に押し付けている。
- ^ ここで言う上司とは当時その国の為政者のことであり王族・政治家・軍人など多岐にわたる。
- ^ 2012年にはグッズが販売された。
- ^ 単行本6巻カラーページの最後でエストニアの顔ともちが並んでいるカットがあり、6巻の枢軸国・連合国の紹介ページではキャラとそれぞれの国のもちが一緒に描かれている。
- ^ 中国が「地がつながっている」と発言しているため。
- ^ ヘタリア最多の親戚集団で、ドイツを筆頭にオーストリア・プロイセンなど。ドイツによれば、ヴェネチアーノにもゲルマンの血が混ざっているという。
- ^ 絵を見た証言が複数上がっている[誰?]
- ^ 初回のみ土曜 13:00 更新。
- ^ a b 初回のみ6話連続放送。
出典
- ^ 三崎尚人「女性向けパロディ同人誌の動向 2008-2012」『ユリイカ 2012年12月号』青土社
- ^ ゴルゴ、ナニ金、ヘタリアで「社会」のお勉強! 11科目を“学習する”ためのマンガ100冊が公開 ねとらぼ
- ^ 幻冬舎版5巻「私が去ろうともあなたは残る」、『ヘタリア World☆Stars』97話(2015年8月31日掲載)。
- ^ 『ヘタリア World☆Stars』1巻P143
- ^ 作者公式ブログ『ブログのような竹林2号機』2013年9月18日記事「東京オリンピックきたー!」。
- ^ a b c d e f g h i “ミュージカル『ヘタリア』キャスト決定 長江崚行、近江陽一郎ら”. ORICON STYLE (2015年10月2日). 2015年10月2日閲覧。
- ^ 「ヘタレ2 Allied forces」(ウェブサイト『キタユメ。』より)2010年3月21日閲覧。
- ^ 「ヘタレ4 鋼鉄協約」(ウェブサイト『キタユメ。』より)2010年3月21日閲覧。
- ^ a b c d e f “クーゲルムーゲル・モロッシア・ハットリバー・ラドニア・モナコなど 新キャラクターのキャスト大公開☆”. ヘタリアドットコム:アニメ「ヘタリア The World Twinkle」公式サイト. 2015年8月10日閲覧。
- ^ アキバ総研-「ヘタリア」原作コミックス第4巻が発売!(2011年10月14日閲覧)
- ^ 女性向けジャンルによく発生する「学級会」って、いったいどういう意味? ねとらぼ
- ^ a b c d e 金孝眞「同人誌文化のグローバリゼーションと韓国の女性同人 2000年代以降を中心に」大城房美 編著『女性マンガ研究 欧米・日本・アジアをつなぐMANGA』 2015年、青弓社
- ^ 日本マネるキャラ「韓国侮辱」? アニメ「ヘタリア」中止の真相(J-CAST 2009/1/20)
- ^ 「侮辱だ」韓国ネット、アニメ「ヘタリア」放映中止求める(読売新聞、2009年1月13日付)
- ^ アニメ「ヘタリア」に怒っている韓国ネチズンがいる?(IT MEDIA NEWS 1月13日)
- ^ 日本マネるキャラ「韓国侮辱」? アニメ「ヘタリア」中止の真相 J-CASTニュース
- ^ a b 「ヘタリア」作者に海外ファンから励まし 放送中止、海外でも話題に ねとらぼ
- ^ a b アニメ「ヘタリア」放送中止で世界が激怒、韓国を糾弾する署名開始。 ライブドアニュース
- ^ ヘタリアのテレビ初放送が決定、7月9日からBS11で「ヘタリア Axis Powers」放送開始 GIGAZINE
- ^ a b 「ヘタリア」無許諾アンソロジーに関する謹告 幻冬舎コミックス.net
- ^ ボックスJr.に少々苦言 コックローチ武田の畑作日記(そうさく畑ブログ)
- ^ 幻冬舎の謹告に関して 株式会社ふゅーじょんぷろだくと 2010年7月30日
- ^ 【ヘタリアフォーラム】Axis powers HETALIA FORUM(告知サイト跡地)
- ^ アイリスの花言葉(公式サイト)
- ^ 「アイリスの花言葉] の公式BBS(2009年3月30日)より。
- ^ 「ドラマCD」『ブログのような竹林2号機』2008年6月18日。
- ^ アニメ「ヘタリア」放送中止「諸般の事情」で(ITmedia News 2009年1月16日)
- ^ ヘタリアドットコム、2010年5月29日。
- ^ 『月刊ビジネスアスキー』2009年12月号、46頁。
- ^ ヘタリアドットコム、2009年12月11日。
- ^ “「ヘタリア」アニメ5期制作決定!5巻発売でドラマCD全サ”. コミックナタリー. 2012年7月30日閲覧。
- ^ “アニメ『ヘタリア』第5期の配信予定日が判明!!”. アニメイトtv. 2012年11月30日閲覧。
- ^ ヘタリアドットコム、2010年2月27日および2010年3月9日。
- ^ “「ヘタリア」12月にミュージカル化!脚本はなるせゆうせい、演出に吉谷光太郎”. コミックナタリー (2015年7月31日). 2015年7月31日閲覧。
関連項目
外部リンク
- ヘタリア - 作者自身のウェブサイトより
- ブログのような竹林2号機 - 作者のブログ
- 「ヘタリア Axis Powers」幻冬舎特設サイト
- 『ヘタリア World☆Stars』公式サイト - 『少年ジャンプ+』公式
- ヘタリアドットコム:アニメーション「ヘタリア Hetalia Axis Powers」公式サイト
- ヘタリアドットコム:劇場版「銀幕ヘタリア Axis Powers Paint it,White(白くぬれ!)」公式サイト
- ヘタリアドットコム*ヘタリア The Beautiful World
- ヘタリア The World Twinkle
- ゲーム公式サイト「学園ヘタリア Portable」
- ゲーム公式サイト「学園ヘタリアDS」
- ゲーム公式サイト「学園ヘタリア mobile」