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「アンドリュー・スコット」の版間の差分

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| 芸名 = Andrew Scott
| 芸名 = Andrew Scott
| ふりがな = アンドリュー・スコット
| ふりがな = アンドリュー・スコット
| 画像ファイル = Pride 06 (15085940747).jpg
| 画像ファイル = Pride 08 (15085765629).jpg
| 画像サイズ =
| 画像サイズ =
| 画像コメント = 2014年撮影
| 画像コメント = 2014年[[トロント国際映画祭]]{{enlink|2014 Toronto International Film Festival|a=on}}でのスコット
| 本名 =
| 本名 =
| 別名義 =
| 別名義 =
| 出生地 = {{IRE}}、[[ダブリン]]、{{仮リンク|チャーチタウン (ダブリン)|label=チャーチタウン|en|Churchtown, Dublin}}<ref name="tribe112">{{Harvtxt|スティーヴ・トライブ|2014|p=112}}</ref>
| 出生地 = {{IRE}} [[ダブリン]]
| 死没地 =
| 死没地 =
| 国籍 =
| 国籍 =
| 民族 =
| 民族 =
| 身長 =
| 身長 = 173cm
| 血液型 =
| 血液型 =
| 生年 = 1976
| 生年 = 1976
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| 職業 = [[俳優]]
| 職業 = [[俳優]]
| ジャンル =
| ジャンル =
| 活動期間 = 1994年 - 活動中
| 活動期間 = 1994年 -
| 活動内容 =
| 活動内容 =
| 配偶者 =
| 配偶者 =
| 著名な家族 =
| 著名な家族 =
| 事務所 =
| 事務所 =
| 公式サイト =
| 公式サイト = {{Official|http://www.seawallandrewscott.com}}
| 主な作品 = <!-- 皆が認める代表作品を入力 -->'''映画'''<br />『[[オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分]]』<br />『[[パレードへようこそ]]』<br />『[[007 スペクター]]』<br />『[[ヴィクター・フランケンシュタイン (映画)|ヴィクター・フランケンシュタイン]]』<br />『[[アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅]]』<br />『[[1917 命をかけた伝令]]』<hr />'''テレビドラマ'''<br />『[[SHERLOCK(シャーロック)]]』<br />『[[Fleabag フリーバッグ]]』
| 主な作品 = <!-- 皆が認める代表作品を入力 -->
| アカデミー賞 =
| アカデミー賞 =
| AFI賞 =
| AFI賞 =
| 全米映画批評家協会賞 = '''[[全米映画批評家協会賞 主演男優賞|主演男優賞]]'''<br>[[2023年]]『[[異人たち]]』
| 英国アカデミー賞 =
| セザール賞 =
| セザール賞 =
| エミー賞 =
| エミー賞 =
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| ゴールデンラズベリー賞 =
| ゴールデンラズベリー賞 =
| ゴヤ賞 =
| ゴヤ賞 =
| ベルリン国際映画祭 = '''[[シューティング・スター賞]]'''<br>[[第54回ベルリン国際映画祭|2004年]]
| グラミー賞 =
| ブルーリボン賞 =
| ブルーリボン賞 =
| ローレンス・オリヴィエ賞 =
| ローレンス・オリヴィエ賞 = '''提携劇場における傑出した功績賞'''<br/>[[2005年]]『{{en|"''A Girl in a Car with a Man''"}}』<br/>[[2010年]]『{{en|"''Cock''"}}』
| 全米映画俳優組合賞 =
| 全米映画俳優組合賞 =
| トニー賞 =
| トニー賞 =
| 日本アカデミー賞 =
| 日本アカデミー賞 =
| その他の賞 = '''[[英国アカデミー賞テレビ部門]]'''<br />{{仮リンク|英国アカデミー賞テレビ部門助演男優賞|label=助演男優賞|en|British Academy Television Award for Best Supporting Actor}}<br />{{仮リンク|第58回英国アカデミー賞テレビ部門|label=2012年|en|2012 British Academy Television Awards}}『[[SHERLOCK(シャーロック)|SHERLOCK]]』
| その他の賞 =
| 備考 =
| 備考 =
}}
}}
'''アンドリュー・スコット'''({{lang-en-short|Andrew Scott}}、[[1976年]][[10月21日]] - )は、[[アイルランド]]の[[映画]]・[[テレビ]]・[[舞台俳優]]。


== 人物 ==
'''アンドリュー・スコット'''('''Andrew Scott'''、[[1976年]][[10月21日]] - )は、[[アイルランド]]出身の映画、テレビ、[[舞台俳優]]である。日本では[[SHERLOCK(シャーロック)]]で演じた[[ジェームズ・モリアーティ]]役で知られている。
[[英国放送協会|BBC]]のドラマ『[[SHERLOCK(シャーロック)|SHERLOCK]]』では[[ジェームズ・モリアーティ|ジム・モリアーティ]]役、[[2015年]]の[[ジェームズ・ボンド]]シリーズ第24作『[[007 スペクター]]』ではCことマックス・デンビーを演じた。


スコットは{{仮リンク|ロイヤル・コート・シアター|en|Royal Court Theatre}}で上演された {{en|"''A Girl in a Car with a Man''"}}(2005年)<ref name="olivier19762008">{{cite paper|url=http://www.officiallondontheatre.co.uk/servlet/file/LOA_fullist.pdf?ITEM_ENT_ID=101095&ITEM_VERSION=1&COLLSPEC_ENT_ID=8|year=2008|author=London Theatre Guide|version=1976-2008|title=The Laurence Olivier Awards: Full List of Winners, 1976-2008|format=pdf|accessdate=2016-07-08|pages=18|publisher=The Society of London Theatre}}</ref>と {{en|"''Cock''"}}(2010年)<ref name="olivier2010">{{cite web|url=http://www.olivierawards.com/winners/view/item110508/olivier-winners-2010/|title=Olivier Winners 2010|publisher=[[ローレンス・オリヴィエ賞|Olivier Awards]]|accessdate=2016-07-08}}</ref>で、それぞれ[[ローレンス・オリヴィエ賞]]の{{enlink|Laurence Olivier Award for Outstanding Achievement in an Affiliate Theatre|s=off|p=off}}を受賞している<ref group="注" name="olivieroutstanding">意味は「提携劇場での顕著な業績に対する賞」。</ref>。映画 {{en|"''Dead Bodies''"}}{{enlink|Dead Bodies|a=on}}・{{en|"''The Stag''"}}{{enlink|The Stag (film)|a=on}}では{{仮リンク|アイルランド映画・テレビアカデミー賞|en|Irish Film & Television Academy}}を受賞したほか、『SHERLOCK』のモリアーティ役で[[英国アカデミー賞]]テレビ部門最優秀助演男優賞{{r|SC-311}}、『[[パレードへようこそ]]』では[[英国インディペンデント映画賞]]最優秀助演男優賞、さらにラジオ作品で2度の{{仮リンク|BBCオーディオ・ドラマ賞|en|BBC Audio Drama Awards}}を獲得している。
== 略歴 ==
{{節スタブ|date=2015年2月}}
[[アイルランド]]は[[ダブリン]]の出身。サラとハンナという2人の姉妹がいる。17歳の時に映画『''Korea'' 』でデビュー。<br>その後、映画だけでなくテレビや舞台にも積極的に出演してキャリアを重ねている。2012年には『[[SHERLOCK(シャーロック)]]』で[[英国アカデミー賞]]テレビ部門助演男優賞を受賞。<ref>{{cite web |url=http://www.sherlockology.com/news/2012/5/27/sherlock-bafta-tv-awards-27052012|title=Success for Andrew Scott & Steven Moffat at the 2012 BAFTA TV Awards!|accessdate=feb 18, 2015}}</ref> <br>また、英インディペンデント紙でのインタビューにてプーチン大統領の反同性愛法を受けて自身がゲイであることをカミングアウトしている。<ref>{{cite web |url=http://www.independent.co.uk/arts-entertainment/tv/features/sherlock-has-changed-my-whole-career-andrew-scott-interview-8940114.html|title='Sherlock has changed my whole career': Andrew Scott interview |accessdate=feb 18, 2015}}</ref>


== 主な出演作品 ==
== 略歴と教育 ==
スコットは[[アイルランド]]・[[ダブリン]]の{{仮リンク|チャーチタウン (ダブリン)|label=チャーチタウン|en|Churchtown, Dublin}}{{r|tribe112}}出身である。父ジムは職業紹介所に勤めており、母ノラは美術教師だった{{r|Grdn2015|early}}。スコットにはスポーツ・コーチの姉サラと、妹ハナがいる<ref name=early>{{cite web|last=Smith|first=Andrea|title=Master villain... Bond star Andrew Scott|url=http://www.independent.ie/entertainment/master-villain-bond-star-andrew-scott-34128521.html|publisher=Independent IE|date=2015-10-25|accessdate=2016-07-08}}</ref>。
=== 映画 ===

{| class="wikitable"
スコットはダブリンの南部にある私立の[[イエズス会]]系[[カトリック]]の男子校、{{仮リンク|ゴンザーガ・カレッジ|en|Gonzaga College}}に通った。同時に子供向け演劇スクールの土曜クラスに通っており、アイルランドでテレビ放送された2本の広告にも出演している。17歳の時には、映画 "''Korea''"{{enlink|Korea (1995 film)|a=on}}の主役に選ばれ、映画に初出演した。スコットはアート・スクールに通う奨学金を得ていたが、[[トリニティ・カレッジ (ダブリン大学)|ダブリン大学トリニティ・カレッジ]]で演劇を学ぶことを選び、さらに6ヶ月後にはダブリンの[[アベイ座]]に参加するため退学した<ref name=Grdn2015>{{cite news|last1=Chloe|first1=Fox|title=Andrew Scott: ‘Being in a James Bond film is just really cool, right?’|url=http://www.theguardian.com/global/2015/oct/18/andrew-scott-being-in-a-james-bond-film-is-cool|accessdate=19 October 2015|work=The Observer|publisher=The Guardian|date=18 October 2015|ref=Grdn2015}}</ref><ref name="Metro">{{cite news|url=http://www.metro.co.uk/tv/840373-sherlock-actor-andrew-scott-tenderness-is-more-interesting-than-blatant-sexuality |title=Sherlock actor Andrew Scott: Tenderness is more interesting than blatant sexuality|work=Metro| first=Claire |last=Allfree |date=8 September 2010 |accessdate=8 February 2011}}</ref>。

== 活動歴 ==
[[スティーヴン・スピルバーグ]]の映画『[[プライベート・ライアン]]』で端役を演じた後、スコットは[[ダブリン]]のゲート・シアター{{enlink|Gate Theatre}}で、映画・舞台監督の[[カレル・ライス]]演出の作品『[[夜への長い旅路]]』に参加し、下の息子エドマンド役を演じた。この作品の原作は[[ユージン・オニール]]で、20世紀初期に苦しみながら生きたアメリカ人家族を描く戯曲である。彼は{{enlink|Sunday Independent (Ireland)|Sunday Independent|s=off|p=off}}紙の "''Sunday Independent Spirit of Life Arts Awards 1998''" でアクター・オブ・ザ・イヤー({{lang-en-short|Actor of the Year}})を受賞したほか、同じ年の{{仮リンク|アイリッシュ・タイムズ・シアター・アワード|label=アイリッシュ・タイムズ・シアター・アワード1998|en|Irish Times Theatre Awards}}では最優秀助演男優賞にノミネートされている。

[[ユアン・マクレガー]]の出演した映画『{{仮リンク|ノーラ・ジョイス 或る小説家の妻|en|Nora (2000 film)}}』ではマイケル・ボドキン役を演じている<ref name="nora">{{IMDb title|tt0158033|Nora}}</ref>。また、[[ヘンリー・ジェイムズ]]の『[[アメリカ人 (小説)|アメリカ人]]』を映像化したテレビ作品では、[[ダイアナ・リグ]]や[[マシュー・モディーン]]とも共演したほか、この作品の後には{{仮リンク|ロイヤル・コート・シアター|en|Royal Court Theatre}}で行われた[[ブライアン・コックス (俳優)|ブライアン・コックス]]主演・[[コナー・マクファーソン]]作の『{{仮リンク|ダブリン・キャロル|en|Dublin Carol}}』で、ロンドン劇場デビューを果たしている。[[BAFTA]]賞も獲得したドラマ『{{仮リンク|経度への挑戦|en|Longitude (TV series)}}』では[[マイケル・ガンボン]]とも共演しており、また複数の賞を受賞した[[HBO]]のミニシリーズ『[[バンド・オブ・ブラザース]]』にも出演している。『バンド・オブ・ブラザース』制作中の雰囲気について、スコットは「ひどいものだった」({{lang-en-short|"awful"}})と述べている<ref>{{cite news |url=http://www.shortlist.com/entertainment/tv/moriarty-is-now-dead |title=Moriarty Is Dead |work=Shortlist |accessdate=10 February 2013}}</ref>。

2004年には、[[ベルリン国際映画祭]]で[[シューティング・スター賞]]を受賞した。[[英国放送協会|BBC]]の "''My Life in Film''"{{enlink|My Life in Film|a=on}}に出演した後、ロイヤル・コート・シアターで上演された "''A Girl in a Car with a Man''"で演じた役に対して、[[ローレンス・オリヴィエ賞]]が送られている{{r|olivier19762008}}。また、[[ロイヤル・ナショナル・シアター]]で公演した {{en|"''Aristocrats''"}} <ref group="注">英語の {{en|"Aristocrat"}} には「貴族」という意味がある。</ref>には、{{en|"Theatregoers' Choice Award"}}{{enlink|Whatsonstage.com Awards|a=on}}が贈られている。ロイヤル・コート・シアターでの{{仮リンク|クリストファー・シン|en|Christopher Shinn}}によるオリジナル作品、"''Dying City''" では双子の兄弟役を演じ<ref>{{cite news|url=http://www.guardian.co.uk/stage/2006/may/19/theatre|title=Dying City, Royal Court, London|first=Lyn |last=Gardner|work=The Guardian |date=19 May 2006 |accessdate=8 February 2011}}</ref>、この作品は後に[[ピューリッツァー賞]]にノミネートされている<ref>{{cite news | author=Staff writers |url=http://www.nytimes.com/2008/04/07/arts/2008Pulitzer.html |title=2008 Pulitzer Prizes for Letters, Drama and Music |work=The New York Times |date=7 April 2008|accessdate=8 February 2011}}</ref>。2006年には、"''The Vertical Hour''"{{enlink|The Vertical Hour|a=on}}に出演してブロードウェイ・デビューを果たしている。{{仮リンク|ミュージック・ボックス・シアター|en|Music Box Theatre}}で上演されたこの作品には[[ジュリアン・ムーア]]や[[ビル・ナイ]]が出演しており、脚本は[[デヴィッド・ヘアー]]、監督は[[サム・メンデス]]が務めた<ref>{{cite news|url=http://theater.nytimes.com/2006/12/01/theater/reviews/01hour.html?pagewanted=all|title=Battle Zones in Hare Country|first=Ben |last=Brantley|work=The New York Times |date=1 December 2006 |accessdate=8 February 2011}}</ref>。この作品でスコットは{{仮リンク|ドラマ・リーグ・アワード|en|Drama League Award}}にノミネートされている<ref>{{cite news | first=Andrew |last=Gans |url=http://www.playbill.com/news/article/107581-73rd-Annual-Drama-League-Award-Nominees-Announced | date=25 April 2007 |title=73rd Annual Drama League Award Nominees Announced |work=Playbill |accessdate=6 June 2013|deadlinkdate=2016-07-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20100722184829/http://www.playbill.com/news/article/107581-73rd-Annual-Drama-League-Award-Nominees-Announced|archivedate=2010-07-22}}</ref>。

2008年には、[[HBO]]制作で賞も獲得したミニシリーズ "''John Adams''"{{enlink|John Adams (miniseries)|a=on}}に出演し、[[ローラ・リニー]]や[[ポール・ジアマッティ]]と共演している。[[メリル・ストリープ]]の娘、マミー・ガマー({{lang-en-short|Mamie Gummer}})が彼の妹役を演じた。2009年には、彼のためにオリヴィエ賞脚本家{{仮リンク|サイモン・スティーヴンス (脚本家)|label=サイモン・スティーヴンス|en|Simon Stephens}}が書き下ろした一人芝居、"''Sea Wall''" を制作している{{r|Metro}}。この作品は後に短編映画化され、現在はスコット本人の公式サイトから有料で視聴できる<ref>2分半のトレイラーが無料で公開されている:{{cite web|url=http://www.seawallandrewscott.com/buy-sea-wall-film-starring-andrew-scott/|title=Buy Sea Wall, Starring Andrew Scott as Alex|publisher=Andrew Scott|accessdate=2016-07-16}}</ref><ref>{{IMDb title|tt2198155|Sea Wall}}</ref>。

ロイヤル・コート・シアターで2009年遅くに上演され、チケット完売を達成した作品 "''Cock''" では、[[ベン・ウィショー]]、[[キャサリン・パーキンソン]]、{{仮リンク|ポール・ジェソン|en|Paul Jesson}}と共演し、作品は2010年のオリヴィエ賞を獲得した{{r|olivier2010}}。『[[刑事フォイル]]』では、無実の罪で絞首刑に掛けられることが決まった囚人を演じ、''Slant'' 誌に「突出した演技だった」({{lang-en-short|a "standout performance"|links=no}})と評された<ref>{{cite news |url=http://www.slantmagazine.com/tv/review/foyles-war-series-vi/173 |title=Foyle's War: Series VI |work=Slant |accessdate=8 February 2011}}</ref>。他にも、{{en|"''Chasing Cotards''"}}([[IMAX]]用に制作された短編映画)や、同じく短編映画 {{en|"''Silent Things''"}}、BBCの映画『{{仮リンク|ジョン・レノンの魂〜アーティストへの脱皮 苦悩の時代〜|en|Lennon Naked}}』(原題:{{en|"''Lennon Naked''"}}、[[ポール・マッカートニー]]役)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nhk.or.jp/co-pro/recent/20100612.html|title=国際共同制作 完全ドラマ化 ジョン・レノンの魂~アーティストへの脱皮 苦悩の時代~[日本語吹き替え版]|accessdate=2016-07-16|publisher=[[日本放送協会|NHK]]|work=NHK国際共同制作}}</ref>などに出演している。2010年に制作され、批評家に絶賛された映画 "''The Duel''"{{enlink|The Duel (2010 film)|a=on}}にも出演している<ref>{{cite news |url=http://movies.nytimes.com/2010/04/28/movies/28anton.html?partner=rss&emc=rss |title=Movie Review – Anton Chekhov's The Duel – Summer's Heat Breeds Love, Loathing and Darwinian Competition |first=Manohla |last=Dargis |work=The New York Times |date=28 April 2010 |accessdate=8 February 2011}}</ref>。この作品の原作は[[アントン・チェーホフ]]の短編『{{仮リンク|決闘 (チェーホフ)|label=決闘|ru|Дуэль (повесть)|en|The Duel (Chekhov story)}}』である。

彼自身は、2010年から放送されたBBCのテレビシリーズ『[[SHERLOCK(シャーロック)|SHERLOCK]]』で演じた、[[シャーロック・ホームズ]]の宿敵[[ジェームズ・モリアーティ|ジム・モリアーティ]]役で広く知られており{{r|Grdn2015}}、{{仮リンク|第58回英国アカデミー賞テレビ部門|en|2012 British Academy Television Awards}}で{{仮リンク|英国アカデミー賞テレビ部門助演男優賞|label=助演男優賞|en|British Academy Television Award for Best Supporting Actor}}を受賞している<ref>{{Cite news|date=2012-05-29|url=https://www.independent.co.uk/arts-entertainment/tv/news/fred-west-drama-takes-bafta-awards-7792927.html|title=Fred West drama takes Bafta awards|newspaper=[[インデペンデント|The Independent]]|language=en|accessdate=2024-07-05}}</ref>。また、"''Garrow's Law''"{{enlink|Garrow's Law|a=on}}の第2シリーズにゲスト出演して、[[ソドミー]]を試す[[ゲイ]]の男性を演じた。2010年には{{仮リンク|リサ・ディロン|en|Lisa Dillon}}や[[トム・バーク]]と、[[オールド・ヴィク]]で上演された三角関係恋愛コメディ、[[ノエル・カワード]]の 『{{仮リンク|生活の設計 (戯曲)|label=生活の設計|en|Design for Living}}』に出演している{{r|Metro}}。

2011年、[[ロイヤル・ナショナル・シアター]]で、[[ヘンリック・イプセン]]の叙事詩『{{仮リンク|皇帝とガリラヤ人|en|Emperor and Galilean}}』の{{仮リンク|ベン・パワー|en|Ben Power}}による翻案劇に出演し、主役のジュリアン([[フラウィウス・クラウディウス・ユリアヌス|ユリアヌス]])を演じている<ref group="注" name="Julian">「ジュリアン」はユリアヌスの英語読み。</ref><ref>{{cite news | first=Michael |last=Billington | title=Emperor and Galilean – review | url=http://www.guardian.co.uk/stage/2011/jun/15/review-emperor-and-galilean-olivier | work=The Guardian | date=15 June 2011 | accessdate=1 June 2013 | location=London}}</ref>。

2011年の[[BBC Two]]のオリジナル・ドラマ『{{仮リンク|THE HOUR 裏切りのニュース|en|The Hour (BBC TV series)}}』にも出演し、ゲイであることを隠している鳴かず飛ばずの俳優、アダム・ル・レイ({{lang-en-short|Adam Le Ray|links=no}})を演じている。

舞台やテレビ作品に加えて、[[ラジオドラマ]]や[[オーディオブック]]での声の仕事も知られている。[[F・スコット・フィッツジェラルド]]の『[[グレート・ギャツビー]]』では主役のジェイ・ギャツビー、[[ジェイムズ・ジョイス]]の『[[ユリシーズ]]』ではスティーヴン・ディーダラスを演じている。

2013年11月、スコットは、ナショナル・シアターで行われた50年分の公演の中から抜粋し、テレビで生放送を行うという演劇イベント "''National Theatre's 50 Years on Stage''" に参加した。彼は[[ドミニク・クーパー]]と共に、[[トニー・クシュナー]]の作品『{{仮リンク|エンジェルス・イン・アメリカ 国家的テーマに関するゲイ・ファンタジア|en|Angels in America: A Gay Fantasia on National Themes}}』の1シーンを演じている<ref>{{cite web|url=http://www.pbs.org/wnet/gperf/episodes/national-theatre-50-years-on-stage/ten-tales-play-by-play/1994/ |title=National Theatre: 50 Years on Stage ~ Ten Tales, Play by Play &#124; Great Performances |publisher=PBS |date=7 February 2014 |accessdate=23 December 2014}}</ref>。スコット自身は当日の体験を『圧倒された』と語っており、更に『何て夜で、あそこにいたなんて何て誉れなんだ』と付け加えている<ref>{{Twitter status|SeaWallFilm|408242236879405056|@SusanLia1 @StephensSimon OVERWHELMING WHAT A NIGHT AND WHAT AN HONOUR TO BE THERE"}} - 本人の公式[[Twitter]]より。</ref>。

ロイヤル・コート・シアターで上演された "''Birdland''" では、メイン・キャラクターの1人、人気絶頂期で落ち目が見え始めているロックスターのポールを演じた。この作品はサイモン・スティーヴンス脚本、{{仮リンク|キャリー・クラックネル|en|Carrie Cracknell}}監督である。彼の演技については好意的に評価され、「美しい演技だった」({{en|'beautifully played'}}) <ref>{{cite web|first=Michael |last=Billington |url=http://www.theguardian.com/stage/2014/apr/10/birdland-rock-stardom-theatre-review-royal-court |title=Birdland review – Ceaselessly inventive critique of rock stardom |publisher=The Guardian |date=13 March 2014 |accessdate=23 December 2014}}</ref>、
「目の奥では完全に死んでいながら、同時にこちらを魅了させるような素晴らしい手品を見せてくれた。崇められ同時に恐れられるようなぞっとする俳優だ」<ref>{{cite web|url=http://www.whatsonstage.com/london-theatre/reviews/04-2014/birdland-royal-court_34111.html |title=Birdland (Royal Court) – Reviews |publisher=Whatsonstage.com |date=10 April 2014 |accessdate=23 December 2014|quote={{Interp|he}} pulls off the brilliant trick of being totally dead behind the eyes and fascinating at the same time, an appalling creature who's both totem and symptom}}</ref>などのコメントが寄せられた。

2015年制作の[[ジェームズ・ボンド]]シリーズ第24作『[[007 スペクター]]』では、英国政府の高官で、[[MI6]]の00セクションを閉鎖しようと画策する、マックス・デンビーを演じた{{r|Grdn2015|spectrecinematoday}}。

[[山田太一 (脚本家)|山田太一]]の小説『[[異人たちとの夏]]』を原作とした[[2023年の映画]]『[[異人たち]]』で{{仮リンク|第58回全米映画批評家協会賞|en|2023 National Society of Film Critics Awards}}[[全米映画批評家協会賞 主演男優賞|主演男優賞]]を受賞している<ref>{{cite news |url=https://www.hollywoodreporter.com/movies/movie-news/2024-national-society-of-film-critics-winners-list-1235780787/ |title='Past Lives' Named Best Picture by National Society of Film Critics |first=Hilary |last=Lewis |newspaper=[[ハリウッド・リポーター|The Hollywood Reporter]] |language=en |date=2024-01-06 |accessdate=2024-07-05}}</ref>。

また、若い俳優たちを指導し、俳優としてのキャリア開始を支援するチャリティ "IdeasTap"{{enlink|IdeasTap|a=on}}を支援している{{r|Grdn2015}}。

== 私生活 ==
スコットは[[2013年]]に、[[ウラジーミル・プーチン]]の発表した[[ロシアにおける同性愛宣伝禁止法|反同性愛法]]制定に際して、自身が[[ゲイ]]であることを[[カミングアウト]]している{{r|independent2013}}。ゲイであるということに関してスコットは、「嬉しいことに、今じゃみんなゲイのことを性格的欠点とは見なさないよね。でもこれは親切みたいな美徳じゃないし、[[バンジョー]]が弾けるみたいな特技でもない。ただの事実なんだ。勿論、(ゲイだということは)自分の特徴の一部ではあるけれど、これにつけ込んで何かしようとは思わないよ」{{refnest|group="注"|原文:{{en|"Mercifully, these days people don't see being gay as a character flaw. But nor is it a virtue, like kindness. Or a talent, like playing the banjo. It's just a fact. Of course, it's part of my make-up, but I don't want to trade on it."}}<ref name="independent2013">{{cite news |url=http://www.independent.co.uk/arts-entertainment/tv/features/sherlock-has-changed-my-whole-career-andrew-scott-interview-8940114.html |title=Sherlock has changed my whole career': Andrew Scott interview |first=James |last=Rampton |date=15 November 2013|publisher=[[インデペンデント|''The Independent'']]}}</ref>}}と述べている。同じインタビューで、[[BBC Two]]のドラマ {{en|"''Legacy''"}}{{enlink|Legacy (2013 film)|a=on}}で[[ソ連国家保安委員会|KGB]]のスパイを演じた際、どうやって訛りを演じたか問われたスコットは、「英語を第2言語として話す[[ロシア人]]は多いわけじゃないから、最初にウラジーミル・プーチンの動画を[[YouTube]]で見たよ。でもプーチンはこの夏に反ゲイ法を制定するって言うんだ — だからね、1人のゲイとして、代わりに[[ルドルフ・ヌレエフ]]の動画を見たんだ。これってヌレエフへの寝返りみたいなものだね」{{refnest|group="注"|原文:{{en|"There isn't a huge amount of footage of Russians speaking English as a second language, so I started looking at Vladimir Putin videos on YouTube. But then Putin introduced anti-gay legislation this summer – so, being a gay person, I switched to Rudolf Nureyev videos instead. It was another Nureyev defection of sorts!"}}{{r|independent2013}}}}{{refnest|group="注"|ヌレエフ自身はバイセクシャルだったと記録されている(但し女性関係のほとんどはプラトニックな関係で終わった)<ref>{{cite web|url=http://www.newyorker.com/magazine/2007/10/08/wild-thing-2|title=WILD THING|date=2007-10-08|author=Joan Acocella|publisher=[[ザ・ニューヨーカー|The New Yorker]]|accessdate=2016-07-14}}</ref>。}}と答えている。

スコットは[[インデペンデント]]紙の選ぶ「レインボー・リスト2014」{{en|(Rainbow List 2014)}}<ref group="注">「レインボー・カラー」は、[[レインボーフラッグ (LGBT)|レインボー・フラッグ]]にも見られるように、[[LGBT]]の象徴的な色である。</ref>で、22位に選ばれた<ref>{{cite web|url=http://www.independent.co.uk/news/people/therainbowlist/rainbow-list-2014-1-to-100-9848457.html |title=Rainbow List 2014, 1 to 101 – The Rainbow list – People |publisher=The Independent |date=9 November 2014 |accessdate=23 December 2014}}</ref>。このリストは、「変化をもたらした」({{lang-en-short|people who 'make a real difference'}})101人の[[レズビアン]]、[[バイセクシャル]]、ゲイ、[[トランスジェンダー]]を選んだものである。

== フィルモグラフィ ==

=== 長編映画 ===
{| class="wikitable"
|-
|-
! 年
!公開年!!邦題<br />原題!!役名!!備考
! 題名
! 役名
! 備考
! 吹替
|-
|-
| rowspan="2" |1995
| 1998 ||[[プライベート・ライアン]] <br />''Saving Private Ryan'' || 浜辺の兵士 || 端役
| ''Korea''{{enlink|Korea (1995 film)|a=on}}
| エイモン・ドイル
| ||{{N/A}}
|-
|-
| ''Budgie''
| 2000 ||[[ノーラ・ジョイス 或る小説家の妻]] <br />''Nora'' || マイケル·ボドキン ||
| ピーター
| テレビ映画||{{N/A}}
|-
|-
| 1997
| 2010 || [[ジョン・レノンの魂~アーティストへの脱皮 苦悩の時代~]]<br />''Lennon Naked'' || ポール・マッカートニー || テレビ映画
| ''Drinking Crude''
| ポール
| ||{{N/A}}
|-
|-
| rowspan="4" |1998
|rowspan="3"| 2014 || [[オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分]] <br />''Locke'' || ドナル ||
| ''Miracle at Midnight''{{enlink|Miracle at Midnight|a=on}}
| マイケル・グランバウム
| テレビ映画||{{N/A}}
|-
|-
| [[プライベート・ライアン]]<br>''Saving Private Ryan''
| [[パレードへようこそ]] <br />''Pride'' || ゲシン・ロバーツ ||
| 浜辺の兵士
| rowspan="2" | ||
|-
|-
| ''The Tale of Sweety Barrett''
| [[ジミー、野を駆ける伝説]] <br />''JIMMY'S HALL'' || シーマス神父 ||
| ダニー||{{N/A}}
|-
|-
| [[アメリカ人 (小説)|アメリカ人]]<br>''The American''
|rowspan="2"| 2015 || [[007 スペクター]] <br />''Spectre'' <ref>{{cite web |url=http://www.cinematoday.jp/page/N0068766|title=『007』最新作のタイトルは「スペクター」!悪の組織が復活か|accessdate=feb 18, 2015}}</ref> || C(マックス・デンビー) ||
| ヴァレンティン・ド・ベルガルド
| テレビ映画、[[ヘンリー・ジェイムズ]]の同名小説を映像化したもの
|{{N/A}}
|-
|-
|2000
| [[ヴィクター・フランケンシュタイン (映画)|ヴィクター・フランケンシュタイン]] <br />''Victor Frankenstein'' || ロデリック・ターピン ||
| {{仮リンク|ノーラ・ジョイス 或る小説家の妻|en|Nora (2000 film)}}<br>''Nora''
| マイケル・ボドキン
| ||
|-
|-
|2003
| ''Dead Bodies''{{enlink|Dead Bodies|a=on}}
| トミー・マクガン
| ||{{N/A}}
|-
|-
| 2005
|2016|| [[アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅]]<br/>''Alice Through the Looking Glass'' || アディソン・ベネット ||
| ''The Quatermass Experiment''{{enlink|The Quatermass Experiment (film)|a=on}}
| ヴァーノン
| rowspan="2" | テレビ映画||{{N/A}}
|-
|-
|2008
| ''Little White Lie''{{enlink|Little White Lie (TV drama)|a=on}}
| バリー||{{N/A}}
|-
| 2009
| ''The Duel''{{enlink|The Duel (2010 film)|a=on}}
| ラエーフスキー
| 原作は[[アントン・チェーホフ]]の『{{仮リンク|決闘 (チェーホフ)|label=決闘|ru|Дуэль (повесть)|en|The Duel (Chekhov story)}}』
|{{N/A}}
|-
|2010
| {{仮リンク|ジョン・レノンの魂〜アーティストへの脱皮 苦悩の時代〜|en|Lennon Naked}}<br>''Lennon Naked''
| [[ポール・マッカートニー]]
| rowspan="2" | テレビ映画
|
|-
|2012
| ''The Scapegoat''{{enlink|The Scapegoat (2012 film)|a=on}}
| ポール||{{N/A}}
|-
| rowspan="2" |2013
| ''Legacy''{{enlink|Legacy (2013 film)|a=on}}
| ヴィクトル・コスロフ
| rowspan="7" | ||{{N/A}}
|-
| ''The Stag''{{enlink|The Stag (film)|a=on}}
| ダヴィン||{{N/A}}
|-
| rowspan="3" |2014
| [[オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分]]<br>''Locke''
| ドナル||[[立岡耕造]]
|-
| [[パレードへようこそ]]<br>''Pride''
| ゲシン・ロバーツ||村治学
|-
| [[ジミー、野を駆ける伝説]]<br>''Jimmy's Hall''
| シェイマス神父 ||{{N/A}}
|-
| rowspan="2" |2015
| [[007 スペクター]]<br>''Spectre''<ref name="spectrecinematoday">{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/news/N0068766|title=『007』最新作のタイトルは「スペクター」!悪の組織が復活か|accessdate=feb 18, 2015}}</ref>
| C(マックス・デンビー)
|[[桐本拓哉]]
|-
| [[ヴィクター・フランケンシュタイン (映画)|ヴィクター・フランケンシュタイン]]<br>''Victor Frankenstein''
| ロデリック・ターピン警部||村治学
|-
| rowspan="6" |2016
| [[ホロウ・クラウン/嘆きの王冠]]<br>''The Hollow Crown: The Wars of the Roses''
| [[ルイ11世 (フランス王)|ルイ11世]]
| テレビ映画||{{N/A}}
|-
| [[アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅]]<br>''Alice Through the Looking Glass''
| アディソン・ベネット
| rowspan="4" | ||
|-
| ''Swallows and Amazons''{{enlink|Swallows and Amazons (2016 film)|a=on}}
| ラズロウ||{{N/A}}
|-
| [[マイ ビューティフル ガーデン]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.fashion-press.net/news/27693|accessdate=2017-01-17|publisher=ファッションプレス|title=映画『マイ ビューティフル ガーデン』美しき庭に学ぶ豊かな人生、英・俳優陣が贈る心温まる人間ドラマ|date=2016-12-09}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://eiga.com/news/20170117/12/|title=庭にこだわる英国人が贈るシンデレラストーリー「マイ ビューティフル ガーデン」予告|publisher=映画.com|date=2017-01-17|accessdate=2017-01-17}}</ref><br />''This Beautiful Fantastic''
| ヴァーノン ||{{N/A}}
|-
| [[ぼくたちのチーム]]<br />''Handsome Devil''
| シェリー||桐本拓哉
|-
| [[否定と肯定]]<br />''Denial''
| {{仮リンク|アンソニー・ジュリウス|en|Anthony Julius}}
| 日本では2017年12月8日公開<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/news/N0094065|title=レイチェル・ワイズ、アンドリュー・スコットがホロコースト否定論者に挑む!息詰まる法廷劇12月日本公開|date=2017-08-31|accessdate=2017-08-31|publisher=[[シネマトゥデイ]]|author=市川遥}}</ref>||[[水越健]]
|-
| 2018
| {{仮リンク|アンソニー・ホプキンスのリア王|en|King Lear (2018 film)}}<br />''King Lear''
| エドガー
| テレビ映画||{{N/A}}
|-
|2019
| [[1917 命をかけた伝令]]<br />''1917''
| レスリー中尉
| rowspan="2" | ||[[小原雅人]]
|-
|2022||少女バーディ ~大人への階段~<br />''CATHERINE CALLED BIRDY''||ロロ||[[赤城進]]
|-
| 2023
| [[異人たち]]<br />''All of Us Strangers''
| アダム
| 原作は[[山田太一 (脚本家)|山田太一]]の『[[異人たちとの夏]]』
|{{N/A}}
|-
| rowspan="2" |2025
| [[バック・イン・アクション]]<br />''Back in Action'' || rowspan="2" | TBA || rowspan="2" | [[Netflix]]オリジナル映画||
|-
|<br />''Wake Up Dead Man: A Knives Out Mystery'' ||
|-
|TBA ||<br>''Pressure'' ||ジェームズ・スタッグ大尉 || プリプロダクション||
|}

=== 短編映画 ===
{| class="wikitable"
!年
!題名
!役名
!備考
|-
|2001
|''I Was the Cigarette Girl''
|ティム
| rowspan="3" |
|-
| rowspan="2" |2010
|''Chasing Cotards''
|ハート・エリオット{{=}}ヒンウッド
|-
|''Silent Things''
|ジェイク
|-
|2012
|''Sea Wall''
|アレックス
|舞台作品の映像化
|-
|2016
|''The Hope Rooms''
|ショーン
|
|}
|}


=== テレビドラマ ===
=== テレビドラマ ===
{| class="wikitable"
{| class="wikitable"
!年
!題名
!役名
!備考
!吹替
|-
|-
|2000
!製作年!!邦題<br />原題!!役名!!備考
|{{仮リンク|経度への挑戦|en|Longitude (TV series)}}<br>''Longitude''
|ジョン・キャンベル
|ミニシリーズ
| rowspan="6" |なし
|-
|-
|2001
| 2001 || [[バンド・オブ・ブラザース]]<br />''Band of Brothers'' || ジョン・“カウボーイ”・ホール 二等兵 ||
|[[バンド・オブ・ブラザース|バンド・オブ・ブラザーズ]]<br>''Band of Brothers''
|ジョン・“カウボーイ”・ホール二等兵
|計2話出演
|-
|-
|2003
| 2006 || [[20世紀“核”の内幕]]<br />''Nuclear Secrets'' || アンドレイ・サハロフ || 第2回 最終兵器<br />~水爆開発の秘密~
|''[[:en:Killing_Hitler|Killing Hitler]]''
|スナイパー
|ドキュメンタリーシリーズ
|-
|-
|2004
| 2010 - || [[SHERLOCK(シャーロック)]]<br />''Sherlock'' || ジェームズ・モリアーティ ||
|''[[:en:My_Life_in_Film|My Life in Film]]''
|ジョーンズ
|
|-
|-
|2007
| 2011–2012 || [[THE HOUR 裏切りのニュース]]<br />''The Hour'' || アダム・ルレイ ||
|{{仮リンク|20世紀"核"の内幕 〜米ソ対立とスパイ戦争〜|en|Nuclear Secrets}}<br>''Nuclear Secrets''
|アンドレイ・サハロフ
|ミニシリーズ<br>計1出演
|-
|-
|2008
|{{仮リンク|ジョン・アダムズ(テレビシリーズ)|en|John Adams (miniseries)|label=ジョン・アダムズ}}<br>''John Adams''
|{{仮リンク|ウィリアム・スティーヴンス・スミス|label=ウィリアム・スミス大佐|en|William Stephens Smith}}
|計4話出演
|-
|2010-2017
|[[SHERLOCK(シャーロック)]]<br>''Sherlock''
|[[ジェームズ・モリアーティ|ジム・モリアーティ]]
|
|村治学
|-
| rowspan="2" |2010
|[[刑事フォイル]]<br>''Foyle's War''
|ジェイムズ・デヴェロー
|計1話出演
|
|-
|''[[:en:Garrow's_Law|Garrow's Law]]''
|キャプテン・ジョーンズ
|"Episode #2.2"出演
| rowspan="5" |なし
|-
|2011
|{{仮リンク|THE HOUR 裏切りのニュース|en|The Hour (BBC TV series)}}<br>''The Hour''
|アラム・ル・レイ
|計2話出演
|-
| rowspan="2" |2012
|''[[:en:Blackout_(British_TV_series)|Blackout]]''
|ダリエン・ビーヴァン
|ミニシリーズ
|-
|''[[:en:The_Town_(2012_TV_series)|The Town]]''
|マーク・ニコラス
|
|-
|2013
|''[[:en:Dates_(TV_series)|Dates]]''<ref>{{cite news |title=Andrew Scott for new Channel 4 drama |url=http://www.rte.ie/ten/2013/0206/scotta.html/ |work=RTÉ Ten |date=6 February 2013 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20130208052706/www.rte.ie/ten/2013/0206/scotta.html/ |archivedate=8 February 2013}}</ref>
|クリスティアン
|ミニシリーズ<br>{{en|"Jenny and Christian"}}
|-
| rowspan="3" |2019
|[[Fleabag フリーバッグ]]<br>''Fleabag''
|神父
|
|[[内田夕夜]]
|-
|[[ブラック・ミラー]]<br>''Black Mirror''
|クリス
|[[Netflix]]オリジナルドラマ<br>第5シーズン第2話『待つ男』
|[[玉木雅士]]
|-
|[[モダン・ラブ 〜今日もNYの街角で〜]]<br>''Modern Love''
|トビン
|[[Amazon Prime Video|Amazon Prime]]オリジナルドラマ
|[[最上嗣生]]
|-
|2020-2023
|[[ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤]]<br>''His Dark Materials''
|グラマン
| rowspan="2" |
|
|-
|2022
|{{仮リンク|パーストオブラブ 愛に焦がれて|en|The Pursuit of Love (TV series)}}<br>''The Pursuit of Love''
|ロード・マーリン
|
|-
|2024
|リプリー<br>''Ripley''
|[[トム・リプリー]]
|Netflixオリジナルドラマ
|[[阪口周平]]
|}
|}


== 出典 ==
== 舞台 ==
{| class="wikitable"
{{Reflist}}
|-
! 作品名
! 役名
! 監督
! 劇場<br>受賞
|-
| ''Brighton Beach Memoirs''{{enlink|Brighton Beach Memoirs|a=on}}
| スタン<br>Stan
| Rita Tieghe
| アンドリューズ・レーン・シアター、[[ダブリン]]<br>Andrew's Lane, Dublin
|-
| [[作者を探す六人の登場人物]]<br>''Six Characters in Search of an Author''
| 息子<br>The Son
| [[ジョン・クローリー (映画監督)|ジョン・クローリー]]<br>John Crowley
| rowspan="3" | [[アベイ座]]<br>Abbey Theatre
|-
| {{仮リンク|フィガロの結婚 (戯曲)|label=フィガロの結婚|en|The Marriage of Figaro (play)}}<ref group="注">オペラ『[[フィガロの結婚]]』の原作戯曲。</ref><br>''The Marriage of Figaro''
| ケルビーノ<br>Cherubino
| ブライアン・ブレーディ<br>Brian Brady
|-
| {{仮リンク|つまらぬ女|en|A Woman of No Importance}}<ref group="注">[[アイルランド]]出身の劇作家[[オスカー・ワイルド]]による作品。</ref><br>''A Woman of No Importance''
| ジェラルド・アーバスノット<br>Gerald Arbuthnot
| ベン・バーンズ<br>Ben Barnes
|-
| ''Lonesome West''
| ウェルシュ神父<br>Father Welsh
| ギャリー・ハインズ<br>Garry Hynes
| {{仮リンク|ドルイド・シアター・カンパニー|en|Druid Theatre Company}}<br>Druid Theatre Co.
|-
| [[夜への長い旅路]]<ref group="注">原作は[[ユージン・オニール]]。</ref><br>''Long Day's Journey into Night''
| エドマンド<br>Edmund
| [[カレル・ライス]]<br>Karel Reisz
| {{仮リンク|ゲート・シアター|en|Gate Theatre}}、ダブリン<br>The Gate, Dublin
|-
| {{仮リンク|ダブリン・キャロル|en|Dublin Carol}}<br>''Dublin Carol''
| マーク<br>Mark
| {{仮リンク|イアン・リックソン|en|Ian Rickson}}<br>Ian Rickson
| [[オールド・ヴィク]] / {{仮リンク|ロイヤル・コート・シアター|en|Royal Court Theatre}}<br>Old Vic / Royal Court Theatre|Royal Court
|-
| ''The Secret Fall of Constance Wilde''
| [[アルフレッド・ダグラス]]<ref group="注">オスカー・ワイルドの男色相手として知られる英国の作家。またこの戯曲のタイトルにもある「コンスタンス」はワイルド自身の妻の名前である{{enlink|Constance Lloyd|Constance Wilde}}。</ref>
| {{仮リンク|パトリック・メイソン|en|Patrick Mason (theatre director)}}<br>Patrick Mason
| アベイ座 / [[バービカン・センター|バービカン・シアター]]、[[ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー|RSC]]<br>Abbey Theatre / Barbican, RSC
|-
| ''The Coming World''
| エド / タイ<br>Ed / Ty
| マーク・ブリックマン<br>Mark Brickman
| {{仮リンク|ソーホー・シアター|en|Soho Theatre}}<br>Soho Theatre
|-
| ''Crave''{{enlink|Crave (play)|a=on}}
| B
| {{仮リンク|ヴィッキー・フェザーストーン|en|Vicky Featherstone}}<br>Vicky Featherstone
| ロイヤル・コート・シアター<br>Royal Court
|-
| ''Original Sin''<ref group="注">タイトルは「[[原罪]]」との意味。</ref>
| 天使<br>Angel
| {{仮リンク|ピーター・ギル (脚本家)|en|Peter Gill (playwright)}}<br>Peter Gill
| [[クルーシブル劇場]]<br>Sheffield Crucible
|-
| ''Playing the Victim''
| ヴァルヤ<br>Valya
| [[リチャード・ウィルソン (俳優)|リチャード・ウィルソン]]<br>Richard Wilson
| Told by an Idiot
|-
| ''The Cavalcaders''
| ローリー<br>Rory
| ロビン・ルフェーブル<br>Robin Lefevre
| {{仮リンク|トリサイクル・シアター|en|Tricycle Theatre}}<br>Tricycle Theatre
|-
| rowspan="2"|''A Girl in a Car with a Man''
| rowspan="2"|アレックス<br>Alex
| rowspan="2"|{{仮リンク|ジョー・ヒル=ギビンズ|en|Joe Hill-Gibbins}}<br>Joe Hill-Gibbins
| ロイヤル・コート・シアター<br>Royal Court
|-
| [[ローレンス・オリヴィエ賞]] Award for Outstanding Achievement in an Affiliate Theatre{{enlink|Laurence Olivier Award for Outstanding Achievement in an Affiliate Theatre|a=on}}
|-
| ''Aristocrats''
| カザミア<br>Casimir
| トム・ケインズ<br>Tom Cairns
| [[ロイヤル・ナショナル・シアター]]<br>National Theatre
|-
| ''Dying City''
| クレイグ / ピーター<br>Craig / Peter
| ジェイムズ・マクドナルド<br>James McDonald
| ロイヤル・コート・シアター<br>Royal Court
|-
| rowspan="2"|''The Vertical Hour''{{enlink|The Vertical Hour|a=on}}
| rowspan="2"|フィリップ・ルーカス<br>Philip Lucas
| rowspan="2"|[[サム・メンデス]]<br>Sam Mendes
| {{仮リンク|ミュージック・ボックス・シアター|en|Music Box Theatre}}、[[ニューヨーク]]<br>The Music Box, NY
|-
| ノミネート{{ndash}}–{{仮リンク|ドラマ・リーグ・アワード|en|Drama League Award}}
|-
| ''Sea Wall''
| アレックス<br>Alex
| ジョージ・ペリン<br>George Perrin
| {{仮リンク|ブッシュ・シアター|en|Bush Theatre}}<br>The Bush Theatre
|-
| ''Roaring Trade''
|
| ロクサーナ・シルバーと<br>Roxana Silbert
| ソーホー・シアター<br>Soho Theatre
|-
| rowspan="2"|''Cock''
| rowspan="2"|M
| rowspan="2"|ジェームズ・マクドナルド<br>James McDonald
| ロイヤル・コート・シアター<br>Royal Court
|-
| ローレンス・オリヴィエ賞 Award for Outstanding Achievement in an Affiliate Theatre
|-
| {{仮リンク|生活の設計 (戯曲)|label=生活の設計|en|Design for Living}}<ref group="注">[[ノエル・カワード]]作の戯曲。</ref><br>''Design for Living''
| レオ<br>Leo
| {{仮リンク|アンソニー・ペイジ|en|Anthony Page}}<br>Anthony Page
| オールド・ヴィク<br>Old Vic
|-
| {{仮リンク|皇帝とガリラヤ人|en|Emperor and Galilean}}<ref group="注">[[ヘンリック・イプセン]]の叙事詩。</ref><br>''Emperor and Galilean''
| ジュリアン([[フラウィウス・クラウディウス・ユリアヌス|ユリアヌス]])<br>Julian
| {{仮リンク|ジョナサン・ケント (監督)|label=ジョナサン・ケント|en|Jonathan Kent (director)}}<br>Jonathan Kent
| ロイヤル・ナショナル・シアター
|-
| ''Birdland (2014)''
| ポール<br>Paul
| キャリー・クラックネル<br>Carrie Cracknell
| ロイヤル・コート・シアター
|-
| レターズ・ライブ<br>''Letters Live''<ref>2015年版:{{cite web|url=http://letterslive.com/event/letters-live-at-freemasons-hall-2015/|title=Letters Live at Freemasons' Hall|accessdate=2016-07-16|publisher=Letters Live}}</ref><ref>このサイトで実際の朗読を視聴できる。リンク先は2016年の映像。:{{cite web|url=https://www.nowness.com/series/letters-live/andrew-scott-sol-lewitt-eva-hesse|title=Letters Live: Andrew Scott|date=2016-03-04|accessdate=2016-07-16|publisher=NOWNESS.com|author=Anna Higgs}}</ref>
|
|
| フリーメーソンズ・ホール<br>Freemasons' Hall
|-
| ''The Dazzle'' <ref>{{cite web|url=http://www.thedazzle.co.uk/|title=the dazzle|accessdate=2016-07-16}}</ref>
| ラングリー・コリヤー<br>Langley Collyer
| サイモン・エヴァンス<br>Simon Evans
| Found111

|-
| プレゼント・ラフター <ref group="注">[[ノエル・カワード]]作。[[ナショナル・シアター・ライヴ]]にて日本では2020年10月9日から上映予定</ref><ref>[https://www.ntlive.jp/presentlaughter ナショナル・シアター・ライヴ『プレゼント・ラフター』 | ntlivejapan]</ref><br>''Present Laughter''
|ギャリー・エッセンダイン<br>Garry Essendine
|{{仮リンク|マシュー・ウォーチャス|en|Matthew Warchus}}<br>Matthew Warchus
|[[オールド・ヴィック・シアター]]<br>The Old Vic Theatre
|}

== 受賞とノミネート歴 ==
=== 劇場作品 ===
{| class="wikitable unsortable"
|-
! 年
! 賞名
! 作品名
! 結果
|-
| 1998年
| {{仮リンク|アイリッシュ・タイムズ・シアター・アワード|en|Irish Times Theatre Awards}}<br>最優秀助演男優賞
| [[夜への長い旅路]]<br>''Long Day's Journey into Night''
| {{nom}}
|-
| 2005年
| [[ローレンス・オリヴィエ賞]]<br>Award for Outstanding Achievement in an Affiliate Theatre{{enlink|Laurence Olivier Award for Outstanding Achievement in an Affiliate Theatre|a=on}}{{r|olivieroutstanding|group="注"}}
| ''A Girl in a Car with a Man''
| {{won}}
|-
| 2006年 - 2007年
| {{仮リンク|ドラマ・リーグ・アワード|en|Drama League Award}}<br>Distinguished Performance<ref group="注">意味は「突出した演技」。</ref>
| ''The Vertical Hour''{{enlink|The Vertical Hour|a=on}}
| {{nom}}
|-
| 2010年
| ローレンス・オリヴィエ賞<br>Award for Outstanding Achievement in an Affiliate Theatre
| {{en|''Cock''}}
| {{won}}
|}

=== 映画 ===
{| class="wikitable unsortable"
|-
! 年
! 賞名
! 作品名
! 結果
|-
| 2003年
| {{仮リンク|アイルランド映画・テレビアカデミー賞|en|Irish Film & Television Academy}}{{enlink|1st Irish Film & Television Awards}}<br>最優秀主演男優賞
| ''Dead Bodies''{{enlink|Dead Bodies|a=on}}
| {{won}}
|-
| 2004年
| [[ベルリン国際映画祭]]<br>[[シューティング・スター賞]]
| {{center|{{ndash}}}}
| {{won}}
|-
| rowspan="2"|2014年
| アイルランド映画・テレビアカデミー賞{{enlink|11th Irish Film & Television Awards}}<br>最優秀主演男優賞長編映画部門<ref group="注">{{lang-en-short|Actor in a Lead Role in a Feature Film|links=no}}</ref>
| ''The Stag''{{enlink|The Stag (film)|a=on}}
| {{nom}}
|-
| [[第17回英国インディペンデント映画賞]]<br>最優秀助演男優賞
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== 日本語吹き替え ==
『[[20世紀"核"の内幕 〜米ソ対立とスパイ戦争〜]]』以降、[[村治学]]が多くの作品で担当している。

このほかにも、[[桐本拓哉]]、[[内田夕夜]]、[[最上嗣生]]、[[小原雅人]]なども声を当てている。

== 脚注 ==
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=== 注釈 ===
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== 参考文献 ==
* {{Cite book|和書|author=スティーヴ・トライブ|translator=[[日暮雅通]]|title=シャーロック・クロニクル|date=2014-12-25|publisher=[[早川書房]]|id={{全国書誌番号|22518008}}。{{ASIN|B00SXTKUVY}}([[Amazon Kindle|Kindle]]版)|isbn=978-4-15-209512-1|oclc=899971154|asin=4152095121|ref=harv}}


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
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* {{allcinema name|903758|アンドリュー・スコット}}
* {{IMDb name|nm0778831}}
* {{imdb name|id=0778831|name=アンドリュー・スコット}}
* [http://seawallandrewscott.com/ Andrew Scott] [http://seawallandrewscott.com/ Watch 'Sea Wall' online] (official website). Accessed 14 May 2012.
* {{Twitter|SeaWallFilm|SeaWall Andrew Scott}}
* {{YouTube|user=SeaWallAndrewScott|SeaWallAndrewScott}}
* {{cite web |url= http://www.gaystarnews.com/article/sherlock-star-comes-out-officially-gay181113 |title=Sherlock star comes out officially as gay |first=Joe |last=Morgan |work=Gay Star News |date=18 November 2013 |accessdate=23 December 2014}}
* {{cite web |url= http://www.royalcourttheatre.com/whats-on/birdland/?tab=2 |title=Birdland at The Royal Court Theatre |work=royalcourttheatre.com |year=2014 |accessdate=23 December 2014}}
* {{cite web |url= http://www.standard.co.uk/goingout/theatre/life-after-moriarty-andrew-scott-interview-9232745.html |title=Life after Moriarty: Andrew Scott interview |first=Liz |last=Hoggard |work=London Evening Standard |date=2 April 2014 |accessdate=23 December 2014}}


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2024年11月14日 (木) 12:54時点における最新版

アンドリュー・スコット
Andrew Scott
Andrew Scott
2014年トロント国際映画祭 (enでのスコット
生年月日 (1976-10-21) 1976年10月21日(48歳)
出生地 アイルランドの旗 アイルランドダブリンチャーチタウン英語版[1]
身長 173cm
職業 俳優
活動期間 1994年 -
公式サイト 公式ウェブサイト
主な作品
映画
オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分
パレードへようこそ
007 スペクター
ヴィクター・フランケンシュタイン
アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅
1917 命をかけた伝令
テレビドラマ
SHERLOCK(シャーロック)
Fleabag フリーバッグ
受賞
ベルリン国際映画祭
シューティング・スター賞
2004年
全米映画批評家協会賞
主演男優賞
2023年異人たち
ローレンス・オリヴィエ賞
提携劇場における傑出した功績賞
2005年"A Girl in a Car with a Man"
2010年"Cock"
その他の賞
英国アカデミー賞テレビ部門
助演男優賞英語版
2012年英語版SHERLOCK
テンプレートを表示

アンドリュー・スコット: Andrew Scott1976年10月21日 - )は、アイルランド映画テレビ舞台俳優

人物

[編集]

BBCのドラマ『SHERLOCK』ではジム・モリアーティ役、2015年ジェームズ・ボンドシリーズ第24作『007 スペクター』ではCことマックス・デンビーを演じた。

スコットはロイヤル・コート・シアター英語版で上演された "A Girl in a Car with a Man"(2005年)[2]"Cock"(2010年)[3]で、それぞれローレンス・オリヴィエ賞Laurence Olivier Award for Outstanding Achievement in an Affiliate Theatreを受賞している[注 1]。映画 "Dead Bodies" (en"The Stag" (enではアイルランド映画・テレビアカデミー賞英語版を受賞したほか、『SHERLOCK』のモリアーティ役で英国アカデミー賞テレビ部門最優秀助演男優賞[4]、『パレードへようこそ』では英国インディペンデント映画賞最優秀助演男優賞、さらにラジオ作品で2度のBBCオーディオ・ドラマ賞英語版を獲得している。

略歴と教育

[編集]

スコットはアイルランドダブリンチャーチタウン英語版[1]出身である。父ジムは職業紹介所に勤めており、母ノラは美術教師だった[5][6]。スコットにはスポーツ・コーチの姉サラと、妹ハナがいる[6]

スコットはダブリンの南部にある私立のイエズス会カトリックの男子校、ゴンザーガ・カレッジ英語版に通った。同時に子供向け演劇スクールの土曜クラスに通っており、アイルランドでテレビ放送された2本の広告にも出演している。17歳の時には、映画 "Korea" (enの主役に選ばれ、映画に初出演した。スコットはアート・スクールに通う奨学金を得ていたが、ダブリン大学トリニティ・カレッジで演劇を学ぶことを選び、さらに6ヶ月後にはダブリンのアベイ座に参加するため退学した[5][7]

活動歴

[編集]

スティーヴン・スピルバーグの映画『プライベート・ライアン』で端役を演じた後、スコットはダブリンのゲート・シアター (Gate Theatreで、映画・舞台監督のカレル・ライス演出の作品『夜への長い旅路』に参加し、下の息子エドマンド役を演じた。この作品の原作はユージン・オニールで、20世紀初期に苦しみながら生きたアメリカ人家族を描く戯曲である。彼はSunday Independent紙の "Sunday Independent Spirit of Life Arts Awards 1998" でアクター・オブ・ザ・イヤー(: Actor of the Year)を受賞したほか、同じ年のアイリッシュ・タイムズ・シアター・アワード1998英語版では最優秀助演男優賞にノミネートされている。

ユアン・マクレガーの出演した映画『ノーラ・ジョイス 或る小説家の妻英語版』ではマイケル・ボドキン役を演じている[8]。また、ヘンリー・ジェイムズの『アメリカ人』を映像化したテレビ作品では、ダイアナ・リグマシュー・モディーンとも共演したほか、この作品の後にはロイヤル・コート・シアター英語版で行われたブライアン・コックス主演・コナー・マクファーソン作の『ダブリン・キャロル英語版』で、ロンドン劇場デビューを果たしている。BAFTA賞も獲得したドラマ『経度への挑戦英語版』ではマイケル・ガンボンとも共演しており、また複数の賞を受賞したHBOのミニシリーズ『バンド・オブ・ブラザース』にも出演している。『バンド・オブ・ブラザース』制作中の雰囲気について、スコットは「ひどいものだった」(: "awful")と述べている[9]

2004年には、ベルリン国際映画祭シューティング・スター賞を受賞した。BBCの "My Life in Film" (enに出演した後、ロイヤル・コート・シアターで上演された "A Girl in a Car with a Man"で演じた役に対して、ローレンス・オリヴィエ賞が送られている[2]。また、ロイヤル・ナショナル・シアターで公演した "Aristocrats" [注 2]には、"Theatregoers' Choice Award" (enが贈られている。ロイヤル・コート・シアターでのクリストファー・シン英語版によるオリジナル作品、"Dying City" では双子の兄弟役を演じ[10]、この作品は後にピューリッツァー賞にノミネートされている[11]。2006年には、"The Vertical Hour" (enに出演してブロードウェイ・デビューを果たしている。ミュージック・ボックス・シアター英語版で上演されたこの作品にはジュリアン・ムーアビル・ナイが出演しており、脚本はデヴィッド・ヘアー、監督はサム・メンデスが務めた[12]。この作品でスコットはドラマ・リーグ・アワード英語版にノミネートされている[13]

2008年には、HBO制作で賞も獲得したミニシリーズ "John Adams" (enに出演し、ローラ・リニーポール・ジアマッティと共演している。メリル・ストリープの娘、マミー・ガマー(: Mamie Gummer)が彼の妹役を演じた。2009年には、彼のためにオリヴィエ賞脚本家サイモン・スティーヴンス英語版が書き下ろした一人芝居、"Sea Wall" を制作している[7]。この作品は後に短編映画化され、現在はスコット本人の公式サイトから有料で視聴できる[14][15]

ロイヤル・コート・シアターで2009年遅くに上演され、チケット完売を達成した作品 "Cock" では、ベン・ウィショーキャサリン・パーキンソンポール・ジェソン英語版と共演し、作品は2010年のオリヴィエ賞を獲得した[3]。『刑事フォイル』では、無実の罪で絞首刑に掛けられることが決まった囚人を演じ、Slant 誌に「突出した演技だった」(英: a "standout performance")と評された[16]。他にも、"Chasing Cotards"IMAX用に制作された短編映画)や、同じく短編映画 "Silent Things"、BBCの映画『ジョン・レノンの魂〜アーティストへの脱皮 苦悩の時代〜英語版』(原題:"Lennon Naked"ポール・マッカートニー役)[17]などに出演している。2010年に制作され、批評家に絶賛された映画 "The Duel" (enにも出演している[18]。この作品の原作はアントン・チェーホフの短編『決闘ロシア語版英語版』である。

彼自身は、2010年から放送されたBBCのテレビシリーズ『SHERLOCK』で演じた、シャーロック・ホームズの宿敵ジム・モリアーティ役で広く知られており[5]第58回英国アカデミー賞テレビ部門英語版助演男優賞英語版を受賞している[19]。また、"Garrow's Law" (enの第2シリーズにゲスト出演して、ソドミーを試すゲイの男性を演じた。2010年にはリサ・ディロン英語版トム・バークと、オールド・ヴィクで上演された三角関係恋愛コメディ、ノエル・カワードの 『生活の設計英語版』に出演している[7]

2011年、ロイヤル・ナショナル・シアターで、ヘンリック・イプセンの叙事詩『皇帝とガリラヤ人英語版』のベン・パワー英語版による翻案劇に出演し、主役のジュリアン(ユリアヌス)を演じている[注 3][20]

2011年のBBC Twoのオリジナル・ドラマ『THE HOUR 裏切りのニュース英語版』にも出演し、ゲイであることを隠している鳴かず飛ばずの俳優、アダム・ル・レイ(英: Adam Le Ray)を演じている。

舞台やテレビ作品に加えて、ラジオドラマオーディオブックでの声の仕事も知られている。F・スコット・フィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』では主役のジェイ・ギャツビー、ジェイムズ・ジョイスの『ユリシーズ』ではスティーヴン・ディーダラスを演じている。

2013年11月、スコットは、ナショナル・シアターで行われた50年分の公演の中から抜粋し、テレビで生放送を行うという演劇イベント "National Theatre's 50 Years on Stage" に参加した。彼はドミニク・クーパーと共に、トニー・クシュナーの作品『エンジェルス・イン・アメリカ 国家的テーマに関するゲイ・ファンタジア英語版』の1シーンを演じている[21]。スコット自身は当日の体験を『圧倒された』と語っており、更に『何て夜で、あそこにいたなんて何て誉れなんだ』と付け加えている[22]

ロイヤル・コート・シアターで上演された "Birdland" では、メイン・キャラクターの1人、人気絶頂期で落ち目が見え始めているロックスターのポールを演じた。この作品はサイモン・スティーヴンス脚本、キャリー・クラックネル英語版監督である。彼の演技については好意的に評価され、「美しい演技だった」('beautifully played') [23]、 「目の奥では完全に死んでいながら、同時にこちらを魅了させるような素晴らしい手品を見せてくれた。崇められ同時に恐れられるようなぞっとする俳優だ」[24]などのコメントが寄せられた。

2015年制作のジェームズ・ボンドシリーズ第24作『007 スペクター』では、英国政府の高官で、MI6の00セクションを閉鎖しようと画策する、マックス・デンビーを演じた[5][25]

山田太一の小説『異人たちとの夏』を原作とした2023年の映画異人たち』で第58回全米映画批評家協会賞英語版主演男優賞を受賞している[26]

また、若い俳優たちを指導し、俳優としてのキャリア開始を支援するチャリティ "IdeasTap" (enを支援している[5]

私生活

[編集]

スコットは2013年に、ウラジーミル・プーチンの発表した反同性愛法制定に際して、自身がゲイであることをカミングアウトしている[27]。ゲイであるということに関してスコットは、「嬉しいことに、今じゃみんなゲイのことを性格的欠点とは見なさないよね。でもこれは親切みたいな美徳じゃないし、バンジョーが弾けるみたいな特技でもない。ただの事実なんだ。勿論、(ゲイだということは)自分の特徴の一部ではあるけれど、これにつけ込んで何かしようとは思わないよ」[注 4]と述べている。同じインタビューで、BBC Twoのドラマ "Legacy" (enKGBのスパイを演じた際、どうやって訛りを演じたか問われたスコットは、「英語を第2言語として話すロシア人は多いわけじゃないから、最初にウラジーミル・プーチンの動画をYouTubeで見たよ。でもプーチンはこの夏に反ゲイ法を制定するって言うんだ — だからね、1人のゲイとして、代わりにルドルフ・ヌレエフの動画を見たんだ。これってヌレエフへの寝返りみたいなものだね」[注 5][注 6]と答えている。

スコットはインデペンデント紙の選ぶ「レインボー・リスト2014」(Rainbow List 2014)[注 7]で、22位に選ばれた[29]。このリストは、「変化をもたらした」(: people who 'make a real difference')101人のレズビアンバイセクシャル、ゲイ、トランスジェンダーを選んだものである。

フィルモグラフィ

[編集]

長編映画

[編集]
題名 役名 備考 吹替
1995 Korea (en エイモン・ドイル
Budgie ピーター テレビ映画
1997 Drinking Crude ポール
1998 Miracle at Midnight (en マイケル・グランバウム テレビ映画
プライベート・ライアン
Saving Private Ryan
浜辺の兵士
The Tale of Sweety Barrett ダニー
アメリカ人
The American
ヴァレンティン・ド・ベルガルド テレビ映画、ヘンリー・ジェイムズの同名小説を映像化したもの
2000 ノーラ・ジョイス 或る小説家の妻英語版
Nora
マイケル・ボドキン
2003 Dead Bodies (en トミー・マクガン
2005 The Quatermass Experiment (en ヴァーノン テレビ映画
2008 Little White Lie (en バリー
2009 The Duel (en ラエーフスキー 原作はアントン・チェーホフの『決闘ロシア語版英語版
2010 ジョン・レノンの魂〜アーティストへの脱皮 苦悩の時代〜英語版
Lennon Naked
ポール・マッカートニー テレビ映画
2012 The Scapegoat (en ポール
2013 Legacy (en ヴィクトル・コスロフ
The Stag (en ダヴィン
2014 オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分
Locke
ドナル 立岡耕造
パレードへようこそ
Pride
ゲシン・ロバーツ 村治学
ジミー、野を駆ける伝説
Jimmy's Hall
シェイマス神父
2015 007 スペクター
Spectre[25]
C(マックス・デンビー) 桐本拓哉
ヴィクター・フランケンシュタイン
Victor Frankenstein
ロデリック・ターピン警部 村治学
2016 ホロウ・クラウン/嘆きの王冠
The Hollow Crown: The Wars of the Roses
ルイ11世 テレビ映画
アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅
Alice Through the Looking Glass
アディソン・ベネット
Swallows and Amazons (en ラズロウ
マイ ビューティフル ガーデン[30][31]
This Beautiful Fantastic
ヴァーノン
ぼくたちのチーム
Handsome Devil
シェリー 桐本拓哉
否定と肯定
Denial
アンソニー・ジュリウス英語版 日本では2017年12月8日公開[32] 水越健
2018 アンソニー・ホプキンスのリア王英語版
King Lear
エドガー テレビ映画
2019 1917 命をかけた伝令
1917
レスリー中尉 小原雅人
2022 少女バーディ ~大人への階段~
CATHERINE CALLED BIRDY
ロロ 赤城進
2023 異人たち
All of Us Strangers
アダム 原作は山田太一の『異人たちとの夏
2025 バック・イン・アクション
Back in Action
TBA Netflixオリジナル映画

Wake Up Dead Man: A Knives Out Mystery
TBA
Pressure
ジェームズ・スタッグ大尉 プリプロダクション

短編映画

[編集]
題名 役名 備考
2001 I Was the Cigarette Girl ティム
2010 Chasing Cotards ハート・エリオット=ヒンウッド
Silent Things ジェイク
2012 Sea Wall アレックス 舞台作品の映像化
2016 The Hope Rooms ショーン

テレビドラマ

[編集]
題名 役名 備考 吹替
2000 経度への挑戦英語版
Longitude
ジョン・キャンベル ミニシリーズ なし
2001 バンド・オブ・ブラザーズ
Band of Brothers
ジョン・“カウボーイ”・ホール二等兵 計2話出演
2003 Killing Hitler スナイパー ドキュメンタリーシリーズ
2004 My Life in Film ジョーンズ
2007 20世紀"核"の内幕 〜米ソ対立とスパイ戦争〜英語版
Nuclear Secrets
アンドレイ・サハロフ ミニシリーズ
計1出演
2008 ジョン・アダムズ英語版
John Adams
ウィリアム・スミス大佐英語版 計4話出演
2010-2017 SHERLOCK(シャーロック)
Sherlock
ジム・モリアーティ 村治学
2010 刑事フォイル
Foyle's War
ジェイムズ・デヴェロー 計1話出演
Garrow's Law キャプテン・ジョーンズ "Episode #2.2"出演 なし
2011 THE HOUR 裏切りのニュース英語版
The Hour
アラム・ル・レイ 計2話出演
2012 Blackout ダリエン・ビーヴァン ミニシリーズ
The Town マーク・ニコラス
2013 Dates[33] クリスティアン ミニシリーズ
"Jenny and Christian"
2019 Fleabag フリーバッグ
Fleabag
神父 内田夕夜
ブラック・ミラー
Black Mirror
クリス Netflixオリジナルドラマ
第5シーズン第2話『待つ男』
玉木雅士
モダン・ラブ 〜今日もNYの街角で〜
Modern Love
トビン Amazon Primeオリジナルドラマ 最上嗣生
2020-2023 ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤
His Dark Materials
グラマン
2022 パーストオブラブ 愛に焦がれて英語版
The Pursuit of Love
ロード・マーリン
2024 リプリー
Ripley
トム・リプリー Netflixオリジナルドラマ 阪口周平

舞台

[編集]
作品名 役名 監督 劇場
受賞
Brighton Beach Memoirs (en スタン
Stan
Rita Tieghe アンドリューズ・レーン・シアター、ダブリン
Andrew's Lane, Dublin
作者を探す六人の登場人物
Six Characters in Search of an Author
息子
The Son
ジョン・クローリー
John Crowley
アベイ座
Abbey Theatre
フィガロの結婚英語版[注 8]
The Marriage of Figaro
ケルビーノ
Cherubino
ブライアン・ブレーディ
Brian Brady
つまらぬ女英語版[注 9]
A Woman of No Importance
ジェラルド・アーバスノット
Gerald Arbuthnot
ベン・バーンズ
Ben Barnes
Lonesome West ウェルシュ神父
Father Welsh
ギャリー・ハインズ
Garry Hynes
ドルイド・シアター・カンパニー英語版
Druid Theatre Co.
夜への長い旅路[注 10]
Long Day's Journey into Night
エドマンド
Edmund
カレル・ライス
Karel Reisz
ゲート・シアター、ダブリン
The Gate, Dublin
ダブリン・キャロル英語版
Dublin Carol
マーク
Mark
イアン・リックソン英語版
Ian Rickson
オールド・ヴィク / ロイヤル・コート・シアター英語版
Old Vic / Royal Court Theatre|Royal Court
The Secret Fall of Constance Wilde アルフレッド・ダグラス[注 11] パトリック・メイソン英語版
Patrick Mason
アベイ座 / バービカン・シアターRSC
Abbey Theatre / Barbican, RSC
The Coming World エド / タイ
Ed / Ty
マーク・ブリックマン
Mark Brickman
ソーホー・シアター英語版
Soho Theatre
Crave (en B ヴィッキー・フェザーストーン英語版
Vicky Featherstone
ロイヤル・コート・シアター
Royal Court
Original Sin[注 12] 天使
Angel
ピーター・ギル (脚本家)英語版
Peter Gill
クルーシブル劇場
Sheffield Crucible
Playing the Victim ヴァルヤ
Valya
リチャード・ウィルソン
Richard Wilson
Told by an Idiot
The Cavalcaders ローリー
Rory
ロビン・ルフェーブル
Robin Lefevre
トリサイクル・シアター英語版
Tricycle Theatre
A Girl in a Car with a Man アレックス
Alex
ジョー・ヒル=ギビンズ英語版
Joe Hill-Gibbins
ロイヤル・コート・シアター
Royal Court
ローレンス・オリヴィエ賞 Award for Outstanding Achievement in an Affiliate Theatre (en
Aristocrats カザミア
Casimir
トム・ケインズ
Tom Cairns
ロイヤル・ナショナル・シアター
National Theatre
Dying City クレイグ / ピーター
Craig / Peter
ジェイムズ・マクドナルド
James McDonald
ロイヤル・コート・シアター
Royal Court
The Vertical Hour (en フィリップ・ルーカス
Philip Lucas
サム・メンデス
Sam Mendes
ミュージック・ボックス・シアター英語版ニューヨーク
The Music Box, NY
ノミネート – –ドラマ・リーグ・アワード英語版
Sea Wall アレックス
Alex
ジョージ・ペリン
George Perrin
ブッシュ・シアター英語版
The Bush Theatre
Roaring Trade ロクサーナ・シルバーと
Roxana Silbert
ソーホー・シアター
Soho Theatre
Cock M ジェームズ・マクドナルド
James McDonald
ロイヤル・コート・シアター
Royal Court
ローレンス・オリヴィエ賞 Award for Outstanding Achievement in an Affiliate Theatre
生活の設計英語版[注 13]
Design for Living
レオ
Leo
アンソニー・ペイジ英語版
Anthony Page
オールド・ヴィク
Old Vic
皇帝とガリラヤ人英語版[注 14]
Emperor and Galilean
ジュリアン(ユリアヌス
Julian
ジョナサン・ケント英語版
Jonathan Kent
ロイヤル・ナショナル・シアター
Birdland (2014) ポール
Paul
キャリー・クラックネル
Carrie Cracknell
ロイヤル・コート・シアター
レターズ・ライブ
Letters Live[34][35]
フリーメーソンズ・ホール
Freemasons' Hall
The Dazzle [36] ラングリー・コリヤー
Langley Collyer
サイモン・エヴァンス
Simon Evans
Found111
プレゼント・ラフター [注 15][37]
Present Laughter
ギャリー・エッセンダイン
Garry Essendine
マシュー・ウォーチャス英語版
Matthew Warchus
オールド・ヴィック・シアター
The Old Vic Theatre

受賞とノミネート歴

[編集]

劇場作品

[編集]
賞名 作品名 結果
1998年 アイリッシュ・タイムズ・シアター・アワード英語版
最優秀助演男優賞
夜への長い旅路
Long Day's Journey into Night
ノミネート
2005年 ローレンス・オリヴィエ賞
Award for Outstanding Achievement in an Affiliate Theatre (en[注 1]
A Girl in a Car with a Man 受賞
2006年 - 2007年 ドラマ・リーグ・アワード英語版
Distinguished Performance[注 16]
The Vertical Hour (en ノミネート
2010年 ローレンス・オリヴィエ賞
Award for Outstanding Achievement in an Affiliate Theatre
Cock 受賞

映画

[編集]
賞名 作品名 結果
2003年 アイルランド映画・テレビアカデミー賞英語版 (1st Irish Film & Television Awards
最優秀主演男優賞
Dead Bodies (en 受賞
2004年 ベルリン国際映画祭
シューティング・スター賞
 –
受賞
2014年 アイルランド映画・テレビアカデミー賞 (11th Irish Film & Television Awards
最優秀主演男優賞長編映画部門[注 17]
The Stag (en ノミネート
第17回英国インディペンデント映画賞
最優秀助演男優賞
パレードへようこそ
The Pride
受賞
2015年 アイルランド映画・テレビアカデミー賞 (12th Irish Film & Television Awards
最優秀助演男優賞長編映画部門[注 18]
ノミネート

テレビ

[編集]
賞名 作品名 結果
2012年 英国アカデミー賞テレビ部門
最優秀助演男優賞 (en[1][38]
SHERLOCK(シャーロック)
Sherlock
受賞
BBCオーディオ・ドラマ・アワード英語版
最優秀助演男優賞
Referee 受賞
2013年 アイルランド映画・テレビアカデミー賞 (10th Irish Film & Television Awards
最優秀助演男優賞テレビ部門[1]
SHERLOCK(シャーロック)
Sherlock
受賞
BBCオーディオ・ドラマ・アワード
最優秀男優賞
背信英語版
Betrayal
受賞

日本語吹き替え

[編集]

20世紀"核"の内幕 〜米ソ対立とスパイ戦争〜』以降、村治学が多くの作品で担当している。

このほかにも、桐本拓哉内田夕夜最上嗣生小原雅人なども声を当てている。

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ a b 意味は「提携劇場での顕著な業績に対する賞」。
  2. ^ 英語の "Aristocrat" には「貴族」という意味がある。
  3. ^ 「ジュリアン」はユリアヌスの英語読み。
  4. ^ 原文:"Mercifully, these days people don't see being gay as a character flaw. But nor is it a virtue, like kindness. Or a talent, like playing the banjo. It's just a fact. Of course, it's part of my make-up, but I don't want to trade on it."[27]
  5. ^ 原文:"There isn't a huge amount of footage of Russians speaking English as a second language, so I started looking at Vladimir Putin videos on YouTube. But then Putin introduced anti-gay legislation this summer – so, being a gay person, I switched to Rudolf Nureyev videos instead. It was another Nureyev defection of sorts!"[27]
  6. ^ ヌレエフ自身はバイセクシャルだったと記録されている(但し女性関係のほとんどはプラトニックな関係で終わった)[28]
  7. ^ 「レインボー・カラー」は、レインボー・フラッグにも見られるように、LGBTの象徴的な色である。
  8. ^ オペラ『フィガロの結婚』の原作戯曲。
  9. ^ アイルランド出身の劇作家オスカー・ワイルドによる作品。
  10. ^ 原作はユージン・オニール
  11. ^ オスカー・ワイルドの男色相手として知られる英国の作家。またこの戯曲のタイトルにもある「コンスタンス」はワイルド自身の妻の名前である (Constance Wilde
  12. ^ タイトルは「原罪」との意味。
  13. ^ ノエル・カワード作の戯曲。
  14. ^ ヘンリック・イプセンの叙事詩。
  15. ^ ノエル・カワード作。ナショナル・シアター・ライヴにて日本では2020年10月9日から上映予定
  16. ^ 意味は「突出した演技」。
  17. ^ 英: Actor in a Lead Role in a Feature Film
  18. ^ 英: Actor in a Supporting Role in a Feature Film

出典

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参考文献

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  • スティーヴ・トライブ 著、日暮雅通 訳『シャーロック・クロニクル』早川書房、2014年12月25日。ASIN 4152095121ISBN 978-4-15-209512-1OCLC 899971154全国書誌番号:22518008ASIN B00SXTKUVYKindle版)。 

外部リンク

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