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「太田和美 (政治家)」の版間の差分

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2016年11月13日 (日) 03:46時点における版

太田 和美
おおた かずみ
ファイル:2012-carender.jpg
太田かずみ事務所2012カレンダーより
生年月日 (1979-08-28) 1979年8月28日(45歳)
出生地 千葉県柏市
出身校 千葉県立沼南高柳高等学校
所属政党民主党小沢グループ)→)
国民の生活が第一→)
生活の党→)
維新の党→)
民進党
公式サイト 衆議院議員 太田かずみ公式ホームページ

選挙区千葉7区→)
福島2区→)
千葉8区→)
比例南関東ブロック
当選回数 3回
在任期間 2006年-2012年
2014年12月14日 - 現職

選挙区 松戸市
当選回数 1回
在任期間 2005年 - 2006年
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太田 和美(おおた かずみ、女性、1979年(昭和54年)8月28日 - )は、日本政治家民進党所属の衆議院議員(3期)。

千葉県議会議員(1期)を務めた。

略歴

千葉県柏市出身。

政歴

千葉県議会議員

2005年(平成17年)の、千葉県議会議員補欠選挙にて松戸市選挙区から民主党公認として立候補。得票数71,772票を得て、千葉県議会史上最年少の25歳6ヶ月で当選した。

衆議院議員

民主党

2006年(平成18年)4月23日、千葉7区にて自民党公認で当選した松本和巳陣営の選挙違反事件に伴う衆議院補欠選挙に立候補し、得票数87,046票を得て衆議院議員初当選。この補選には当初、選挙区で松本に敗れ比例復活で当選した内山晃が鞍替え出馬すると見られていたが、当時党員資格停止中だった永田寿康堀江メール問題で党の支持率が低迷していたことから鞍替え出馬を見送り、4月7日に選出された小沢一郎党新代表の許で太田が補選への出馬を表明するに至った。この選挙では、「負け組ゼロへ」をキャッチコピーに、選挙カーにはほとんど乗らず自転車で選挙区内を回り地元出身をアピールする戦術に徹し、自民党公認の齋藤健に対して955票という僅差で勝利を手にした。当選後は経済産業委員会政治倫理審査会に所属。

2007年(平成19年)、次期衆院選に対する党内の公認調整の結果、第45回衆議院議員総選挙では内山が千葉7区の小選挙区候補として公認されることが内定した。太田は他の選挙区に国替えを求められたが、2008年(平成20年)9月、母が福島県いわき市、祖父母が同じく会津地方出身である地縁により福島2区からの出馬が内定した。

2009年(平成21年)、8月の衆議院議員総選挙では「福島にお嫁にきました」と銘打った選挙戦を展開。得票数131,306票を得て再選。小沢ガールズ報道される。

2012年(平成24年)、内閣総理大臣野田佳彦消費税増税などを含む社会保障・税一体改革関連法案の提出を表明した際には、法案の内容を批判した[注釈 1]衆議院本会議における社会保障・税一体改革関連法案の採決では、党の公約を守るため反対票を投じた。7月2日に離党届を提出するも受理されず、同月9日に除籍処分が確定した[1]

国民の生活が第一、日本未来の党、生活の党

2012年7月11日の「国民の生活が第一」結党に参加し[2]、同年8月28日、党福島県総支部連合会(県連)代表に就任[3]。12月16日の第46回衆議院議員総選挙には日本未来の党公認で福島2区から出馬するも落選[4]

2013年(平成25年)7月、生活の党から第23回参議院議員通常選挙における第5次公認候補として千葉県選挙区で出馬したが落選した。

維新の党

2014年(平成26年)の第47回衆議院議員総選挙維新の党公認で千葉8区から立候補することが発表された[5][6]。小選挙区では自民党公認の桜田義孝に敗れたものの、比例南関東ブロックで復活当選を果たし、2年ぶりの国政復帰を果たした。

2015年(平成27年)4月4日上西小百合が除名されたことにより維新の党唯一の女性国会議員となった。

民進党

2016年(平成28年)3月27日、民主党維新の党が合流し、改革結集の会の一部議員や無所属議員なども参加して民進党が結成される[7]。現在同党に所属[8]

選挙歴

当落 選挙 施行日 選挙区 政党 得票数 得票率 得票順位
/候補者数
比例区 惜敗率
千葉県議会議員補欠選挙 2005年3月13日 松戸市 民主党 71,772 50.09% 1/2 - -
第44回衆議院議員補欠選挙 2006年4月23日 千葉7区 民主党 87,046 45.36% 1/5 - -
第45回衆議院議員総選挙 2009年8月30日 福島2区 民主党 131,306 52.6% 1/3 重複 -
第46回衆議院議員総選挙 2012年12月16日 福島2区 日本未来の党 26,821 14.1% 3/5 重複 26.6
第23回参議院議員通常選挙 2013年7月21日 千葉県選挙区 生活の党 148,240 6.2% 7/9 - 38.1
比当 第47回衆議院議員総選挙 2014年12月14日 比例南関東ブロック(千葉8区) 維新の党 69,667 34.8% 2/3 重複 70.6

政党での役職

民主党

  • 青年局長
  • 男女共同参画局長
  • 国民運動副委員長
  • 福島県総支部連合会副代表

国民の生活が第一

  • 国会対策委員長代理
  • 福島県総支部連合会代表

維新の党

  • 国会対策筆頭副委員長
  • 千葉県総支部代表

政策・主張

  • 「福島で原発事故を経験したものとして、生涯をかけて原子力のない生活を築きたい」(2013年5月30日読売新聞)として、原子力発電所の廃止を訴えている。
  • 国際協力機構(JICA)訓練所の統廃合案が浮上した際、青年海外協力隊の規模が縮小されることを懸念し「途上国へのボランティアは「草の根」外交官であり相手国の社会経済の発展に貢献し友好親善を深めることで、日本の国益の拡大に大きな役割を果たしている。」として、現在のままでの存続(統廃合の見送り)を主張した。
  • 社会保険病院等の公的医療機関が存続を危ぶまれる事態となった際に、「その中には地域の中核的な公的医療機関として救急医療や災害医療、小児医療など重要な役割を担ってきた病院もある。全国すべての社保病院を例外なく廃止するのはいかがなものか」と主張し、独立行政法人地域医療機能推進機構法の成立に力を注いだ。
  • 朝日新聞による外国人参政権付与に関するアンケートでは、日本国籍を持たない者に対する地方参政権の付与について慎重な姿勢を示している。
  • 選択的夫婦別姓制度導入について、「どちらとも言えない」としている[9]

国会などでの主な発言

上野東京ラインの計画について、「宇都宮線高崎線常磐線の乗り入れを公平に行っていただきたい」と要望[10]

「国の責任で若者の就労支援に力を入れるべき」としてキャリア教育や就労支援、雇用政策を提案。また、若年者の雇用安定法案を提出。

東日本大震災に対処するための特別の財政援助法の適用指定がされていない被災自治体への特定被災地方公共団体の追加指定を行うよう平野達男防災担当大臣に直談判をする。

→2011年8月12日に福島県本宮市安達郡大玉村など東北地方を中心に26市町村を追加する閣議決定がなされる。

東京電力福島原発事故に伴う食肉牛のセシウム検出問題において、「福島県産の牛の全頭検査をし、消費者の信頼を取り戻すように」と全頭検査の必要性を強く訴える。

→2011年9月から福島県より出荷される食肉牛の全頭検査が実施される。

ガソリン値下げ隊

  • 第169回国会ではガソリン税暫定税率の値下げを求める民主党のパフォーマンス集団「ガソリン値下げ隊」(隊長:川内博史衆議院議員)に所属した。
  • 政権交代後、民主党政権がガソリン税暫定税率の事実上の維持を発表した後、スーパーニュース(2009年12月22日放送)において「ガソリン値下げ隊として活動されてましたが」という問いに「そうでしたっけ? フフフ」と過去の活動を物忘れするような発言をしており、これを視聴した一部の有権者は彼女の政治信条に対し不信の念を抱くことになった。その後公式サイトにおいて、「そうでしたっけ?」という発言は「私以外の隊長はじめいろいろな方々がもっと立派に活躍していたと謙遜して発言したもの」「今回の決定はマニフェストの不履行ではなく履行遅滞」と発表した。なお、「そうでしたっけ? フフフ」はFNNの悪質な印象操作であると当時のページで主張している。

造反

  • 2011年(平成23年)6月2日の衆議院本会議で菅内閣不信任決議案に棄権したため、党員資格停止3か月の処分を受けた。
  • 2011年(平成23年)12月6日の衆議院本会議で、ヨルダンベトナムなど4か国に、日本の原子力関連の技術や設備を輸出できるようにする原子力協定締結の承認案に棄権した。原発事故が収束していない中で、福島県選出の国会議員として原子力の輸出に賛成はできないと説明している。
  • 2012年(平成24年)6月26日の衆議院本会議で、消費税増税法案、社会保障制度改革推進法案、認定こども園法改正案に反対票を投じた。この際、後に内閣総理大臣となる議員も経験し、大物政治家への登竜門とも言われる本会議の議事進行係を差し替えられた。

エピソード

  • 2006年(平成18年)の衆議院補欠選挙に立候補を表明した際、党国会対策委員長を務めていた渡部恒三から「民主党のジャンヌ・ダルク」「民主党の由美かおる」と評された。
  • 選挙期間中、週刊誌などでキャバクラに勤めていた過去や補導歴があることが報じられ、選挙陣営はこれを事実と認めた。キャバクラに関しては「友人と一緒に2ヶ月ほど働いていた」と認めた。当選後の記者会見で、「社会経験としてほんの少し勤めていたことがあります。ただ、それが否定されることとは思っていない。キャバクラで働く人たちはOLも多く、遊びではなく、生活が苦しいから、寝る時間を惜しんで働いている。女性の雇用問題として、国会で訴えていきたい」という表現で問題の終息をはかった。以後、一部のスポーツ新聞や週刊誌では「元キャバ嬢議員」と表されることがある。
  • 太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中に出演した際、共演者の有吉弘行から「場末のスナック」と命名された。

テレビ出演

脚注

注釈

  1. ^ 野田は「消費税の引き上げを現在の衆議院議員の任期終了後となる14年4月を予定しているため、公約違反ではありません」と述べている。j-cast2012年1月27日

関連項目

外部リンク