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「Google 翻訳」の版間の差分

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**アラビア語のローマ字表記を提供終了。
**アラビア語のローマ字表記を提供終了。
**スペル チェック機能の追加。
**スペル チェック機能の追加。
**eSpeak による音声合成による発音機能から、[[:en:SVOX|SVOX]]によるネイティブスピーカーの自然音声へ切り替え。(中国語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、フィンランド語、ギリシャ語、ハンガリー語、ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語、ロシア語、スウェーデン語、トルコ語)
**eSpeak による音声合成による発音機能から、[[:en:SVOX|SVOX]]による母語話者の自然音声へ切り替え。(中国語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、フィンランド語、ギリシャ語、ハンガリー語、ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語、ロシア語、スウェーデン語、トルコ語)
**アラビア語、日本語、韓国語の発音サービス開始。
**アラビア語、日本語、韓国語の発音サービス開始。
*第23期 (2011年1月~)
*第23期 (2011年1月~)

2017年2月27日 (月) 18:30時点における版

Google 翻訳
URL translate.google.co.jp
言語 多言語
タイプ 翻訳
運営者 Google Inc.
設立者 Google Inc.
現在の状態 運営中

Google 翻訳(グーグルほんやく、英語:Google Translate)はGoogleが提供する翻訳サイトで、テキストの一部分、もしくはウェブページ全体を別の言語に翻訳するサービスである[1]。文章の言語識別や、入力した文字を即座に反映させるリアルタイム翻訳、音声入力機能を持つ。

特長

Babel FishAOLYahoo!などの内部的にSYSTRANを使う翻訳サービスと異なり、Google翻訳は独自の翻訳エンジンを使っている。Googleの翻訳エンジンは、機械翻訳の中でも統計的機械翻訳という手法を用いている。この手法は、the United Nations Documentsをコーパスとして磨かれてきた。このコーパスは二百億程度の語から成る。元となる資料と、これを目標の言語に訳したもの(国連の翻訳者の手によるもの)とを使ってパターンを探り、それから翻訳に必要なエキスパートシステムを作るのである。

またGoogle翻訳はChromeブラウザに統合されており、外国語のWEBサイト全体を自動翻訳する機能が備わっている。

現在はすべての言語同士で翻訳可能となっているが、どの言語からでも直接翻訳するというわけではなく、英語などを介する重訳になることが多い[2]。このため、指定した言語と異なる言語(主に英語)のテキストを入力しても翻訳されるといった現象が起きる。

Google翻訳は語彙力が強い[3]が、様々な言葉(例:番組名や専門用語等)が全く関係ない言葉に翻訳されるという問題もおこった。長文になればなるほど、翻訳精度は落ちるので、一文を短文にするのが望ましい。ちなみに、日本語と韓国語は文法が似てることから日本語と韓国語間の翻訳精度はとてもよい。

2016年に翻訳アルゴリズムがニューラルネットワークを使用したものに変更され、翻訳の精度が向上した。従来のアルゴリズムとは異なり、文をパーツごとではなく全体として扱うため、より正確な訳語の候補を見つけられるとしている[4]

モバイルアプリケーション

Google翻訳 (アプリケーション)
作者 Google
開発元 Google
最新版
5.5.0 (Android) / 2016年10月26日 (7年前) (2016-10-26)
5.3.1 (iOS) / 2016年10月14日 (7年前) (2016-10-14)
対応OS Android
iOS 6.0以降
対応言語 多言語
サポート状況 開発中
種別 翻訳
公式サイト translate.google.co.jp ウィキデータを編集
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Google翻訳は、モバイル用としてAndroidとiOS向けに提供されている。音声入力や多言語翻訳、リアルタイム翻訳などウェブ版で使用できる基本機能は押えてあり、これに加えてモバイル向けの機能がいくつか追加されている。

モバイル向けの機能

会話モード
会話モードとは、二人以上の相手と会話する際に、Google翻訳がシームレスに相手の母国語に切り替えを行う機能である[5]
この機能は音声入力で翻訳を行い、話し終わった境目で自動翻訳が実行されて、翻訳された言葉が機械音声で読み上げられる。この直後で自動的に相手の母国語に切り替えられ、次の音声入力が開始される繰り返しとなる。
オフライン翻訳
オフライン翻訳とは、翻訳に必要なアルゴリズムやデータなどを予め端末側にダウンロードしておく事で、データ通信が使えない環境でもGoogle 翻訳を使用できるようにする機能である[6]
カメラ入力
カメラ入力とは、端末のカメラで撮影し、その写真に写り込んだ文字を読み取る機能である[7]一部対応した言語では、撮影と翻訳を同時に行える。
手書き入力
手書き入力とは、画面上に専用の入力パッドを表示して、パッド上に直接文字を書いて入力を行う機能である。仮想キーボードでは入力が困難な言語で活用される[8]

翻訳可能な言語

(年代順)

出典

関連項目

外部リンク