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非常用設備として折り返し設備([[分岐器#形状による分類|渡り線]])を[[江田駅 (神奈川県)|江田駅]]側に有する(2003年7月新設)が、通常は使用されない。主にあざみ野 - 長津田間で事故等が発生した際に使用されている。また、以前臨時で設定されていた当駅[[始発]]列車は江田駅の[[待避駅|待避線]]で[[停車場#側線|留置]]していた。 |
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田園都市線の急行運転開始当初は通過駅であったが、横浜市営地下鉄の接続駅となり乗降人数が増え、市民および横浜市からの強い要請もあり、2002年3月28日のダイヤ改正時に急行停車駅となった<ref>[http://web.archive.org/web/20010219072152/http://www.city.yokohama.jp/ne/news/arc/mpr/2000/00100301.html 横浜市発表資料「田園都市線あざみ野駅への急行停車が実現へ」(2000年10月)](2001年2月19日時点の[[インターネット |
田園都市線の急行運転開始当初は通過駅であったが、横浜市営地下鉄の接続駅となり乗降人数が増え、市民および横浜市からの強い要請もあり、2002年3月28日のダイヤ改正時に急行停車駅となった<ref>[http://web.archive.org/web/20010219072152/http://www.city.yokohama.jp/ne/news/arc/mpr/2000/00100301.html 横浜市発表資料「田園都市線あざみ野駅への急行停車が実現へ」(2000年10月)](2001年2月19日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。 |
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2017年9月4日 (月) 17:09時点における版
あざみ野駅 | |
---|---|
田園都市線あざみ野駅西口(2011年11月) | |
あざみの Azamino | |
所在地 | 横浜市青葉区あざみ野二丁目 |
所属事業者 |
東京急行電鉄(駅詳細) 横浜市交通局(駅詳細) |
あざみ野駅(あざみのえき)は、神奈川県横浜市青葉区あざみ野二丁目にある、東京急行電鉄(東急)と横浜市交通局(横浜市営地下鉄)の駅である。
乗り入れ路線
東急の田園都市線と、横浜市営地下鉄のブルーラインが乗り入れ、接続駅となっている。ただし「ブルーライン」は営業上の路線呼称であり、正式路線名は当駅から関内駅まで「3号線」である。
歴史
- 1975年(昭和50年)12月 - 着工。
- 1977年(昭和52年)5月25日 - 東急の駅が開業[1]。
- 1993年(平成5年)3月18日 - 横浜市営地下鉄3号線(ブルーライン)が新横浜駅から延伸、乗換駅となる[1]。
- 2002年(平成14年)3月28日 - 東急田園都市線の急行停車駅となる。
- 2006年(平成18年) - 西口ロータリー改良工事が施行・完成。
- 3月末 - 交差点の改良(横断歩道の位置変更、歩行者横断専用時間の設定)が完成。
- 7月末 - 一般車・タクシー・バスの各専用レーンが完成。
- 8月 - 駅東西を結ぶ道路に右折レーンを設置。
- 2008年(平成20年)7月末 - 西口駅前広場上屋拡張が完成。
- 2012年(平成24年)5月末 - docomo Wi-Fiによる、無線LANサービス開始。
- 2015年(平成27年)7月18日 - 横浜市営地下鉄のダイヤ改正により運行を開始した快速の停車駅に設定される。
駅名の由来
駅構造
東急 あざみ野駅 | |
---|---|
あざみの Azamino | |
◄DT15 たまプラーザ (1.1 km) (1.1 km) 江田 DT17► | |
所在地 | 横浜市青葉区あざみ野二丁目1番地1 |
駅番号 | DT 16 |
所属事業者 | 東京急行電鉄(東急) |
所属路線 | 田園都市線 |
キロ程 | 18.2 km(渋谷起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
135,448人/日 -2016年- |
開業年月日 | 1977年(昭和52年)5月25日[1] |
東京急行電鉄
相対式ホーム2面2線を有する高架駅。改札口は1階にあり、ホームは2階にある。
非常用設備として折り返し設備(渡り線)を江田駅側に有する(2003年7月新設)が、通常は使用されない。主にあざみ野 - 長津田間で事故等が発生した際に使用されている。また、以前臨時で設定されていた当駅始発列車は江田駅の待避線で留置していた。
田園都市線の急行運転開始当初は通過駅であったが、横浜市営地下鉄の接続駅となり乗降人数が増え、市民および横浜市からの強い要請もあり、2002年3月28日のダイヤ改正時に急行停車駅となった[2]。
駅長所在駅。あざみ野管内として当駅 - 田奈間を管理している。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 田園都市線 | 下り | 長津田・中央林間方面 |
2 | 上り | 二子玉川・渋谷・ 半蔵門線 押上・ 東武線 春日部方面 |
駅構内設備
有人の定期券売り場は1階にあり、東急バスの定期券も併売される。
待合室はない。上りホームに売店があり、下りホームには洋菓子店「123ファクトリー」がある。改札内には東急グルメフロント運営の蕎麦屋「しぶそば」がある。
改札外駅構内にはあざみ野駅内郵便局、横浜市市民局あざみ野駅行政サービスコーナーがある。2004年11月20日にはランキンランキン、カフェ、惣菜屋、テコプラザ、青葉区役所出張所などの8店舗の小型商業施設も開業した。
トイレは改札内1階と小型商業施設の奥にある。
-
東急あざみ野駅改札(2008年11月1日)
-
東急あざみ野駅ホーム(2008年3月28日)
-
駅全景 中央林間方は谷で渋谷方が高架となっている(2009年2月)
-
ホームと線路 駅が直線上にあることが分かる(2009年2月)
横浜市営地下鉄
横浜市交通局 あざみ野駅 | |
---|---|
あざみの Azamino | |
◄B31 中川 (1.5km) | |
所在地 | 横浜市青葉区あざみ野二丁目2-20 |
駅番号 | ●B32 |
所属事業者 | 横浜市交通局(横浜市営地下鉄) |
所属路線 | ブルーライン(3号線) |
キロ程 |
20.7km(関内*起点) 湘南台から40.4 km |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
80,749人/日 -2016年- |
開業年月日 | 1993年(平成5年)3月18日[1] |
備考 | *3号線の起点として |
島式ホーム1面2線を有する地下駅である。改札口は地下1階にあり、ホームは地下3階にある。
2007年4月7日にホームドアの使用を開始した。
駅長所在駅。あざみ野管区駅として当駅 - 仲町台間を管理している[3][4]。
配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
のりば
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1・2 | ブルーライン | 横浜・湘南台方面 |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。
駅構内設備
バス定期券売り場は2008年4月19日をもって営業を終了した。同所での地下鉄定期券の販売は2007年夏で終了した。待合室はない。トイレは地下1階にある。
改札外駅構内にコンビニエンスストア、売店、上島珈琲店、赤ちゃん休憩室(授乳室)がある。
-
2番出入口(2016年10月22日)
-
通路(2016年10月22日)
-
地下鉄あざみ野駅ホーム(2008年3月27日)
-
改札口(2016年10月22日)
利用状況
- 東京急行電鉄 - 2016年度の1日平均乗降人員は135,448人である[利用客数 1]。
- 田園都市線内の駅では三軒茶屋駅に次ぐ第4位。
- 横浜市営地下鉄 - 2016年度の1日平均乗降人員は80,749人である[乗降データ 1]。
- 同局の駅ではセンター南駅に次ぐ第5位。
年度別1日平均乗降人員
近年の1日平均乗降人員推移は下記の通り。
年度 | 東京急行電鉄 | 横浜市営地下鉄 | ||
---|---|---|---|---|
1日平均 乗降人員 |
増加率 | 1日平均 乗降人員 |
増加率 | |
1999年(平成11年) | 66,859 | |||
2000年(平成12年) | 70,999 | 6.2% | ||
2001年(平成13年) | 72,797 | 2.5% | ||
2002年(平成14年) | 107,606 | 74,219 | 2.0% | |
2003年(平成15年) | 114,137 | 6.1% | 76,254 | 2.7% |
2004年(平成16年) | 119,584 | 4.8% | 78,860 | 3.4% |
2005年(平成17年) | 125,464 | 4.9% | 81,992 | 4.0% |
2006年(平成18年) | 131,186 | 4.6% | 85,147 | 3.8% |
2007年(平成19年) | 137,021 | 4.4% | 91,621 | 7.6% |
2008年(平成20年) | 130,785 | -4.6% | 78,746 | -14.1% |
2009年(平成21年) | 129,691 | -0.8% | 77,384 | -1.7% |
2010年(平成22年) | 129,393 | -0.2% | 77,158 | -0.3% |
2011年(平成23年) | 128,986 | -0.3% | 76,487 | -0.9% |
2012年(平成24年) | 131,497 | 1.9% | 76,487 | 2.5% |
2013年(平成25年) | 134,569 | 2.3% | 80,213 | 2.3% |
2014年(平成26年) | 133,283 | -1.0% | 79,061 | -1.4% |
2015年(平成27年) | 134,691 | 1.1% | 80,176 | 1.4% |
2016年(平成28年) | 135,448 | 0.6% | 80,749 | 0.7% |
年度別1日平均乗車人員(1980年 - 2000年)
近年の1日平均乗車人員推移は下記の通り。
年度 | 東京急行電鉄 | 横浜市営 地下鉄 |
出典 |
---|---|---|---|
1980年(昭和55年) | 9,688 | 未開業 | |
1981年(昭和56年) | 11,447 | ||
1982年(昭和57年) | 13,142 | ||
1983年(昭和58年) | 14,407 | ||
1984年(昭和59年) | 15,367 | ||
1985年(昭和60年) | 16,351 | ||
1986年(昭和61年) | 17,047 | ||
1987年(昭和62年) | 17,680 | ||
1988年(昭和63年) | 18,967 | ||
1989年(平成元年) | 19,874 | ||
1990年(平成 | 2年)21,529 | ||
1991年(平成 | 3年)22,653 | ||
1992年(平成 | 4年)23,457 | [注釈 1] 31,981 | |
1993年(平成 | 5年)35,467 | 19,340 | |
1994年(平成 | 6年)39,345 | 22,979 | |
1995年(平成 | 7年)41,450 | 25,337 | [乗降データ 3] |
1996年(平成 | 8年)42,920 | 27,110 | |
1997年(平成 | 9年)44,376 | 29,598 | |
1998年(平成10年) | 46,639 | 32,362 | [神奈川県統計 1] |
1999年(平成11年) | 48,341 | 33,714 | [神奈川県統計 2] |
2000年(平成12年) | 50,483 | 35,842 | [神奈川県統計 2] |
年度別1日平均乗車人員(2001年以降)
近年の1日平均乗車人員推移は下記の通り。
年度 | 東京急行電鉄 | 横浜市営地下鉄 | 出典 |
---|---|---|---|
2001年(平成13年) | 51,702 | 35,855 | [神奈川県統計 3] |
2002年(平成14年) | 54,690 | 36,803 | [神奈川県統計 4] |
2003年(平成15年) | 57,702 | 37,542 | [神奈川県統計 5] |
2004年(平成16年) | 59,975 | 38,668 | [神奈川県統計 6] |
2005年(平成17年) | 62,958 | 39,926 | [神奈川県統計 7] |
2006年(平成18年) | 65,788 | 41,570 | [神奈川県統計 8] |
2007年(平成19年) | 68,765 | 46,055 | [神奈川県統計 9] |
2008年(平成20年) | 66,017 | 39,680 | [神奈川県統計 10] |
2009年(平成21年) | 64,891 | 39,020 | [神奈川県統計 11] |
2010年(平成22年) | 64,755 | 38,897 | [神奈川県統計 12] |
2011年(平成23年) | 64,610 | 38,548 | [神奈川県統計 13] |
2012年(平成24年) | 65,848 | 39,496 | [神奈川県統計 14] |
2013年(平成25年) | 67,355 | 40,424 | [神奈川県統計 15] |
2014年(平成26年) | 66,719 | 39,879 | [神奈川県統計 16] |
2015年(平成27年) | 67,590 | 40,474 | [神奈川県統計 17] |
2016年(平成28年) | 67,736 | 40,790 |
- 注釈
- ^ 1993年3月18日開業で14日間のデータ
駅周辺
-
駅東口交差点付近
-
駅西口広場。バス、タクシー、一般車のレーンが分けられ、バス乗り場の上家も拡張された(2008年11月1日)。
-
西口(2009年2月)
-
西口 バスターミナルとタクシー乗り場の様子(中央林間方より撮影)(2009年2月)
-
西口 駅前の様子(2009年2月)
東急東口
店舗など
- 東名ハイウェイバス・小田急箱根高速バスほか 東名江田バス停(約900m)
- あざみ野東急ストア - 建物は東京急行電鉄所有。
- ルームズ大正堂 あざみ野店
- 横浜銀行 あざみ野支店
- 横浜信用金庫 あざみ野支店
- アキュフェーズ 本社
東急西口
2006年に西口ロータリー改良工事が施工された。これにより、歩行者が駅前広場内を横断したり、交差点での自動車の渋滞、駅前広場内で一般車がバスやタクシーの走行を阻害するといった問題が解決された。また、2008年7月末には西口駅前広場上家拡張工事が完成し、雨の日にバスを待つ列に並ぶ際に傘をさす必要がなくなった。
店舗など
- 青葉警察署 あざみ野駅前交番
- 横浜あざみ野郵便局
- みずほ銀行 あざみ野支店(旧・富士銀行店舗)
- ダイコクドラッグ
- 劇団四季あざみ野四季芸術センター - 1983年に劇団四季創立30周年を記念して建設された。劇団四季の稽古場、倉庫がある。
- カリタス女子短期大学
- 三井住友銀行あざみ野支店
地下鉄出口1
- 横浜信用金庫 あざみ野支店
- 横浜銀行 あざみ野支店
- 新石川中村公園
- 向根公園
地下鉄出口2
- 横浜市山内地区センター
- 横浜市山内図書館
地下鉄出口3
- 田園都市線あざみ野駅
- あざみ野東急ストア
- 横浜市立あざみ野中学校
- 横浜市立あざみ野第一小学校
地下鉄出口4
- あざみ野駅内郵便局
- みずほ銀行 あざみ野支店
路線バス
西口
あざみ野駅
乗場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行事業者 |
---|---|---|---|---|
1番 | あ24 | あざみ野団地・もみの木台 | 虹が丘営業所 | ■東急 |
新23 | もみの木台・真福寺・山口台中央 | 新百合ヶ丘駅 | ■東急 ■小田急 | |
向11 | 保木入口・聖マリアンナ医科大学 | 向ヶ丘遊園駅 | ■小田急 | |
保木入口 | 登戸営業所 | |||
2番 | あ71 | 黒須田 | あざみ野ガーデンズ |
■東急 |
あ72 | みすずが丘 | |||
た51 | 保木入口 | たまプラーザ駅 | ||
東名江田 | 江田駅 | |||
保木 | 虹が丘営業所 | |||
3番 | 急行 | もみの木台・虹が丘団地 | すすき野団地 | ■東急 |
た26 あ27 |
もみの木台・虹が丘団地 | すすき野団地 | ||
鷺21 あ28 |
あざみ野団地・もみの木台 | 虹が丘営業所 | ||
4番 | た26 | 新石川二丁目 | たまプラーザ駅 | ■東急 |
あ29 | 荏子田三丁目 | 美しが丘西 田園調布学園大学前 | ||
5番 | た63 | 元石川高校 | たまプラーザ駅 | ■東急 |
西口バスターミナルから離れたところに専修大学生田キャンパスへのスクールバス乗り場がある。(学生以外は乗車できない)
付記
- 駅ナンバリングを採用した現デザインの駅名標導入までの約1年間、通常の東急共通の赤色帯ではなく、田園都市線のイメージカラーである青緑色の帯の駅名標になっていた。
- 田園都市線の駅開業時に制作された記念乗車券は1978年の「第1回記念きっぷ大賞」で、私鉄部門大賞を受賞した。当駅と菊名駅、桜新町駅、つくし野駅、蓮沼駅、藤が丘駅の5駅間の乗車券がセットされ、それぞれにちなむ植物が描かれていた。
- 横浜市営地下鉄ブルーラインは、当駅からすすき野を経由して新百合ヶ丘まで延伸する計画[5]があるが、2009年時点では具体化していない。
- 中国語(簡体字)での表記は「蓟野」であり、日本の字体に置き換えると高知県高知市にある四国旅客鉄道(JR四国)土讃線の「薊野(あぞうの)」駅と同じものとなっている。
隣の駅
- 横浜市交通局
- ブルーライン(3号線)
- ■快速・■普通(快速は新羽まで各駅に停車)
- 中川駅 (B31) - あざみ野駅 (B32)
- ■快速・■普通(快速は新羽まで各駅に停車)
脚注
- ^ a b c d 東急の駅、p.174。
- ^ 横浜市発表資料「田園都市線あざみ野駅への急行停車が実現へ」(2000年10月)(2001年2月19日時点のアーカイブ)
- ^ 横浜市交通局現業機関設置規程
- ^ ただし、センター北はセンター北管区駅管轄。
- ^ 詳しくは「横浜市営地下鉄ブルーライン#延伸計画」を参照。
出典
- 私鉄・地下鉄の1日平均利用客数
- ^ 2016年度乗降人員 - 東急電鉄
- 私鉄・地下鉄の統計データ
- 神奈川県県勢要覧
参考文献
- 宮田道一『東急の駅 今昔・昭和の面影』JTBパブリッシング、2008年9月1日。ISBN 9784533071669。
関連項目
外部リンク