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'''オウム真理教の階級'''(おうむしんりきょうのかいきゅう)は[[オウム真理教]]の序列を示す称号である。教団としての名称は'''ステージ'''という。 |
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それぞれの成就者に括弧内の称号が与えられた。なお正大師より上に到った信徒はいない。90年まではシッシャにも六段階のステージがありより綿密に初期課程の区別が付けられていた。 |
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1995年9月の「アヌッタラサッチャ」1号では、大乗のヨーガ(正大師)より上にアストラル・ヨーガ、その上にコーザル・ヨーガがあるが、現在(雑誌刊行時)成就者はいないとされ、最上に「最終解脱者(尊師)」があるとされる{{Sfn|沼田|1996|p=107}}。 |
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*シッシャ (ブフー → ブハー → スワハ → マハー → ジャナー → タパー) |
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ヨーガと教学の両面を重視する綿密なカリキュラムが組まれたが、[[第39回衆議院議員総選挙|第39回衆院選]]惨敗による組織激変の中で短命のまま立ち消えとなった。 |
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*師補(スワミ) |
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*サマナ (サマナ長 ‐ サマナ ‐ サマナ見習) |
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1994年6月には[[省庁制 (オウム真理教)|省庁制]]を導入し「神聖法皇」「皇子」「大臣」「長 |
1994年6月には[[省庁制 (オウム真理教)|省庁制]]を導入し「神聖法皇」「皇子」「大臣」「長官」等の擬似国家的な称号も登場した。 |
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;1994年6月頃の階級<ref>降幡賢一『オウム法廷2上』 p.27</ref> |
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*(正報師)<ref name="seihou">[[滝本太郎]]や麻原の次女・松本宇未によると、麻原の四女・松本聡香が正報師の位にあるという(滝本太郎ブログ「[https://web.archive.org/web/20180307023225/http://sky.ap.teacup.com/takitaro/1850.html 某弁護士日記]」 2018年2月6日閲覧、松本宇未ブログ「[https://ameblo.jp/matsumoto-umi/entry-12024010256.html 木の葉が沈み石がうく]」 2018/1/26閲覧)</ref> |
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*見習(サマナ見習) |
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師は菩薩グループと愛欲天グループに分かれている。双方とも別グループの |
師は菩薩グループと愛欲天グループに分かれている。双方とも別グループの者には指示できない。双方は同格とされたが菩薩師の方が格上と認識されていた。 |
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1994年9月時点では正大師4名、正悟師8名、菩薩師長13名、愛欲天師長9名、菩薩師長補28名、愛欲天師長補17名、菩薩師67名、愛欲天師58名、沙門311名、見習345名であった(警察調べ)<ref name="guntai">「オウム麻原体制 軍隊そっくり」 読売新聞 1995年5月26日</ref>。 |
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== 認定 == |
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五十音順。'''太字'''は刑死した者。 |
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*[[石井久子]] - 最も早い段階で認定された。 |
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*[[上祐史浩]] - [[1992年]]に認定。 |
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*[[松本知子]] - 麻原の妻。[[1991年]]に認定。 |
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*[[松本麗華]] - 麻原の三女。 |
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*'''[[新実智光]]''' - [[1995年]]4月の逮捕後に認定された。 |
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*[[村井秀夫]] - [[1994年]]に認定。 |
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;正悟師長(悟長) |
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*'''[[遠藤誠一]]''' - 1994年に正悟師へ昇格していた。 |
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*[[青山吉伸]] |
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*[[飯田エリ子]] |
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*[[石井紳一郎]] - 麻原ら教団幹部の多くが逮捕された後の1995年8月頃に認定された。 |
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*[[石川公一]] |
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*'''[[井上嘉浩]]''' - 1995年3月に認定。 |
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*[[大内利裕]] |
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*[[岐部哲也]] |
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*[[越川真一]] |
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*[[杉浦茂 (オウム真理教)|杉浦茂]] |
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*[[杉本繁郎]] - 1995年の逮捕後に昇格した。 |
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*'''[[土谷正実]]''' - 1995年3月に認定。出家からわずか3年半での正悟師昇格は教団内でも異例の早さとされている。 |
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*'''[[豊田亨]]''' - 1995年3月に認定。 |
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*'''[[中川智正]]''' - 1995年3月に認定。 |
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*[[中村昇 (オウム真理教)|中村昇]] - 1995年3月に認定。 |
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*[[二ノ宮耕一]] |
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*[[野田成人]] - 1995年3月に認定。 |
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*'''[[早川紀代秀]]''' - 1994年に認定。 |
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*[[林郁夫 (オウム真理教)|林郁夫]] |
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*'''[[林泰男]]''' - 1995年3月に認定。 |
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*'''[[広瀬健一]]''' - 1995年3月に認定。 |
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*[[都沢和子]] |
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*[[村岡達子]] |
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*[[山本まゆみ]] |
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*'''[[横山真人]]''' - 1995年3月に認定。 |
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;師長(菩薩師長/愛欲天師長) |
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*[[大内早苗]] |
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*[[滝澤和義]] |
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*[[中田清秀]](愛欲天師長) |
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*'''[[端本悟]]'''(愛欲天師長) - 正悟師より下の階級に所属する信者で、死刑判決が確定した唯一の人物である。 |
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*[[渡部和実]] |
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;師長補(菩薩師長補/愛欲天師長補) |
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*[[高橋克也 (オウム真理教)|高橋克也]] |
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*[[平田悟]] |
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*[[平田信]] |
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;師(菩薩師/愛欲天師) |
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*[[北村浩一]] |
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*[[外崎清隆]](菩薩師) |
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*[[富田隆]] |
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*[[山形明]] |
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;その他の階級 |
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*'''[[岡崎一明]]'''(大師) - [[1990年]]2月に教団を脱走した段階での階級。 |
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==脚注== |
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* [[カースト]] - 主に[[インド]]で信仰されている[[ヒンドゥー教]]における同様の階級 |
* [[カースト]] - 主に[[インド]]で信仰されている[[ヒンドゥー教]]における同様の階級 |
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* [[ホーリーネーム]] - ある一定のステージに到達したときに、麻原彰晃本人から授与される教団内での祝福名。 |
* [[ホーリーネーム]] - ある一定のステージに到達したときに、麻原彰晃本人から授与される教団内での祝福名。 |
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*[[ヒエラルキー]] |
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*[[官僚制]] |
* [[官僚制]] |
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== 参考文献 == |
== 参考文献 == |
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*『オウム法廷2(上巻)』(1998年 朝日文庫) |
*『オウム法廷2(上巻)』(1998年 朝日文庫) |
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*『私にとってオウムとは何だったのか』(早川紀代秀 2005年 ポプラ社) |
*『私にとってオウムとは何だったのか』(早川紀代秀 2005年 ポプラ社) |
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* {{Cite journal|author = [[沼田健哉]]| journal = 総合研究所紀要 = ST. ANDREW'S UNIVERSITY, BULLETIN OF RESEARCH INSTITUTE| volume =22(1) | pages = 93-128| title = オウム真理教の研究 科学と宗教の関係に関連して| date = 1996-09-30| ref = {{SfnRef|沼田|1996}}}} |
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{{オウム真理教}} |
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2024年8月4日 (日) 04:39時点における最新版
オウム真理教の階級(おうむしんりきょうのかいきゅう)はオウム真理教の序列を示す称号である。教団としての名称はステージという。
概説
[編集]ステージの元々の趣旨は最終解脱に向けた修行の達成度を示す称号であった。信徒は出家するとシッシャ(後にサマナ)と呼ばれ、最終目標である最終解脱者となるために六段階のヨーガの成就が必要とされた。 入門から順にラージャ・ヨーガ(スワミ)、クンダリニー・ヨーガ(大師 / 師)、ジュニアーナ・ヨーガ(正悟師)、大乗のヨーガ(正大師)、報身のヨーガ(正報師)、コーザル・ヨーガ(正法師)とあり、次に最終解脱(天人師)へと到る。
1995年9月の「アヌッタラサッチャ」1号では、大乗のヨーガ(正大師)より上にアストラル・ヨーガ、その上にコーザル・ヨーガがあるが、現在(雑誌刊行時)成就者はいないとされ、最上に「最終解脱者(尊師)」があるとされる[1]。
階級一覧
[編集]- 初期の頃の階級
- 1988年頃の階級
- 尊師
- 大師 (クンダリニー → ジュニアーナ → 大乗 → 報身 → コーザル → 最終解脱者)
- スワミ
- シッシャ (ブフー → ブハー → スワハ → マハー → ジャナー → タパー)
ステージごとに服装の色が変わるのでレインボーステージと呼ばれていた。
- 1990年1月の階級
- 尊師
- 大師 (正師 → 正悟師 → 正大師 → 大報師 → 大法師 → 天人師)
- スワミ (行者 → 大行者 → 小師 → 師)
- シッシャ (小学者 → 大学者)
ヨーガと教学の両面を重視する綿密なカリキュラムが組まれたが、第39回衆院選惨敗による組織激変の中で短命のまま立ち消えとなった。
- 1990年7月頃の階級
- 尊師
- 正大師(大乗のヨーガの成就者)
- 正悟師(ジュニアーナ・ヨーガ、マハー・ムドラーの成就者)
- 師(クンダリニー・ヨーガの成就者)
- スワミ(ラージャ・ヨーガの成就者)
- シャモン(出家修行者)
階級的意味合いが強くなり、各ステージの人数が増えるとその中で更に序列分けされるようになっていった。
- 1993年頃の階級
- 尊師
- 正大師
- 正悟師 (正悟師長 ‐ 正悟師長補 ‐ 正悟師)
- 師 (師長 ‐ 師長補 ‐ 師 ‐ 小師)
- 師補(スワミ)
- サマナ (サマナ長 ‐ サマナ ‐ サマナ見習)
1994年6月には省庁制を導入し「神聖法皇」「皇子」「大臣」「長官」等の擬似国家的な称号も登場した。
- 1994年6月頃の階級[2]
- 尊師
- (正報師)[3]
- 正大師
- 正悟師長(悟長)
- 正悟師長補(悟長補)
- 正悟師(悟師)
- 菩薩師長/愛欲天師長(菩長/愛長)
- 菩薩師長補/愛欲天師長補(菩長補/愛長補)
- 菩薩師/愛欲天師(菩師/愛師)
- 小師(スワミ)
- 師補(スワミ補)
- サマナ長
- 沙門(サマナ)
- 見習(サマナ見習)
- 準サマナ
師は菩薩グループと愛欲天グループに分かれている。双方とも別グループの者には指示できない。双方は同格とされたが菩薩師の方が格上と認識されていた。
1994年9月時点では正大師4名、正悟師8名、菩薩師長13名、愛欲天師長9名、菩薩師長補28名、愛欲天師長補17名、菩薩師67名、愛欲天師58名、沙門311名、見習345名であった(警察調べ)[4]。
認定
[編集]五十音順。太字は刑死した者。
- 尊師
- 正報師
- 正大師
- 石井久子 - 最も早い段階で認定された。
- 上祐史浩 - 1992年に認定。
- 松本知子 - 麻原の妻。1991年に認定。
- 松本麗華 - 麻原の三女。
- 新実智光 - 1995年4月の逮捕後に認定された。
- 村井秀夫 - 1994年に認定。
- 正悟師長(悟長)
- 遠藤誠一 - 1994年に正悟師へ昇格していた。
- 正悟師(悟師)
- 青山吉伸
- 飯田エリ子
- 石井紳一郎 - 麻原ら教団幹部の多くが逮捕された後の1995年8月頃に認定された。
- 石川公一
- 井上嘉浩 - 1995年3月に認定。
- 大内利裕
- 岐部哲也
- 越川真一
- 杉浦茂
- 杉本繁郎 - 1995年の逮捕後に昇格した。
- 土谷正実 - 1995年3月に認定。出家からわずか3年半での正悟師昇格は教団内でも異例の早さとされている。
- 豊田亨 - 1995年3月に認定。
- 中川智正 - 1995年3月に認定。
- 中村昇 - 1995年3月に認定。
- 二ノ宮耕一
- 野田成人 - 1995年3月に認定。
- 早川紀代秀 - 1994年に認定。
- 林郁夫
- 林泰男 - 1995年3月に認定。
- 広瀬健一 - 1995年3月に認定。
- 都沢和子
- 村岡達子
- 山本まゆみ
- 横山真人 - 1995年3月に認定。
- 師長(菩薩師長/愛欲天師長)
- 師長補(菩薩師長補/愛欲天師長補)
- 師(菩薩師/愛欲天師)
- その他の階級
脚注
[編集]- ^ 沼田 1996, p. 107.
- ^ 降幡賢一『オウム法廷2上』 p.27
- ^ a b 滝本太郎や麻原の次女・松本宇未によると、麻原の四女・松本聡香が正報師の位にあるという(滝本太郎ブログ「某弁護士日記」 2018年2月6日閲覧、松本宇未ブログ「木の葉が沈み石がうく」 2018/1/26閲覧)
- ^ 「オウム麻原体制 軍隊そっくり」 読売新聞 1995年5月26日
関連項目
[編集]- 階級
- 僧綱
- カースト - 主にインドで信仰されているヒンドゥー教における同様の階級
- ホーリーネーム - ある一定のステージに到達したときに、麻原彰晃本人から授与される教団内での祝福名。
- ヒエラルキー
- 官僚制
参考文献
[編集]- 『マハーヤーナ』創刊号、37号(1987年、1989年 オウム出版)
- 『オウム法廷2(上巻)』(1998年 朝日文庫)
- 『私にとってオウムとは何だったのか』(早川紀代秀 2005年 ポプラ社)
- 沼田健哉 (1996-09-30). “オウム真理教の研究 科学と宗教の関係に関連して”. 総合研究所紀要 = ST. ANDREW'S UNIVERSITY, BULLETIN OF RESEARCH INSTITUTE 22(1): 93-128.