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「SORIN号」の版間の差分

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=== 運行経路・停車箇所 ===
=== 運行経路・停車箇所 ===
太字は停車停留所。関西圏内ならびに大分県内間の相互利用は不可。
太字は停車停留所。関西圏内ならびに大分県内間の相互利用は不可。
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* 2016年3月19日より京都駅八条口の乗り場が、「[[新・都ホテル]]前」から駅側の新バス乗降所F3バス停に変更になった。
* 2016年3月19日より京都駅八条口の乗り場が、「[[新・都ホテル]]前」から駅側の新バス乗降所F3バス停に変更になった。
* 神戸・大阪・京都行きは九州道[[吉志パーキングエリア|吉志PA]]、大分行きは阪神高速道路[[中島パーキングエリア|中島PA]]にてそれぞれ乗客開放の途中休憩をおこなう<ref>その他、2箇所ほどのSA・PAにて停車しているが、車両点検や乗務員交代のための停車であり、乗客は車外へは出られない。</ref>。
* 神戸・大阪・京都行きは九州道[[吉志パーキングエリア|吉志PA]]、大分行きは阪神高速道路[[中島パーキングエリア|中島PA]]にてそれぞれ乗客開放の途中休憩をおこなう<ref>その他、2箇所ほどのSA・PAにて停車しているが、車両点検や乗務員交代のための停車であり、乗客は車外へは出られない。</ref>。

2019年9月13日 (金) 02:21時点における版

SORIN号(そうりんごう)は、京都・大阪・神戸 - 中津・別府・大分間を運行する夜間高速バスである。

愛称である「SORIN」とは、大分県を代表する歴史上の人物であり、戦国時代に現在の大分県を中心に勢力を誇ったキリシタン大名大友宗麟(そうりん)」に由来し、名前の部分をローマ字[1]している。

当項目では、かつて大阪と大分を結んでいた「エメラルド号」と「ゆのくに号」についても述べる。

沿革

  • 1990年平成2年)
    • 7月17日 - ゆのくに号運行開始(小倉東IC - 大分新川間延長120.8km)。
    • 7月19日 - エメラルド号運行開始。
    • 11月1日 - ゆのくに号経路変更、中津及び別府北浜周辺延長1.1km廃止0.5km。
  • 1991年(平成3年)7月1日 - ゆのくに号経路変更、別府北浜周辺廃止0.4km。
  • 1994年(平成6年)3月1日 - ゆのくに号、大阪 - 別府・大分線運行休止。
  • 1996年(平成8年)
    • 3月23日 - エメラルド号、なんばOCAT乗り入れ開始。
    • 8月2日 - エメラルド号、佐伯駅前まで運行区間を延長。
  • 1997年(平成9年)6月2日 - エメラルド号運行休止。
  • 1999年(平成11年)2月21日 - ゆのくに号廃止。
  • 2011年(平成23年)12月21日 - SORIN号運行開始[2][3]
  • 2019年(平成31年・令和元年)

SORIN号

「エメラルド号」・「ゆのくに号」においては関西側の停留所は大阪市内のみ(ゆのくに号は兵庫県内の一部にも停車)であったが、本路線においては京都府京都市兵庫県神戸市からも利用可能となった。沿革にもあるように、当初は大分交通亀の井バスの2社を含めた合計4社で(近鉄は隔日・大分側は3社によるローテーション)運行していたが、2019年3月末を以って撤退したため現在は下記2社にて運行している。

運行会社

運行経路・停車箇所

太字は停車停留所。関西圏内ならびに大分県内間の相互利用は不可。

京都駅八条口 - 京都南IC - (名神高速道路) - 豊中IC - (阪神高速道路) - あべの橋〈JR天王寺駅 - 近鉄なんば駅西口OCAT - 大阪駅前地下鉄東梅田駅 - (阪神高速道路) - 神戸三宮ミント神戸 - (阪神高速道路・神戸淡路鳴門自動車道山陽自動車道関門橋九州自動車道東九州自動車道) - 苅田北九州空港IC - (国道10号) -中津サンライズホテル前 - 宇佐法鏡寺 - 別府北浜 - 大分〈中央通り〉 - 大分新川
  • 2016年3月19日より京都駅八条口の乗り場が、「新・都ホテル前」から駅側の新バス乗降所F3バス停に変更になった。
  • 神戸・大阪・京都行きは九州道吉志PA、大分行きは阪神高速道路中島PAにてそれぞれ乗客開放の途中休憩をおこなう[7]
  • 大阪マラソン開催時は、一部区間で交通規制が実施されるため、なんばOCAT・あべの橋を休止する。
  • 大阪駅前(地下鉄東梅田駅)は定期便(1号車)のみ乗降扱いを行い、臨時便(2号車以降)は停車しない。

車両・車内設備

座席は全席指定席で事前に予約が必要。インターネットでの予約は「ハイウェイバスドットコム」または「発車オ〜ライネット」で取り扱う。

エメラルド号(廃止)

概要

大阪あべの橋・上本町バスセンター・なんば⇔別府・大分・佐伯

運行会社

※当時、大分バスは近鉄グループの会社であった。

運行経路・停車箇所(最末期の頃)

太字は停車していた停留所

大阪あべの橋バスステーション - 大阪上本町バスターミナル - OCAT〈近鉄難波駅西口〉 - (阪神高速道路中国自動車道播但連絡道路山陽自動車道中国自動車道関門橋九州自動車道国道10号) - 別府ドライブイン - 大分トキハ - (米良有料道路・国道10号) - 臼杵・辻ロータリー - 津久見・桜ヶ瀬 - 佐伯駅前
  • 別府ドライブインは別府観光港付近にあった大分バス運営の施設[8]別府市の中心部にある別府駅や北浜ターミナルは大分バスの停留所がないため[9]この場所に停車していた。また、佐伯に延長する前は、大分の起終点は金池ターミナルであった。

車両・車内設備

大分バス(転用後)

両社とも日野RUグランデッカ(スーパーハイデッカー)で乗客定員28名の3列独立シート車を使用し、車内はトイレ、自動車電話、車内オーディオ(テレビ・ビデオ・マルチステレオ)、飲み物サービスなどを備えていた。塗装は両社共通の当路線専用オリジナル塗装を纏い、大分バスではその後ぶんご号にも同じカラーリングが流用される。路線廃止後は両社共に他路線へ転用[10]されたが、現在はいずれも廃車となっている。

ゆのくに号(廃止)

概要

ゆのくに号は、かつて大阪と中津・別府・大分を結んでいた路線。

運行開始から4年あまりで運行休止し、のち正式に廃止となった。

本路線の休止から21年後の2015年9月12日からは大分側3社と西鉄バス北九州が運行する高速バス「北九州 - 別府・大分線」の愛称として本路線と同名である「ゆのくに号」の名称が用いられている。

運行会社

運行経路・停車箇所(最末期の頃)

大阪(阪急三番街高速バスターミナル) - 新大阪 - 千里ニュータウン - 千里中央 - 宝塚IC - 西宮名塩 - 西宮北IC - 中津 - 宇佐 - 別府北浜 - 大分(トキハ/フォーラス前) - 大分新川

  • 停留所が別府以南のエメラルド号とは対照的に、大分交通・亀の井バスの運行エリアである県北部に停留所を設置していた。SORIN号として運行開始時には、大分県内はゆのくに号の停留所に準じたものとなった。

車両・車内設備

3社ともトイレ付きの独立3列シート仕様(定員28名乗り)スーパーハイデッカーを使用し、車内はビデオ・マルチステレオや飲み物などの各種サービスをおこなっていた。

脚注

  1. ^ 大分バス・大分交通・亀の井バス・近鉄バスの4社は、2011年11月29日付のプレスリリースにて「また、大友宗麟がキリシタン大名として知られ、当時の南蛮(西洋)文化を積極的に取り入れたことから、西洋とのつながりを表現する意味で、ローマ字表記としました。」と発表している。
  2. ^ 大分・別府~三宮・大阪・京都間夜行高速バス「SORIN号」運行開始いたします! 大分バス・大分交通・亀の井バス・近鉄バス 2011年11月29日
  3. ^ 【京都・大阪・三宮~中津・別府・大分】間の夜行高速バス「SORIN(そうりん)号」デビュー決定!! 近鉄バス 2011年11月29日
  4. ^ 京都線の運行が変わります”. 大分バス (2019年2月19日). 2019年6月29日閲覧。
  5. ^ 【2019年6月21日~】高速バス運賃改定のお知らせ”. 近鉄バス (2019年5月10日). 2019年6月29日閲覧。
  6. ^ この路線は京都発着ではあるが、他の京都発着路線とは異なり京都営業所の担当ではない。同様の事例としては京都発着ながら八尾営業所が担当している八尾・京都特急線がある。
  7. ^ その他、2箇所ほどのSA・PAにて停車しているが、車両点検や乗務員交代のための停車であり、乗客は車外へは出られない。
  8. ^ 現在は廃業し売却され、跡地はドコモショップ別府店となっている
  9. ^ 当時は別府市内における大分バスの事業として、貸切バス専業の別府営業所を設置していたほか、坂ノ市~別府観光港線を運営していた。
  10. ^ 近鉄は2度の塗装変更を経たのち高知西南交通へ移籍、大分バスは路線廃止後も塗装はそのままの状態で、鹿児島線長崎線にて使用。

外部リンク