「南山中学校・高等学校」の版間の差分
m →男子部: ダブり |
m Bot作業依頼: リクルートホールディングス改名に伴うリンク修正 - log |
||
124行目: | 124行目: | ||
* [[竹下景子]] - [[俳優|女優]] |
* [[竹下景子]] - [[俳優|女優]] |
||
* [[葛城七穂]] - [[声優]]、元[[宝塚歌劇団]][[雪組]][[男役]] |
* [[葛城七穂]] - [[声優]]、元[[宝塚歌劇団]][[雪組]][[男役]] |
||
* [[河野栄子]] - 元[[リクルート]]代表取締役会長 |
* [[河野栄子]] - 元[[リクルートホールディングス]]代表取締役会長 |
||
* [[蟹江篤子]] - 元[[東海ラジオ放送]]アナウンサー・パーソナリティー |
* [[蟹江篤子]] - 元[[東海ラジオ放送]]アナウンサー・パーソナリティー |
||
* [[横井綾子]] - フリーアナウンサー・ナレーター |
* [[横井綾子]] - フリーアナウンサー・ナレーター |
2019年9月13日 (金) 06:56時点における版
![]() |
南山高等学校 南山中学校 | |
---|---|
過去の名称 | 南山中学校 (旧制) |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人南山学園 |
理念 | Hominis Dignitati/人間の尊厳のために |
校訓 | 高い人格 広い教養 強い責任感 |
設立年月日 |
1932年(昭和7年)1月(男子部) 1948年(女子部) |
創立記念日 | 11月1日 |
創立者 | ヨゼフ・ライネルス |
共学・別学 | 男女別学(男子部・女子部) |
中高一貫教育 | 完全一貫制 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学期 | 3学期制 |
高校コード | 23526B |
所在地 |
〒466-0838(男子部) 〒486-0833(女子部) |
愛知県名古屋市昭和区五軒家町6番地(男子部) 愛知県名古屋市昭和区隼人町17番地(女子部) | |
外部リンク |
南山高等・中学校男子部公式サイト 南山高等・中学校女子部公式サイト |
![]() ![]() |
南山中学校・高等学校(なんざんちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、愛知県名古屋市昭和区八事に所在し、学校法人南山学園が運営する私立中学校・高等学校。
概要
完全中高一貫校である。各校とも一学年の定員が200名。また、もう一つの大きな特徴として、男子部及び女子部に分かれて教育を行う「男女併学」を採用している。南山大学付属小学校から、学園内進学者が在籍する。
男女併学を採用している私立中高一貫校は全国に複数校存在する[1]が、男女別々の敷地に校舎が建てられている(距離にして250mほど)。
沿革
- 1932年 カトリック神言修道会神父ヨゼフ・ライネルス博士によって旧制南山中学校が創立。
- 1947年 新制南山中学校創設
- 1948年 南山高等学校創立・定時制併設。南山中学校・高等学校女子部創設。
- 1953年 定時制廃止
- 2006年 南山中学校・高等学校女子部新校舎完成[2]
- 2017年 創立85周年 南山中学校・高等学校男子部新校舎完成
教育方針/特徴
建学の精神
『Hominis Dignitati/人間の尊厳のために』
校訓
『高い人格 広い教養 強い責任感』
南山教育
21世紀に生きる現代の中学生・高校生教育の最大の責務は、生徒に豊かな知識を与えるとともに、激しく変転する世相に対応し、つねにみずから学びとる姿勢を身につけ、自己の世界観を確立し、信念をもって人生を切り拓くことのできる基礎能力の形成に努めること。キリスト教精神にもとづく人間の尊厳の深い理解と愛の実践を会得したすぐれた人格者の育成は、学園各学校共通の教育理念。中学校・高等学校では、高い人格・広い教養・強い責任感の三つの校訓をかかげて、本校教育理想の実現に努めている。
教育 国際的視野の育成等
南山中学校では外国人教員による英会話の授業を行う。授業中には外国人教員による外国の文化の解説などもあり、南山中学校・高等学校の生徒の国際的視野育成にも役立っている。教科書はニュートレージャーを使用している。女子部はイギリス、男子部はオーストラリア、ニュージランドへの国際研修、ターム留学プログラムがある。少人数ながらも、名古屋大学、京都大学、東京大学、早稲田慶応、医学部など、国公立私立の最難関レベルの大学へ、合格者を輩出している。学園内の南山大学、有名私立大学各校の指定校推薦により、進学する生徒も多い。その為、地元のみならず政財界から芸能の世界に至るまで、幅広く人材を送り出している。
キリスト教精神による教育
「世の塩・地の光たれ」「人間は神から与えられたかけがえのない価値を持っている」というキリスト教的世界観を教育の基本としている。授業では、中学校では「宗教(*)」、高等学校では「キリスト教倫理(哲学)」を学ぶ。 自家の宗教を尊重するよう指導され、仏教の僧侶の子弟なども入学している。平和教育、道徳教育からマスメディアに取り上げらることもある。
(*)公立学校の道徳に相当する。キリスト教、仏教やイスラム教など、主要宗教の知識を学び、「良いところを採り入れ、自分がより良い人間になれるよう努力する」ことを目的として設けられている。
制服
式典などでは標準服を着用することが義務付けられているが、ブレザーなど式典にふさわしい服装であればよいとされている。
- 女子部は、2010年度に制服の変更が検討され、2012年度に制服が変更された。
教員
南山中学校と南山高等学校は事実上一つのため、中学3年生を担当していた教員が次年度も引き続き高校1年生の担当として同一学年を受け持つ場合や、高校2年生を担当していた教員が次年度は中学3年生を担当しているといった具合に教員も中学校・高等学校の壁なく異動する。男子部・女子部は法規上一つの学校であるため、校長は両校あわせて一人だけ設置される。なお、校長不在の際に副校長を、各校設置している。
施設
南山中学校・高等学校は男子部・女子部と分かれているが、校舎も1ブロック離れたところ(男子部は男子部施設だけで1ブロック占有)にある。
カトリック南山教会
入学式・卒業式などの式典に使用
南山中学校・高等学校男子部校舎
愛知県名古屋市昭和区五軒家町6番地に所在する中学校男子部が鉄骨コンクリート4階建て、高等学校男子部が鉄筋コンクリート3階建ての校舎。中学校男子部の屋上には大型望遠鏡が据え付けられた本格的な天文台がある。2005年の夏期休暇時に耐震補強工事を実施した。ドラマのロケにも一度ならず使用されている。
中庭テニスコート
各種集会や講堂着席のための整列の他授業でも使われる。昼休み中は生徒で賑わう。地面は人工芝で、テニス用のコートが4面描かれている(オムニコート)。放課後は硬式・軟式テニス部が使用する。
グラウンド
男子部の校舎と道を挟んだ向かい側に位置する。非常に広大なグラウンドで、主に陸上競技部、野球部、ラグビー部、サッカー部、アメフト部が共同使用している。体育各部は日々努力し今後の活躍が望まれている。女子部と共有している。
講堂
男子部の敷地内に所在する。約1200人収容の大講堂では始業・終業式はもちろん、文化祭や創立記念の講演、合唱コンクールなどにも使用される。1984年に、マザー・テレサも登壇した。 講演を聴講するのに最も適した座席配列になっている。
プール
25m×8レーンの競技用プール。水泳部の大会にも使用される。
ライネルス記念館(旧校舎)
1932年に中央棟完成。一時期南山大学が使用していた時期もある。現在の南山国際中学校・高等学校の前身である「南山学園帰国子女特別学級」の校舎として使用された後、現在南山学園事務局と育友会(PTA)が事務所として使用。「南山学園史料室」などもある。 文化庁登録有形文化財と名古屋市都市景観重要建築物に指定されている。
体育館
プールと同時に作られた。バスケットボール用フロアや卓球場、柔道場はもちろん、音楽室やトレーニングルーム、シャワー室、入浴場、洗濯機など充実した設備がある。地下一階地上二階建て。
アーノルドテニスコート
昔、小神学校があった空き地に作った3面のオムニコート。通称、アーノルドコート。南山学園の母体であるカトリック神言修道会、創設者アーノルド・ヤンセン神父の功績を称えて名付けられた。女子部・男子部共用。
オムニコート
学校法人南山学園が保有するコートだったが、丸紅に売却、2005年度に買い戻した。オムニコート2面。学校法人南山学園が買い戻したのは、南山大学附属小学校校舎を建設するためである。
学校祭
南山中学校・高等学校男子部では毎年9月第4週の土曜日・日曜日に一般来場者が参加可能な文化祭を行う。国際平和に関係するシンポジウムを行ってきた[要出典]。
1997年 ペルー人人質事件を仲介した、シプリアニ大司教の講演
2000年 アフガニスタンで医療活動を続ける、日本人医師中村哲の講演
2002年 被爆マリア像の初公開 終戦年、長崎原爆で消失を免れた浦上教会の被曝のマリア像を世界遺産にしようと計画を立てて活動した。
2005年 写真家ジョー・オダネル写真展、講演 2018年ローマ教皇フランシスコが核なき世界を目指し、配布を指示した「焼き場に立つ少年」を展示
2010年 第二次世界大戦中、負傷の元日本兵から看護のお礼に送られた板絵の送り主を探す、ニュージーランドのデービス夫妻を招待講演
姉妹校
- 長崎南山中学校・高等学校
神言会から派遣される神父の交流がある。
出身者
女子部
- 竹下景子 - 女優
- 葛城七穂 - 声優、元宝塚歌劇団雪組男役
- 河野栄子 - 元リクルートホールディングス代表取締役会長
- 蟹江篤子 - 元東海ラジオ放送アナウンサー・パーソナリティー
- 横井綾子 - フリーアナウンサー・ナレーター
- 石川敦子 - 元東海テレビ放送報道記者・作家
- 佐藤美香 - 元フジテレビ 記者
- 佐藤久美 - NSK映像倶楽部 プロデューサー
- 田中希美絵 - 放送作家・映画監督
- 竹本さやか - 名古屋大学医学部環境研究所教授
- 伊藤秀美 - 愛知県がんセンター予防室長
- 大野南香 - ミス東大
- 余語さやか - 名古屋市議
- 後藤楽々 - SKE48
- 藤田麻衣子 - 将棋女流1級
男子部
- 豊田鐵郎 - 豊田自動織機代表取締役社長・会長
- 小林豊 - TBSアナウンサー
- 後藤繁榮 - NHK アナウンサー
- 田中洋 - 中央大学教授・ブランド戦略家(日本マーケティング学会会長)・元電通副理事マーケティングディレクター
- 南利明 - 俳優
- 伊藤勝康 - リゾートトラスト創業者・代表取締役社長
- 鵜飼正男 - 東和不動産代表取締役社長、愛知製鋼代表取締役副社長
- 小島鐐次郎 - 小島プレス工業 元代表取締役会長
- 小島洋一郎 - 小島プレス工業代表取締役社長
- 菊地功 - カトリック教会大司教
- 浅井慎平 - 写真家、俳人
- 竹本谷太夫(貝谷隆太郎) - 歌舞伎義太夫奏者 重要無形文化財
- 星野俊次 - 愛知県稲沢市市議会議員
- 奥村文洋 - 名古屋市議会議員
- 酒井庸行 - 参議院議員
- 高木貴行 - 岐阜県議会議員、プロサッカー選手
- 西野誠 - ミュージカル俳優
- 司城志朗 - 作家・脚本家
- 富岡英聖 - プロサッカー選手
- 有田守 - 金沢工業大学准教授 地形変動計測技術の開発
アクセス
系列校
脚注及び参照
関連項目
外部リンク
- 南山高等・中学校男子部
- 南山高等・中学校女子部
- ライネルス記念館写真(個人のホームページ)