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大学在学中に就職活動していた頃、働きながら土日の余暇に芝居をしようと考え、学生時代にアルバイトを経験したことのある営業職で就職活動を開始した。テレビ局では制作希望が多いため営業職で応募すると採用担当に不思議がられた。それに対して素直に「実は役者をやりたくて、週末はその活動をしたい」と答え、結果として25件連続で面接に失敗。
大学在学中に就職活動していた頃、働きながら土日の余暇に芝居をしようと考え、学生時代にアルバイトを経験したことのある営業職で就職活動を開始した。テレビ局では制作希望が多いため営業職で応募すると採用担当に不思議がられた。それに対して素直に「実は役者をやりたくて、週末はその活動をしたい」と答え、結果として25件連続で面接に失敗。


大学卒業後、[[リクルートホールディングス]]に入社。しかし、入社式の雰囲気に違和感を覚え入社日と同日に退職して帰郷。役者になりたいと佐藤が言っても放任してくれていた父親も、さすがに1日で退社したと伝えた際には悲しんだという。佐藤は後年1日での退職について「言うまでもなくリクルートはさまざまなアイデアが出る素晴らしい会社です。あくまでフラフラしていた当時の俺がダメだっただけなので」と話している<ref name="shujo"/>。その後、劇団附属の俳優養成所に入所するが1年後の入団試験に落ちたため、別の劇団に入団するも1年で退団<ref name="shujo">{{Cite journal |和書 |journal=[[週刊女性]] |issue=2017年10月17日号 |publisher=[[主婦と生活社]] |pages={{要ページ番号|date=2018年5月}} }}</ref>。
大学卒業後、[[リクルートホールディングス|リクルート]]に入社。しかし、入社式の雰囲気に違和感を覚え入社日と同日に退職して帰郷。役者になりたいと佐藤が言っても放任してくれていた父親も、さすがに1日で退社したと伝えた際には悲しんだという。佐藤は後年1日での退職について「言うまでもなくリクルートはさまざまなアイデアが出る素晴らしい会社です。あくまでフラフラしていた当時の俺がダメだっただけなので」と話している<ref name="shujo"/>。その後、劇団附属の俳優養成所に入所するが1年後の入団試験に落ちたため、別の劇団に入団するも1年で退団<ref name="shujo">{{Cite journal |和書 |journal=[[週刊女性]] |issue=2017年10月17日号 |publisher=[[主婦と生活社]] |pages={{要ページ番号|date=2018年5月}} }}</ref>。


「俳優への適性がない」と感じ、26歳の頃小さな広告代理店に再就職し、営業として部署トップの成績を残す。が、俳優への思いを捨てきれず、[[1996年]]に演劇ユニット「'''ちからわざ'''」を旗揚げし、全公演で作・出演を担当するなど、会社勤めをしながら俳優活動を開始<ref name="shujo"/>。
「俳優への適性がない」と感じ、26歳の頃小さな広告代理店に再就職し、営業として部署トップの成績を残す。が、俳優への思いを捨てきれず、[[1996年]]に演劇ユニット「'''ちからわざ'''」を旗揚げし、全公演で作・出演を担当するなど、会社勤めをしながら俳優活動を開始<ref name="shujo"/>。

2019年9月13日 (金) 15:46時点における版

さとう じろう
佐藤 二朗
本名 佐藤 二朗
生年月日 (1969-05-07) 1969年5月7日(55歳)
出身地 日本の旗 日本 愛知県春日井市
身長 181 cm
血液型 A型
職業 俳優脚本家タレント司会者
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 1996年 -
配偶者 既婚
事務所 フロム・ファーストプロダクション
公式サイト 佐藤二朗オフィシャルサイト
主な作品
テレビドラマ
ケータイ刑事 銭形シリーズ
電車男
危険なアネキ
夜王〜YAOH〜
ごくせん
幼獣マメシバ』シリーズ
JIN-仁-
勇者ヨシヒコ』シリーズ
ようこそ、わが家へ
スーパーサラリーマン左江内氏
過保護のカホコ
今日から俺は!!
映画
幼獣マメシバ』シリーズ
バラエティ
超逆境クイズバトル!! 99人の壁
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佐藤 二朗(さとう じろう、1969年5月7日 - )は、日本俳優脚本家映画監督タレント司会者フロム・ファーストプロダクション所属。身長181cm[1]

愛知県春日井市生まれ、愛知郡東郷町育ち[2]愛知県立東郷高等学校[3]信州大学経済学部卒業[4]

人物・来歴

大学在学中に就職活動していた頃、働きながら土日の余暇に芝居をしようと考え、学生時代にアルバイトを経験したことのある営業職で就職活動を開始した。テレビ局では制作希望が多いため営業職で応募すると採用担当に不思議がられた。それに対して素直に「実は役者をやりたくて、週末はその活動をしたい」と答え、結果として25件連続で面接に失敗。

大学卒業後、リクルートに入社。しかし、入社式の雰囲気に違和感を覚え入社日と同日に退職して帰郷。役者になりたいと佐藤が言っても放任してくれていた父親も、さすがに1日で退社したと伝えた際には悲しんだという。佐藤は後年1日での退職について「言うまでもなくリクルートはさまざまなアイデアが出る素晴らしい会社です。あくまでフラフラしていた当時の俺がダメだっただけなので」と話している[5]。その後、劇団附属の俳優養成所に入所するが1年後の入団試験に落ちたため、別の劇団に入団するも1年で退団[5]

「俳優への適性がない」と感じ、26歳の頃小さな広告代理店に再就職し、営業として部署トップの成績を残す。が、俳優への思いを捨てきれず、1996年に演劇ユニット「ちからわざ」を旗揚げし、全公演で作・出演を担当するなど、会社勤めをしながら俳優活動を開始[5]

28歳(もしくは29歳)の頃、鈴木裕美に誘われ、劇団「自転車キンクリート」に入団し、広告代理店を退職。

30代に入り、佐藤の出演舞台を観た堤幸彦が『ブラック・ジャックII』に医者役で起用した。ワンシーンのみの出演だったが、主演・本木雅弘の事務所社長に声を掛けられ、現事務所に所属することとなった。以降、映像作品への出演が続くようになり、トリッキーな役どころで話題となった。堤作品以外では、ムロツヨシとともに福田雄一作品の常連出演者となっている[6][7]

2008年、『拝啓トリュフォー様』で地上波ドラマ初主演。同年、自らの強迫性障害の体験を基にした映画『memo』で監督・脚本・出演を務め[8]湯布院映画祭に招待された。

妻とは8年の交際を経て、2003年に結婚。2011年12月22日に第一子となる男児が誕生。

ケータイ刑事 銭形泪』で脚本家デビューしている。

2007年にはマギーによるコントユニット(U-1グランプリ)に出演した。

JIN-仁-』の剃髪姿は特殊メークで着けるのに1時間かかるのに対し、『勇者ヨシヒコと魔王の城』での仏役の螺髪らほつ風カツラ装着の所要時間は、低予算で単に被るだけのためわずか7秒であり、この格差について同番組記者会見では「この枠のダイナミズムを感じた」と語った[9]

出演

テレビドラマ

NHK

日本テレビ

TBS

フジテレビ

テレビ朝日

テレビ東京

WOWOW

東名阪ネット6

LaLa TV

Webドラマ

映画

劇場アニメ

吹き替え

ゲーム

  • デメント(2005年) - デビリタスのモーションアクター

バラエティ

ナレーション・語り

  • NHKスペシャル「黒潮〜世界最大 渦巻く不思議の海〜」(2017年9月17日、NHK) - 語り
  • おはなしのくに 2018年度(第6回)「かちかち山」(2018年6月25日・7月2日、NHK Eテレ) - 語り[23]

広告

CM

  • mobage 大戦乱!!三国志バトル(2013年、DeNA) - 曹操
  • 日本生命 ご契約内容確認活動 「車も保険も」篇(2016年)
  • TOYOTA 5大陸走破「理容室の男」篇(2016年)
  • サントリー食品インターナショナルオランジーナ」(2016年)[24]
  • SHARP(2016年・2017年)
    • プラズマクラスター冷蔵庫「ホームフリージング」篇
    • ヘルシオグリエ「作りたてのおいしさ」篇
    • プラズマクラスター「目に見えないもの」篇
    • 蚊取空清「出産祝い」篇
    • プラズマクラスターエアコン(「年中快適」篇
  • YKK AP(2016年・2017年)
    • 「サンフィールIII おかわり」篇 “sunfeelIII” (2016年)
    • 「サンフィールIII 引き留め」篇 “sunfeelIII” (2016年)
    • ルシアス 「ご案内しますね」篇 “LUCIAS : I'll show you” (2017年)
    • ルシアス 「コーヒー淹れますね」篇 “LUCIAS :I'll make some coffee” (2017年)
  • 吉野家公式通販サイト「サラ」(2017年) ※菅田将暉と共演
  • Apple iPhone(2017年) 声の出演
  • LEC(レック) お風呂のカビに3提案 激落ちくんカビシリーズ (2017年)
  • ブリヂストン『タイヤの細道』シリーズ(2018年) ※綾瀬はるかと共演
  • JA共済 生活障害共済「働くわたしのささエール」(2018年) Mr.リスク役 ※浜辺美波と共演
  • ファンケル「内脂サポート」(2018年 - )[25]
  • 味の素 「鍋キューブ」(2018年) ※芦田愛菜と共演

WEB

  • JA共済×佐藤二朗 スペシャルサイト「佐藤二朗が語る介護のこと」(2017年)

その他

脚本

テレビドラマ

映画

  • memo(2008年、監督・主演も兼任)

書籍

脚注

  1. ^ Jirô Satô” (英語). インターネット・ムービー・データベース. Amazon.com. 2017年12月19日閲覧。
  2. ^ 佐藤二朗 -略歴・フィルモグラフィー-”. KINENOTE. キネマ旬報社. 2018年5月8日閲覧。
  3. ^ シティプロモーション動画「いこまい東郷」メッセージ編の登場人物”. 東郷町. 2018年5月8日閲覧。
  4. ^ 出演者紹介”. みつめて!信州生テレビ 2017 「もっと!地元ラブ」. 長野朝日放送. 2018年5月8日閲覧。
  5. ^ a b c 週刊女性』2017年10月17日号、主婦と生活社[要ページ番号] 
  6. ^ The Greatest Person's Vibration”. ドカント (2006年). 2014年1月30日閲覧。
  7. ^ 脱サラ俳優・佐藤二朗 キー局ドラマ初主演をつかむまで【佐藤二朗】”. 女性自身. 光文社. 2014年1月30日閲覧。
  8. ^ “ぴいぷる:佐藤二朗 不安定の妙”. ZAKZAK. (2008年4月3日). http://www.zakzak.co.jp/people/archive/20080403.html 2014年1月30日閲覧。 
  9. ^ “山田孝之 :低予算だからこそ「やりたい放題」出演者が次々と裏話を暴露”. MANTANWEB. (2011年7月5日). http://mantan-web.jp/2011/07/05/20110705dog00m200015000c.html 2012年10月22日閲覧。 
  10. ^ “向井理、堤幸彦監督ドラマで本気コメディー「期待値が圧倒的に高い」”. ORICON STYLE. (2016年4月28日). http://www.oricon.co.jp/news/2070880/full/ 2016年4月28日閲覧。 
  11. ^ 湘南☆夏恋物語”. BeeTV. 2011年7月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年5月8日閲覧。
  12. ^ 仲間由紀恵が本木雅弘の恋人 原発テロ『天空の蜂』で鍵を握る女に”. シネマトゥデイ (2015年2月23日). 2015年2月23日閲覧。
  13. ^ “福田雄一脚本×ココリコ田中主演の密室コメディ「だCOLOR?」予告編公開”. 映画ナタリー. (2016年6月15日). http://natalie.mu/eiga/news/190865 2016年6月15日閲覧。 
  14. ^ 「銀魂」高杉晋助役は堂本剛!「正直、エリザベスがやりたかった…」”. コミックナタリー. 株式会社ナターシャ (2016年9月19日). 2016年9月19日閲覧。
  15. ^ “ムロツヨシ、太賀、山崎紘菜ら、山田孝之&長澤まさみが“恋人役”映画出演決定<50回目のファーストキス>”. モデルプレス. (2018年2月9日). https://mdpr.jp/cinema/detail/1745406 2018年2月9日閲覧。 
  16. ^ “佐藤二朗、岡田准一主演「ザ・ファブル」に出演!“そっくり”な社長・田高田役で大暴れ?”. 映画.com. (2018年12月10日). https://eiga.com/news/20181210/4/ 2018年12月17日閲覧。 
  17. ^ “池松壮亮主演「宮本から君へ」に井浦新&一ノ瀬ワタル&佐藤二朗!追撮なしで公開へ”. 映画.com. (2019年5月16日). https://eiga.com/news/20190516/4/ 2019年5月16日閲覧。 
  18. ^ “平野紫耀×橋本環奈「かぐや様は告らせたい」に注目美女ズラリ!池間夏海、浅川梨奈、堀田真由ら”. 映画.com. (2019年5月21日). https://eiga.com/news/20190521/1/ 2019年5月21日閲覧。 
  19. ^ 佐藤二朗、声優に初挑戦!ディズニー/ピクサー最新作で歌も披露”. シネマトゥデイ (2015年6月29日). 2015年6月29日閲覧。
  20. ^ メアリと魔女の花 天海祐希、大竹しのぶ、小日向文世ら豪華キャストが出演 新予告編も公開”. 毎日新聞 (2017年4月13日). 2017年4月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月13日閲覧。
  21. ^ StarSのコメディ番組に渡辺麻友も出演!「振り幅の広さ楽しんで」”. ステージナタリー (2016年3月8日). 2016年3月8日閲覧。
  22. ^ “佐藤二朗 小ネタ満載ラーメン旅番組、自身イチオシも「無理矢理入れた」”. スポニチアネックス. (2016年12月19日). http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/12/19/kiji/20161219s00041000227000c.html 2016年12月19日閲覧。 
  23. ^ おはなしのくに 先生向け放送リスト”. 日本放送協会. 2018年4月9日閲覧。
  24. ^ “バイきんぐ小峠、CMで警察官役もドッキリ疑う「泥棒の役とかしか来なかった」”. お笑いナタリー. (2016年5月16日). http://natalie.mu/owarai/news/187378 2016年5月16日閲覧。 
  25. ^ “個性派俳優の佐藤二朗さんを起用!体重・体脂肪を減らす「内脂サポート」5月17日から、初のテレビCMを全国で放送” (PDF). ファンケル・企業情報. (2018年5月7日). http://www.fancl.jp/news/pdf/20180507_naishisupporttvcm.pdf 2018年5月7日閲覧。 
  26. ^ “佐藤二朗の金言ツイートが書籍化 本人は嘆き「これが本になってはダメだ」”. ORICON STYLE. (2016年6月23日). http://www.oricon.co.jp/news/2073865/full/ 2016年6月24日閲覧。 

外部リンク