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2019年10月29日 (火) 22:31時点における版
東北女子短期大学 | |
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![]() 東北女子短期大学 | |
大学設置 | 1950年 |
創立 | 1923年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人柴田学園 |
本部所在地 | 青森県弘前市上瓦ヶ町25 |
学生数 | 210 |
学部 |
生活科 保育科 |
研究科 | なし |
ウェブサイト | http://www.toutan.ac.jp/ |
東北女子短期大学(とうほくじょしたんきだいがく、英語: Tohoku Women's Junior College)は、青森県弘前市上瓦ヶ町25に本部を置く日本の私立大学。1923年創立、1950年大学設置。大学の略称は東短。
概観
大学全体
建学の精神(校訓・理念・学是)
- 東北女子短期大学における建学の精神は、「教育即生活」となっている。
教育および研究
- 東北女子短期大学は、和洋裁縫女学校を母体として設置されたが、服飾系学科は2011年に廃止された。現在は、栄養士養成に関する専門科目が中心となっている生活科と主として保育士を養成する保育科がある。短大のある地元の特色を活かしたカリキュラムとして保育科に津軽三味線の演奏ほか日本舞踊も取り入れられている。
学風および特色
- 東北女子短期大学には 生活・保育の2科があり、当初から学科名の変更がなされておらずかつ「学科」ではなく「科」であることから、いまだ古風のイメージが強い短大という印象がある。また、制服の着用があるということからも「いわゆる良妻賢母」の養成を行う、一見して古いイメージを醸し出している。保育科には男子学生が10名程度在籍していることからも女子短大であるにも係らず事実上は一部、男女共学となっている。
沿革
- 1950年 東北女子短期大学開学。当初は被服科のみ。
- 1954年 生活科を増設(学生数:女83[1])。
- 1955年 専攻科被服専攻・食物専攻を設置。
- 1965年 保育科を増設(学生数:女69[2])。
- 1998年 保育科に男子学生が受入れられる(学生数:女157に対し、男3[3])。
- 2005年 生活科に栄養教諭課程が設置される。
- 2012年 この年度より被服科募集停止。
- 2013年 被服科廃止。
基礎データ
所在地
- 青森県弘前市上瓦ヶ町25
交通アクセス
象徴
- 東北女子短期大学のカレッジマークは梅の花をイメージしており、その中央に学校法人名の頭文字「柴」の文字をデザイン化したものが記されている。
- 東北女子短期大学の校歌は、弥富破摩雄により作詞、田村虎蔵により作曲されている。
教育および研究
組織
学科
- 生活科
- 保育科
過去にあった学科
- 被服科
過去にあった専攻科[2]
- 被服専攻
- 食物専攻
- 保育専攻
別科
- なし
取得資格について
- 生活科
- 保育科
- 被服科(廃止)
附属機関
- 山の家「ヴィラ柴田」がある。
学生生活
部活動・クラブ活動・サークル活動
- 東北女子短期大学におけるクラブ活動一覧(一部)
- 文化系:栄養研究・演劇・華道・合唱・軽音楽・茶道・写真・三味線・書道・箏曲・美術ほか
- 同好会:ワープロ・ソフトボール・映画鑑賞・SG(スイングガール・吹奏楽)など
学園祭
- 東北女子短期大学の学園祭は毎年概ね10月に行われている。
大学関係者と組織
大学関係者一覧
- 柴田やす:初代学長
- 松野伝:第2代目学長
- 今村敏:第3代目学長
- 對馬和郎:第4代目学長
- 今村城太郎:第5代目学長。『いじめの根源を問う』・『国破れて自虐あり』・『教育と環境』などを著している。
- 河西達夫:第6代目学長
- 今村吉彦:第7代目学長(現在)
施設
キャンパス
- 図書館:所蔵数は43,000冊となっている。
- 給食管理実習室
- 礼法室
- 映写室
- 階段教室
- コンピューター実習室
- 総合グラウンド
寮
- 「秀芝寮」:女子寮
対外関係
姉妹校
社会との関わり
- 一般市民に対して、短大の授業を一部公開している(「公開講座」として)
卒業後の進路
就職
- 被服科:レリアン・オンワード樫山・イトキン・フランドル・ファイブフォックス・ウェディング・三鈴・やまとなどの服飾・ファッション関連企業やSMBCフレンド証券などがあった。また、教職に就く人もいた。
- 生活科:栄養士資格取得者が多く、それを活かした職に就く人が目立つ。弘前大学医学部附属病院・八戸市民病院などの医療機関や各種保育園・日清医療食品ほか多数ある。青森銀行・みちのく銀行・あおもり信用金庫・ジェイティービー・タカラスタンダード・ネッツトヨタ青森・東北化学薬品・日本パルスモーター・横浜ファーマシーなど一般企業への就職者もいる。ほか、僅かながら教職に就く人もいる。
- 保育科:保育士として就職する人が大半である。幼稚園への就職者や一般企業への就職者も見られる。
編入学・進学実績
参考文献
- 『全国学校総覧』
- 『日本の私立短期大学』(日本私立短期大学協会発行:1980年)
- 『進学年鑑』(『私大コース』シリーズ別冊)
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』(文部省高等教育局技術教育課監修)
- 『短期大学教育』第49号(日本私立短期大学協会発行:1992年)
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『全国短期大学受験要覧』(廣潤社)
- 『全国短期大学案内』(教学社)
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
- 『短大蛍雪』(2000年5月臨時増刊。旺文社)
- 『東北女子短期大学案内』
関連項目
男子学生が存在するまたはしていた女子短大シリーズ
- 霧島女子短期大学(第一幼児教育短期大学の前身)
- 別府女子短期大学(別府溝部学園短期大学の前身)
- 東九州女子短期大学(東九州短期大学の前身)
- 中京女子大学短期大学部(至学館大学短期大学部の前身)
- 高知女子大学保育短期大学部:現在廃止。
- PL学園女子短期大学:現在廃止。
- 沖縄女子短期大学
外部リンク
脚注
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