「南柏駅」の版間の差分
Archiroid21 (会話 | 投稿記録) 編集の要約なし |
|||
6行目: | 6行目: | ||
|pxl = 280 |
|pxl = 280 |
||
|画像説明 = 東口([[2016年]][[6月11日]]) |
|画像説明 = 東口([[2016年]][[6月11日]]) |
||
{{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point}} |
|地図={{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point}} |
||
|よみがな = みなみかしわ |
|よみがな = みなみかしわ |
||
|ローマ字 = Minami-Kashiwa |
|ローマ字 = Minami-Kashiwa |
2020年2月14日 (金) 22:21時点における版
南柏駅 | |
---|---|
みなみかしわ Minami-Kashiwa | |
◄JL 26 北小金 (2.5 km) (2.4 km) 柏 JL 28► | |
所在地 | 千葉県柏市南柏一丁目1-1 |
駅番号 | JL27 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 |
■常磐線(各駅停車) (正式には常磐線) |
キロ程 |
24.5km(日暮里起点) 綾瀬から16.8 km |
電報略号 | ミカ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
32,889人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1953年(昭和28年)10月1日 |
備考 | 業務委託駅 |
南柏駅(みなみかしわえき)は、千葉県柏市南柏一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である。駅番号はJL 27。
概要
東日本旅客鉄道(JR東日本)の常磐線を走行する常磐緩行線が乗り入れている。当駅から上野駅方面を利用する場合は松戸駅。土浦駅方面利用する場合は柏駅での乗り換えが必要となる。
駅からの主な動線整備としては駅東口側に各主要施設を結ぶ歩行者デッキ(ペデストリアンデッキ)が整備されている。
1990年代頃までは当駅から西側の線路沿い周辺に小さな商店街があったが、2000年代初頭に大幅な都市再開発が行われ様変わりした。特に駅周辺の区画や道は大きく変わり、南柏駅開業当初からの風景は大きく変わった。フィールズ南柏が立地するところには、かつて住宅展示場があった。流山市との境界が駅西側を通る。
当駅にはJR東日本都市開発運営のミニ駅ビルであるスキップ南柏(skip)、近傍には大型商業施設のフィールズ南柏(マミーマートなど)、キュア・ラ(Cure・La)、カスミフードスクエア南柏駅前店、ビッグ・エー柏南柏店、京北スーパーアプリス店のほか、雑居ビル・集合住宅など様々な用途の建造物が混在している。
駅周辺にはかつてドラッグストアのマツモトキヨシが多く出店しており、西口徒歩3分の国道6号沿い、東口徒歩3分の千葉銀行向かいにも存在していた。現在もアクロスプラザ流山・光ヶ丘・豊住・中新宿と周辺には多く存在するが、駅前では東口駅前のフィールズ南柏内のみである。フィールズ南柏・アクロスプラザ流山を除き、かつてスーパーマーケット業態の「スーパーマツモトキヨシ」として営業していた建物や土地をドラッグストアに転換したものである。
歴史
1953年に駅間距離の長い北小金-柏間の中間駅として設置され、駅西側地区の土地区画整理事業が進められた。東口は開業時に設置されていなかったが、1957年に光ケ丘団地が造成されて以来、南部地区を中心として住宅開発が急速に進み東口開設が要望されていた。1970年2月に南柏駅東口開設期成同盟が設立され、柏市では東口開設を国鉄に請願し[1]、同年9月に承諾された。1971年3月、東口開設の起工式が行われ、橋上化の改築にあわせて1971年12月、東口が開設された[2]。橋上化した時の駅舎は620平方メートルの駅本屋と幅6m、長さ24.5mの自由通路を整備。
年表
- 1953年(昭和28年)10月1日:日本国有鉄道の駅として開業。開業当初は対向式ホーム2面2線の配線で、下りホーム上に今の西口側につながる小さな駅舎があった[3]。
- 年月日不詳:上りホームの外側(今の東口側)に線路が引かれ、配線が2面3線に変更される。中線の2番線は、通過列車の待避や、当駅折り返しの各駅停車(当時、上野駅 - 取手駅間を運転)用として使用されていた。
- 1970年(昭和45年)4月10日:帝都高速度交通営団(当時)千代田線との相互乗り入れによる複々線化工事のため、1面2線に変更される。このため、当駅での列車待避が不可能となり、ダイヤ改正が実施された。
- 1971年(昭和46年)
- 1972年(昭和47年)2月:東口駅前にバス発着場が新設され、これまで西口発着だった光ヶ丘団地方面行きのバスが、東口発着に変更される。この結果、松戸側にあった踏切が廃止される。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2005年(平成17年)11月:駅東側にフィールズ南柏がオープン。同時に駅舎と直結するペデストリアンデッキが開通。
- 2009年(平成21年)9月:ホームの柏駅寄りに待合室を設置。
- 2014年(平成26年)11月16日:この日をもってみどりの窓口の営業が終了。
駅構造
緩行線上に設けられた島式ホーム1面2線を持つ地上駅で、橋上駅舎を有している。改札口は1か所。出入口は、東口と西口の2か所がある。改札内外にエスカレーター・エレベーター・トイレ等が新設された。JR東日本ステーションサービスによる業務委託駅で、Suica対応自動改札機・指定席券売機設置駅。
2019年(平成31年)3月16日のダイヤ改正後からは、駆け込み乗車の減少に効果があることから電車備え付けの発車メロディを使用している[4]。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 常磐線(各駅停車) | 下り | 柏・北柏・我孫子・取手方面 |
2 | 上り | 新松戸・松戸・北千住・ 千代田線・ 小田急線方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
駅舎内の施設(駅ナカ・駅ビル)
駅ナカ商業施設としてJR東日本都市開発運営のミニ駅ビル「スキップ南柏(skip)」がある。
- 改札外
ギャラリー
-
東口ペデストリアンデッキ(2007年11月20日)
-
改札口(2016年6月11日)
-
駅ホーム(2008年6月1日)
当駅における運行形態
- 下り(柏・北柏・我孫子・天王台・取手方面)
- 日中は概ね1時間に6本の各駅停車の電車(我孫子行)が停車する。天王台・取手方面は朝と夕方の通勤通学時間帯以外の運行はなく、我孫子以北へ利用する場合は柏駅、または我孫子駅で常磐線快速電車に乗り換える必要がある[6]。
利用状況
2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は32,889人である。
周辺の駅が減少傾向にある中、当駅は再開発の影響もあり2008年まで増加傾向にあった。2009年度からは微増・微減はあるがほぼ横ばいである。
当駅からの路線バスが光ヶ丘団地や麗澤大学・麗澤中学校・高等学校、東武野田線の新柏駅・増尾駅付近を経由するため、住宅街の駅ではあるが、利用層・利用圏は広い。また、流山市との境に近いため、同市からの利用者もある。
JR東日本および千葉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)27,271 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)27,837 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)28,381 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)29,249 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)29,219 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)28,909 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)28,629 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)28,037 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 27,722 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 27,831 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 1]27,786 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 2]27,915 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 3]28,533 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 4]29,393 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 5]29,396 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 6]29,780 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 7]30,886 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 8]31,904 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 9]32,189 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 10]31,806 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 11]31,831 | [* 21] |
2011年(平成23年) | [JR 12]31,612 | [* 22] |
2012年(平成24年) | [JR 13]31,616 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [JR 14]32,187 | [* 24] |
2014年(平成26年) | [JR 15]31,633 | [* 25] |
2015年(平成27年) | [JR 16]32,315 | [* 26] |
2016年(平成28年) | [JR 17]32,439 | [* 27] |
2017年(平成29年) | [JR 18]32,668 | [* 28] |
2018年(平成30年) | [JR 19]32,889 |
駅周辺
東口
- 学校法人廣池学園 - 麗澤大学、麗澤中学校・高等学校、麗澤幼稚園(路線バスで約5分)
- 柏市立光ヶ丘小学校(路線バスで約5分)
- 柏市立豊小学校
- 流山市立向小金小学校
- 南柏幼稚園
- フィールズ南柏
- キュア・ラ(Cure・La)
- カスミ、オークスブックセンター、ダンロップスポーツクラブ南柏、ゲオなど
- 千葉銀行
- イエローハット
- 眼鏡市場
西口
- 国道6号
- 旧日光街道入口交差点
- 柏警察署南柏駅前交番
- 南柏駅前郵便局
- 流山松ヶ丘郵便局
- 京葉銀行
- スキップ南柏
- ビッグ・エー柏南柏店(旧駅前商店街跡地の再開発ビル内)
- 京北スーパーapris店
- ニッポンレンタカー
- 洋服の青山
- AOKI
- イオンモール柏(無料送迎バスあり)
- 流山運転免許センター(路線バスで約7分)
バス路線
主に、東口からは柏市光ヶ丘・酒井根、松戸市根木内方面へ、西口からは流山運転免許センター方面への路線バスと、流山市のコミュニティバス「流山ぐりーんバス」が発着する。
東口
全路線が東武バスイースト沼南営業所により運行される。
光ヶ丘方面へ向かう路線のうち、今谷、麗澤幼稚園・麗澤中高前を経由する便が1番乗り場、豊住を経由する便が3番乗り場を使用している。また、光ヶ丘から酒井根に向かう系統も中原経由と竜光寺前経由の2系統ある。光ヶ丘方面は頻繁に発着し、深夜バスまで存在する。北小金駅行きも日中は30分に1本程度運行されているが、一方で柏駅行きは逆井入口経由が1日3本・豊町経由が1日1本と極端に少ない。
のりば | 系統 | 経由地 | 行先 |
---|---|---|---|
1番 | 南柏01 | 今谷 | 酒井根 |
南柏04 | 今谷・中原 | ||
南柏05 | 今谷・酒井根 | 南部クリーンセンター | |
南柏06 | 今谷 | 麗澤幼稚園・麗澤中高前 | |
南柏07 | 今谷・中原 | 増尾駅 | |
柏26 | 今谷・酒井根・逆井入口 | 柏駅東口 | |
2番 | (降車専用) | ||
3番 | 南柏02 | 豊住・光ヶ丘 | 酒井根 |
豊住 | 光ヶ丘 | ||
4番 | 北小金01 | 中新宿・庚申塚 | 北小金駅 |
南柏02 | 豊町 | 柏駅東口 |
西口
東口とは対照的に本数は少なく、各路線の最終は21時台である。2010年11月のダイヤ改正で、西口からのバスは南流山駅行きが大幅減便となり、主に免許センター行き(1日10本)となり、他に南流山駅行き(1日9本、午前中は2本のみ)・流山駅東口行き(1日1本)に変更となった。
駅前広場が狭くタクシーしか入れないため、バス停留所は徒歩1分程度のビッグ・エー柏南柏店(駅前商店街跡の再開発ビル)前に設置されている。
- 東武バスイースト西柏営業事務所
- 流山駅東口(前ヶ崎城址公園・流山セントラルパーク駅経由)[柏07] - 12:07発のみ
- 南流山駅(免許センター経由)[西柏08] -6:53~21:25、1時間に1,2本(8:18発・11:07発・16:03発は免許センター止まり)
- 流山ぐりーんバス(運行は東武バスイースト西柏営業事務所・京成バス松戸営業所の共同運行)
隣の駅
脚注
記事本文
出典
- ^ 広報かしわ、昭和46年4月15日号
- ^ 広報かしわ、昭和46年12月15日号
- ^ 南柏駅開業60周年記念写真展
- ^ 常磐(各駅停車)線 車外スピーカーを使用して発車メロディを流す取り組みについて 2019年3月12日 東日本旅客鉄道株式会社 東京支社
- ^ “南柏/スキップ南柏|駅ビルポータルサイト「駅パラ」”. 駅パラ. 2019年4月2日閲覧。
- ^ a b 南柏駅時刻表.駅探
広報資料・プレスリリースなど一次資料
利用状況
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- 千葉県統計年鑑
- ^ 千葉県統計年鑑(平成3年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成4年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成5年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成6年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成7年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成8年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成9年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成10年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成11年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成30年)
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(南柏駅):JR東日本