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「南橋本駅」の版間の差分

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2020年2月14日 (金) 22:32時点における版

南橋本駅*
西口(2008年4月1日)
みなみはしもと
Minami-Hashimoto
上溝 (2.9 km)
(2.0 km) 橋本
地図
所在地 相模原市中央区南橋本二丁目4-17
北緯35度34分48.5秒 東経139度21分9秒 / 北緯35.580139度 東経139.35250度 / 35.580139; 139.35250座標: 北緯35度34分48.5秒 東経139度21分9秒 / 北緯35.580139度 東経139.35250度 / 35.580139; 139.35250
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 相模線
キロ程 31.3 km(茅ケ崎起点)
電報略号 ミモ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
5,594人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1932年昭和7年)11月1日
備考 業務委託駅
* 改称経歴
- 1940年 大河原停留場→相模町停留場
- 1941年 相模町停留場→相模町駅
- 1944年 相模町駅→南橋本駅
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南橋本駅(みなみはしもとえき)は、神奈川県相模原市中央区南橋本二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)相模線である。

歴史

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅で、東西自由通路のある橋上駅舎を備える。

ホームの茅ヶ崎寄りの端部・1号車先頭ドア付近に階段が、ホーム中央・3号車茅ヶ崎寄り付近にエスカレーターが、ホーム中央・2号車付近にエレベーターが設置され、ホームと駅舎を連絡している(4両編成のうち茅ヶ崎寄りが1号車、橋本寄りが4号車)。駅舎は2006年10月に改築されたもので、それ以前には木造の地平駅舎であった。これについては後述する。

その他、改札内にはトイレが階段とエレベーターの間にあり、手前から順に男子トイレ、多機能トイレ、女子トイレの順で並んでいる。

西口・東口の出口にそれぞれエスカレーターおよびエレベーターが設置されている。西口・東口のエスカレーターはともに上りのみ。またエレベーターは手前のドアから乗って奥のドアから降りる、ウォークスルータイプを使用している。

橋本駅管理の業務委託駅JR東日本ステーションサービス委託)で[1]自動券売機自動改札機を設置している。駅構内には売店公衆電話などはないが、自動販売機がホームと駅舎内に1台ずつ設置されている。

東口はロータリーとなっており、タクシー乗り場と東口階段の下には公衆トイレが設置されている。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 相模線 下り 橋本八王子方面
2 上り 海老名厚木茅ケ崎方面

(出典:JR東日本:駅構内図

相模線の電化前は当駅 - 橋本間の区間列車が設定され、側線を有したが、のちに全て撤去されている。

駅舎改築について

かつては橋本方西側に平屋建ての駅舎を有し、ホームとは跨線橋で連絡していた。しかし階段だけでエスカレーターやエレベーターはなく、バリアフリーの観点から問題があった。また東西自由通路がなく至近の踏切も1か所しかないことから、線路東側の住民が不便を強いられ、街が東西に分断されていた。このような状況を解消すべく、橋上駅舎と東西自由通路の建設が決定された。

本来は1991年3月16日の相模線電化開業と同時に新駅舎に移行するとされていたが、東側にマンションが次々に建設されるものの、セメント包装所と貨物設備が障害となって計画は進まなかった。21世紀を前にして建設予定地に位置したセメント包装所、貨物設備が撤去された際にようやく駅が改築されると住民も期待し、実際にJR東日本側も着工予定とその2年後の完成予想図を発表したが、着工はどんどん遅れていった。その後、駅用地として確保した土地を駅前スーパーの駐車場とし、しばらくのあいだ駅建設可能な状態を維持したまま数年の停滞が続いた。それらを経て、交通バリアフリー関連の法律施行にも後押しされ、ようやく工事が開始された。

橋上駅舎の工事は2005年に着工した。2006年10月1日に東西自由通路の使用を開始。2日後の10月3日には駅舎部分の使用を開始した。『タウンニュース』(2005年の記事)や相模原市の公式サイトによると、駅舎・東西自由通路・駅周辺工事の総工費は約14億円で、90%以上を相模原市が負担した。

東西自由通路開業当日の2006年10月1日には地元の盆踊りや西口でのテープカットなど、相模原市による式典が行われた。新駅舎の開設に伴って、旧駅舎および跨線橋は閉鎖され、その後撤去された。

2008年には駅前広場が完成した。

利用状況

2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員5,594人である。

近年の1日平均乗車人員の推移は下表の通りである。

年度別1日平均乗車人員[2][3]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1975年(昭和50年) 1,268
1980年(昭和55年) 1,003
1985年(昭和60年) 1,158
1989年(平成元年) 2,122
1993年(平成05年) 4,768
1995年(平成07年) 4,500 [* 1]
1998年(平成10年) 5,088 [* 2]
1999年(平成11年) 4,995 [* 3]
2000年(平成12年) [JR 1]5,099 [* 3]
2001年(平成13年) [JR 2]5,155 [* 4]
2002年(平成14年) [JR 3]4,988 [* 5]
2003年(平成15年) [JR 4]4,918 [* 6]
2004年(平成16年) [JR 5]5,075 [* 7]
2005年(平成17年) [JR 6]5,125 [* 8]
2006年(平成18年) [JR 7]5,182 [* 9]
2007年(平成19年) [JR 8]5,351 [* 10]
2008年(平成20年) [JR 9]5,443 [* 11]
2009年(平成21年) [JR 10]5,311 [* 12]
2010年(平成22年) [JR 11]5,311 [* 13]
2011年(平成23年) [JR 12]5,189 [* 14]
2012年(平成24年) [JR 13]5,213 [* 15]
2013年(平成25年) [JR 14]5,410 [* 16]
2014年(平成26年) [JR 15]5,394 [* 17]
2015年(平成27年) [JR 16]5,467 [* 18]
2016年(平成28年) [JR 17]5,522 [* 19]
2017年(平成29年) [JR 18]5,572
2018年(平成30年) [JR 19]5,594

駅周辺

東口広場

国道16号国道129号といった幹線道路に程近く、1950年代に市が行った工場誘致政策もあって、駅周辺には大手企業の工場が集まっている。

駅東側には多くのマンションが建ち並んでいる。1990年に京王相模原線橋本駅まで開通し、相模原市北部の利便性が格段に向上。さらに1991年には相模線の電化が実現した。1990年代以降は、駅東側を中心に工場の撤退・移転・縮小が相次ぎ、跡地を利用したマンション建設により人口が急増した。夏の風物詩、南橋本夏祭りは「ふれあい広場」で開催されている。

駅西側には多くの居酒屋飲食店などが集積し、南橋本商店街を形成している。「みなはし (3784) 商栄会」では「味彩まつり」としてサンバパレードなどを催している。

駅周辺の主な公共施設・事業所・店舗などは次の通り[注釈 1]

東口
西口

バス路線

当駅最寄りのバス停留所は、大河原(東口徒歩7分、国道16号沿い)と昭和電線前(東口徒歩10分)であり、神奈川中央交通により運行される以下の路線が発着する。

大河原
昭和電線前
  • 相36系統:相模原駅行、下九沢団地行

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
相模線
上溝駅 - 南橋本駅 - 橋本駅

かつては上溝駅との間に作ノ口駅が置かれていた。

脚注

記事本文

注釈

  1. ^ 所要時間は「不動産の表示に関する公正競争規約」施行規則(第5章-第1節-第11条-第10号)を参照し、80メートル=1分で単純計算したのち信号等を考慮した。

出典

  1. ^ “東日本ユニオンNo.124号” (PDF). JR 東日本労働組合横浜地方本部. (2015年12月6日). http://jrtu-east.org/pdf/yokohama-j124.pdf 2016年3月13日閲覧。 
  2. ^ 相模原市統計書 - 相模原市
  3. ^ 神奈川県県勢要覧

利用状況

神奈川県県勢要覧
JR東日本の2000年度以降の乗車人員

関連項目

外部リンク