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「和田山駅」の版間の差分

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2020年2月14日 (金) 22:52時点における版

和田山駅
駅舎
わだやま
Wadayama
地図
兵庫県朝来市和田山町東谷字藤原184-5[1]
北緯35度20分28.2秒 東経134度51分6.65秒 / 北緯35.341167度 東経134.8518472度 / 35.341167; 134.8518472座標: 北緯35度20分28.2秒 東経134度51分6.65秒 / 北緯35.341167度 東経134.8518472度 / 35.341167; 134.8518472
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 タヤ
駅構造 地上駅橋上駅[1]
ホーム 2面4線[1]
乗車人員
-統計年度-
693人/日(降車客含まず)
-2016年-
開業年月日 1906年明治39年)4月1日[1]
乗入路線 2 路線
所属路線 E 山陰本線
キロ程 119.0 km(京都起点)
梁瀬 (3.4 km)
(5.2 km) 養父
所属路線 J 播但線
キロ程 65.7 km(姫路起点)
竹田 (5.8km)
備考 直営駅[1]
みどりの窓口
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和田山駅(わだやまえき)は、兵庫県朝来市和田山町東谷字藤原にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)の[1]

概要

直営駅福知山駅の被管理駅)で2005年平成17年)4月1日に、旧朝来郡生野町、同和田山町、同山東町、同朝来町の合計4町の合併により新たに誕生した、朝来市の代表駅である[1]

山陰本線所属線としており[2]、当駅を終点とする播但線を加えた2路線が乗り入れる[1]。特急「こうのとり」、「きのさき」、播但線経由の「はまかぜ」が停車する[1]

交通系ICカードは現時点では使用できない。(2021年春を目処に利用開始予定)

歴史

焼け落ちた和田山駅(1943年)
  • 1906年明治39年)
  • 1908年(明治41年)7月1日 - 八鹿駅まで路線延伸し、途中駅となる。
  • 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。播但線の所属となる。
  • 1911年(明治44年)10月25日 - 播但線の支線として福知山駅 - 当駅間が開通。
  • 1912年(明治45年)3月1日 - 線路名称改定。播但線の福知山駅 - 当駅 - 香住駅間が山陰本線に編入され、当駅もその所属となる。播但線は飾磨駅(のちの飾磨港駅) - 姫路駅 - 当駅間となる。
  • 1943年昭和18年)5月30日 - 漏電により駅舎焼失[3]
  • 1976年(昭和51年)- 現駅舎に改築[1][4]
  • 1982年(昭和57年)10月3日 - 貨物取扱を廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
  • 2021年 (令和3年) 春 - 交通系ICカード「ICOCA」が利用可能になる予定。

駅構造

停車する列車
ホーム
旧和田山機関庫の車両庫と給水塔

島式2面4線のホームを持つ地上駅橋上駅舎を有する[1]。駅舎には駅ビルが併設されており、2階に改札口がある[1]。そこから各ホームへ跨線橋で連絡している[1]。改札外の待合室にはキオスクが設置されていた[1]が、2017年9月30日をもって閉店している。

構内北側には旧豊岡機関区和田山支区のレンガ造りの車庫と給水塔が現在も残されている。車庫は1912年(明治45年)3月に建築されたもので、1991年(平成3年)3月に支区が廃止されてからは倉庫として利用されている[1]

のりば

のりば 路線 方向 行先 備考
1 E 山陰本線 上り 福知山京都大阪方面 一部の普通列車は4番のりば
2 下り 豊岡城崎温泉方面 特急「はまかぜ」と一部の普通列車は4番のりば
4・5 J 播但線 寺前姫路方面 特急「はまかぜ」は4・5番のりば

基本的に、1番のりばが山陰本線上り用、2番のりばが山陰本線下り用、4番のりばが播但線と山陰本線の普通列車同士の乗換及び臨時団体列車と特急「はまかぜ」用、5番のりばが播但線普通列車用及び特急「はまかぜ」用として使われ、山陰本線の上下線とも普通列車の一部は4番のりばに停車するほか、「はまかぜ」は4・5番のりばから発車する。2番のりばと4番のりばの間に存在する3番線、および播但線専用である5番のりばと播但線専用留置線は非電化である。


播但線車両のみ夜間滞泊が設定されている。

トイレは改札外に男女別水洗のものがある。

利用状況

「兵庫県統計書[5]」によると、2016年(平成28年)度の1日平均乗車人員693人である。

近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。

年度 1日平均
乗車人員
1998年 1,024
1999年 971
2000年 951
2001年 910
2002年 912
2003年 891
2004年 861
2005年 843
2006年 823
2007年 813
2008年 791
2009年 747
2010年 744
2011年 754
2012年 758
2013年 756
2014年 709
2015年 705
2016年 693

駅周辺

路線バス

  • 全但バス
    • 特急バス 大阪・神戸 - 湯村温泉浜坂駅城崎温泉
    • 養父駅・谷間地経由)八鹿駅
    • 山口・生野駅裏・建屋
    • 和田山営業所(玉置)・中央公園・ジャスコ
    • (和田山工業団地経由)和田山病院
    • 与布土・与布土温泉・金浦・柴
    • 白井・竹ノ内
    • 夢但馬周遊バス「たじまわる」
  • 朝来市コミュニティバス「アコバス」

駅弁

駅改札外の駅弁屋「福廼家」で販売[1]。主な駅弁は下記の通り[6]

  • 但馬の里牛肉弁当

隣の駅

西日本旅客鉄道
E 山陰本線
快速・普通
梁瀬駅 - 和田山駅 - 養父駅
J 播但線
  • 特急「はまかぜ」停車駅
快速・普通(快速は生野駅まで各駅に停車)
竹田駅 - 和田山駅

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 『兵庫の鉄道全駅 JR・三セク』神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、128頁。ISBN 9784343006028 
  2. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  3. ^ 『福知山鉄道管理局史』(1972年)P35より。焼失駅舎を解体したか、修復して使用したかは不明。
  4. ^ 1976年4月26日に「和田山駅改築落成記念入場券」が発売されている。
  5. ^ 兵庫県統計書
  6. ^ 『JR時刻表』2017年3月号、交通新聞社、2017年、331頁。 

関連項目

外部リンク