「白塚駅」の版間の差分
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|よみがな = しらつか |
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|ローマ字 = Shiratsuka |
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2020年2月14日 (金) 23:07時点における版
白塚駅 | |
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駅舎 | |
しらつか Shiratsuka | |
◄E35 豊津上野 (1.9 km) (2.4 km) 高田本山 E37► | |
所在地 | 三重県津市白塚町820-2 |
駅番号 | E36 |
所属事業者 | 近畿日本鉄道(近鉄) |
所属路線 | E 名古屋線 |
キロ程 | 61.7 km(*近鉄名古屋起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
896人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1944年(昭和19年)5月8日 |
備考 | * 正式な起点は伊勢中川駅 |
白塚駅(しらつかえき)は、三重県津市白塚町にある、近畿日本鉄道(近鉄)名古屋線の駅である。駅番号はE36。
歴史
かつて豊津上野 - 高田本山には逆川駅が存在していたが、当駅開業と同時に廃駅となっている[1]。
駅構造
4両編成まで対応の島式ホーム2面4線を持つ、待避可能な地上駅。駅舎は下り(東)側南端にある。ホームとは構内踏切で連絡し、車椅子での移動は容易。構内に後述の検車施設(明星検車区白塚車庫)があり、乗務員区所の白塚列車区が設置されている。トイレは改札内にあり、男女別の水洗式。
白子駅管理の有人駅で、自動改札機はPiTaPa・ICOCA対応の改札機が導入されている。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1・2 | E 名古屋線 | 下り | 津・大阪・京都・鳥羽・賢島方面 | |
3・4 | E 名古屋線 | 上り | 四日市・桑名・名古屋方面 | 一部は1番のりば |
特記事項
内側2線(2番線と3番線)が主本線、外側2線(1番線と4番線)が待避線である。
1番線は名古屋方面への発車に対応しており、白塚車庫に直接入庫することが可能になっている。なお、2018年3月17日時点で1番線から発車する名古屋方面行き普通列車は、平日ダイヤの4本と土休日ダイヤの2本が設定されている[4]。
白塚車庫(旧・白塚検車区)
当駅東側に明星検車区白塚車庫が設置され、名古屋線に所属する一般車両の仕業検査・折り返し整備・夜間滞泊が行われている。構内には乗務員詰所の白塚列車区、動力車操縦者養成所も兼ねる教習所、白塚体育館も併設されている。
白塚車庫には車両配置はなく、名古屋線系統の富吉車庫(富吉駅隣接)および山田線系統の明星検車区明星車庫(明星駅隣接)を補完する役割という位置付けである。
かつては白塚検車区として管轄下には併設の白塚車庫と、内部線内部駅隣接の内部車庫があったが、2003年5月に明星検車区と統合され、内部車庫は富吉検車区に移管された[5]。その後内部車庫は2015年4月1日の四日市あすなろう鉄道移行に伴い、施設を所有する四日市市へ移管された[6]。
停車列車
普通列車のみ停車し、日中は上下線共に毎時3本の停車本数が確保されている[7]。
白塚車庫が併設されている関係で当駅発着の普通列車が数本設定されており、志摩線賢島駅からのワンマン列車は当駅が北限となっている[7]。
当駅発着の賢島駅直通列車は早朝1本の当駅始発と平日夜間1本の当駅終着列車のみであり、平日朝1本のみ山田線宇治山田駅からの当駅終着列車がある以外は、全て名古屋方面または伊勢中川駅からの列車となっている[7]。なお、急行・準急通過駅のホーム有効長の関係で、普通列車の最大編成両数は当駅を境界として名古屋方面は3両、鳥羽方面は4両までとなっており、津新町駅・伊勢中川駅終着の一部列車は当駅で車両交換が実施されている[8]。
2018年3月17日ダイヤ変更までは普通列車の折り返し拠点とされており[9]、昼間時は名古屋方面発着の普通列車の約1/3と、賢島方面発着の全普通列車が当駅で折り返し運転を実施していた[9]。昼間時の名古屋・賢島双方からの折り返し列車同士については、ダイヤ上でも乗換え待ち時間のない相互接続が図られていた[9]。同ダイヤ変更までは早朝と休日夕方に当駅始発津新町行きの普通列車、夕方以降に当駅始発宇治山田・鳥羽行き普通列車が数本設定されていた[9]。
当駅乗降人員
近年における当駅の1日乗降人員の調査結果は以下の通り[10]。
- 2018年11月13日:1,640人
- 2015年11月10日:1,804人
- 2012年11月13日:1,667人
- 2010年11月9日:1,804人
- 2008年11月18日:1,737人
- 2005年11月8日:1,926人
利用状況
「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1997年 | 1,174 |
1998年 | 1,183 |
1999年 | 1,119 |
2000年 | 1,081 |
2001年 | 1,033 |
2002年 | 989 |
2003年 | 988 |
2004年 | 957 |
2005年 | 953 |
2006年 | 957 |
2007年 | 948 |
2008年 | 950 |
2009年 | 899 |
2010年 | 910 |
2011年 | 905 |
2012年 | 903 |
2013年 | 909 |
2014年 | 864 |
2015年 | 906 |
2016年 | 896 |
2017年 | 896 |
利用状況の変遷
白塚駅の利用状況の変遷を下表に示す。
- 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
- 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
- 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年度別利用状況(白塚駅) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
年 度 | 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 | 乗降人員調査結果:人/日 | 特記事項 | ||||
通勤定期 | 通学定期 | 定期外 | 合 計 | 調査日 | 調査結果 | ||
1950年(昭和25年) | 131,670 | ←←←← | 61,191 | 192,861 | |||
1951年(昭和26年) | 146,850 | ←←←← | 60,894 | 207,744 | |||
1952年(昭和27年) | 146,850 | ←←←← | 60,689 | 207,539 | |||
1953年(昭和28年) | 142,260 | ←←←← | 61,243 | 203,503 | |||
1954年(昭和29年) | 138,960 | ←←←← | 61,524 | 200,484 | |||
1955年(昭和30年) | 145,110 | ←←←← | 57,609 | 202,719 | |||
1956年(昭和31年) | 164,370 | ←←←← | 54,646 | 219,016 | |||
1957年(昭和32年) | 184,890 | ←←←← | 53,227 | 238,117 | |||
1958年(昭和33年) | 180,210 | ←←←← | 51,691 | 231,901 | |||
1959年(昭和34年) | 193,530 | ←←←← | 48,158 | 241,688 | |||
1960年(昭和35年) | 220,920 | ←←←← | 39,015 | 259,935 | |||
1961年(昭和36年) | 245,040 | ←←←← | 40,923 | 285,963 | |||
1962年(昭和37年) | 256,950 | ←←←← | 50,519 | 307,469 | |||
1963年(昭和38年) | 268,050 | ←←←← | 50,058 | 318,108 | |||
1964年(昭和39年) | 287,580 | ←←←← | 56,364 | 343,944 | |||
1965年(昭和40年) | 308,130 | ←←←← | 55,727 | 363,857 | |||
1966年(昭和41年) | 324,720 | ←←←← | 49,059 | 373,779 | |||
1967年(昭和42年) | 325,080 | ←←←← | 50,659 | 375,739 | |||
1968年(昭和43年) | 341,700 | ←←←← | 56,874 | 398,574 | |||
1969年(昭和44年) | 343,350 | ←←←← | 64,998 | 408,348 | |||
1970年(昭和45年) | 311,190 | ←←←← | 73,090 | 384,280 | |||
1971年(昭和46年) | 305,790 | ←←←← | 87,870 | 393,660 | |||
1972年(昭和47年) | 304,920 | ←←←← | 101,573 | 406,493 | |||
1973年(昭和48年) | 305,100 | ←←←← | 120,345 | 425,445 | |||
1974年(昭和49年) | 330,960 | ←←←← | 110,544 | 441,504 | |||
1975年(昭和50年) | 335,160 | ←←←← | 117,189 | 452,349 | |||
1976年(昭和51年) | 303,270 | ←←←← | 99,886 | 403,156 | |||
1977年(昭和52年) | 285,660 | ←←←← | 100,029 | 385,689 | |||
1978年(昭和53年) | 276,210 | ←←←← | 101,411 | 377,621 | |||
1979年(昭和54年) | 301,320 | ←←←← | 100,389 | 401,709 | |||
1980年(昭和55年) | 334,320 | ←←←← | 103,945 | 438,265 | |||
1981年(昭和56年) | 357,900 | ←←←← | 107,346 | 465,246 | |||
1982年(昭和57年) | 356,340 | ←←←← | 115,944 | 472,284 | 11月16日 | 2,683 | |
1983年(昭和58年) | 368,250 | ←←←← | 120,045 | 488,295 | 11月8日 | 2,851 | |
1984年(昭和59年) | 371,220 | ←←←← | 120,159 | 491,379 | 11月6日 | 2,931 | |
1985年(昭和60年) | 376,110 | ←←←← | 118,466 | 494,576 | 11月12日 | 3,027 | |
1986年(昭和61年) | 364,080 | ←←←← | 119,350 | 483,430 | 11月11日 | 2,906 | |
1987年(昭和62年) | 369,420 | ←←←← | 117,849 | 487,269 | 11月10日 | 2,722 | |
1988年(昭和63年) | 383,940 | ←←←← | 122,991 | 506,931 | 11月8日 | 2,893 | |
1989年(平成元年) | 382,110 | ←←←← | 122,227 | 504,337 | 11月14日 | 3,084 | |
1990年(平成2年) | 387,480 | ←←←← | 123,146 | 510,626 | 11月6日 | 3,150 | |
1991年(平成3年) | 372,810 | ←←←← | 130,816 | 503,626 | |||
1992年(平成4年) | 367,410 | ←←←← | 132,898 | 500,308 | 11月10日 | 3,345 | |
1993年(平成5年) | 350,100 | ←←←← | 138,765 | 488,865 | |||
1994年(平成6年) | 337,950 | ←←←← | 132,735 | 470,685 | |||
1995年(平成7年) | 323,370 | ←←←← | 133,024 | 456,394 | 12月5日 | 2,573 | |
1996年(平成8年) | 311,790 | ←←←← | 138,866 | 450,656 | |||
1997年(平成9年) | 297,900 | ←←←← | 130,595 | 428,495 | |||
1998年(平成10年) | 304,200 | ←←←← | 127,671 | 431,871 | |||
1999年(平成11年) | 283,140 | ←←←← | 126,463 | 409,603 | |||
2000年(平成12年) | 270,810 | ←←←← | 123,908 | 394,718 | |||
2001年(平成13年) | 256,080 | ←←←← | 120,912 | 376,992 | |||
2002年(平成14年) | 242,820 | ←←←← | 118,163 | 360,983 | |||
2003年(平成15年) | 246,270 | ←←←← | 115,364 | 361,634 | |||
2004年(平成16年) | 238,650 | ←←←← | 110,633 | 349,283 | |||
2005年(平成17年) | 236,310 | ←←←← | 111,437 | 347,747 | 11月8日 | 1,926 | |
2006年(平成18年) | 232,890 | ←←←← | 116,404 | 349,294 | |||
2007年(平成19年) | 230,580 | ←←←← | 116,295 | 346,875 | |||
2008年(平成20年) | ←←←← | 11月18日 | 1,737 | ||||
2009年(平成21年) | ←←←← |
駅周辺
バス路線
隣の駅
脚注
- ^ “〜白子駅が運輸営業を開始してから100年を迎えます〜白子駅開業100周年記念入場券・記念グッズを発売!”. KINTETSU NEWS RELEASE. 近畿日本鉄道秘書広報部 (2015年9月3日). 2015年9月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月17日閲覧。
- ^ a b 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 2号 近畿日本鉄道 1、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月22日、18-23頁。ISBN 978-4-02-340132-7。
- ^ "平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります" (pdf) (Press release). 近畿日本鉄道. 30 January 2007. 2016年3月17日閲覧。
- ^ 駅掲出時刻表 - 白塚駅 近畿日本鉄道
- ^ 近畿日本鉄道『近畿日本鉄道100年のあゆみ』2010年、pp.738-739
- ^ 「鉄道ピクトリアル」2018年12月臨時増刊(通巻954号) 電気車研究会
- ^ a b c 近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.150 - p.157・p.162 - p.184・p.308 - p.315・p.320 - p.342
- ^ 駅掲出時刻表 - 豊津上野駅 近畿日本鉄道
- ^ a b c d 近鉄時刻表2016年3月19日ダイヤ変更号、p.146 - p.153・p.158 - p.180・p.304 - p.311・p.316 - p.338
- ^ 駅別乗降人員 名古屋線 - 近畿日本鉄道