「北伊丹駅」の版間の差分
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|キロ程 = 7.9km([[尼崎駅 (JR西日本)|尼崎]]起点)<br />[[大阪駅|大阪]]から15.6 |
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| 緯度度 = 34 | 緯度分 = 48 | 緯度秒 = 4.88 |
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| 経度度 = 135 |経度分 = 25 | 経度秒 = 9.65 |
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2020年2月14日 (金) 23:36時点における版
北伊丹駅 | |
---|---|
駅舎 | |
きたいたみ Kita-Itami | |
◄JR-G52 伊丹 (2.1 km) (3.1 km) 川西池田 JR-G54► | |
所在地 | 兵庫県伊丹市北伊丹九丁目27[1]* |
駅番号 | JR-G53 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | 福知山線(JR宝塚線) |
キロ程 |
7.9km(尼崎起点) 大阪から15.6 km |
電報略号 | キタ |
駅構造 | 地上駅[1] |
ホーム | 1面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
5,590人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1944年(昭和19年)4月1日[1] |
備考 |
業務委託駅[1] みどりの券売機プラス設置駅 |
北伊丹駅(きたいたみえき)は、兵庫県伊丹市北伊丹9丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)福知山線の駅である[1]。駅番号はJR-G53。
大阪国際空港の滑走路から猪名川を挟んで北西に八百メートルのところに位置し、離着陸ルートの真下にある(ホームには列車の通過音が聞き取りにくい旨を示す注意書きが掲示されている)[1]。
登記上の所在地は伊丹市だが、施設の一部(北側)は川西市域にもまたがっている[1]。
「JR宝塚線」の愛称区間に含まれている。ICOCAや相互利用対象のICカードが利用可能。
歴史
- 1944年(昭和19年)4月1日 - 運輸通信省福知山線の伊丹駅 - 池田駅(現在の川西池田駅)間に、旅客駅として新設開業[1]。
- 戦時体制を受け、従業員が増加した駅西隣の大阪機工の通勤用として設置された。同工場の一部は昭和50年代に閉鎖され、その跡地は県立西猪名公園となっている。
- 1966年(昭和41年)9月1日 - 専用線発着の車扱貨物の取り扱いを開始。一般駅となる。
- 1978年(昭和53年)10月1日 - ダイハツ工業専用線廃止。
- 1979年(昭和54年)7月1日 - 周辺4駅の貨物の取り扱いを当駅に集約[1]、車扱貨物の取り扱いを開始。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 貨物の取り扱いが全廃され、旅客駅に戻る[1]。当駅は福知山線内で最後まで貨物営業を行っていた駅であった。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[2]。
- 1988年(昭和63年)3月13日 - 路線愛称の制定により、「JR宝塚線」の愛称を使用開始。
- 2003年(平成15年)11月1日 - ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[3]。
- 2005年(平成17年)
- 4月25日 - JR福知山線脱線事故の関係で、みどりの窓口のみ営業。
- 6月19日 - 福知山線復旧、脱線事故後55日ぶりに列車停車が再開[2]。
- 2007年(平成19年)3月13日 - 南口のみエレベーター新設。
- 2011年(平成23年)3月8日 - JR宝塚・JR東西・学研都市線運行管理システム導入。接近メロディ導入。
- 2014年(平成26年)4月1日 - 北口のみ朝夕を除き無人化。
- 2016年(平成28年)
- 7月21日 - みどりの窓口の営業終了。
- 7月22日 - みどりの券売機プラスの利用開始。
- 2018年(平成30年)3月17日 - 駅ナンバリングが導入され、使用を開始。
駅構造
島式1面2線のホームを持つ地上駅になっている[1]。ホームの西側には留置線が2本あり、宝塚駅に到着した終電や一部の新三田駅に到着した快速はここまで戻って留置される[4]。
JR西日本交通サービスによる業務委託駅で、改札口は南口(伊丹市側)と北口(川西市側)の2か所ある(北口は一部時間帯を除き無人となる)。南口にのも、エレベーターが設置されている[1]。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | JR宝塚線 | 下り | 宝塚・三田方面 |
2 | 上り | 尼崎・大阪・北新地方面 |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
ダイヤ
普通列車のみの停車のため、日中時間帯は1時間あたり4本が停車する。朝ラッシュ時の大阪方面は本数が多くなる。
かつては、「普通列車」であっても当駅を通過する列車があった[5]。
利用状況
2017年(平成29年)度の1日平均乗車人員は5,590人である。乗客は伊丹市・川西市民が中心であるが、少数ながら大阪府池田市の住民も利用している。
「兵庫県統計書[6]」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人数 |
---|---|
1995年 | 3,392 |
1996年 | 3,795 |
1997年 | 3,796 |
1998年 | 3,850 |
1999年 | 3,807 |
2000年 | 3,869 |
2001年 | 3,841 |
2002年 | 3,922 |
2003年 | 4,132 |
2004年 | 4,292 |
2005年 | 4,110 |
2006年 | 4,699 |
2007年 | 5,008 |
2008年 | 4,977 |
2009年 | 4,756 |
2010年 | 5,050 |
2011年 | 5,126 |
2012年 | 5,170 |
2013年 | 5,118 |
2014年 | 5,066 |
2015年 | 5,185 |
2016年 | 5,370 |
2017年 | 5,590 |
駅周辺
周辺には工場が多い。また、北出口の川西市側は大規模なマンションや一戸建てといった住宅街が広がっており、南出口と北出口では様相が違うのが特徴。
近年は「産業道路」こと県道13号尼崎池田線沿いに郊外型の家電量販店が立て続けに出店している。
また駅東側にペットフードの工場があるため、夏季は特に異臭が漂う。
南口
- 公共施設
- 兵庫県立西猪名公園[1]
- 伊丹市立ローラースケート場
- エアフロントオアシス下河原
- 北伊丹郵便局
- 陸上自衛隊 中部方面総監部
- 国道171号
- 商業施設
- 工場・事業所
北口
- 西猪名公園
- 東久代公園
バス
駅の南西・国道171号の高架下に、阪急バスの「JR北伊丹」と伊丹市営バスの「北伊丹」停留所がある。いずれも本数は60分から90分に1本程度である。
- 東行き
阪急バス
伊丹市営バス
- 84系統 - 下河原 行
- 西行き
阪急バス
伊丹市営バス
- 84系統 - 阪急伊丹 行(市役所前 経由)
その他
- かつて発売されていた、当駅 - 大阪駅間の「昼間特割きっぷ」は、1020円で販売されており、1枚当たりの単価は170円となっていた。大阪駅までの大人普通運賃は320円なので、割引率が46.875%となっていた。
- 「昼間特割きっぷ」は区間によって割引率が異なるが、当駅発着のものが一番割引率が高かった。
- 「ICOCAポイントサービス」導入により、「昼間特割きっぷ」は廃止された。
- ホームから離れた駅本屋近くに国鉄時代の駅名標が残されている。大阪近郊のJR線では貴重な現存例である。
- 当駅を出てすぐ南の踏切には昔の線路の路盤の跡がある。
- かつては駅の東側に貨物ホームなどの設備があった。宝塚駅や伊丹駅で行われていた貨物取扱を集約する形で設けられたが、完成後7年で廃止された。
隣の駅
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 『兵庫の鉄道全駅 JR・三セク』神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、101頁。ISBN 9784343006028。
- ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 44号 福知山線・播但線・加古川線・姫新線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年5月30日、10-11頁。
- ^ 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年8月30日
- ^ 翌日は宝塚駅または新三田駅まで回送された後に営業運転に入る。
- ^ 交通公社 時刻表 1968年10月号
- ^ 兵庫県統計書
- ^ ヤマダ電機HPテックランド北伊丹店