伊丹駐屯地
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伊丹駐屯地 | |
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駐屯地正門(正面の庁舎は当時総監部が使用) | |
位置 | |
所在地 | 兵庫県伊丹市緑ヶ丘7-1-1(大代表) |
座標 | 北緯34度47分54.1秒 東経135度24分23.9秒 / 北緯34.798361度 東経135.406639度 |
概要 | |
駐屯地司令 | 中部方面総監部幕僚長 兼任 |
主要部隊 |
中部方面総監部 第36普通科連隊 中部方面通信群ほか |
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開設年 | 1951年 |
伊丹駐屯地(いたみちゅうとんち、JGSDF Camp Itami)は、兵庫県伊丹市緑ヶ丘7-1-1・川西市久代5丁目に所在し、中部方面総監部等が駐屯する陸上自衛隊の駐屯地。
概要
[編集]主に中部方面隊直轄部隊が駐屯する。第3師団司令部は千僧駐屯地に置かれる。
最寄の演習場は、長尾山演習場。駐屯地司令は、中部方面総監部幕僚長が兼務。至近距離に千僧駐屯地、川西駐屯地がある。警察予備隊創設時、他の管区隊の駐屯地がすんなり決まったのに第3管区隊の駐屯地はなかなか決まらず、移転する近畿管区警察学校の跡地5,000坪と隣接する伊丹市の30,000坪の提供を受けようやく開設された。
宝塚音楽学校では1989年から全生徒が伊丹駐屯地で基本教練の研修を受けている[1]。
沿革
[編集]警察予備隊伊丹駐屯地
- 1951年(昭和26年)
陸上自衛隊伊丹駐屯地
- 1954年(昭和29年)
- 1955年(昭和30年)
- 1959年(昭和34年)
- 1960年(昭和35年)1月14日:中部方面隊発足により、中部方面総監部が開庁。中部方面会計隊、中部方面警務隊、中部方面音楽隊が編成。
- 1962年(昭和37年)1月18日:第3管区隊が第3師団へ改編され、第7普通科連隊第2大隊を基幹として第36普通科連隊が新編。
- 2004年(平成16年)
- 3月27日:中部方面後方支援隊第302通信直接支援隊(中部方面通信群を支援)が新編。
- 3月29日:中部方面衛生隊が新編。
- 構内にあった伊丹郵便局自衛隊内分室を廃止。
- 2006年(平成18年)
- 2007年(平成19年)3月28日:中部方面情報処理隊が編成完結。
- 2010年(平成22年)3月26日:中部方面情報処理隊を中部方面情報隊に改編。
- 2022年(令和 4年)3月17日:
駐屯部隊
[編集]中部方面隊及び隷下部隊
[編集]- 中部方面総監部
- 中部方面総監部付隊
- 中部方面システム通信群
- 中部方面後方支援隊
- 第302通信直接支援隊:中部方面システム通信群を支援
- 中部方面衛生隊
- 中部方面会計隊
- 中部方面情報隊
- 中部方面音楽隊
- 伊丹駐屯地業務隊
陸上総隊直轄部隊
[編集]防衛大臣直轄部隊
[編集]- 警務隊
- 陸上自衛隊会計監査隊
- 中部方面分遣隊
共同の部隊
[編集]- 自衛隊情報保全隊
- 中部情報保全隊
最寄の幹線交通
[編集]- 高速道路:中国自動車道宝塚IC/BS
- 一般道:国道171号、国道176号、 尼崎池田線
- 鉄道:JR西日本福知山線北伊丹駅、阪急電鉄伊丹線伊丹駅
- 港湾:神戸港、大阪港(共に指定特定重要港湾)、尼崎西宮芦屋港(重要港湾)
- 飛行場:大阪国際空港(第一種空港)、神戸空港(第三種空港)、舞洲ヘリポート、神戸ヘリポート
脚注
[編集]- ^ 「地域に密着した民生支援活動を紹介 自衛隊はいつも私達の隣にいる」 『MAMOR』、2010年9月、Vol.43、扶桑社、8-12頁
- ^ a b c 陸上自衛隊20年年表(朝雲新聞社・1971年)
- ^ “自衛隊法施行令(昭和29年6月30日政令第179号)”. 国立公文書館デジタルアーカイブ. 2016年5月9日閲覧。
- ^ 令和4年3月17日陸上幕僚長より皆さまへ - 陸上自衛隊(2022年3月18日閲覧)
- ^ “陸幕、概算要求額契約ベースで6154億円に – 旅行業界・航空業界 最新情報 − 航空新聞社” (2020年10月1日). 2022年3月20日閲覧。