コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

出雲駐屯地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
出雲駐屯地
位置
地図
所在地 島根県出雲市松寄下町
座標 北緯35度22分10秒 東経132度42分31秒 / 北緯35.36944度 東経132.70861度 / 35.36944; 132.70861
概要
駐屯地司令 第13偵察戦闘大隊長 兼務
主要部隊 第13偵察戦闘大隊 ほか

開設年 1953年
テンプレートを表示

出雲駐屯地(いずもちゅうとんち、JGSDF Camp Izumo)は、島根県出雲市松寄下町に所在し、第13偵察戦闘大隊等が駐屯する陸上自衛隊駐屯地

概要

[編集]

最寄の演習場は、出西訓練場であったが、現在は使用されていない。そのため、鳥取県の日光演習場、岡山県の日本原演習場、広島県の原村演習場がよく使われている。駐屯地司令は、第13偵察戦闘大隊長が兼務。

沿革

[編集]

保安隊出雲駐屯地

  • 1953年(昭和28年)10月10日:出雲駐屯地が開設。
  1. 第8連隊第1大隊が岡山県水島駐屯地より移駐。
  2. 第33会計隊第2分遣隊が海田市駐屯地から移駐。

陸上自衛隊出雲駐屯地

  • 1954年(昭和29年)7月1日:陸上自衛隊へ移管[1]
  1. 第8連隊第1大隊が第8普通科連隊第1大隊に称号変更。
  2. 第33会計隊第2分遣隊が第357会計隊に改称[2]
  • 1957年(昭和32年)12月:第303地区施設隊が千僧駐屯地より移駐。
  • 1962年(昭和37年)1月18日:部隊の新編、移駐
  1. 第13特科連隊第1特科大隊、第13対戦車隊、第13偵察隊が新編。
  2. 第8普通科連隊第1大隊が米子駐屯地に移駐。
  • 1990年(平成02年)3月26日:第303地区施設隊を第349施設中隊に改編し、第7施設群に編合。
  • 1999年(平成11年)3月29日:部隊の新編、移駐
  1. 第13特科連隊第1特科大隊が日本原駐屯地へ移駐、改編。
  2. 第13対戦車隊を第13対戦車中隊に改編。
  3. 第349施設中隊が三軒屋駐屯地に移駐[3]
  4. 第304施設隊が新編され、第4施設団に編合。
  • 2004年(平成16年)3月29日:部隊の新編、移駐
  1. 中部方面後方支援隊第104施設直接支援大隊第1直接支援隊(第304施設隊を支援)を新編。
  2. 第13後方支援隊第2整備中隊偵察直接支援小隊(第13偵察隊を支援)を新編。
  3. 第13後方支援隊第2整備中隊対戦車直接支援班(第13対戦車中隊を支援)を新編。
  • 2008年(平成20年)3月26日:部隊の改編、廃止
  1. 第13偵察隊を増強改編。
  2. 第13対戦車中隊、第13後方支援隊第2整備中隊対戦車直接支援班を廃止。
  • 2015年(平成27年)3月26日:会計隊の改編に伴い、第357会計隊を廃止、第356会計隊出雲派遣隊が設置される。
  • 2017年(平成29年)3月27日:第301施設小隊を廃止。
  • 2024年(令和06年)3月21日:第13偵察隊と第13戦車中隊(日本原駐屯地)を統合し、第13偵察戦闘大隊を新編[4][5]

駐屯部隊

[編集]

中部方面隊隷下部隊

[編集]

防衛大臣直轄部隊

[編集]

最寄の幹線交通

[編集]

重要施設

[編集]
  • 三隅発電所(出力100.0万kW。石炭)(浜田市
  • 西島根変電所(超高圧変電所)(益田市
  • 東益田変電所(一次変電所)(益田市
  • 金城変電所(一次変電所)(浜田市
  • 西島根幹線(新西広島変電所から西島根変電所まで、亘長46.6 km[6]の、500 kV送電線路)[7]
  • 中国中幹線(西島根変電所から日野変電所まで、亘長152.8 km[6]の、500 kV送電線路)
  • 来島ダム(飯石郡飯南町

脚注

[編集]
  1. ^ 自衛隊法施行令(昭和29年6月30日政令第179号)”. 国立公文書館デジタルアーカイブ. 2016年5月14日閲覧。
  2. ^ 陸上自衛隊出雲駐屯地”. www.mod.go.jp. 2022年5月5日閲覧。
  3. ^ 陸上自衛隊 出雲駐屯地 部隊紹介”. 2024年3月27日閲覧。
  4. ^ 出雲駐屯地に戦闘大隊 陸自 来年度末新設、530人に | 山陰中央新報デジタル”. 出雲駐屯地に戦闘大隊 陸自 来年度末新設、530人に | 山陰中央新報デジタル. 2022年11月30日閲覧。
  5. ^ 陸上自衛隊出雲駐屯地で「偵察戦闘大隊」の編成式」『島根NHK NEWS WEB日本放送協会、2024年3月21日。2024年3月21日閲覧。
  6. ^ a b 2014(平成26)年度 有価証券報告書”. 中国電力 (2015年6月26日). 2015年12月5日閲覧。
  7. ^ 若林克也「島根県に初の50万ボルト導入」『電気学会誌』第117巻第8号、1997年8月、doi:10.1541/ieejjournal.117.5472015年12月5日閲覧 

外部リンク

[編集]