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国道431号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
一般国道
国道431号標識
国道431号
地図
地図
総延長 101.9 km
実延長 101.9 km
現道 094.1 km
制定年 1982年昭和57年)
起点 島根県出雲市
大島交差点(北緯35度20分15.74秒 東経132度42分7.42秒 / 北緯35.3377056度 東経132.7020611度 / 35.3377056; 132.7020611 (大島交差点)
主な
経由都市
島根県松江市
鳥取県境港市
終点 鳥取県米子市
米子自動車道入口交差点(北緯35度25分33.30秒 東経133度23分59.51秒 / 北緯35.4259167度 東経133.3998639度 / 35.4259167; 133.3998639 (米子自動車道入口交差点)
接続する
主な道路
記法
国道9号標識 国道9号
国道485号標識 国道485号
E9 山陰自動車道
E73 米子自動車道
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML
国道431号 起点
島根県出雲市 大島交差点
国道431号 終点
鳥取県米子市
米子自動車道入口交差点

国道431号(こくどう431ごう)は、島根県出雲市から鳥取県米子市に至る一般国道である。

概要

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宍道湖沿いを通過する
島根県松江市国屋町

主に島根半島中海側、宍道湖側、弓ヶ浜半島日本海側(美保湾)を通る。

路線データ

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一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。

歴史

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前身は、出雲大社前 - 松江市間が主要地方道松江大社線(島根県道23号)、松江市 - 境港市間が主要地方道松江境線(島根県道1号・鳥取県道18号)、境港市 - 米子市間が主要地方道米子境線(鳥取県道17号)となっていた。

1981年昭和56年)4月30日付で一般国道431号の指定が公布され、翌年4月1日付けで施行された。

年表

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路線状況

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島根県出雲市平田町
(2019年4月撮影)

路線の性格は通過する自治体によって異なる。例えば、起点部分の出雲市側では山陰自動車道と重要観光地である出雲大社・日御碕などとを結ぶアクセス道路として、出雲市平田地区や松江市内北部ではそれぞれの重要幹線として、境港市から米子市にかけての区間は弓ヶ浜半島の大動脈として、また終端部分の米子市では米子自動車道などへのアクセス道路としての性格を持つ。

かつて出雲市大社町内では、入り組んだ区間を通る[注釈 5]ため、このルートを島根県道29号大社日御碕線の一部などを通るものに変更してはどうか、ということが言い出されたことがあった。その後、出雲大社の遍宮祭までに島根県道29号大社日御碕線の一部と市道宮内稲佐線を通るルートに変更された[5]

別名

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  • (外浜)産業道路 - 鳥取県境港市境水道大橋から鳥取県米子市河崎・河崎交差点(鳥取県道317号両三柳西福原線交点)まで
    • 「産業道路」は上記の区間に加えて鳥取県道317号両三柳西福原線の全線を含む通称である。米子市皆生温泉経由の現道が開通するまでは、この県道が国道431号の一部であった。ただし、近年では県道部分のみを産業道路と称し、国道部分は431号と分ける場合がある。
    • 鳥取県道47号米子境港線(通称・内浜産業道路)と区別するために、「外浜産業道路」とも呼ばれる。
  • 出雲市大社町から松江市の宍道湖大橋北詰辺りの区間は、旧県道23号松江大社線時代から宍道湖北岸を通ることから、年配者を中心に「湖北線」の愛称で呼ばれている[6]

バイパス

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川津バイパス
島根県松江市西川津町
白砂青松の弓ヶ浜サイクリングコースの国道431号単独部分

道の駅

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地理

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国道9号との交差
鳥取県西伯郡日吉津村日吉津

通過する自治体

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交差する道路

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交差する道路 都道府県名 市町村名 交差する場所
国道9号
島根県道337号出雲インター線
島根県 出雲市 神西沖町 大島(おおじま)交差点 / 起点
島根県道279号外園高松線 西園町 長浜工業団地交差点
島根県道351号出雲路自転車道線 大社町中荒木
島根県道351号出雲路自転車道線 重複区間起点 大社町杵築西
島根県道29号大社日御碕線
島根県道351号出雲路自転車道線 重複区間終点
大社町杵築北
島根県道161号斐川出雲大社線 大社町杵築東
島根県道28号出雲大社線 大社町菱根 菱根交差点
島根県道276号遙堪今市線 大社町遙堪(ようかん) 遙堪交差点
島根県道278号矢尾今市線 矢尾町(やびちょう) 矢尾交差点
国道431号 / 東林木バイパス 矢尾町
国道431号 / 東林木バイパス 東林木町
島根県道275号十六島直江停車場線 平田町 本田橋交差点
島根県道232号小伊津港線 西平田町 平田本田交差点
島根県道159号出雲平田線 平田町 京町交差点
島根県道184号平田荘原線 平田町 寺町交差点
島根県道228号平田停車場線 平田町 雲州平田駅前交差点
島根県道23号斐川一畑大社線 重複区間起点 平田町 平田新田交差点
島根県道352号宍道湖湖北自転車道線 重複区間起点 鹿園寺町(ろくおんじちょう)
島根県道352号宍道湖湖北自転車道線 重複区間終点 小境町
島根県道23号斐川一畑大社線 重複区間終点 小境町 一畑薬師入口交差点
島根県道352号宍道湖湖北自転車道線 重複区間起点 小境町
島根県道352号宍道湖湖北自転車道線 重複区間終点 松江市 大野町
島根県道266号大野魚瀬恵曇線
島根県道352号宍道湖湖北自転車道線 重複区間起点
大野町
島根県道352号宍道湖湖北自転車道線 重複区間終点 打出町
島根県道352号宍道湖湖北自転車道線 重複区間起点 西浜佐陀町
島根県道352号宍道湖湖北自転車道線 重複区間終点 西浜佐陀町
島根県道264号講武古江線 西浜佐陀町
島根県道37号松江鹿島美保関線 重複区間起点 東茶町 宍道湖大橋北詰交差点
島根県道37号松江鹿島美保関線 重複区間終点 殿町 幸橋交差点
島根県道21号松江島根線 / 旧道 南田町 鍛冶橋交差点
島根県道260号本庄福富松江線 米子町(よなごまち) 米子町交差点
島根県道352号宍道湖湖北自転車道線未供用 大輪町(だいりんちょう)
島根県道21号松江島根線 重複区間起点 菅田町(すがたちょう) 附属中前交差点
島根県道21号松江島根線 重複区間終点 下東川津町
国道485号 / 松江だんだん道路
国道485号 重複区間起点
下東川津町 3 川津IC
島根県道252号枕木山線 邑生町(おうちょう)
島根県道260号本庄福富松江線 野原町
島根県道152号松江七類港線 手角町(たすみちょう)
島根県道338号美保関八束松江線 美保関町下宇部尾
国道485号 重複区間終点 美保関町森山
鳥取県道・島根県道2号境美保関線 重複区間起点 美保関町森山 [注釈 6]
鳥取県道・島根県道2号境美保関線 重複区間終点 美保関町森山
鳥取県道47号米子境港線
鳥取県道301号境外港線
鳥取県道502号米子境港自転車道線
鳥取県 境港市 上道町(あがりみちちょう) 上道町交差点
鳥取県道221号余子停車場線 竹内町(たけのうちちょう) 竹内団地入口交差点
鳥取県道271号米子空港線 佐斐神町(さいのかみちょう) 空港入口交差点
鳥取県道178号大篠津停車場線 米子市 大篠津町 大篠津町交差点
鳥取県道300号米子環状線 重複区間起点 和田町 下和田交差点
鳥取県道300号米子環状線 / 支線 夜見町 夜見町交差点
鳥取県道317号両三柳西福原線 河崎 河崎交差点
鳥取県道245号両三柳後藤停車場線
鳥取県道300号米子環状線 重複区間終点
両三柳(りょうみつやなぎ) 卸団地入口交差点
鳥取県道207号皆生西原線 皆生(かいけ)5丁目 皆生交差点
鳥取県道206号皆生車尾線
鳥取県道300号米子環状線 重複区間起点
皆生新田2丁目 労災病院入口交差点
鳥取県道300号米子環状線 重複区間終点 皆生新田2丁目
鳥取県道262号日吉津伯耆大山停車場線 重複区間起点 西伯郡 日吉津村 日吉津 日吉津交差点
鳥取県道262号日吉津伯耆大山停車場線 重複区間終点 日吉津 日吉津東交差点
国道9号 米子市 二本木 二本木交差点
E9 山陰自動車道
E73 米子自動車道
赤井手 米子自動車道入口交差点 / 終点
E9 山陰道 16 米子東IC
E73 米子道 6 米子IC
東林木バイパス
国道431号 / 現道 島根県 出雲市 矢尾町 バイパス起点
国道431号 / 現道 東林木町 バイパス終点

脚注

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注釈

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  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
  2. ^ 2005年3月22日 2市4町と合併し出雲市となり、同市は廃止
  3. ^ 2005年3月31日、1市6町1村と合併し松江市となる。
  4. ^ a b c d e f g 2022年3月31日現在
  5. ^ 当該区間が国道に指定された経緯は不明だが、もともと町内の生活道路である。
  6. ^ 宇井渡船場バス停付近。

出典

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関連項目

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外部リンク

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