国道290号
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一般国道 | |
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国道290号 | |
地図 | |
総延長 | 155.0 km |
実延長 | 138.5 km |
現道 | 137.3 km |
制定年 | 1970年(昭和45年) |
起点 | 新潟県村上市 石原交差点(北緯38度13分33.33秒 東経139度29分38.33秒 / 北緯38.2259250度 東経139.4939806度) |
主な 経由都市 |
新潟県新発田市、三条市、長岡市 |
終点 | 新潟県魚沼市 四日町交差点(北緯37度14分28.73秒 東経138度57分37.04秒 / 北緯37.2413139度 東経138.9602889度) |
接続する 主な道路 (記法) |
国道7号 国道113号 国道460号 国道49号 国道289号 国道17号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
国道290号(こくどう290ごう)は、新潟県村上市から魚沼市に至る一般国道である。
概要
[編集]村上市から山側を経由して、下越・中越地方の内陸部の市町村を縫うように走る。
路線データ
[編集]一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
- 起点:村上市[注釈 2](村上市石原交差点=国道7号上、新潟県道3号新潟新発田村上線終点)
- 終点:新潟県北魚沼郡小出町[注釈 3](魚沼市四日町字中田、国道17号・国道252号・国道291号交点)
- 重要な経過地:新潟県岩船郡神林村[注釈 2]、同郡関川村、新発田市、同県北蒲原郡安田町、五泉市、加茂市(黒水)、同県南蒲原郡下田村[注釈 4]、栃尾市[注釈 5]、同県北魚沼郡守門村[注釈 3]、同郡広神村[注釈 3]
- 総延長 : 155.0 km(重用延長を含む)[2][注釈 6]
- 重用延長 : 16.5 km[2][注釈 6]
- 未供用延長 : なし[2][注釈 6]
- 実延長 : 138.5 km[2][注釈 6]
- 指定区間:国道7号、国道49号と重複する区間(村上市(起点) - 瀬波温泉IC入口交差点、新発田市・三日市交差点 - 島潟交差点、阿賀野市・原町交差点 - 馬下橋東詰交差点)[3]
歴史
[編集]- 1970年(昭和45年)4月1日[4] - 一般国道290号(新潟県新発田市 - 北魚沼郡小出町(現・魚沼市))
- 1975年(昭和50年)4月1日 - 一般国道290号(新潟県村上市 - 北魚沼郡小出町(現・魚沼市))
- 1983年(昭和58年)9月6日 - 人面トンネル開通[5]
- 1992年(平成4年)10月27日 - 石峠トンネル開通[6]
- 2003年(平成15年)10月8日 - 栃尾東バイパスが全線開通[7]
- 2013年(平成25年)3月25日 - 荒町バイパスが暫定2車線で供用開始[8]
- 2018年(平成30年)9月19日 - 大島バイパスが全線開通[9]
路線状況
[編集]別名・通称
[編集]- 越後やまなみライン[7]
バイパス
[編集]- 上助渕バイパス(村上市上助渕 - 殿岡、1.7 km):2010年(平成22年)10月13日供用[10]。
- 大島バイパス(関川村桂 - 胎内市小長谷間延長4,080 m。全線開通)[11][9]
- (関川村土沢、1,130 m):2018年(平成30年)9月19日開通[12][13]
- (関川村土沢 - 同村山本、0.6 km)[14]:2006年(平成18年)3月供用済み
- (関川村山本 - 胎内市小長谷、2.35 km)[14]:2009年(平成21年)9月3日供用[15]。
- 当初計画では、関川村桂 - 胎内市小長谷間6.4 kmであったが、関川村桂 - 同村大島間2.4 kmについては既存の高田橋を補修することとして計画から削除し、名称も桂小長谷バイパスから大島バイパスに改称された。現道部は幅員狭小で歩道がない集落内を通り、クランク状の踏切を渡ることから交通の円滑化を目的として、1992年度(平成4年度)に事業着手した。
- 鼓岡バイパス(胎内市栗木野新田 - 同市鼓岡)
- 菅谷バイパス(新発田市菅谷)
- 早道場バイパス(新発田市早道場)
- (新発田市新富町二丁目)
- (新発田市新富町一丁目(法務局前交差点) - 同市本町三丁目)
- ルート変更区間(新発田市大栄町(大栄町交差点) - 同市荒町(荒町交差点))
- 荒町バイパス開通に伴い、国道460号より指定変更された区間
- 荒町バイパス(新発田市荒町(荒町交差点 - 東荒町交差点)。暫定2車線)
- 荒川バイパス(新発田市荒川)
- 阿賀野バイパス(阿賀野市保田 - 同市六野瀬(下六野瀬交差点))
- (三条市滝谷(高屋敷(東)交差点) - 同市荻堀)
- 人面改良(ひとづらかいりょう・長岡市人面)[16][17]
- 栃尾東バイパス(長岡市巻渕三丁目 - 長岡市宮沢)[7]
- 片側に歩道を備える延長約2.9 km、総幅員22.0 mのバイパスで、1975年度(昭和50年度)に着工し、2003年(平成15年)10月8日に全線開通した。
- (長岡市栗山沢 - 魚沼市高倉字貫木)[18][6]
重複区間
[編集]- 国道7号(村上市(起点) - 村上市・瀬波温泉IC入口交差点)
- 国道113号(関川村・高田橋入口交差点 - 関川村大字土沢)
- 国道7号(新発田市・三日市交差点 - 新発田市・島潟交差点)
- 国道49号(阿賀野市・原町交差点 - 阿賀野市・馬下橋東詰交差点)
- 国道289号(三条市滝谷 - 三条市荻堀)
- 国道291号(魚沼市並柳 - 魚沼市四日町(終点))
- 国道252号(魚沼市渋川 - 魚沼市四日町(終点))
道路施設
[編集]橋梁
[編集]- 落合橋(岩船郡関川村・百川)
- 女川橋(岩船郡関川村・女川)
- 高田橋(岩船郡関川村・荒川)[19]
- 橋長 - 301.9 m
- 開通 - 1966年度(昭和41年度)
- 土沢跨線橋(岩船郡関川村土沢・大島バイパス・米坂線)[9]
- 鍬江沢川橋(岩船郡関川村山本 - 胎内市鍬江・大島バイパス・鍬江沢川)[11][20][15]
- 鼓岡大橋(胎内市・鼓岡バイパス・胎内川)[19]
- 橋長 - 278.0 m
- 開通 - 1986年度(昭和61年度)
- 荒町跨線橋(新発田市・新発田南バイパス(荒町バイパス)・羽越本線)[21]
- 早出川橋(五泉市・早出川)[19]
- 橋長 - 278.1 m
- 開通 - 1970年度(昭和45年度)
- 艶柳橋(加茂市・加茂川)
- 新曲谷橋(三条市曲谷・鹿熊川)
- 新外谷橋(三条市・鹿熊川)[19]
- 開通 - 1989年度(平成元年度)
- 新五十嵐橋(三条市鹿峠 - 三条市荻堀・五十嵐川)[19]
- 橋長 - 178.6 m
- 開通 - 1990年度(平成2年度)
- 人面トンネル(三条市大平 - 長岡市人面)[5][19]
- 延長 - 380.0 m
- 開通 - 1983年(昭和58年)9月6日
- 人面橋(長岡市人面・人面改良・塩谷川)
- とちお大橋(長岡市・栃尾東バイパス)[19][28][7]
- 橋長 - 203.5 m
- 形式 - 4径間桁橋
- 工法 - カンチレバー工法
- 幅員
- 車道 - 6.5 m
- 歩道 - 片側3.0 m
- 開通 - 2003年(平成15年)10月8日
- 地上高約25.0 mで中央部にバルコニーが設置されている。完成当時、栃尾市内最長。
- 宮沢橋(長岡市・刈谷田川)[29]
- 竣工 - 1994年度(平成6年度)
- 石峠トンネル(長岡市 - 魚沼市。旧道は現在通行止め)[19][30][18][6]
- 高倉橋(魚沼市高倉・西川)[31][32][33]
- 渋川橋(魚沼市・破間川)
道の駅
[編集]- R290とちお(長岡市)
地理
[編集]通過する自治体
[編集]交差する道路
[編集]※重複区間を除く
- 国道7号(村上市・石原交差点 - 瀬波温泉IC入口交差点)
- 国道113号(岩船郡関川村・高田橋入口交差点 - 関川村大字土沢)
- 国道7号(新発田市・三日市交差点 - 島潟交差点)
- 国道460号(新発田市・荒町交差点)
- 国道49号(阿賀野市・原町交差点 - 馬下橋東詰交差点)
- 国道289号(三条市滝谷 - 三条市荻掘(荻堀交差点))
- 国道17号(魚沼市四日町)
主な峠
[編集]- 桃川峠(標高130 m):新潟県村上市 - 新潟県岩船郡関川村
- 梨ノ木峠(標高120 m):新潟県胎内市
- 楢木峠(標高110 m):新潟県三条市
- 人面峠(標高120 m):新潟県三条市 - 新潟県長岡市
- 石峠(標高450 m):新潟県長岡市 - 新潟県魚沼市
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2019年10月31日閲覧。
- ^ a b c d e f g “表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2023. 国土交通省道路局. 2024年4月16日閲覧。
- ^ “一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年11月27日閲覧。
- ^ “広報とちお No.370 昭和62年10月号” (PDF). 栃尾市. pp. 1 - 5 (1987年10月10日). 2020年6月7日閲覧。
- ^ a b “広報とちお No.322 昭和58年10月号” (PDF). 栃尾市. p. 9 (1983年10月10日). 2020年6月7日閲覧。
- ^ a b c “広報とちお No.430 平成4年11月号” (PDF). 栃尾市. p. 3 (1992年11月10日). 2020年6月7日閲覧。
- ^ a b c d “広報とちお No.562 平成15年11月号” (PDF). 栃尾市. p. 7 (2003年11月5日). 2020年6月7日閲覧。
- ^ a b 新発田地域振興局地域整備部道路課 (2013年3月25日). “【新発田】一般国道290号 荒町バイパス”. 新潟県ホームページ. 新潟県. 2016年10月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月5日閲覧。
- ^ a b c 村上地域振興局地域整備部道路課 (2019年6月29日). “一般国道290号大島バイパスが開通します”. 新潟県村上地方地域振興局. 2020年6月5日閲覧。
- ^ 「国道290号「上助渕バイパス」の開通のお知らせ」(PDF)『市報むらかみ』第31号、村上市、2010年10月1日、6頁。
- ^ a b “平成26年度 再評価実施後5年経過した事業箇所の再評価項目表” (PDF). 平成26年度第1回新潟県公共事業再評価委員会. 新潟県. pp. 5 - 8. 2020年6月7日閲覧。
- ^ “一般国道290号 大島バイパスが開通します 9月19日(水)午後3時” (PDF). 新潟県 (2018年9月10日). 2018年9月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月19日閲覧。
- ^ “広報せきかわ No.690 平成30年10月1日号” (PDF). 関川村. p. 7 (2019年10月1日). 2020年6月7日閲覧。
- ^ a b 村上地域振興局地域整備部道路課. “【一般国道290号大島バイパス】”. 新潟県ホームページ. 新潟県. 2017年12月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月7日閲覧。
- ^ a b “広報せきかわ No.581 平成21年9月1日号” (PDF). 関川村. p. 10 (2009年9月1日). 2020年6月7日閲覧。
- ^ “管内の道路開通予定をお知らせします”. 新潟県長岡地域振興局地域整備部 (2020年5月25日). 20120-06-05閲覧。
- ^ “一般国道 290号(人面改良)” (PDF). 新潟県長岡地域振興局地域整備部. 2020年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月5日閲覧。
- ^ a b “広報とちお No.427 平成4年8月号” (PDF). 栃尾市. pp. 2 - 7 (1992年8月10日). 2020年6月7日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “新潟県の道路建設のあゆみ”. 新潟県土木部道路建設課 (2019年3月29日). 2020年6月2日閲覧。
- ^ “橋梁年鑑 平成20年版” (PDF). 日本橋梁建設協会. p. 145. 2020年6月5日閲覧。
- ^ 一般国道290号 荒町バイパス.新潟県新発田地域振興局地域整備部 - ウェイバックマシン(2019年5月10日アーカイブ分)
- ^ a b c d e f g h i j “鐵骨橋梁年鑑 昭和41年版” (PDF). 日本橋梁建設協会. pp. 170, 171. 2020年7月1日閲覧。
- ^ “馬下橋1966-4-26”. 土木学会附属土木図書館. 橋梁史年表. 土木学会. 2020年7月1日閲覧。
- ^ “新潟県告示第694号” (PDF). 新潟県報平成19年定期第24号. 新潟県 (2007年3月27日). 2020年7月1日閲覧。
- ^ “馬下橋架け替え促進大会を開催” (PDF). 広報ごせん No.267 2017年(平成29年)2月10日号. 五泉市 (2017年2月10日). 2020年7月1日閲覧。
- ^ “早期着手を要望 馬下橋架け替え促進期成同盟会が総会” (2017年9月5日). 2020年7月1日閲覧。
- ^ “【長岡】一般国道290号人面橋開通式を行います”. 新潟県長岡地域振興局地域整備部. 2020年7月1日閲覧。
- ^ “広報とちお No.538 平成13年11月号” (PDF). 栃尾市. p. 12 (2001年11月5日). 2020年6月7日閲覧。
- ^ “広報とちお No.459 平成7年4月号” (PDF). 栃尾市. p. 3 (1995年7月5日). 2020年6月7日閲覧。
- ^ “広報とちお No.407 平成2年11月号” (PDF). 栃尾市. pp. 5, 6 (1990年11月10日). 2020年6月7日閲覧。
- ^ “令和2年度 魚沼地域振興局 地域整備部 主要事業” (PDF). 新潟県. 2020年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月5日閲覧。
- ^ “橋梁更新妥当性確認シート 一般国道290号(高倉橋更新)” (PDF). 新潟県. 2020年6月5日閲覧。
- ^ “一般国道290号高倉橋が開通します”. 新潟県魚沼地域振興局地域整備部. 2020年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月5日閲覧。